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ボートレース特集 > GⅠ徳山クラウン争奪戦
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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明日から新鋭…… ※徳山ボートTOPIC付き

徳山クラウン争奪戦は、池田浩二の優勝で幕を閉じました。表彰式でも言っていましたが、先日の尼崎GⅠは原田幸哉のV、そして今回は池田と、2011年初っ端から愛知支部が飛ばしてますね~。池田のゴールシーンを見て、今年も記念戦線が始まったことを改めて、実感した次第です。

2011_0123_0682 今節もご覧いただきまして、ありがとうございました。緊急参戦ではありましたが、いかがでしたでしょうか。ぜひまた徳山ボートさんの記念レースに参戦する機会があれば、と願うわけですが……そのボートレース徳山では、2月9日から「モーニングレース」がスタートします! 現在、芦屋ボートで「サンライズレース」という早朝レースが好評を博していますが、同様のレースがここ徳山でも始まるのです!2月9日から3月31日まで、早朝から徳山ボートが満喫できる!

【進行時間】
第1R=スタート展示 9時03分/発売開始 9時08分/発売締切 9時23分
第12R=スタート展示 14時27分/発売開始 14時32分/発売締切 14時51分
【企画番組】
●第1R
『モーニングSP』
グレードアップしたグッドモーニングとくやま
編成内容:1号艇にA級選手、2~6号艇にも主力選手が編成され、しかも進入固定戦というW企画!
●第2R
『グランプリ戦』
全国でもっとも早いグランプリ(最高峰)レース
編成内容:シリーズリーダーや近況好調選手、機力上位選手等を中心に全国で最も早いグランプリレース!
●第3R
『プライド戦』
もうひとつのモーニングレース
編成内容:A級選手が軸となる番組編成で第1Rに続く進入固定戦!
●第8R
『お昼のゴチ走戦』
日替わりのお楽しみ企画レース
編成内容:お昼のランチタイムに、日替わりの企画番組でゴチ勝負!

こちらもぜひぜひお楽しみに~。

2011_0123_r12_0522 さて、当ボートレース特集の次回は……明日! そうです、このまま宮島に転戦するのであります! 明後日25日に開幕する新鋭王座決定戦を、明日の前検から30日の最終日まで、現地レポートしてまいりますので、このまま引き続き!よろしくお願いいたします。2週間連チャンですが、どうぞよろしく。

というわけで、取材班は管理解除……ではなく、これから宮島に向かいます。明日からもどうぞよろしくお願いします!(PHOTO/中尾茂幸)


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徳山GI優勝戦 私的回顧

逃げる精密機械

12R優勝戦
①池田浩二(愛知)08
②深川真二(佐賀)07
③井口佳典(三重)03
④白井英冶(山口)04
⑤田村隆信(徳島)09
⑥重成一人(香川)10

2011_0123_r12_0546  息子の誕生日に花を添えたい田村。その渾身のまくり差しが、突き刺さったかに見えた。クレバーな田村はこの展開を昨日から想定していた。
「すごく伸びる白井さんの外から行きます」
 こう宣言したものだ。そして、4カドの白井は攻めた。凄まじい行き足だった。トップSの井口を瞬時に置き去りにする足。半艇身ほど覗いたところで、白井が絞りはじめる。「そりゃ困る」
 井口は抵抗しながら、先に握った。玉突き状態で深川に接触する。2・3・4号艇がもつれたそのとき、一片の迷いもなく狙いすました田村の全速差しが3艇を蹴散らした。スパーーーンとナイフで切り裂くような割り差し!! 直前の11Rでも三嶌誠司が5コースまくり差しを決めたのだが、それよりもはるかに鮮烈な決め差しだった。おそらく田村は、脳裏に描いていた勝ちパターンどおりの航跡をなぞっていたはずだ。1マーク付近で見ていた私も、「田村、やりやがった!!」と確信したほどだ。
2011_0123_r12_0568  だが、こんなにも完璧な全速攻撃でも、影さえ踏めぬ敵がひとりだけいたのだな。田村がバック直線を向いたとき、池田はもう3艇身前を走っていた。もつれたセンター勢に目を奪われていた私は、池田がどんなターンをしたか見ていない。見てはいないが、田村を嘲笑うような位置にいたことだけで推測できた。艇界屈指の動体視力、艇界屈指の身体能力、無類のインコース巧者、節イチ級のパワー、さらに今節のスロー発進はコンマ06、09、08ときて今日も08という素晴らしいS勘……このすべての要素がフル稼働すれば、美しすぎる乾坤一擲のまくり差しさえも子供扱いしてしまうのだ。田村よ、今日はちょっとばかり相手が悪すぎたね。

2011_0123_r12_0599  走る精密機械。
 かつて、正確無比なラップを刻んで逃げるトーヨーアサヒという馬が、こう呼ばれた時代があった。ときどき私は、池田浩二というレーサーを見ていてこのニックネームを思い出す。端正な顔でクールな応対、精密なスタートに精緻なターン。今日の異次元のような強い逃げっぷりを見て、私はやっぱりこの比喩を想起していたのだった。今日の、いや今節の池田は、「逃げる精密機械」という表現がぴったりの強さだった。 

2011_0123_r12_0535  最後に、F持ちの身にも関わらずタッチ際(おそらく全速で)まで踏み込んだ井口と白井には拍手を贈りたい。もし、彼らがここで2本目のFを切ったら、F休みやGI斡旋停止やB級降格など多大な苦難を背負う身の上だった。だがしかし、井口はファンの前で「Fを持っていますが」の質問に間髪入れずに「関係ないです、行きます!」と答え、有言実行を果たした。

2011_0123_r12_0622  また、白井は選手班長という重責を抱えながら、それでも怯むことなくギリギリまで攻めた。こんな命知らずの男たちがいるからこそ、ボートレースはやめられないのだ。選手同士で1億円の賞金(元々は我々のカネですw)を争うだけの価値を認めるし、我々もなけなしのカネを彼らの勇気に注ぐことができるのだ。「Fの罰則を厳しくしたり、出走回数の敷居を高くしたりというネガティブなF防御策が、逆にボートレースの醍醐味を失いファンの足が遠のくことにもなる」とこの場を借りて書かせてもらう。(photos/中尾茂幸、text/H)

 


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THEピット――最後の最後まで

2011_0123_0309   10R発売中、ピットを覗き込むと、屋外ペラ調整場で井口佳典と田村隆信が黙々とペラを叩いていた。時折言葉を交わしてはいるが、これが最後の調整ということもあってか、会話は長くは続かない。閑散としているピットには、ただただ二人の奏でるトンカントンカンという音だけが響き渡っている。
 やがて、まずは田村が作業を終えて、ゲージなどを片づけ始めた。井口はもう少し長く作業を続けて、それほど時間差はなく、ペラをモーターに装着し始める。さあ、いよいよ優勝戦!
 …………トンカン、トンカン、トンカン。
 おかしい。井口も田村も調整を終えたのに、ピットには金属を叩く音がなおも響いている。空耳? 耳鳴り? 脳みそにペラを叩く音が植えつけられてしまった?
 慌てて整備室に向かい、中を覗き込む。いた。まだペラを叩き続けている人間が。
2011_0123_0114  池田浩二だった。
 今節、いちばん最後の最後まで調整作業をしていたのは、優勝戦ポールポジションのこと男だったことになる。モーターは出ているはずの、人気をかぶってレースに臨むことになるこの男が、もっとも長く仕事をしていたのだ。
 装着場を見渡すと、すでに白いカウリングのボートはそこにはない。すでに着水されて、重成一人のグリーンのボートの隣に係留されていたのだ。ペラを叩いて、ボートに乗って、またペラを叩いて、またボートに乗って。池田は延々と繰り返していたのである。
 10Rが終わると、装着場にあった4艇の優勝戦ボートが次々と着水されていく。池田は整備室から駆け足で係留所に向かい、ペラを装着。重成はその頃ボートを展示ピットにつけ、4艇のうち先に着水した深川真二と田村隆信はゆっくりと展示ピットへとボートを向けていた。おっと、深川のモーターがなかなか始動しないぞ。深川は何度もスターターロープを引くのに、なぜかエンジンがかからない。ボートはゆっくりどころか、ゆらゆらと漂いながら、わずかずつ前に進んでいく。
2011_0123_0215 「どうもすみませんっ!」
 深川が笑いながら叫んだ。視線の先には、池田浩二。漂う深川のボートが、池田の進路をふさぐ形になっており、池田は深川の通過を係留所で待っていたのだ。池田を見ると……ヘルメットをかぶっている! まだ試運転をやるつもりなのか。
 ようやくエンジンがかかった深川は、すーっと池田の前から消える。その瞬間、池田は水面へ。いちばん最後まで試運転をしていた男も、池田浩二だった、というわけだ。
 池田が試運転を終えて、展示ピットにボートをつけた頃に、白井英治がボートをリフトに運んでいる。装着場にいちばん最後まで残っていたボートは、白井のものだったのだ。白井が展示ピットに係留して、6艇がすべて揃った。しかし……展示ピットから最後に上がってきたのは、池田のほうである。白井は係留した後、素早く点検を行なって控室へと向かっている。その後も池田は乗艇したまま点検等の作業を続けて、最後の最後まで展示ピットにとどまり続けたのだ。ここでも、トリを務めしは池田浩二……。
2011_0123_0462  池田はどうやら、ペラを交換するかしないかを最後まで迷っていたようである。新ペラを使いたい気持ちはあるが、優勝戦で換えるのはある意味バクチ。調整が間に合わなければ、昨日までのペラで行くつもりだったようだ。
「注入!」
 展示ピットから上がってきた池田は、親しい関係者と顔を合わせると、そう言い放って控室へと消えた。調整が間に合ったのだ。最後の最後までペラを叩き、試運転をし、点検もして、ペラ交換の手応えを完全に掴んだ。最後の最後まで、が実を結んだのである。

2011_0123_0121  優勝戦が終わって、ウィニングランを控えた勝者以外がピットへと戻ってくる。2着、準Vの田村隆信を、近藤稔也が満面の笑顔で出迎えた。惜しかったな、という表情でもあり、いいレースだったな、という表情でもある。まくり差しでバック水面に飛び出し、その後も猛追したレースぶりは、たしかに健闘と言うべきものだった。近藤の表情を見て、田村もヘルメットをかぶったまま、笑顔を見せる。満足そうではなかったけれども、やれることはすべてやったという思いはあっただろう。
2011_0123_0160 「いや~、精一杯、やね」
 井口佳典は、こちらの顔を見て、苦笑い混じりの笑顔を向けてきた。たぶん、無念そうな顔で井口を見ていたのだろう。コンマ03のぶち込みスリット、伸びてきた4カド白井英治への抵抗。それこそ、やるべきことをすべてやり尽くしたレースぶり、そしてその思いが報われなかったことは、残念に思われてならなかった。そこで笑って見せるのが、井口佳典という男である。敗者に気遣いをさせてしまったようで、ついペコペコと何度も頭を下げると、井口はさらに笑って会釈を返してきた。
2011_0123_r12_0699_2  その前、深川真二はカポックを脱いだ後に、井口とともにピットへと戻ってきている。こちらは、そのまんま苦笑い。どうやらスリットから1マークまでを振り返り合っていたようで、あれ以上は行けないよな~、仕方ないよな~、という意味の言葉が聞こえてきている。深川もコンマ07、準優でタッチスタートを行ったにもかかわらず、ここもしっかり踏み込んできた。こちらもやるべきことはやったのであって、苦笑いが浮かぶのが当然というものだ。そして、結果的に前をカットされるような格好になった井口に対して、自分の上を行くスタート度胸と勘を称えてもいただろう。
2011_0123_0435  重成一人も同様に苦笑い。ただし、深川のそれとは意味が違っていたように思える。なにしろこちらは6コース。深川に比べれば自力でできる範疇は限られている。ただ、おそらくは田村がたどった航跡を重成も狙っていただろうな、と思う。実際、田村の艇尾をなぞるような道筋を通っているのだ。モーター返納で顔を合わせて、重成は田村をからかうように笑顔を見せてもいた。コースがもうひとつ内なら……そんなため息も聞こえたような気がした。
2011_0123_0354 もっとも脱力した様子だったのは、やはり白井英治だ。目元に力がまるでないまま、返納作業を行なっていたのだ。地元の記念だ、敗れて落胆するのが当たり前。山口支部の後輩たちに囲まれながら、落ち込んだ様子を隠そうともしない白井は、見ていてつらいものがあった。といっても、寺田祥に声をかけられると、笑顔も浮かんでいる。寺田とはしばしレースを振り返っていたが、盟友というべき同県同世代の友の言葉は、それが厳しいものであったとしても、癒しとなっているはずである。4カドからコンマ04の激スリットを決めて内を絞り込んでいった、そのレースぶりは、やっぱりやるべきことをやり尽くしたもの。寺田と話し込む白井の表情には、そうした充実感も見て取れたのだった。

2011_0123_r12_0646  優勝は池田浩二である。最後の最後まで調整を続けた男が、真っ先にターンマークを回り、真っ先にゴールに飛び込んだ。まさしく、やるべきことをやり尽くしたことが報われた瞬間だった。
 池田の笑顔は、純粋に勝利への歓喜である。出迎えた柳沢一、北川潤二には快心の笑顔を向けながら、一発二発と、何か叫んでいた(何を言ってるかはまるで聞き取れなかった・笑)。池田といえばクールなイメージだが、実はピットではけっこうお茶目である。仲間の前ではとびきりの笑顔を見せ、時にイタズラをしたりちょっかいを出したりして、周囲を笑わせたりもする。だから、優勝したら笑顔がはじけ、仲間とともに笑い合うのは、まあ織り込み済みのことではある。
 同時に、ここまで執念深くパワーアップを目指して、決して妥協することはない、という別の一面にも改めて気付かされた。その姿はむしろ泥臭く、また迫力さえも感じさせる。池田浩二=クールはどう考えても表面的あるいは池田が自意識過剰にふるまっているものであって、今日の池田浩二こそが彼の本質なのであろう。もちろん、爆発する笑顔も含めて、である。
 そんな池田がレース後のピットでもっとも笑顔が深くなったのは、寺田祥に声をかけられた瞬間だった。二人は同期である。寺田は白井をねぎらいながら、池田の姿を見かけると祝福するために駆け寄ったのだ。
「キフ、キフね」
「おぉ、キフ、キフ」
2011_0123_r12_0747  二人の間でそんな会話が交わされており、何のこっちゃと思ったら、その謎は表彰式で明らかになっている。テラショーが周南市に寄付を行なっており、優勝したら池田も寄付すると話がついていたらしい。キフとは寄付でしたか。ワタシも舟券をバチコーンと当ててたら、いくらでも寄付しましたのですけれども……。
 ともあれ、池田から寄付という言葉が出たのも意外であった(いや、別にそんなことするようなヤツじゃないと思ってたわけじゃなくて)。今日の池田はさまざまな一面を見せてくれたわけである。最後の最後まで頑張ることの偉大さ、尊さも表現しながら……。もしかしたら、表彰式で徳山クラウンをかぶっておどけてる姿も、多くの人には意外な一面でしたかね。最後の最後まで、今日の池田には魅せられたなぁ……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『今節の池田とは喧嘩できませんっ!』予想

 さあ行こう、優勝戦!

12R優勝戦
①池田浩二(愛知)
②深川真二(佐賀)
③井口佳典(三重)
④白井英冶(山口)
⑤田村隆信(徳島)
⑥重成一人(香川)

進入123/456

 1マークを演出するのは4カドの白井ではなく井口だと思います。宣言どおりにSをぶち込んでのまくり差し狙い。ただ、スリットで半艇身くらい覗いても、深川のセカンド足が超絶なので伸び返される。そこで
A/井口が無理に絞れば、深川も握って競りになりあさっての方向に流れるでしょう。こうなれば、池田が逃げて、井口マークの白井とアウトから展開を突く重成が続く1-4=6の筋。
B/スタート同体、または深川の伸び返しで井口が攻めを自重すれば、池田&深川パワー断然コンビの一騎打ち。1=2にやや無理筋ですが配当の妙味を優先して重成をくっつけちゃいます。

3連単★1=2-6、1-46-46

 人気の池田から買うと決めた以上、絞りに絞ってこの4点で勝負!! これはもう、池田というより重成頼みか。頼むぞ、ひちょり~~!!!! 


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“本紙予想”徳山クラウン争奪戦 優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=池田 まくられ率8.9% 差され率14.3%
2コース想定=深川 逃がし率32.2%
深川の逃がし率は低めだが、井口も白井もセンターからはまくり差しが多い。しっかり先マイすれば池田の逃走濃厚。ヒモ穴は白井か田村が握った内を突く重成。
◎池田 ○井口 ▲白井 △重成
3連単1-346-全 


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不思議な?ドラムユニット『Pan-Juice』登場!

 2011_0123_0288 7Rの発売中、東スタンド特設ステージにスティールドラムの美しい音色が鳴り響きました。演奏するは、山口県を中心に活躍しているドラムユニット『Pan-Juice』。民族衣装を着たメンバーたちが、ドラム缶から作られた不思議なドラマを叩きつけます。ラテン系のフォルクローレや聖歌『アヴェ・マリア』など、心癒される楽曲に会場のファンはうっとり酔いしれました。
 この演奏は9R発売中にも聴くことができますっ!!。

2011_0123_0291


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優勝戦出場選手インタビュー!

    第6R発売中に優出選手出場インタビューが行なわれました! 会場の東スタンド特設ステージの前には、大観衆が集結! 拍手&歓声の一番人気はやっぱり白井英治。地元のヒーローにファンも大きな期待をかけています。コメントに対しての歓声ナンバーワンは、下の赤字でした。

2011_0123_0239 ①池田浩二(愛知)
「順調にきていると思います。乗り味はそんなによくないですね。最低ラインはある? はい。伸びはないと思いますが、行きアシの延長はいいと思います。グリップが来ればいいんですが。今日はペラ替えるかも。スタートは思った以上に速い。今日は全速で行きたいです。優勝する気で頑張ります」

2011_0123_0250 ②深川真二(佐賀)
「仕上がりは全体的にいいです。かかりと出足がいいですね。スタートは勘には合っています。2コースでもチャンスはあると思う。流れもいいですね。優勝できるよう頑張ります」

2011_0123_0256 ③井口佳典(三重)
「乗り心地が直らないですね。でも乗りにくさにも慣れたので、このままいきます。どちらかというと出足型です。3コースから。スタートは全速で通過していない。今日は全速でいかないと勝負にならないでしょう。F1本持ちは関係ありません。スタートから思い切りいきます」

2011_0123_0269④白井英治(山口)
「調整は少しズレていることもあるけど、大丈夫。アシは全部いいです。伸びはずっといいですけど、もう少しパンチをつけたいですね。スタートは入るのしか行ってないので、もう気持ち速いのを行きたいですね。スタートがハマればチャンスはある。4コースからダッシュに引きます。面白いレースを作っていきたいですね。優勝しか考えていません」

2011_0123_0272⑤田村隆信(徳島)
「伸び気味だったけど、少し落として乗り心地をつけました。出足は弱いと思います。ダッシュのスタートは見えてます。ただ、なかなかいい隊形にはならないですね。コースは入れるなら入りますが、入れてもらえそうもないので、ダッシュのほうが展開はあるかなと思ってます。今日は息子の誕生日ですので、ダブルでいいことがあるといいですね」

2011_0123_0285⑥重成一人(香川)
「僕のペラで直線は一緒くらいですから、いいエンジンだと思います。ただ、胸を張れるところはないですね。スタートはだいたいわかっています。基本6コースから行きます。アタマまでといわれると難しいかもしれませんが……。同期の白井が4コースで展開がありそう? 正直頼りないので。舟券に絡めるよう頑張ります」

(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――異空間

2011_0122_0032  実に静かである。人影はほとんどなく、冷えた空気の中に物音も溶け込んでいく。この静謐さはすなわち神聖さだ――そんなふうに思えてくるのは、優勝戦の朝だからだろうか。ともかく、ファイナルバウトの朝にしては、驚くほど静かなのである。
 SGなどのいわゆる全国発売レースでは、最終日には大量の報道陣やテレビカメラでピットはにぎわう。だが、通常の記念レースではそうはならない。ピットにいるメディア関係者といえば、我々とJLCの中継スタッフのみ(それも最少限のスタッフで奮闘されている)。優勝戦の前になればスポーツ紙の記者さんもやってくるだろうが、これまた全国発売レースに比べれば、その人員は少ない。
 そんな環境のなかに身を置いていると、なんだか自分が特別な場所にいるような気がしてきて、ちょっとした優越感に浸ったりして。目撃者が少ないものを目の当たりにするというのは、気分が悪かろうはずがないのだ。
2011_0122_0368  井口佳典が屋外ペラ調整場で、ペラ叩き。ペラの翼面を目元にビッタリとつけて、凹凸や叩き残しをチェックしている。それは、井口のペラ調整のスタイルで、どの場でも見ることができるものだが、そのとき装着場には人っ気がまるでなく、そこにいたのは僕と井口のみ。ものすごくレアなものを見た気分になれたし、あたかも井口の時間をこちらが独占しているような錯覚すらあった。
2011_0121_0157  井口がペラ叩きに一段落つけて控室に消えると、整備室からあらわれたのは重成一人。整備室内のペラ調整場で三嶌誠司らとともに作業していた姿はその前に確認しており、一段落ついたところでボート回りの作業に入ろうとしたようだった。こちらの姿を確認すると、端正なマスクがふっと緩み、穏やかな表情のまま作業に取りかかる。そのとき、ピットにはやっぱり重成と僕がいるだけ。全国発売レースの優勝戦の日、優出メンバーの周囲にはテレビカメラが殺到したりするから、こんな状況になることは絶対にない。なんだか幻想を見ているような気になってきたぞ。
2011_0122_0568   重成がいったん整備室に戻ると、今度は田村隆信がやってきた。優出メンバーとここまでサシの状況になるなんて、もう現実離れした時間だとしか思えない。田村は屋外ペラ場に座り込み、ゲージなどを収めたケースを開いて、じっと考え込んでいた。どう作業するか、あるいはどのゲージを使おうか、悩んでいたのだろうか。今日は優勝することだけを考えての一発勝負が許される日。思い切った調整に踏み出す手だってあるわけなのだ。その様子をじーっと一人で観察していたら、JLCのピット解説をされている吉田清志さんがあらわれて、田村と会話を始めた。そこに別の人、しかも大先輩のヨシキヨさんが登場したことで、わけもなく僕は安堵した。どう考えても、ソワソワしてしまうような異空間だったのだ、今朝のピットは。

2011_0122_0178  1Rが終わり、エンジン吊りに選手たちが出てきて、ピットがとたんにざわつき始める。最終日は、レースを終えた選手のモーター返納があるため、レース後の動きはなかなかに慌ただしい。そんななかで、「最近、BOATBoyに僕の名前がほとんどないじゃないっすか!」などと仲口博崇にからかわれてアタフタしたりもしたのだが、これは余談も余談。というか、こちらはいつでも書く準備があるので、大活躍を見せてくださいね! というのはともかくとして、ここでようやく深川真二と池田浩二の姿を発見する。
2011_0122_0389  今節、深川の姿を目撃したのは、ほとんどがこうした他選手の出迎えの場面ではなかったか。作業をまったくしていなかったなんてことはもちろんあるはずもなく、試運転、当然レース後などに見かけてはいるのだが、印象としてはボートリフト周辺や選手仲間との輪のなかでばかり、そのキリリと鋭い男っぽい顔を見ていないような気がする。つまり、それほど余裕であるということだ。
2011_0122_0395  池田は、ペラ調整に励む姿は何度も見ており、つまり本人にとっては泣きコメントは決して煙幕ではない。ただし今朝は比較的ゆったりと過ごしているようで、1Rのエンジン吊りのあとは控室に戻って、次にピットにあらわれたのは2Rのエンジン吊りであった。昨日も書いたとおり、優勝戦の時間帯と朝では水位がまるっきり違うので、忙しく動き出すのはもっと後の時間帯ということになるだろう。結局、午前中にほとんど作業に取りかかる様子を見せなかったのは、池田と深川だったというわけである。
2011_0122_0312  ある意味で優勝戦の主役となる白井英治は、今朝も班長の動きを見せつつ、早々に準備を始めているようであった。といっても、行なったのはボート磨きとペラ磨き。試運転の前後にボートを丁寧に丁寧に磨くのは白井のルーティンであって、これはちっとも珍しい姿ではない。ペラを磨き始めたということは、ひとまず大きな修正はすでにする必要がなくなっているということで、このあとは折を見て試運転に出ていくことになるだろう。池田や深川と違って、その姿は何度も見かけているけれども、それは班長だからであって、非常に落ち着いて朝を過ごしている印象を受けた。雰囲気は、この人が超抜だと思う。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『第2回・王者カーニバル!!!!!!』

 昨日、イン(12戦10勝2着1回!!!!)で唯一舟券に絡まなかった松井。で、バカみたいに『王者カーニバル』などと銘打って、その松井のアタマ舟券をしこたま買っていたHです。結果は634の14万舟(東京の友人・野澤犬二君が、なんも考えんと機械的に三四郎ボックスをポチッと押してゲットしたとか……お、おめでとさん><)その直後は「もう二度とカーニバルなんかしない!」と思ったのですが、いやいやちょっと待てよ、ともうひとりの私。
 この連敗で少しでも人気が落ちるようなら、明日はもっと美味しい刈り入れができるぢゃないか。
 と。てなわけで、「今日こそ松井ピンピン」と勝手に信じてコロガシてみます!

王者コロガシ大作戦

5R
 ①平田忠則
◎②松井 繁
 ③飯島昌弘
 ④北川潤二
★⑤秋山直之
 ⑥谷村一哉
進入123/456

 有無を言わさぬ一撃差し。パワー抜けている秋山の2・3着付けでOK

3連単★王-5-全、王-全-5

  的中したら……
     ↓

9R
 ①仲口博崇
 ②飯島昌弘
◎③松井 繁
★④大峯 豊
 ⑤石橋道友
★⑥山一鉄也
進入123/456

 神をも恐れぬまくり、またはまくり差し。連動する大峯とパワー上位の山一へ。

3連単★王-46-全

 このカーニバルで軍資金を100倍くらいにして、優勝戦に臨みます! その予想は10R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”徳山クラウン争奪戦最終日

おはようございます。Kです。本日もシステムトラブルにより更新が遅れました。申し訳ありません。すでに終わった予想も掲載しますが、2Rは当たってるなあ~。本命サイドですが。それにしても、今節は実に調子が悪かった。昨夜、H記者と痛飲しながらもろもろ考えましたが、最後まで新概念予想で押し通します。最終日は当たりまくりますように……。

1R
1コース想定=清水 まくられ率13.0% 差され率25.9%
2コース想定=西島 逃がし率38.5%
清水がインから踏ん張る。
◎清水 ○西島 ▲長尾 △江夏
3連単1-634-全

2R 
1コース想定=松本 まくられ率4.2% 差され率25.0%
2コース想定=黒崎 逃がし率47.2%
松本が黒崎をカベにして逃げ切る。
◎松本 ○黒崎 ▲大峯
3連単1-23-全 

3R 
1コース想定=川﨑 まくられ率4.2% 差され率27.1%
2コース想定=近藤 逃がし率24.0%
石橋が3コースからまくり差しを突き刺す。
◎石橋 ○川﨑 ▲石田 △山下
3連単3-145-全

4R 
1コース想定=菊地 まくられ率13.1% 差され率16.4%
2コース想定=三嶌 逃がし率49.2%
菊地がS踏み込んで逃走決める。
◎菊地 ○三嶌 ▲山一 △重野
3連単1-253-全 

5R 
1コース想定=平田 まくられ率19.1% 差され率21.3%
2コース想定=松井 逃がし率29.5%
松井が意地の2コース差し。
◎松井 ○平田 ▲秋山 △谷村 
3連単2-156-全

6R  
1コース想定=坪井 まくられ率15.2% 差され率15.2%
2コース想定=仲口 逃がし率39.7%
坪井がインから先マイで抜け出す。
◎坪井 ○柳沢 ▲後藤 △赤坂 
3連単1-463-全

7R 
1コース想定=江夏 まくられ率11.8% 差され率21.6%
2コース想定=寺田 逃がし率28.6%
濱崎の全速戦に乗って辻が抜け出す。
◎辻 ○角谷 ▲寺田 △江夏 
3連単4-521-全

8R 
1コース想定=吉村 まくられ率20.8% 差され率12.5%
2コース想定=松本 逃がし率40.5%
吉村が地元記念のラストを逃げて飾る。
◎吉村 ○川﨑 ▲佐藤 △丸岡
3連単1-345-全

9R 
1コース想定=仲口 まくられ率10.2% 差され率23.7%
2コース想定=飯島 逃がし率37.1%
松井が意地のまくり差しで不本意なシリーズを締める。
◎松井 ○大峯 ▲仲口 △石橋
3連単3-415-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=角谷 まくられ率6.8% 差され率38.6%
2コース想定=重野 逃がし率36.7%
角谷がインから逃走決める。重野との一騎打ちか。
◎角谷 ○重野
3連単1=2-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=丸岡 まくられ率15.2% 差され率32.6%
2コース想定=秋山 逃がし率41.5%
丸岡が最終戦で今節初白星。
◎丸岡 ○辻 ▲寺田 △三嶌 
3連単1-345-全 


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徳山クラウン争奪戦 いよいよ優勝戦! 最終日!

おはようございます。まずは、本日もシステム障害により、管理画面にログインすることができず、最初の更新が遅くなりました。ご覧いただいている皆様、またボートレース徳山のご関係者の皆様にお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

さて、とうとう最終日を迎えた徳山クラウン争奪戦。本日は優勝戦です! 熱戦必至の優勝戦は、もちろん第12R。16:45本場締切予定です!

2011_0122_0193 必殺の伸びがなかなかつかない阿波勝哉ですが、やはりファンの期待は大きいはず。最終日、どうかグイグイと伸びますように……。(PHOTO/中尾茂幸)


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最終日のイベント情報!

最終日(23日)のイベント情報

【豚汁無料サービス】
開門~
場所:中央広場東スタンド側

【Pan-Juiceショー】
第7、9レース発売中
場所:東スタンド特設ステージ

【似顔絵コーナー】
開門~16:00(1回300円)
場所:西スタンド内

【ラッキー舟券デー】
舟券の裏に「ラッキー舟券」と記入されていた方には、「ボートレース徳山オリジナルハンドタオル」をプレゼント!
商品の交換:インフォメーション及び指定席受付
※賞品の交換は当日限りとなります。

【指定席入場先着200名様】
場内利用券500円分進呈

【お子様サービス お菓子プレゼント】
第3、10レース発売中 先着50名様
場所:東スタンドインフォメーション前

【優勝戦出場選手インタビュー】
第6レース発売中
場所:東スタンド特設ステージ

【優勝選手表彰】
優勝戦終了後
場所:東スタンド特設ステージ

PanーJuiceとは!
山口県内を主に活動の拠点としているスティールパン・インスト・ユニット。
2005年秋吉台芸術村のスティールパン・ワークショップに参加したメンバー7人を中心に結成。
メンバーは20代~40代男女と幅広く、2006年には国民文化祭やまぐちにも出演を果たす。
その後、Dj Clubイヴェントから海、屋外ステージ、ストリート、お寺、各種施設関係まで活動のフィールドはとても幅広い。
2007年春『山口パフォーマンスネットワーク』へ参加。
2007年夏『住み良さ日本一おひろめ☆たい志』に認定される。
2007年11月 大分県竹田市にて開催された『竹楽』に於いて幻想的な竹燈籠の中でのスティールパン演奏を実現。
現在、ギター、ドラム、パーカッション、キーボード、サックス等他楽器をフィーチャーし快楽指数の高いセッションを繰り返しています。
(以上HPからの引用です)

B-1グランプリ、チャンピオンは焼肉 金龍「牛すじみそ煮」でした!

 場外発売は下記のとおりです。いよいよ優勝戦。ファイナルバトルに張り切って参戦しましょう!

●ボートレース場
平和島/浜名湖/蒲郡/常滑/三国/びわこ/住之江/尼崎/鳴門/丸亀/児島/宮島/下関/若松/芦屋/福岡/唐津

●ボートピア
BPなんぶ/BP河辺/BP川崎/BP大郷/BP玉川/BP岩間/BP習志野/BP市原/BP横浜/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BPまるがめ/BP朝倉/BP土佐/BP松江/BP呉徳山/BP勝山/BP高城/BP金峰/BP三日月/BPみやき

●ミニボートピア等
MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/MBP北九州メディアドーム/MBP長崎波佐見/MBP日向/MBP天文館/MBPさつま川内/MBP志布志/オラレ美馬/オラレ徳山/オラレ呼子/前売場外ミニット


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徳山GI準優ダイジェスト+ちょっぴり私的回顧

炎のタッチS!

10R
①深川真二(佐賀) 01
②角谷健吾(神奈川)03
③秋山直之(群馬)  12
④赤坂俊輔(長崎)  05
⑤三嶌誠司(香川)  02
⑥田村隆信(徳島)  07

2011_0122_r10_0713  徳山スタッフさんがオシッコをチビっちゃうんじゃない????と危惧するほどの灼熱電撃スリット。が、他の5選手がいくら頑張っても、インの深川がコンマ01っ!!!!のタッチSを決めてしまっては届かない。1マークを回った瞬間に節イチ級のレース足がフル稼働して1着が決まった。イン逃げ、圧勝。深川はスタートの50mほど手前で上体をしばらく立てていたのだが、それが功を奏したようだ。スリットだけでいうなら、薄氷の勝利だったなw
2011_0122_r10_0724  混戦の2着争いから抜け出したのは、6コースの田村。三嶌のまくりに乗っての冷静沈着な差しハンドルが印象的だった。展開の助けがあっての2着なので、正味のパワーはよくわからない。もちろん超抜の深川とは比較にならないだろうが、今節の田村はダッシュ戦でコンマ07、06、05、07と恐ろしいほどスタートが見えている。優勝戦で同じタイミングで行ければ、勝機も生まれるはずだ。

明日への謝罪

11R
①井口佳典(三重)17
②白井英冶(山口)17
③重野哲之(静岡)13
④辻 栄蔵(広島)14
⑤平田忠則(福岡)15
⑥坪井康晴(静岡)11

2011_0122_r11_0836  こちらは全艇がほぼ1艇身くらいの準優らしいスリットだった。レース後「スタートあまり行けなくてすみません」と井口は謝っていたが、10Rの灼熱スリットの直後にぶち込むのは至難の業だろう。で、コンマ17から白井の差しを封じて、これまた鮮やかな逃げきり。イン仕様にしたのか、昨日までより伸びが落ちた分、回ってからの迫力はなかなかのものだったな。
2011_0122_r11_0867  ただ、本人曰く「エンジンはいいけれど、とにかく乗りにくい」。う~ん、この「乗りにくい」というコメントが、パワー診断の最大の敵なのだ。見た目にはよくわからないから。とにかく、明日の3号艇はどんなプランで臨むのか、足合わせから注目したい。ちなみに、「明日は悔いのないようなスタートを行きます!」とのこと。この男は常にこれが怖い!
 2着争いはバック直線で辻が取りきるかに見えたが、白井が2マークを全速でぶん回して一気に逆転した。地元の気合と、知り尽くした2マーク水面だからこその大技だ。こういう派手な逆転劇をもって「白井の足は凄い」というのは早計だが、全体的に高いレベルでバランスがとれていると思う。明日の4号艇は自力あり、井口マークありの面白い枠番ではあるな。

寺ショー、曼珠沙華とともに散る(涙)

12R
①池田浩二(愛知)07
②寺田 祥(山口)13
③丸岡正典(奈良)13
④菊地孝平(静岡)09
⑤柳沢 一(愛知)08
⑥重成一人(香川)09

2011_0122_r12_0975 このレースも、スリットほぼ横一線に見えた。わずかに菊地が覗きそうな気配もあったが、そこからの伸びが致命的に足りない。むしろ、半ば強引に握って攻めたのは、菊地の外の柳沢だった。清々しいほどの全速アタック。しかし、トータルで節イチ級のパワーを誇る池田の影すら踏むことができなかった。インからくるりと回った瞬間、後続を3艇身引き離す凄まじい足。アレは反則だって。10Rの深川と、どちらのレース足が凄いか、ホントにVTR映像を重ねて見てみたいぞ。まあ、明日は枠が違うわけだから、同じ航跡になるわけもなし。1号艇の池田の方が断然有利であることは間違いないのだが……。
 焦点は早々に2着争いに絞られる。で、ここからは感情丸出しの私的回顧に推移する。バック直線で併走する寺田、丸岡に、アウト6コースからズバッと差して舳先を突っ込んだのが重成一人だ。柳沢のキップのいい全速戦があったからこそのマーク差し。10Rの田村同様、こういう展開では正味の足がわからないのだが、そんなことはどうでもいいのだ。
2011_0122_r12_1076  そう、私はナケナシのカネを突っ込んで、こんな舟券を買っていた。アタマは①池田で確定。で、バックで並ぶ3艇は内から⑥②③の並び。かなり的中しそうな舟券ではあったが、問題は極端に強弱を付けているところ。内から順に先着して162なら10万円、126なら4万円、163なら2万ちょい、136なら1万ちょい、でもって123か132ならゼロ円……脳汁が噴き出す2マーク。高目の重成がしっかり回って抜け出した。回ってくれた!! これでゼロ円はなさそうだ。

2011_0122_r12_1001 次なる問題は3着争い。2周ホーム、誰がどう見ても寺田が2艇身ほど優位に立っている。ド高目の162!!!!
「ま、曼珠沙華~~~~~!!(意訳/10万円の配当が来た~~~!!)」
 叫んだ直後の2周1マーク、寺ショーが豪快にターンマークを外してジリ足・丸岡の鋭角差しが突き刺さった。一瞬にして曼珠沙華が2万ちょいに…………寺ショー君、地元のGIで優出できなかつたことは深く同情するが、それはそれとして、この貸しはいつか返してもらいますぞっ><
 という感じで興奮しまくっていたので、重成のパワーはよくわからないままレースは終わった。よくはわからないが、明日もまた緑のカポックを羽織る重成が、不気味な存在であることは間違いないぞ~~!!(photos/中尾茂幸、text/H)

2011_0122_r12_1008


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THEピット――この淡々とした空気は嵐の前の静けさなのか

10R スリット写真
2011_0122_r10_0809 「おぉっ!」
 深川真二がのけぞった。レース後、スリット写真を覗き込んだ瞬間だ。エンジン吊りに出てきたさまざまな選手たちも、深川に続いて写真を覗き込み、ひえーとかうわーとか声をあげている。選手たちの背中越しに覗いてみると、うわっ、スリット線と舳先の間に隙間がほとんどない! ヒヤヒヤのスタートだったのだ。あとで成績表を調べてみると、深川はコンマ01。そりゃあ、のけぞるわな。
2011_0122_0532  ピットに上がってきたばかりの深川は、比較的淡々としていたのだ。九州勢と顔を合わせても笑わず、ヘルメットを脱いでもシブく唇を結んでいた。しかし、あのスリット写真を見たら、笑わずにはいられない。その笑顔には、安堵も含まれていたことだろう。
 出走選手たちも続々とスリットを覗き込み、目を見開いたり、やっぱりおぉっと小さくつぶやいたり。そんななかで、スリットよりも気になることがあったのは角谷健吾。
2011_0122_r10_0817「1マーク、どうなってた?」
 スリット写真を興味深く眺めていた飯山泰に、角谷はそう訊ねたのだった。必死だったのだろう、特に自分より外の展開を把握できなかったようなのだ。
「三嶌さんがまくっていったの? それで……」
 黄色いカポックが上を叩いていったのは視界に入ってはいたようだが、そこから先がよくわからない。気づけば緑やら赤やらに前を走られてしまっていた、ということなのだろう。これ、悔しいだろうなー。敗因がわかれば、それを受け止めることで折り合いをつけられても、わけのわからないうちに敗れたのでは悔いしか残らない。もちろんその後にリプレイで確認はしただろうが、なぜ負けたのかがわからなければ、それを引きずってしまいがちなのが人間である。こんな日は、僕だったら酒が欲しくなるところだが(こんな日でなくても?)、選手は管理中は禁酒生活なのだから、人生ままならない。早々にこの悔恨を断ち切ってほしいものだが。
2011_0122_r10_0779  スリットを覗いても表情が変わらなかったのは三嶌誠司だ。スタートがどうこう以前に、敗れたことがとにかく悔しい。そういう雰囲気だった。5コースから思い切ったツケマイを放っていったのは、角谷も確認したとおり。外野としては、やるべきことはやってのけた好レース、と言いたくなるものだが、それは三嶌には通用しない。何しろ、かつて準優2着でSG優出を果たしたとき、こちらのおめでとうの言葉を遮ったことがある男なのだ。ツケマイは届かず、しかも優出を逃したとなれば、三嶌の胸に渦巻くのは悔恨しかないのである。だいぶ時間が経ったあと、整備室で赤坂俊輔や江夏満と談笑していて、ある程度は切り替えることができているようだった。ならば明日、今日のリベンジを期待しよう。
2011_0122_r10_0750  優出を決めた田村隆信は、実に淡々とした様子。で、この田村の表情は、まるで今日の準優を象徴しているようだった……と気づくのは、もちろんこの後のこと。そう、準優後は普段のSGやGⅠとは少し趣きが違い、淡々とした空気が全体を覆っていたのである。

11R 飄々と
2011_0122_0181  レースを終えて控室に戻り、着替えを終えた後にモーター返納に向かった重野哲之が、やけに爽やかな表情になっていることに驚いた。ピットでの重野は、迫力ある表情を見せていることが圧倒的に多いからである。
 素顔の重野は、とびきりの好青年である。笑顔になると、実は童顔であることも明らかになる。人懐こく、しかも礼儀正しく、気遣いのできる男。以前インタビューしたときには、実に饒舌でもあった。
 それが、ピットでは完全に別人格となったように表情をがらりと変える。声をかけるのがためらわれるほど、おっかない顔つきになるのだ。戦士のスイッチが完全に入る、というか。僕は、重野はまさしくプロだと、頼もしく見つめている。
 だから、爽やかな重野には驚かされたのだ。ピットでは最終日の全レースを終えたあとくらいしか見せないような顔を、準優大敗後に見たのだから、そりゃあ意外に思う。ついまじまじと凝視してしまったほどだ。これはいったい……。といっても、モーター格納後は即座にペラ調整場に陣取って作業を始めている。レースが終わった後でもひたすらペラと向き合うのは、いつもの重野哲之である。
2011_0122_r11_0947 あとの5選手は基本、淡々としていた。勝った井口佳典も、10Rで勝った深川真二同様に、とりたてて笑顔を見せてはいない。井口の笑顔を見たのは、それから30分ほど後のこと。井口は屋外ペラ調整場でペラ叩きをしていたのだが、隣で作業をしていた松井繁と大笑いしていたのだ。ジョークを飛ばし合い、笑い合いながら、ペラをトンカン。つまり、その笑顔は準優勝利とは関連のないものだろう。
2011_0122_r11_0920  3着に敗れた辻栄蔵は、飄々とした様子であった。その表情の奥に悔しさを隠してはいるだろうが、しかしそうした感情をいっさいあらわすことなく、飄々としているのだ。淡々と言ってもいいけど、辻の場合は飄々のほうが似合っている。11R組では唯一、スリット写真を覗き込んだときに「Oh!」と飛び上がったりもしていたのだが、これは辻独特のおどけたパフォーマンス。やっぱり淡々であり、飄々なのだ。
2011_0122_r11_0911  そうしたなか、白井英治が見せた素直な笑顔は、やはり特異なものだっただろうか。優出を果たした安堵感をてらうことなくあらわし、井口やその他の選手たちにもニコニコと話しかけていく。そのナチュラルな姿は、白井英治らしさと言っていい。
 とは言いながらも、決してはしゃいだり飛び上がったりすることはなく、雰囲気としては淡々、なのだ。別に周囲に遠慮しているわけではないはずだが、普段の白井と変わった様子はどこにもない。ただ素直な笑顔であるだけなのだ。そんな白井が、重野とは別の意味で意外に思われたのだが……。

12R まだ泣くか?
2011_0122_r12_1030  池田浩二が笑っていた。昨日は1着を決めたあとも取り立てて笑っていなかった池田が、ヘルメットの奥で明らかに笑っていた。今日も佐藤大介が隣で笑っていたが、それはともに池田の勝利を喜ぶ笑顔だったようだ。
 もっとも、その笑顔は長く続かず、控室に戻る際には淡々とした表情になっている。まあ、普段通りの池田といえばそのとおりなのだが……。
 で、注目のコメント。レース直後の笑顔を思えば、少しは景気のいい言葉が期待されたのだが……まだ泣いてます、池田浩二。JLCが流れている記者席は、爆笑の渦でした(笑)。もっともこれも、普段通りの池田浩二。というより、好調モードに入った池田浩二の普段通り、と言うべきか。レース後の笑顔と泣きコメントで、徳山クラウンはぐぐぐいっと池田浩二に近づいたのだと確信した。
2011_0122_r12_1070  他の5人が、これまた淡々。菊地孝平がうつむき加減で悔恨に耐えている様子ではあったが、たとえば賞金王で見たような、己への憤りがメラメラと上り立つ姿とは少し違う。歩様もずっと穏やかで、悔しいというよりは、何が悪かったのかを考え込んでいるといったほうが近いのかもしれない。
2011_0122_0366  地元優出を逃した寺田祥も、やるせない表情にはなっていたが、全身で悔しがるといったような、わかりやすい感情の発露は見ることができなかった。まあ、テラショーは淡々としたクールさを見せていることのほうがずっと多いわけだが。
2011_0122_0151  優出を果たした重成一人も、淡々と……って、何度この言葉を使えば気が済むんだ。でも、それ以外に思いつかないほど、淡々と振る舞っていたのだから、仕方ない。出迎えた三嶌誠司が笑顔をほとんど見せず、ただ労をねぎらうような様子だったのは、優出よりも2着に敗れたことを悔しがる三嶌らしさか。それに引きずられたわけでもないだろうが、重成も時折笑顔を見せる程度だったのだから、つまりはそういう準優ピットだったのである。
 準優がいつも劇的で激しい空気を醸し出すとは、もちろん限らない。だが、それにしても、あまりに淡々としていた徳山クラウン争奪戦のピット。もしかして、嵐の前の静けさ、だったりして?(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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頑張れ地元勢!④

4237 大峯豊 92期 27歳

2011_0121_0258  初めて新鋭王座決定戦に出場した時のことを、今でもよく覚えている。超抜パワーで優出を果たした、07年大村大会のことだ。水神祭のあとに声をかけると、それはそれは初々しい青年であった。身長は高いし、年齢も当時で23歳くらいだったはずだが、どこかかわいらしささえ感じさせる若者だった。
 新鋭王座では、それから毎年顔を合わせた。09年のびわこ大会では、優勝戦の日にこちらが声をかけられている。唯一、優出を外した新鋭王座だ。なぜ準優で敗退を喫してしまったのか、その理由を理路整然と、自省の思いとともに口にしていた。明らかに07年のときとは違った面差しの若者になっていた。
 昨年で新鋭王座を卒業している。その最終日、優勝戦を前にして、大峯は未来を語った。もちろん最後の新鋭王座で優勝を本気で狙ってはいた。同時に、視線の先には目指す未来があったのだ。その顔つきは、もはやいっぱしの男であった。
 その語った未来のなかのひとつ、GⅠ優勝は昨年末の地区選で果たした。記念覇者として臨んだ今節、不本意な結果となってはいるが、その立ち居振る舞いから表情まで、間違いなく逞しさを増していた。07年のあの初々しい大峯豊を思い出すにつけ、別人のように強くなった大峯豊がそこにいることを確認する毎日だった。
 明日の最終日。堂々たる大峯豊を目に焼き付けて徳山を後にしたい。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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速報 徳山GIクラウン争奪戦の優勝戦メンバー決定!!

 徳山GIクラウン争奪戦の優勝戦メンバーが確定しました! ポールポジション1号艇は池田浩二。このままインから押し切るのか? レース足抜群の深川、スタートぶち込み宣言をした井口、唯一の地元レーサー白井、不気味な田村&重成の四国コンビがこの愛知の大本命に襲い掛かります!

12R優勝戦
①池田浩二(愛知)
②深川真二(佐賀)
③井口佳典(三重)
④白井英冶(山口)
⑤田村隆信(徳島)
⑥重成一人(香川)


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仮面ライダーオーズ、最高っス!!

2011_0122_0654  800年前、オーズによって封印された怪人集団グリードが現在の日本に復活! しかも、徳山ボートの中央広場特設ステージに出現したからたまらない。B-1グランプリに舌鼓を打っていた子供たちが続々と拉致されてしまった。
「助けて、オーーーズーーー><」
 子供たちの大合唱を受けて、我らが正義のヒーロー仮面ライダーオーズが登場して大乱闘に……??
 みたいなヒーローショーが、超満員の子連れファミリーを熱狂させました。1回のショーが40分にも及ぶ超大作を、舟券買うのも忘れて最後まで観てしまったのは……はい、私(H)です。あ~、マジおもろかったーー!!

2011_0122_0674


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H記者の「ど、とこかでインが……っ????」予想

 どこまで続くのか、イン逃げラッシュ。今節、一度も舟券に絡んでいない原田篤志まで逃げ圧勝の水面とあっては、準優はどんだけ楽なイン逃げ3連発になるのか?? と思いつつ「こんな日だからこそ、インが飛べば凄まじい配当になる!」と助べえなことも考えてしまうこの私。例によって、インと穴目の両面作戦で勝負します。

10R
①深川真二(佐賀)
②角谷健吾(神奈川)
③秋山直之(群馬)
④赤坂俊輔(長崎)
⑤三嶌誠司(香川)
⑥田村隆信(徳島)

進入123/456?

 田村の動きが気になりますが、四国の先輩にブロックされるとみて枠なり想定。ならばキーマンは角ケンで、2コースから握るか差すかでレースが変わります。差しハンドルなら超絶レース足の深川が一気に逃げるのみ。2、3着は伸び型の角ケンよりも、リズムいい秋山とダッシュでS勘抜群の田村が妙味。で、角ケンが握れば深川との大競りになって秋山-田村の穴が浮上します。

2連単★1-36
3連単★本線1-3=6、穴3-6-全

11R
①井口佳典(三重)
②白井英冶(山口)
③重野哲之(静岡)
④辻 栄蔵(広島)
⑤平田忠則(福岡)
⑥坪井康晴(静岡)

進入123/456

 インの井口がしっかりSをブチ込めるか、がすべて。スリット同体までならゴキゲンな行き足で圧勝します。相手は差す白井と重野マークで差す辻の一騎打ち。逆に井口が最近ありがちなインドカをやらかしたら……まくる白井と差す辻の一騎打ち?

3連単★本線1-24-246、穴2=4-36

12R
①池田浩二(愛知)
②寺田 祥(山口)
③丸岡正典(奈良)
④菊地孝平(静岡)
⑤柳沢 一(愛知)
⑥重成一人(香川)

進入123/456

 勝つのは自力で攻める池田か菊地で、スリット同体なら120%池田の圧勝です。相手も寺田と丸岡でよさそうですが、舟券の妙味は機力アップしている重成の2、3着付け。万が一菊地がコンマ03、他艇がコンマ15だったりしたら、菊地がまくり圧勝で重成が連動するはず。まあ、このスリットの可能性は10%もないけれど……。

3連単★本線1-23-6、押さえ1-6-23、穴4-6-全

 もしも私の本線通りの決着なら、明日の優勝戦は①池田②深川③井口④白井⑤寺田⑥秋山みたいな大方の予想通りのメンバーになるのですが、いかに!?


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“本紙予想”徳山クラウン争奪戦 準優勝戦

今日はインがめちゃくちゃ強いですね~。これを書いている時点で7Rまで終わっていますが、ぜんぶイン逃げ! だというのに、準優はすべてイン以外が本命。大丈夫でしょうか……。

10R 準優勝戦
1コース想定=深川 まくられ率9.5% 差され率19.0%
2コース想定=角谷 逃がし率29.4%
角谷の2コース、秋山の3コースはスキあらば握って攻めるタイプ。どちらかがまくりに出て深川が張れば、展開的に出番がありそうなのは赤坂だ。
◎赤坂 ○深川 ▲角谷 △秋山
3連単4-123-全

11R 準優勝戦
1コース想定=井口 まくられ率16.3% 差され率18.4%
2コース想定=西島 逃がし率37.3%
重野は3コースからまくるタイプ。井口が抵抗すれば、辻の差しがズバリ。白井は2コース相当に強い。
◎辻 ○白井 ▲重野 △井口 
3連単4-231-全 

12R 準優勝戦
1コース想定=池田 まくられ率9.1% 差され率14.5%
2コース想定=寺田 逃がし率26.2%
丸岡の3コース、菊地の4コースは握り攻め基本。池田が張っている間に、寺田がズブリと差す。池田との一騎打ちだ。
◎寺田 ○池田
3連単2=1-全 


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THEピット――応援したくなる人たち

2011_0119_0004  1R、阿波勝哉が転覆。見どころのあるレースだっただけに、残念だった。レース後、阿波は幸いにも元気にピットに戻ってきているが、表情が冴えないように見えたのは気のせいではあるまい。
 着替えを終えた阿波が走ってピットにあらわれたときには、転覆整備の準備を秋山直之、角谷健吾がしているところだった。同レースで1着の飯山泰も、そこに加わっていた。阿波は何よりも先輩の角谷が率先して動いていることに恐縮していて、しかし角谷は阿波を気遣いながら、準備の手を止めないのだった。
2011_0121_0027  整備室と転覆整備の往復(徳山では転覆モーターをバラすのを装着場で行なっている)を激しくしていたのは、秋山だった。よく考えてみれば、今節の関東地区の選手の中では秋山がもっとも後輩。工具を取りに行ったり、部品を整備室に運んだり、もっとも体を動かすのは秋山の仕事、ということだろう。その動きはまさしく新兵のそれ。キビキビと働く秋山の姿は、なかなか清々しいものがあった。
2011_0121_0307  東京支部ではいちばんの先輩となる角谷もまた、新兵のように動いていた。角谷は、艇修理室に持ち込まれた阿波のボートに、後半レースの艇番プレートを運んだり、転覆整備時に水浸しになってしまった装着場を清掃したりと、阿波がするべき仕事を肩代わりしている、という感じだった。艇修理が終わり、係の方がボートから水を吸い出しているのを見つけると、舳先を持ち上げて艇を傾ける役をこなしたり。それを見つけた阿波がやっぱり恐縮して駆けつけるのだが、角谷は阿波を制して作業を続け、にっこりと笑みを返したりする。そういう気遣いを自然にやってのける男なのだ。
 実は昨日、濱崎誠、松井繁の転覆整備にも、角谷は加わっていた。大阪勢とは親しい角谷だが、しかし筋道からいえば、別に大阪勢の転覆整備を手伝う必要はないのだ。しかし、角谷健吾とはそういう男。手が空いているのなら、先頭に立って他者を助ける。それが角谷の男気なのである。
 秋山も角谷も、今日は準優に参戦だ。思い切り応援したくなったぞ!

2011_0121_0369  その他の準優組は、ゆっくりとした動き出しとなっている。今日は1R頃が満潮、12R頃が干潮となっていて、午前中と準優の頃では水面状況がまるで違う。朝から慌てて調整を始めたところで、レースの時間帯には意味をなさなくなってしまう可能性もあるわけだ。
 整備室内のペラ調整場では、辻栄蔵、三嶌誠司、重成一人、赤坂俊輔、重野哲之の姿があった。早くから作業をしていたのは、その5人程度。2R前に井口佳典が姿をあらわし、整備室に入っていったが、目立った動きを見せていたわけではなかった。
2011_0121_0431  水面に向かったのを見かけたのは、白井英治のみ。1Rのエンジン吊りが終わると、白井はボートを着水し、試運転を数周。その後はふたたびピットにボートを引き上げており、ものの数分だけで帰ってきた格好だ。何か確かめておきたいことがあったのだろう。その白井に寺田が歩み寄って、地元ツートップの情報交換。徳山のピットでは、このコンビの存在感はやはり際立っているぞ。
 それにしても、選手班長の白井は大変だ。ちょうど着水しようかという直前、川﨑智幸がやってきて、要望を伝えている。白井はそれをなるほどと聞いて、対処法を考えている様子だった。ちょうどそこに長尾章平があらわれたので、長尾に耳打ちして、何かを頼んでいたが、つまりレース以外の部分に頭や気を遣わねばならない時間を、準優の日だというのに、たくさん強いられているのである。やっぱり、白井英治がんばれ!なのだ。

2011_0121_0443  それ以外の準優組は、もっぱらエンジン吊りで見かけるだけだった。菊地孝平がわりとリラックスしていたのが印象的だったなあ。菊地といえば、最近は厳しい目つきと神妙な顔つきで、己の世界に没入する“菊地モード”に入っていることが多いが、準優の日にむしろ柔らかい表情をしているのだから、ちょっと意外に思えたのだった。ゴルフのスイングをしていたりしたもんなあ。もちろん、にこやかな菊地孝平は非常に魅力的であるのだが。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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B-1グランプリ!

2011_0122_0002  昨日のイベント情報でも書いた通り、本日のボートレース徳山では「B-1グランプリ」が開催中! 周南市が誇るB級グルメが一堂に会して、徳山クラウン争奪戦に駆けつけたファンの舌を楽しませるイベントです。

①焼肉 金龍「牛すじみそ煮」
②(株)エブリシング「もつ鍋ちゃんぽん」
③(株)シマヤ「シマヤの調味料を使った特製豚汁」
④(有)鹿野ファーム「スペアリブ、豚軟骨の煮物」
⑤たこ焼きkiosk-yumeji「たこ焼き」
⑥ピザカリフォルニア「周南たこのピザ、ジャーマンスペシャルピザ」
⑦居酒屋べこ番長「ホルモン鍋」
⑧万豚や「豚角煮蒸しパン添え、チャーシュー包子、水餃子」

 朝10:00にスタートしたこのイベントに、取材班はさっそく駆けつけましたよ! 朝飯抜きでやってきた取材班、会場に足を踏み入れるやウキウキと物色。気づけば、あぁ、次から次へとうまいもんを購入して、食い散らかしておりました。万豚やさんはちょうどパンを蒸し上げている最中だったので食べられませんでしたが、昼飯時にまた馳せ参ずることにいたしましょう。

2011_0122_0007 金龍さんの牛すじ煮込み、ピリカラでうまー!

2011_0122_0013

鹿野ファームさんの豚軟骨煮込み! コリコリしていてうまー!

2011_0122_0016 エブリシングさんのもつ鍋ちゃんぽん。塩味でうまー!

2011_0122_0015 べこ番長さんのホルモン鍋。まるちょう、うますぎ~。

2011_0122_0019  シマヤさんの豚汁。うどんが入っているのが珍しくて、うまー。

2011_0122_0026 kiosk-yumejiさんのたこ焼き! ふわふわでうまー! 食べるラー油入りもあるのですが、品切れ中で食えなかったのが残念!

2011_0122_0031 ピザカリフォルニアさんの周南たこピザ。ソースがいい塩梅でうまー!

というわけで、朝っぱらからお腹いっぱいです~~~。気に入ったフードに投票し、もっとも多くの支持を集めたB級グルメがチャンピオンとなります。徳山ボートのお近くの方、徳山に向かっている方、まだまだ間に合いますので、ぜひとも徳山ボート中央ひろばへ! 今後はGⅠでは定番イベントにするプランもあるとのことですので、その記念すべき第1回にぜひ駆けつけて、激うまB級グルメに舌鼓を!(PHOTO/中尾茂幸)


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H記者の『第1回・王者カーニバル!』

 残り2諭吉を割っても気合パンパンのHです。showさんの熱い御言葉で目が覚めました。「100円あれば蔵が建つ、100円なければ野宿する」が極選の真骨頂、もう泣き言は言いますまい。憲吾郎どの、徳山~宮島の灼熱ロード、火傷しすぎたら一緒に野宿しましょっ。
 さてさて、今日は生まれてはじめて「王者のアタマ舟券2連発」を買ってみます。昨日の失意の転覆・予選落ちで「松井はヤラズだろ」と思うファンは多いことでしょう。が、私は120%「ヤリ・ピンピン」だと思っています。「松井と服部は敗者戦で買え!」が私の最新鉄則。あの賞金王順位決定戦での王者の4カドまくりは記憶に新しいところ。さらにパワー的にも成績よりはるかに上位のはずで、昨日の「ドカ遅れ3コースまくり差し」の航跡は実に美しかった。あの足があれば、スタート同体でも突き抜けますよ!!

5R 王者・極選
 ①山下和彦
 ②大峯 豊
 ③飯山 泰
◎④松井 繁
 ⑤阿波勝哉
★⑥佐藤大介
進入123/465

 怒涛のまくりかまくり差し。気配アップした大介がマーク差しで2、3着に残るはず。

3連単★王-6-全、王-全-6

9R 本命極選
◎①松井 繁
 ②山下和彦
 ③黒崎竜也
 ④濱崎 誠
 ⑤清水敦揮
★⑥吉村正明
進入123/456か126/345

 問答無用の逃げ。ヒモは吉村のピット離れ&地元パワーに期待します!

2連単★王-6
3連単★王-6=4

 さあ、敗者戦でも手を抜かぬ王者の舞いを、とくとご覧あれ!! で、もし松井が「ヤラズ」で2連敗するようなら、『第2回・王者カーニバル』は永遠にないことでしょうw


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本日の“本紙予想”徳山クラウン争奪戦5日目

どもども~。Kです。どうにも調子が上がらないまま、準優デーを迎えてしまいました。ただ、昨日は12Rを的中させて、流れが変わって来たような気もしています。まずは一般戦で勢いをつけて、準優に向かいましょう。まだ予想を煮詰めてはいませんが、ざっと見たところ、準優は3個レースとも穴の気配があるのですが……。

1R
1コース想定=飯山 まくられ率1.6% 差され率31.1%
2コース想定=原田 逃がし率32.5%
原田が差して今節初勝利。飯山のイン残し本線。
◎原田 ○飯山 ▲近藤 △江夏
3連単2-145-全

2R 
1コース想定=柏野 まくられ率1.7% 差され率28.8%
2コース想定=胡本 逃がし率36.1%
柏野が外の攻め制して逃げ切る。
◎柏野 ○松本 ▲飯島
3連単1-43-全 

3R 
1コース想定=谷村 まくられ率9.6% 差され率15.4%
2コース想定=松田 逃がし率38.7%
谷村がS決めて逃げ切る。
◎谷村 ○石田 ▲石橋 △仲口
3連単1-346-全

4R 
1コース想定=後藤 まくられ率28.9% 差され率13.3%
2コース想定=西島 逃がし率37.9%
西島が動いて内深くなれば、山一のまくり頃。
◎山一 ○吉村 ▲西島 △後藤
3連単2-351-全 

5R 
1コース想定=山下 まくられ率15.2% 差され率23.9%
2コース想定=大峯 逃がし率25.0%
松井がカドから自在な捌きで抜け出す。
◎松井 ○山下 ▲大峯 △佐藤 
3連単4-126-全

6R  
1コース想定=原田 まくられ率10.2% 差され率23.7%
2コース想定=石橋 逃がし率33.3%
石橋が2コースから自在な戦法で先頭へ。
◎石橋 ○原田 ▲江夏 △松田 
3連単2-134-全

7R 
1コース想定=山一 まくられ率13.3% 差され率18.7%
2コース想定=柏野 逃がし率50.0%
山一がインから先マイ決める。谷村がヒモ本線。
◎山一 ○谷村 ▲仲口 △長尾 
3連単1-345-全

8R 
1コース想定=胡本 まくられ率21.9% 差され率28.1%
2コース想定=後藤 逃がし率30.6%
強攻派いない一戦で、一番差しの後藤が抜け出す。
◎後藤 ○胡本 ▲川﨑 △佐藤
3連単2-143-全

9R 
1コース想定=松井 まくられ率9.0% 差され率17.9%
2コース想定=山下 逃がし率39.5%
松井がインから揺るぎない航跡。ヒモ本線は吉村。
◎松井 ○吉村 ▲清水 △濱崎
3連単1-654-全


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徳山クラウン争奪戦 5日目! 準優勝戦!

おはようございます。徳山クラウン争奪戦、5日目を迎えました。早くも準優勝戦です! 今朝の徳山は快晴、しかも土曜日ですから、まさにボートレース日和です。熱戦が期待される準優勝戦はもちろん10~12Rです。お楽しみに!

2011_0121_0897 ひまひまデータさんによると、今日の準優は非常に珍しいケースなのだとか。ベスト18全員が記念レース覇者なのですが、これは過去15年ほどで2度目のケースなのだそうです。王者や名人はいなくても、豪華メンバーの準優なのです! ただ、丸岡正典だけは他の17人は少し事情が違う。丸岡が勝った記念レースとは全日本選手権、そう、SGなのです。つまり丸岡だけがGⅠは未制覇。初優勝に向けて、準優は力が入るところです。(PHOTO/中尾茂幸)


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5日目のイベント情報

5日目(22日)のイベント情報

仮面ライダーオーズキャラショー】
①12:53~ ②14:33~
場所:中央広場特設ステージ

【B-1グランプリ出展】
10:00~
場所:中央広場

【ラッキー舟券デー】
舟券の裏に「ラッキー舟券」と記入されていた方には、「ボートレース徳山オリジナルハンドタオル」をプレゼント!
商品の交換:インフォメーション及び指定席受付
※賞品の交換は当日限りとなります。

【指定席入場先着200名様】
場内利用券500円分進呈

「B-1グランプリ」について!
B-1のBは、B級グルメのB! 周南市のB級グルメが大集合し、「周南B-1グランプリinボートレース徳山」と題して、ナンバーワンB級グルメを決するのです! 優勝を決めるのは、明日のボートレース徳山に来場したファン! いちばん美味しい!と思った料理1~2品を選んで投票し、その投票数でチャンピオンを選ぶのであります。14:00をメドに優勝を決めるとのことなので、明日のランチはぜひボートレース徳山でB級グルメを!

出店するお店と提供グルメは以下のとおり。
①焼肉 金龍「牛すじみそ煮」
②(株)エブリシング「もつ鍋ちゃんぽん」
③(株)シマヤ「シマヤの調味料を使った特製豚汁」
④(有)鹿野ファーム「スペアリブ、豚軟骨の煮物」
⑤たこ焼きkiosk-yumeji「たこ焼き」
⑥ピザカリフォルニア「周南たこのピザ、ジャーマンスペシャルピザ」
⑦居酒屋べこ番長「ホルモン鍋」
⑧万豚や「豚角煮蒸しパン添え、チャーシュー包子、水餃子」

うがぁ、全部食べたい! ということで取材班は朝食抜きで臨む所存です。

 場外発売は下記のとおりです。5日目から三国、びわこ、尼崎、下関でも場外発売スタート! 徳山に来られない方はぜひお近くの場外発売場へ!

●ボートレース場
平和島/浜名湖/蒲郡/常滑/三国/びわこ/住之江/尼崎/鳴門/丸亀/児島/宮島/下関/若松/芦屋/福岡/唐津

●ボートピア
BPなんぶ/BP河辺/BP川崎/BP大郷/BP玉川/BP岩間/BP習志野/BP市原/BP横浜/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BPまるがめ/BP朝倉/BP土佐/BP松江/BP呉徳山/BP勝山/BP高城/BP金峰/BP三日月/BPみやき

●ミニボートピア等
MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/MBP北九州メディアドーム/MBP長崎波佐見/MBP日向/MBP天文館/MBPさつま川内/MBP志布志/オラレ美馬/オラレ徳山/オラレ呼子/前売場外ミニット


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徳山クラウン争奪戦ダイジェスト 4日目

THE勝負駆け!!

嗚呼、名人が、王者が……(涙)

2011_0121_0884  艇界の偉大な肩書きを担うふたりのスターが予選で散った。まずは7Rに登場した名人・西島義則。今日の西島は11Rと合わせて2走8点という比較的穏やかな勝負駆けだったが、7Rの1周2マークにまさかの落とし穴が待っていた。バック2番手併走から「このレースで準優を確定させたる~!」という気合で差しハンドルを入れたところ、まさかの180度逆噴射振り込み。さらに後続の中尾誠まで巻き込み、2艇もろともひっくり返るという惨事に至った。西島は選手責任転覆と不良航法のW減点パンチ。11Rを待たず、一気に準優圏外から消え去ってしまったのだった。

2011_0121_0165  まあ、これは完全な自己責任だから仕方のないところ。なんとも悔いが残るのは9Rの王者・松井繁だろう。今日の松井はこの9Rで4着以内なら安全圏。他の5選手は準優にほど遠い不調メンバーが連なり、成績&パワー的には「本命バトル」by戸田を連想させるカードだった。
 が、その「本命バトル」で何度も痛感したことだが、ボートレースは本当に何が起こるかわからないのだよ。6号艇の松井は、王者の風格で助走距離たっぷりの3コースをもぎ取った。が、スタート展示よりはるかに楽なこの進入がS勘を狂わせたか、スリットで後手を踏む。コンマ27。この不利な態勢から、松井は半艇身以上先行する内2艇の間に強引に舳先を突き刺した。決まれば「これぞ王者!」という大技だったが、さすがにスタートのデメリットがそれを許さない。インの黒崎竜也にわずかに接触して左右に揺れ、ずるりと3番手に後退した。
 まあ、それでも3番手なのである。王者としては不本意な成績であっても、最低ノルマ=予選突破はほぼ手中にしたようなものだ。差しても握っても3着以内確定という態勢だった1周2マーク……私の目には松井がしっかりと周囲を見回し、用意周到に差しハンドルを選択したように見えた。だが、おそらく他の艇があまりに非力すぎたことが、王者の目測を狂わせたのだろう。行かせて差すはずの長尾章平が、もっさりと松井の前にいた。回避しきれず、接触。そして、転覆……。名人に続いて王者も、1周2マークを捌ききれずにV戦線から消え去った。

真打、浮上。

2011_0121_0912  来たぞ来たぞ、寺田祥! 3日目まで中間着順の連続でどうにも煮え切らない寺ショーだったが、この大事な勝負駆けデーで一気に成績を押し上げた。まずは2Rの1号艇で堅実無比なインモンキー炸裂。スタートこそコンマ21と慎重だったが、地元の1号艇で10ポイントを他艇に譲る寺ショーではなかった。
 続く7Rは同県の1期後輩・谷村一哉の逃げを許したものの、バック3艇併走から危なげなく抜け出して2着確保。昨日の17位から11人ゴボー抜きで6位まで躍進した。今日は枠番に恵まれたという面もあったが、成績同様に足色も確実にアップしている。2日目まで東京に居残っていた私は、VTRで寺ショーを見るたび「予選突破も危ない足だな」とC評価を下していたのだ。もちろん、いきなり上位級のAまで上昇したとは思っていないが、今日の逃げや追い上げを見る限り中堅上位はあると思う。準優の2号艇で勝ちきれるかどうか、はちょっと言い切れないけれど……。明日の足合わせに期待するとしよう。

池田、Vへの勝負駆けを制す

2011_0120_0204  ボーダー付近よりも熾烈でスリリングだったのが予選トップ争いだ。まずは6Rで抜群のレース足を誇る深川真二が、ここでも凄まじいパワーを披露する。まずは1マーク、2コースからの深川の差しは届かず、イン清水敦揮の逃げを許した。誰の目にもそう見えたはずだ。が、バックに入ってからの真二パワーはどうだ。ターン出口での2艇身近い差を一瞬にして縮め、2マークで豪快にその体を入れ替えてしまった。清水が非力であることを加味しても、こんなド派手な「抜き」はなかなかないぞ。鳥肌の立つようなこの怪物級パワーは、初日からずっと変わっていない。深川は121131、勝率9・00というパワー通りの成績で予選を終えた。
 もうひとり、このレースで凄い「抜き」を演じていたレーサ

2011_0121_0840 ーがいる。井口佳典。バックでは深川からさらに3艇身後方にいたのに、2周2マークまでにこれまた清水を抜き去っている。このレースの深川-井口の決着は、文句なしの超抜パワー決着だった。そして、1着が深川、2着が井口だったことによって、井口の予選トップの可能性が10Rを待たずして消えた1戦でもあった。唯一、深川を上回る可能性があるレーサーは……?
2011_0120_0685  12Rのバック直線、3コース池田浩二のまくり差しが届いたかどうか微妙な態勢だった。抜けきれば、勝率9・33で単独トップが決まる。もしも届かず2着なら、勝率は9・00。深川と同率だが、勝ち数の差で2位に甘んじることになる。そして……池田の30号機はその状況を熟知しているかのごとく、力強く伸びきった。内の秋山直之、外の角谷健吾を振り切って2マーク先制。あとは、予選トップへ一人旅だ。こちらは6Rの清水と違って、秋山も角谷も文句なしの上位級だけに見た目以上に強い勝ちっぷりと言えるだろう。
「まだまだ、足りないところがある」
 レース後、池田は真剣な顔で泣きを入れたが、こんな感じの泣きを入れるときの池田がいちばん怖くて強いということを忘れずに! 6Rでド派手な「抜き」を魅せた深川と井口。V宣言とも思える「泣き」を披露する池田。明日は三様に分かれてどのような超絶パワーを見せてくれるのか、穴党の私も内寄りに目を向けるとしよう。(photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――穏やかな勝負駆け

Scimg5318Scimg5324  まずはこの2つの写真をご覧ください。これは同じ位置から撮ったものなのですが、違いがおわかりになりますでしょうか。

 一方には三嶌誠司がいて、もう一方にはいない……というのも正解ですが、構図がぜんぜん違ってますよね。同じ位置から撮ったのは間違いないのに。まあ、もったいぶるまでもないですか。これが徳山の干満の差、である。左側の円柱を基準にすればよくわかる。三嶌さんがいるほうの写真は朝、1R後くらいに撮ったもので、屋根が円柱のてっぺんの高さになっている。もう一方は屋根の位置がぐーっと下がっていて、これは12R前に撮ったもの。水面も相当遠くなっており、それほど水位が下がっているわけであります。
 今日は満潮が10時1分、干潮が16時ちょうどだから、まさしく満潮および干潮付近の時間帯の写真。ここまで水位に差がある水面なのだから、走る時間帯によって調整も変わってくるだろうし、スタートの際の目安のようなものの見え方も相当に違うはず。今日2Rと10Rの2回乗りだった赤坂俊輔はきっと戸惑いもあったことだろうなあ……。

Scimg5322Scimg5326  というわけで、こちらの写真もご覧ください。係留所からピットに上がっていく渡り橋です。角度の違いがおわかりいただけるでしょうか。ちなみに、これらの写真は私がちっこいデジカメで撮りました。中尾カメラマンだったらもうちょっとわかりやすく上手に撮ってくれたでしょうけど……。

 干満のことはこれくらいでいいから、そろそろ選手のことを書け、って? もちろんそのつもりですが、どうして急にこうしたことを書き始めたのかといえば、午後のピットは実に穏やかだったから。選手の姿もあまり見かけられなかったし、整備室で作業している選手といえば、レース後のモーター格納作業をしている人がほとんど。4日目の勝負駆けデーといえば、往々にしてこうした空気になるもので、ひとつの結果がそれぞれの選手に突きつけられる日は、同時にひとつの区切りとなる日でもあるということだろう。

2011_0121_0007   そうした午後のレースでのひとつの事件といえば、松井繁の転覆であろう。4着以上で予選突破、道中も2~3番手争いを演じていた松井が、1周2マークで長尾章平と接触して、両者転覆となった。これで準優進出をフイにしたことも大きな事件だが、そもそも松井の転覆自体が珍しい。前回は09年笹川賞だし、その前は08年近畿地区選。年に1度あるかないかの珍事でもあるわけだ。
 当然、ピットには緊張が走った。レスキューが早々に戻ってきたため、松井か長尾に負傷が生じたかと思われたのだ。担架も持ち出されたことが、緊張感をさらに煽る。石田政吾が即座に控室から飛び出し、濱崎誠もそれに続いて、係留所まで駆け降りていった。幸い、松井も長尾も大過はなく、レスキューから自力で降りて、歩いて控室へと戻っている。それにしても、ずぶ濡れの王者というのはやはり異常事態であり、その姿は衝撃的ではあった。
2011_0121_0132  装着場では、すぐに転覆整備の準備が始まった。水に浸かったモーターをいったんバラして、洗浄、変形した部品の交換などが行なわれるのだ。松井と長尾が着替える間、同県同地区の仲間たちがテキパキと準備を整える。同県の後輩である濱崎が献身的に動いているのは当然のことだろうが、石田が濱崎以上に率先して動いているのが印象的だった。もちろん濱崎が怠けているのではなく、石田が相当に的確な動きをしているのだ。石田の人格、人徳がうかがえる。
2011_0121_0382  合流した松井、そして長尾は、ともに体は無事なようであった。山口勢の、というより、今節の最年少である長尾は、先輩たちが心配そうに彼を取り囲み、転覆整備のヘルプをしていることに恐縮の様子で、動きは1秒ごとにテキパキとしていくように見えた。ともかく、明日の出走表に2人の名前が無事に載ったのは何より。長尾にはリベンジを期待したいし、松井はそんなことこちらが考えずとも、予選突破ならなかったウップンを晴らす王者の走りを見せてくれることだろう。
2011_0121_0295  なお、7Rで転覆を喫してしまった中尾誠は、途中帰郷となってしまっている。2勝をあげて存在感を発揮していただけに、残念だ。ケガを癒して、また元気に戦線復帰を果たしてほしい。

 松井の転覆はポイント争いの様相にも影響を与えていた。大きく順位を下げたことで、ボーダーも下がり始めたのだ。9R終了後には、一時6・00を割る事態になっており、10Rで柳沢一が逃げ切り、重成一人が道中で2着に追い上げたことで6・00に復帰したが、今度はそのおかげで11R以降のレースで大きな逆転はありえない展開になっていたのだ。
2011_0121_0267  以前ここで書いたことがあるが、選手は自身の点数はわかっていても、全体の様相を把握しているわけではない。たとえば11R出走の石橋道友は、1着で6・00というのはわかっていても、それが自分を何位に押し上げるかを理解しているとは限らないのである。もし1着なら、着位数の差で重成一人を上回ることとなり(最終的には田村隆信をも上回っていたはずだった)その時点では18位。準優は当然、問題なく進めていた。
2011_0121_0150  では、重成はそれを知っていたのかといえば、それは何とも言えない。午後の、特に終盤レースのほとんど動きのないピットにおいて、目立った動きをしていた一人が実は重成だったのだ。10Rの逆転2着は、本当に素晴らしいレースだった。2日目に松井繁を沈めたのと同じようなツケマイも道中で決めている。しかし、重成はレース後、整備室奥の工作室にこもっていた。ここにはグラインダーが置かれており、つまり重成はあのレース後にペラを削っていたのである。快走だったはずなのに、まったく満足しなかったのだろう。あるいは、6・00という得点率を得たことで、すでに準優に目が向いており、そのための一発勝負に懸け始めていたのか。
 ともあれ、それが唯一の大きな動きとも言える終盤のピット。勝負駆けは激しさよりも穏やかさのなかで、終戦に向かい始めているように思えた。

2011_0121_0922  そんななかで、もうひとつの勝負駆けもあった。予選1位争いだ。12R、池田浩二は2着で9・00。これは深川真二と同率だが、着位数、具体的にいえば1着数で池田は2位に甘んじることになっていたのだ。つまり、1位で予選を通過するには1着しかありえない。もちろんそれを池田が知っていたかどうかはともかく、そうした状況が生まれていたのである。
 結果は池田が見事な1着。12Rの先頭ゴールは、予選1位を決めるゴールでもあった。ピットに戻ってきた池田は……これがどこまでも淡々。ヘルメットの奥にも笑顔は見えなかったし、エンジン吊りで出迎えた仲間と歓喜を交わすこともなかった。佐藤大介がニコニコと笑っているのは見かけたが、どうやら仲口博崇あたりとの会話が笑顔の源だった様子。控室に戻りながらスリット写真を確認したときも、池田はほとんど表情を変えることなく、やっぱり淡々としていたのだった。
 JLCの勝利選手インタビューでも淡々としていた池田は、相変わらず「道中、しっくりこないんですよね~」などと泣きコメント。僕には、この淡々&泣きこそが、池田の超抜節一絶好調のバロメーターだと思えてならないのだが。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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頑張れ地元勢!③

3897 白井英治 80期 34歳

2011_0120_0401  今節の選手班長である。それを知ったとき、「えっ、80期の英治が!?」と奇異に感じたものだが、出場メンバーをよくよく眺めてみると、地元勢ではもっとも登番が古いのが白井なのであった(追加出場の胡本悟志は除く)。そういう時代になったということか。
 選手班長は、そもそも大変な役割である。出場選手の代表として全体に目配りをしなければならず、自分の作業以外にもしなければならないことはたくさんある。白井も、レース中は常に関係者の控室に陣取って、何かあれば即座に動き出せる態勢を保っているのである。
 ピットでの僕のレース観戦場所は、その関係者控室のモニター。もちろん中には立ち入れないので、窓越しに見ているわけだが、白井もいつもそのモニターを食い入るように見ている。今日は、転覆などの事故が何件かあり、11Rでも2周1マークで西島義則が失速して後続が巻き込まれそうになっていた。そんなとき、白井はすぐに控室を飛び出す。水面際に駆け寄り状況を確認したり、競技棟に駆け込んだり。その後ろ姿に、僕は心の中で頭を下げる。
 そうした心配りをしながら、白井は上位で予選をクリアした。モーターも出ているし、レースぶりにも見どころは多い。僕はやっぱり、心の中で頭を下げる。明日の準優のレース後は、心の中ではなく、思い切り拍手を送って彼を称えられうようなレースを期待しよう。選手班長の堂々の優出、そして優勝ともなれば、白井自身、最高の充実感を味わえるだろうから。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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GI徳山クラウン争奪戦の準優メンバー決定!!

 GI徳山クラウン争奪戦の準優18ピットが確定しました! 予選1位で12R1号艇をもぎ取ったのは池田。気配抜群の深川、井口とともにイン逃げ3連発を決めるのか。はたまた地元の2枚看板、白井と寺田が意地の逆転劇を見せるのか。他にも多士済々の猛者が揃って、激闘のセミファイナルになりそうです!

10R
①深川真二(佐賀)
②角谷健吾(神奈川)
③秋山直之(群馬)
④赤坂俊輔(長崎)
⑤三嶌誠司(香川)
⑥田村隆信(徳島)

11R
①井口佳典(三重)
②白井英冶(山口)
③重野哲之(静岡)
④辻 栄蔵(広島)
⑤平田忠則(福岡)
⑥坪井康晴(静岡)

12R
①池田浩二(愛知)
②寺田 祥(山口)
③丸岡正典(奈良)
④菊地孝平(静岡)
⑤柳沢 一(愛知)
⑥重成一人(香川)


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『丸ちぇろ大道芸ショー!!』

2011_0121_0615  4日目の6Rと9Rの発売中、東スタンド特設ステージで『丸ちぇろ大道芸ショー』が行われました。大道芸の定番である棍棒(ボーリングのピンみたいなやつね)を3本、4本と縦横無尽に回転させ、最後はなんと5本のジャグリングに挑戦! これを見事に成功させてやんやの喝采を浴びる丸ちぇろさんでした。
 最後はローラーバランスの上で3本のナイフをぶんぶん振り回し、会場からは「落ちるなよ!」「大丈夫か!?」という緊迫した声が飛ぶほどのド迫力でありました。そんな危険な大技とは対照的に、ちょっとオネエっぽいムードさえ漂う丸ちぇろさん(失礼!)、とってもチャーミングでしたよ~!!

2011_0121_0660


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H記者の『新春・初極選』

 あけおめ~~とはしゃぎたいところですが、徳山→宮島の10日間突貫ツアーだというのに鬼嫁から3諭吉しか配給されずにあんまりめでたい気分ぢゃないHです。10日で3諭吉、1日3英世……うぅぅ。
 ま、泣き言を言ってもはじまりませんね。この徳山で軍資金を10倍くらいに増やしちゃいますっ!!!! 早朝の新幹線の中では7R重野が極選候補と思っていたのですが、先に3Rで万太郎を演出してしまっては妙味は薄い。6=1を遊びで買う程度にして、もうひとりの穴男をフューチャーします。

11R
 ①井口佳典 F1
★②西島義則 F2
★③大峯 豊
◎④石橋道友
 ⑤辻 栄蔵 F1
 ⑥三嶌誠司
進入123/456か126/345

 F状況を見てもらえば狙いは一目瞭然でしょう。一本かぶりの井口ですが最近のイン戦では取りこぼしが増え、このFもちょっと気になるところ。さらに気になるのがコンマ20台のマイペースSに徹しているF2の西島。ここでも凹むようなら3コース想定の大峯、または三嶌が勝負駆けの気合で一気に攻め潰します。そしてイン井口の負けず嫌いな性格を考えると……大競りが十分にありえるレースになんです。で、展開がもつれればもつれるほど、道友のこっそり差し抜けの可能性が高まります。井口を攻め潰すかもしれない大峯と粘り強いレース足ある西島へ。

3連単★4-23-全

 


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“本紙予想”徳山クラウン争奪戦4日目後半

H記者が徳山にやって来た! 私も頑張ります。頑張りますが……。

7R 
1コース想定=谷村 まくられ率9.8% 差され率15.7%
2コース想定=西島 逃がし率37.3%
中尾がS決めて攻めていけば寺田に展開向く。
◎寺田 ○谷村 ▲西島 △中尾 
3連単3-142-全

8R 
1コース想定=濱崎 まくられ率5.6% 差され率33.3%
2コース想定=川﨑 逃がし率42.0%
センター筋の地元勢は攻めっ気豊富なタイプで、池田は絶好の5コース。
◎池田 ○川﨑 ▲濱崎 △大峯
3連単5-214-全

9R 
1コース想定=黒崎 まくられ率12.5% 差され率27.5%
2コース想定①=近藤 逃がし率24.0%
2コース想定②=松井 逃がし率29.5%
松井の進入如何にかかわらず逃がし率低い組み合わせ。松井が捌いて抜け出す。
◎松井 ○近藤 ▲黒崎 △長尾
3連単6-231-全

10R 
1コース想定=柳沢 まくられ率4.8% 差され率19.0%
2コース想定=吉村 逃がし率38.9%
S決まっている柳沢が踏み込んで逃走。
◎柳沢 ○吉村 ▲赤坂 △菊地
3連単1-245-全

11R 
1コース想定=井口 まくられ率16.3% 差され率18.4%
2コース想定=西島 逃がし率37.3%
西島がヘコめばセンターが強攻。展開利はコース動く三嶌か。
◎三嶌 ○井口 ▲西島 △大峯 
3連単6-123-全

12R 
1コース想定=秋山 まくられ率17.9% 差され率17.9%
2コース想定=角谷 逃がし率30.0%
S見えている角谷がのぞけば1M競り合いの可能性も。池田が絶好の3コース。
◎池田 ○田村 ▲秋山 △角谷
3連単3-512-全 


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THEピット――王者の哲学と勝負駆け

2011_0120_0017  毎度毎度「王者」という文字を書いているような気がするが、それほどまでに存在感が際立っているのだから仕方がない。朝のピットでもひときわ目立っていたのは、松井繁の動きだった。
「試運転にしても、1周するのと100周するのでは違う。やっぱり、たくさん試運転に行けば、感じられますよね。だから、みんなたぶん、足らないんですよ。ただ単に試運転に行くんじゃなくて、それ(プロペラとのマッチング)を感じようと思って試運転に行くかどうか」(BOATBoy1月号/松井繁インタビューより)
 1R展示が終了したあと、今日も閑散とする朝の空気のなか、松井は水面を疾駆していた。こんなに早くから王者が試運転!? 9R1回乗りなのに? いや、今から2カ月ほど前に行なったインタビューでの松井の言葉を思い出せば、王者にとってはこれが普通のことなのだろう。「みんなたぶん、足らない」という言葉もまた重く思い出された。ちなみに、そのとき松井とともに試運転をしていたのは、平田忠則である。
 試運転をいったん終えた松井は、ペラを外して屋外調整場に直行。しかも走って。腰を下ろすと即座にペラを叩き始めている。この作業は、2R発売中まで続いた。しかもギリギリまで。ペラ叩きをいったん切り上げた松井は、ダッシュで係留所へ。その途中、どこかを気にするように見ていたので、視線の先を確認してみると、試運転OK/終了の信号灯であった。まだ試運転できるのかどうか、緑ランプがついているのを松井はチェックしていたのだ。時計を見ると、11時3分頃。2R締切の6~7分前だ。もういつ信号灯が赤に変わってもおかしくない。係留所に辿り着いた松井は、手早くプロペラを装着。その様子を見ているこちらが、赤ランプがついてしまうのではないかとハラハラする。カポックを着込む。まだ緑。ヘルメットをかぶる。まだ緑。ボートに乗ってモーター周りを確認。まだ緑。モーターを始動。よーし、まだ緑! 係留所を離れる。まだ緑……あ~、赤になってしまった! のコンマ数秒前に、松井はスロットルを全開にして走り去っていた。本当にギリギリだったのだ。結局、試運転できたのは1周だけであった。
2011_0120_0091 僕はその執念のようなものに唸らされていた。もし自分なら、時計を見てもうすぐ試運転終了となると思ったら、あきらめる。3R発売中にやればいいや、そう思う。しかし松井は、たった1周だけでも、そこで走ると決めたら走るべく動く。諦めることはしない。実際に1周だけだったが、試運転をすることができたのだ。こうしたところが、王者と凡人を分かつものなのだろう。
 2Rが終わって、さらに松井の行動の重要性が明らかになる。2Rで濱崎誠が転覆したのだ。同支部の松井は、濱崎のボートの引き上げや転覆整備のヘルプに忙殺されることとなった。そう、3R発売中には試運転ができなかったのだ。もし2R前に1周だけでも走っていなかったら、調整が遅れることになってしまっていたのである。つまり、もし僕が同じ立場だったら、中途半端な仕上げでレースに行かなければならなかったかもしれない。
 王者とは何か。それは、技量とかペラの技術だけが作り上げるものではない。こうした姿勢、哲学。それが王者の王者たるゆえんなのである。新年一発目から、また松井にやられちまったな~。
2011_0120_0285  そうそう。1R発売中、水面にいたもう一人は江夏満。3R出走で、1Rが終わったら展示ピットに艇をつけなければならないから、実は彼もまたギリギリまで調整していた一人なのだ。すでに予選突破は相当に厳しいポジションだったが、そんな状況など関係なく、飽くことなくパワーアップをはかっていたわけである。3Rは残念だったが、明日以降、どこかでこの思いが報われてほしいと思う。ついでに言うと、試運転後、三嶌誠司と挨拶していたらたまたま江夏が通りかかり、三嶌に「ほら、クロちゃんに挨拶して」とそそのかされて、実にご丁寧なご挨拶をいただきました。江夏とも非常に久しぶりの再会となっている今節だが、その好青年ぶりと爽快な笑顔は相変わらずであります。

2011_0120_0441  さて、4日目勝負駆け。1Rからノルマを背負った選手が登場しており、これが坪井康晴。1着条件という背水の陣で、1号艇、他5人は絶望的という恵まれた構成ではありながらも、さすがにプレッシャーはかかったことだろう。
 逃げ切って6.17にまで得点率を押し上げて戻ってきたピット。出迎えた菊地孝平が感慨深い笑顔を坪井に向けていた。それに応えるように、ヘルメットの奥で坪井の瞳も笑う。スリットでは2コースの黒崎にのぞかれ、3コースから柏野が思い切った攻めに出ようとしているなかでの逃げ切りは、決して楽なレースではなかったはず。それだけに、坪井も菊地も安堵の混じった笑顔を見せたということだろう。まずは第一関門突破だ。
2011_0120_0080  2Rは、寺田祥が逃げ切って、後半は無事故完走で6・00に届く計算となった。寺田と同じノルマを抱えていた赤坂俊輔が2着。また、2走18点が必要な長尾章平が3着となっている。
2011_0120_0727_2  レース後、長尾が赤坂のもとに駆け寄った。赤坂の隣には石橋道友、長尾の隣には松田憲幸が寄り添って、皆で苦笑い含みの笑顔を向け合っている。ちょっと微妙な場面があったからだ、と思う。1マークで濱崎誠が転覆し、2マークを回ると赤坂と長尾の2番手争いとなっている。しかし、1マークには事故艇がいるわけだから、レースはできない。では、どちらが優先艇? 赤坂と長尾は内外に大きく離れていたため、二人ともおおいに迷ったようなのだ。4人が4人とも、両手をボートに見立てて2人の位置関係を確認しており、レース中は赤坂も長尾も確信はもてなかった様子。2011_0119_0429 長尾が引いたかたちで赤坂が2着になっているわけで、もし長尾が優先艇だったとしたら、長尾の判断は赤坂に優先艇保護違反をさせてしまったということになってしまう。だからだろうか、長尾はやや不安げな様子も見せており、そして赤坂は長尾を気遣う様子も見せていた。
 で、結果的に赤坂は違反をとられていないから、お互いの判断は正しかったことになる。赤坂は後半4着で6・00に届くぞ。……ん? いまチェックしたら4R終了時点でボーダーが6・33になってるじゃないか! ここまで書いた得点絡みの話が台無しになっているわけだが……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”徳山クラウン争奪戦4日目

ども~。Kです。絶不調です! 難しいっすねえ、徳山クラウン争奪戦。風向きがころころと変わったり、干満の差が大きかったり、この水面に苦戦している選手もいる様子。その筆頭が松井繁だったりもするわけですが、王者も「走り方がわかってきた」とコメントしていることですし、我々も「予想のしかたがわかってきた」と言いたいものです……。

1R
1コース想定=坪井 まくられ率15.4% 差され率15.4%
2コース想定=黒崎 逃がし率45.7%
坪井ががっちり逃げて勝負駆けクリアへ。黒崎が差し順走。
◎坪井 ○黒崎 ▲松田 △柏野
3連単1-253-全

2R 
1コース想定=寺田 まくられ率7.8% 差され率25.5%
2コース想定=濱崎 逃がし率32.5%
寺田の逃げ切り本命も、妙味は清水のカド攻めか。
◎寺田 ○清水 ▲濱崎 △長尾
3連単1-425-全 4-1-全

3R 
1コース想定=石田 まくられ率1.5% 差され率14.9%
2コース想定=飯島 逃がし率38.2%
石田のインは信頼度高い。ヒモ本線は重野。
◎石田 ○重野 ▲江夏 △山一
3連単1-543-全

4R 
1コース想定=石橋 まくられ率13.7% 差され率13.7%
2コース想定=平田 逃がし率37.0%
柳沢がカドから自在な攻め。
◎柳沢 ○石橋 ▲山下 △平田
3連単4-152-全 

5R 
1コース想定=松本 まくられ率4.3% 差され率23.4%
2コース想定=佐藤 逃がし率36.8%
進入微妙な一戦も、インの信頼度高い松本を本命視。
◎松本 ○白井 ▲三嶌 △吉村 
3連単1-654-全

6R  
1コース想定=清水 まくられ率13.0% 差され率25.9%
2コース想定=深川 逃がし率32.6%
深川が2コースから抜け出す。井口攻めれば重成のヒモに妙味。
◎深川 ○重成 ▲清水 △井口 
3連単2-514-全


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徳山クラウン争奪戦 4日目!

おはようございます。徳山クラウン争奪戦、早くも4日目を迎えました。本日は予選最終日。準優勝戦へ向けての勝負駆けが繰り広げられます。一筋縄ではいかない結果となっているここまでの3日間。この流れでいくと……予選突破への戦いも激しいものになっていきそうです。

2011_0120_0300 予選1位は池田浩二です。初戦2着のあとは負けなしの3連勝。文句なしのシリーズリーダーとなっています。コメント的には決して強気なものではありませんが、これはいつもの池田浩二。自分で設定している高いハードルを越えない限り、泣きコメントになるのが“強い池田浩二”です。このまま優勝まで突っ走っても不思議じゃない!(PHOTO/中尾茂幸)


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4日目のイベント情報

4日目(21日)のイベント情報

【丸ちぇろ大道芸ショー】
第6、9レース発売中
場所:東スタンド特設ステージ

【ラッキー舟券デー】
舟券の裏に「ラッキー舟券」と記入されていた方には、「勝栗」をプレゼント!
商品の交換:インフォメーション及び指定席受付
※賞品の交換は当日限りとなります。

【指定席入場先着200名様】
場内利用券500円分進呈

 場外発売は下記のとおりです。若松で4日目より場外発売スタート!
●ボートレース場
平和島/浜名湖/蒲郡/常滑/住之江/鳴門/丸亀/児島/宮島/若松/芦屋/福岡/唐津

●ボートピア
BPなんぶ/BP河辺/BP川崎/BP大郷/BP玉川/BP岩間/BP習志野/BP市原/BP横浜/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BPまるがめ/BP朝倉/BP土佐/BP松江/BP呉徳山/BP勝山/BP高城/BP金峰/BP三日月/BPみやき

●ミニボートピア等
MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/MBP北九州メディアドーム/MBP長崎波佐見/MBP日向/MBP天文館/MBPさつま川内/MBP志布志/オラレ美馬/オラレ徳山/オラレ呼子/前売場外ミニット


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3日目の決まり手&私的もろもろ回顧

 さて、一通り今日も決まり手を復習しておきましょうかね。初日&2日目の決まり手は以下の通り。
初日【逃げ3本、差し0本、まくり差し1本、まくり1本、抜き7本】
2日目【逃げ4本、差し1本、まくり差し2本、まくり2本、抜き3本】
 そして今日3日目は、
【逃げ3本、差し5本、まくり差し3本、まくり1本】
2011_0120_0567  はい、今節初めて「抜き」が決まり手から消えました。初日のお祭りはなんだったのでしょうか!? それだけ、シリーズ前半戦は風の影響が大だったということ。重ねて、選手もやっと徳山水面に慣れてきての抜きゼロとも言えるでしょう。今日も1マーク付近では微妙に風向が変わっていましたからね。ただ今後は初日みたいな“抜き天国”(ちょっとやらしい)にはなりにくそうです。それにしても、「逃げ」が一向に増えないのは、なんとも記念戦では不思議な現象と捉えてもいいのでは。また8Rの田村隆信、10Rの角谷健吾がまくりに行って外にぶっ飛んでしま ったケースを見る限り、「まくり」も今シリーズは極めて決まりにくいと言えます。唯一、本日まくりを決めた7Rの深川真二は、それだけよっぽどのパワーの持ち主とも言えますな。
 ……と分析していくと、明日からの後半戦は、ズバリ「差し天国」の様相と予報しておきます。ま、予想です。

やっぱ鬼足だった秋山直之!
&前付け上等・F2西島義則は絶好の狙い目!

 シリーズも中盤3日目が終了となりましたが、皆さんの舟券生活はいかがでございましょうか? ところで、本日の6Rはご覧になりましたか。個人的にはこれが今日一番の勝負どころと読んでいたので、まずはその話にちょっとお付き合いのほどを。
【第6R・こんな展開待ってた特選】
①松田 憲幸
②飯山  泰
③西島 義則
④松井  繁
⑤秋山 直之
⑥柳沢  一
スタ展:123456→本番:132456。
 そうなんですよ、西島が本番で期待通りに2コースに前付けしくれたわけです。昨日の当2011_0120_0318 コーナーで、今シリーズ勝利の近道は「前付け野郎を狙え!」と、声高に言わせてもらいました。で、スタ展動かずとも西島と深川はとにかく必須選手だとも。今日の西島はこの1走のみということもあり、朝着いたら最初に舟券買っておこうと思っていたのです。加えてこの6R、僕が<S級>の鬼足!と指名した秋山も乗っているではありませんか。もう買い目は簡単です、ド本命3-5オモウラ2点勝負! 松井なんて視界に入りませんから。初GⅠ出場で気合いの入る松田の水神際が、ちょっと先送りになるのは申し訳ないとも思いながら……。
 で、レースは4カドからコンマ16のトップスタートを決めた2011_0120_0366 王者・松井がスリットからグイッと出て行きます。やべ! かなり松井の足が仕上がってきていると認識し、あんな記事書くんじゃなかったと後悔した瞬間、イン松田の目に火がついた。1マーク、まくりに来た松井に松田が飛び付いたのだ。そして松井と松田が共同体となり外に飛ぶまさにその瞬間、外から黄色い弾丸がズッポリと2人の内側に突き刺さる! これが鬼足・秋山で、展開の妙もあったがバックで早くも独走状態。で、気になるのは西島の行方。まくられても簡単には沈まぬ太陽である西島、この1マーク、芸術的というか誰の引き波にも影響を受けないようにコースを選んで小回りターンを決めてきたのだ。いやはや、これが名人芸と言うのだな。バックでは柳沢と併走も、2マークで貫禄の先マイで2番手に躍り出た。はい、5-3:4170円。3着に柳沢が入って5-3-6:19600円とド万舟を演出してくれたわけです。いやぁ、こうも作戦がまんまと決まるとは思ってもいませんでした。そう、思ってもいなかったのです。思っていたら買ってましたって、2連単を。欲とは魔物です。最初はマークシートの「2連単」を塗りつぶしたのですが、それを破り捨て「3連単」で絞りにかかったのです。それがこれ→Cimg5688_2 
 見事に柳沢の「6」が抜けまして、ただの紙くずです。道中、穴党の僕ですが久しぶりに松井の名を必死に叫んだものです。その松井も敗れはしましたが、伸びも付いてきてこれで充分戦えるレース足にはなっていましたね。後半10Rでは2コースから三嶌誠司を差しきっての初勝利。三嶌も中堅上位はあるだけに、競り勝った結果は大きいでしょう。いよいよ王者モードに突入しそうで今後が要注目です。

 ついでにと言ってはなんですが、もうひとレース、お付き合い下さい。
【第7R・だから買いなさいって言ったで賞】
①近藤 稔也
②吉村 正明
③菊地 孝平
④深川 真二
⑤飯島 昌弘
⑥辻  栄蔵
スタ展:213456→本番:213456。
2011_0120_0197  前レースで会心の予想を台無しにしたことで放心状態も、ここは改心しようと迎えた7R。ここにも前付け野郎必須の深川が登場です。今節すでに上位級の足だけに、ここは4カドでも充分アタマを狙えるなぁと思っていると、やはり深川は本番でも動かず4カド選択でしたね。これは結果的に大正解。ただ、見逃していたのが地元吉村のスタ展での前付け。お恥ずかしい話ですが、僕はスタ展を見ていなかったのです。前レース放心状態で……。普段から前付けする選手でもなし、完全にノーマークでした。で、記者席で原稿を書いていると、向かいに座っている中尾カメラマンが「吉村って前付けするんだね」とボソリ。寝耳に水とはこういうことです。締め切り後でしたから、それを聞いたの。2011_0120_0120
 レースは、3コース菊地がコンマ09のトップスタートで先制しようとするも、スリット後からグイグイ伸びていく4カド深川が菊地のお株を奪う先制のまくり一発。これが綺麗なまでに決まり、内3艇を呑み込んでいく。深川はバックで先頭に立ってすでに安全圏。そう、ここまでは僕の目論見どおり。ただ、ヒモが……。このレース、前付け野郎の吉村の目が僕の舟券にはありません。2着争い、吉村はまくられながらもうまく小回りで堪え、2番手をキープしてゴール。4-2:2120円。スタ展も本番も、前付けに動いた吉村を買っていない時点で僕の敗北です。また最内差してきた辻が3着に入りましたが、この辻の足も見るべきものがありましたな。4-2-6:5580円。
 はい、明日からはきちんと「前付け野郎」を、スタ展見忘れることなく、狙います!
 
 ちなみに、本日スタ展で前付けに動いた選手、ならびに本番で動いた選手のレース結果を発表しておきます。
              スタ展   本番    結果
4R4号艇・仲口博崇→2コース  4コース  4着
6R3号艇・西島義則→動かず   2コース  2着
7R2号艇・吉村正明→1コース  1コース  2着
12R5号艇・白井英治→3コース  5コース  1着

 やはり高確率で舟券に絡んでいるのがわかりますね、動けばわかるさ!ってやつですよ。

 加えて、僕が明日4日目に注目する「前付け野郎」を列記しておきましょう。ご参考いただければ幸いです。
1R5号艇・山下和彦→2日目3R6号艇で前付けに動き、4コースから強烈にまくり差して2万舟を出した実績は買い。ここも5コースを良しとはせず、隙あらばひとつでも前を狙うはず。2011_0120_0382
5R6号艇・白井英治→今日の12Rでも、スタ展で内に動いた地元のエース。ここは予選ラスト走で、準優好枠狙いでさらに内に攻め入る。機力的に<S級>まで上昇しているだけに、ここは格上の足で1着狙い。
7R4号艇・西島義則→スタ展は見なくてもいいな(笑)。ここも定位置2コースから今日の6Rのような走りを再現。11Rは2号艇で出走となるが、ここは枠なりで充分とみる。
9R6号艇・松井繁→やっとここにきて本格化してきた王者の足。予選ラスト走、さらに勝負駆けという大事な1走で大外に座るわ2011_0120_0314 けがない。明日のメイチ勝負は実はここ! 松井のアタマ狙い打ちます。

 最後に、このあと旅打ちなどで徳山ボートに初めて訪れる皆さんに業務連絡です。今日の昼飯どき、僕と黒須田、中尾カメラマンの3人で場内の食堂にエネルギー補充に向かったときのこと。場内放送で次レースの展示タイムらしき放送がアナウンスされていたんですね。ですが、「3号艇、○秒58」の○に違和感が!? そして次の4号艇の数字を聞いてビックリ! 「36秒78」……36秒!? 係の方に聞いてみたら、この数字、周回展示タイム(コース1周分)だということです。訪れた際には、舟券作戦に役立ててみてはいかがでしょか。もちろん、普通の展示タイムもアナウンスしますよ。ご参考までにということで。
 では本日はここまでにいたします。明日からはH記者が来襲、引き継ぎよろしゅう~(こちらも業務連絡でした)。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・黒沢)


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THEピット――闘魂注入!

2011_0120_0637  パン、パン、パン!
 11Rの出走時刻となり、6名が整列し敬礼。出走ピットへと一列で動き出したそのとき、乾いた破裂音が鳴り響いた。
 音の主は石橋道友。両手で勢いよく、自分の尻を叩いたのである。つまりこれは、石橋のレース前のルーティン。こうして気合を込めて、臨戦態勢を整えるのである。そのパンパンパンという音、さらに手が尻を叩くときの体感。これが石橋の闘争心にスイッチを入れるのだろう。この儀式のような行動が、石橋にとっては戦いのゴングなのだ。
2011_0120_0308  こうしたレース前の行動というのは、選手によってさまざまである。もはや完全に見慣れたものとなっているのが、松井繁。僕は勝手に「王者の舞=キングダンス」と呼んでいる。
 敬礼をすると、柏手を打つように両手を前に伸ばして3回ほど手を叩く。次に、体の余計な力を抜くように2~3度その場でゆらゆらとジャンプ。出走ピットに向かう際は、スキップのような歩様で弾むように歩く。乗艇前にもういちど敬礼すると、また手を叩き、ゆらゆらとジャンプ。そうしてからボートに乗って、出走合図を待つ、という次第だ。ジャンプ&スキップがダンスのようにも見えるから、キングダンス。スタンドから出走ピットがよく見えるようなレース場では、ぜひ注目してほしい。もちろん今日もやっていたぞ。
2011_0120_0277  ジャンプ系では、重野哲之も敬礼後に跳ねる。松井とは違って、ぴょーん、ぴょーんとまっすぐ跳ねるのだ。それはまるで、マラソンランナーのスタート前。出走に向けて弾みをつけている、という感じだ。松井の肩の力を抜こうとするようなジャンプとは対照的ですらある。まあ、マラソンマン重野だからこそ、先入観でそう見えているのかもしれないけど。でも、松井のジャンプとは確かに違うのだ。
2011_0120_0175  山下和彦の場合、跳ねたりはしないけど、肩が上下左右に大きく揺れる。パンチを力強く打ちおろすような感じで両手を交互に振りおろし、それに合わせて肩も上下している、という感じか。これはむしろ松井系に近いもので、おそらくは肩をほぐしている動きであろう。やはり体がカタいままでは操縦に差し支えるもの。また心がカタいままでは判断を誤る。心身をほぐして力を出し切る! 松井にしろ山下にしろ、そんな動きのように思えてならない。
2011_0120_0694  石橋のような自己殴打系で印象的なのは、田村隆信だ。田村は、両足の太ももの裏側を、交互に力強く叩くのだが、これがまためちゃくちゃ強い力での打撃なのだ。石橋がパン、パン、パンなら、田村の場合はパーンッ! パーンッ! パーンッ! アーネスト・ホーストのローキックばりの威力がありそう……なわけはないが、そんなアホなことを言いたくなるほど、田村は力強く自身に気合を入れるのである。見ているうちに、力士が取組の前に顔をビシバシと叩いて気合を入れるシーンを思い出したぞ。ボートレースは水上の格闘技、ですよね。

 そんな闘魂注入もむなしく、8Rで5着大敗となってしまった田村隆信。着替えを終えて、とぼとぼとモーター格納のため整備室に向かっていると、屋外ペラ調整場で作業をしていた井口佳典に声をかけられた。田村の顔が苦笑いを含んだ笑顔に変わっていく。井口が大敗をからかったのだ。
2011_0120_0460  田村は井口の前に腰を下ろす。井口がペラを叩きながら、さらに大敗を追及する。「大けがしないように外回ったんだけど」「カハハハ! 大けがしとるやないか」「大けがしてもうた」井口、田村の失敗をちっともいたわろうとはしないのだ。
 これぞ、銀河系軍団! 同期が負けるとボロクソにこきおろし合うという85期勢。その悔しさを胸に刻み、切磋琢磨して、彼らは一大勢力を築き上げたのだ。もちろん、心から信頼し合っているからこそ、けなし合うことができるわけで、銀河系とは究極の、そして真の仲良し集団なのだ。
 井口と笑い合う田村を見ていると、それが糧になると同時に、癒しにもなっているのだろうな、と思った。田村はもちろん悔恨にまみれてレースを終えた。一人、苦吟した瞬間もあったかもしれない。しかし仲間はそれをからかい、笑いに変えてくれる。次の一歩を踏み出すとき、本当に必要なのは心を軽くする冗句なのかもしれない。
2011_0120_0298  などと考えつつ、時間は飛んで11R。インから先マイしながら池田浩二に差された山一鉄也。ヘルメットを脱ぐと、もう悔しくて悔しくて仕方がない、とばかりに歪んだ顔があらわれた。エンジン吊りは終わり、周囲には仲間はない。一人になって山一は、ただただ悔しがっていたのだ。口を上下左右に動かして、眉間にシワを寄せる。爆発しそうな悔恨を、顔の筋肉を激しく動かすことで押さえ込んでいるようにも見えた。
2010_0118_0269   その山一に、後ろからそっと近づいたのが近藤稔也。背中をぽんぽんと叩いて、振り向いた山一に笑顔を向けたのだ。期も支部も違うけど、同世代と言っていい二人(近藤66期、山一68期)。そんな仲間に笑顔を振りまかれて、山一の心も軽くなったのだろう。あれだけ悔しがっていた表情がすーっと柔らかなものになっていった。レーサー同士にしかわからない無言の会話が、きっとそこにはあったのだと思う。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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徳山クラウン争奪戦 明日の勝負駆け情報!

明日は4日目、準優勝負駆け。今節は欠場や途中帰郷が相次いでおり、予選7回走りの選手も出ております。そうしたなか、予選トップは池田浩二! 例によって泣きコメントも聞こえてきますが、快調に飛ばしておりますぞ。その池田を含めて当確は8名。4位の井口佳典もまず大丈夫でしょう。あ、ボーダーラインは6・00に想定しています。3日目終了時点では、18位と19位のしげしげコンビが6・00。やはりこのラインをめぐる戦いとなってくるでしょう。4日目1R1号艇の坪井康晴は1着勝負! 朝から激しい勝負駆けが見られますぞ!

1 池田浩二 当確
2 深川真二 当確
3 白井英治 当確
4 井口佳典 5・6着
5 辻栄蔵  当確
6 丸岡正典 当確
7 菊池孝平 当確
8 秋山直之 当確
9 田村隆信 当確
10 西島義則 4・4着
11 吉村正明 4・4着
12 角谷健吾 5着
13 松井繁  4着
14 中尾誠  4着
15 赤坂俊輔 1・6着
16 山下和彦 3着
17 寺田祥  1・6着
18 重成一人 3・3着
19 重野哲之 3・3着
20 大峯豊  2・3着
21 山一鉄也 2・3着
22 平田忠則 2着
23 三嶌誠司 2・3着
24 仲口博崇 1着
25 石田政吾 1着
26 坪井康晴 1着
27 後藤浩  2・2着
28 石橋道友 2・2着
29 川﨑智之 (1着相手待ち)
30 柳沢一  2・2着
31 長尾章平 1・2着
33 濱崎誠  1・1着
36 清水敦揮 (1・1着相手待ち)
37 谷村一哉 (1・1着相手待ち)
38 松田憲幸 1・1着


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がんばれ地元勢!②

4064 原田篤志 86期 31歳

2011_0119_0641  今節、いちばん試運転をしている選手は原田篤志だろう。その日のレースが終わったあとも、「試」のプレートをボートにつけては、ふたたび水面へと飛び出していく。この徳山の寒空の下、暖を取る暇もなく、原田は水面を疾駆し続ける。
 たしかに、機力的には厳しい。だからこその試運転。水面に出る前にはペラを叩き、整備をしているわけだから、原田の試運転はなんとかパワーアップをはからんとする試行錯誤の姿だ。それがレーサーというものだ。
 それにしても、だ。9R発売中にいったんピットに上がってきた原田。徳山は10R発売中までしか試運転ができないので、このタイミングで陸に上がるのは試運転終了を意味することが多い。しかし原田はモーターを下ろすことなく、ペラを叩いてもういちど、水面に戻っていったのだ。残されたわずかな時間も惜しいとばかりに。吹きつける寒風に逆らって。そんな姿勢はやっぱり報われてほしい、そう思う。
 余談だが、昨夜、周南市内にある「まんぷく苑」というメチャ旨の焼き肉屋に行ったら(カルビが超絶美味でした)、店の大将が「篤志とは釣り仲間なんだよ」と。原田、大峯豊、寺田祥らと仲が良いそうで、「明日会ったら、頑張れって伝えて」とも。試運転の合間に原田にそれを伝えると、顔をクシャクシャにして「ありがとうございます!」。その好青年ぶりに惚れたぞ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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徳山ボート、おすすめスポット紹介!

  本日3日目の予選争いも佳境の中ですが、これからシリーズ後半へと向かう週末ともなると、徳山ボートレース場に足を運ぶ方もまた多くなってくるでしょう。そこで、徳山ボートに訪れたなら「ここは見ておきたい!」というおすすめスポットを紹介したいと思います。レースの合間、ここでリフレッシュできますよ!

その1「すなっちホール」Cimg5669
場所:東スタンド1F

 山口が生んだ天才ボートレーサー・今村豊。ただ今、ココすなっちホールでは、今村豊の特別企画展を開催中。デビュー戦は当地徳山ボート。そのデビュー戦で初勝利を上げると、いきなりデビュー節で優出と天才ぶりを発揮。そう、ここ徳山が今村伝説のはじまりと言えるのだ。そのデビュー時から現在までの輝かしい栄光の歴史を、じっくりとここで閲覧しながら堪能できるのが嬉しい。今村が過去に獲得した数々のトロフィ ー、盾、当時のスポーツ記事などといったお宝の数々が皆さんを待っているぞ! 今村2011_0119_0573_3 豊ファン必見のスポットだ。

その2「ボートレース博物館きゃびて~しょん」
場所:中央広場西側
開館日:本場開催日の日曜・祝日
開館時間:13時~15時

2011_0119_0562  今村豊をリスペクトしたら、次に訪れてほしいのがここだ。一言で言うなら、徳山ボートの足跡、ならびにボートレースが誕生してから現在に至るさまざまなボート界の歴史が詰まった博物館だ。
 実際のボートやモーターというボートレース関連物品の展示から、今節も参戦している松井繁をはじめとする全国のスター選手たちのサイン入り色紙、プロペラなども大量Cimg5677 に展示。これはファンにはヨダレものですぞ! また地元選手たちが実際にレースで使用したヘルメットもズラリと並んでいて、これも圧巻の眺めだったなぁ。
 過去の記念戦のポスターなども置いてあり、なんと「ご自由にお持ち下さい」という嬉しいサービスも。徳山ボートの歴史をひも解くと、さらにボート熱も高まるというものです。
 ぜひとも足を運んでみてください!

 ※今シリーズ時の開館日は23日(日)となっています。
Cimg5682


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“本紙予想”徳山クラウン争奪戦3日目後半

7R 
1コース想定=近藤 まくられ率17.3% 差され率34.6%
2コース想定=吉村 逃がし率38.9%
菊地がS踏み込んでまくり差し一閃。
◎菊地 ○深川 ▲近藤 △吉村 
3連単3-412-全

8R 
1コース想定=胡本 まくられ率25.0% 差され率25.0%
2コース想定=仲口 逃がし率40.3%
田村が3コースから自在に立ち回る。
◎田村 ○仲口 ▲胡本 △平田
3連単3-214-全

9R 
1コース想定=重野 まくられ率1.5% 差され率21.2%
2コース想定=赤坂 逃がし率34.9%
重野のイン信頼度はかなり高い。丸岡握れば大峯が上位へ。
◎重野 ○大峯 ▲丸岡 △赤坂
3連単1-542-全

10R 
1コース想定=三嶌 まくられ率12.3% 差され率19.3%
2コース想定=松井 逃がし率30.0%
松井の2コース差しが鋭く三嶌をとらえる。
◎松井 ○三嶌 ▲角谷 △寺田
3連単2-135-全

11R 
1コース想定=山一 まくられ率13.5% 差され率17.6%
2コース想定=池田 逃がし率46.2%
山一が外を制して逃げ切る。相手本線は山下。
◎山一 ○山下 ▲池田 △坪井 
3連単1-324-全

12R 
1コース想定=菊地 まくられ率13.3% 差され率15.0%
2コース想定=中尾 逃がし率31.0%
菊地が渾身の逃げ切り見せる。
◎菊地 ○中尾 ▲白井
3連単1-25-全 


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THEピット――3日目朝の閑散

2011_0117_0278  3日目の朝ピットは閑散とする――これはSGや記念レースのセオリーに近いものである。あ、1Rのスタート展示が始まって以降の朝の時間帯、が正確な言い方。早朝スタート特訓や試運転はいつも通りににぎわっていて、これが終わるとピットから人影が少なくなる、のである。
 顕著なのは整備室。1R展示終了後に覗き込むと、案の定、選手の姿は皆無であった。前検を経て、初日2日目で手応えをつかみ、素早く整備を終わらせるのが記念クラスの仕事の早さ。例外はもちろんあります。それでも、SGなどでガランとした整備室を3日目の朝に見るたびに、こうしたルーティンもトップクラスであることの要件なのだと思ったりする。
 むろん、選手たちは3日目の朝にのんびりしているというわけではない(そういう選手もいるだろうけど)。つまり、3日目朝の時点で選手たちはプロペラの微調整に専念していることが多い、のである。これもまた、2日目までに本体整備をやり尽くしているという事実をあらわしている。整備室自体には選手はゼロでも、整備室内のペラ調整場は満員御礼。覗き込んだら、谷村一哉と目が合った。おはようございます。
2011_0119_0159   屋外ペラ調整場には秋山直之。今朝のピットは風向きのせいなのか、気温こそ低いままだが、わりと過ごしやすかった。それでも、屋外でのペラ叩きは大変そうだな~。秋山は懸命にペラを叩き続け、やがてそのペラを手に係留所へダッシュ。水上での調整に移るようであった。
 ピンと来ることがあって、係留所が見える位置へと僕も移動。何を思いついたかというと、秋山のボートが係留されている場所だ。秋山の定位置は試運転用係留所のいちばん端っこ。徳山で、というわけではなく、どのレース場でも秋山は端っこに陣取って調整をしているのだ。実は係留所の高さは場所によって微妙に違っているそうである。水面に浮いている係留所の高さが違うなんて、まったく想像もつかないのだが、どの選手に聞いてもそう言う。そして、モーターの回転数の調整は、同じ場所でやることに意味がある、のだそうである。そう言われて観察していると、確かに同じ場所に同じネームプレートのボートを見ることが頻繁にある。単に試運転待機のために係留しているなら話は別なのだろうが、回転数を合わせるような微妙な調整については、“いつもの場所”でやる必要があるのだ。秋山の場合は、その“いつもの場所”がいちばん端っこということである。それを今日も確認しておこうと思ったのだ。
 2010_0118_0576ところが、秋山が係留所につくかつかないかというタイミングで、係留所のいちばん端っこにはすでに選手の姿があることを発見。まさか瞬間移動!? なわけがなくて、秋山の指定席には先客がいたのである。何しろいちばん端っこなので、近視&乱視(に最近は老眼も……)の僕にはそれが誰なのか判然としない。目を凝らしているうちに、秋山がだいたい真ん中くらいの係留所に到着するのが見えて、どうやら秋山は今日はその場所で妥協しているようだった。やがて、いちばん端っこの人がモーターを始動して、回転数の調整を始めた。というか、その様子を目視できたわけではないけれども、閑散としたピットに響くモーター音でわかる。ニードルを絞ることで変わっていく音の高さが、作業の内容を物語っているのだ。
 やがてそのモーター音が止まって、人影がボートから降りるのが見えたので、忍法小走りで係留所とピットを結ぶ橋に移動。上がってきたのは……松本博昭だった。ふむ、今日の12Rは秋山と松本の直接対決がありますな。端っこ係留所争奪戦では松本が先手を奪ったわけだが、実際のレースは果たして……。
2011_0119_0438  ちょうどその頃、係留所で彫像のようにジッとしている選手がいた。柳沢一である。柳沢は、ボートには乗らず、係留所に上がって片膝をつき、その態勢のまま微動だにせずに、どこか一点を見つめていた。それが水面なのかモーターなのかはハッキリとはわからなかったが、何かを考え込んでいるのであろう、とにかくまるで動かないのである。この寒風のなかで。そう、それはまるで風雨に耐える考える人の銅像。凡人としては、「寒くないんかな~」と俗な感慨を抱きつつ、手足をジタバタさせて寒さを紛らしながら、ひたすらそれを見つめているわけなのだが。選手の集中力は、時に寒さを忘れさせる、のかもしれないな。

2011_0119_0819  う~、さぶさぶ、そろそろ記者席に帰って原稿を書こう……と踵を返すと、屋外ペラ調整場には松井繁の姿。王者、寒くないのかな~と見つめているうちに、井口佳典も合流して、松井の隣でペラを叩き始めた。さらには、1Rを快勝した田村隆信もここに加わって、実に豪華な布陣が屋外ペラ場を独占していた。田村は勝利に気分が上気しているのか、ニコニコと柔らかに微笑みながら、井口に声をかけていく。井口がタハハハと笑うと、王者もつられて頬を緩めていた。なんかいい雰囲気だな~。
2011_0119_0879  ただ、僕はそこで立ちすくんでしまう。屋外ペラ場は、ピットの奥から出入口へと向かう途上にある。装着場に置かれているボートとペラ場の間隔は一人が通れるほどしかなく(体重100kg基準)、つまり記者席へと戻るには王者や井口や田村の間近を通らねばならないのだ。ペラを叩いているわけだから、彼らは座り込んでいる。ということは、このSGレーサーたちを足元にひざまずかせているような感じで、通過しなければならないのである。いや~、それはできん。僕にはそんなことできませんよ~。というわけで、そこには結界が張られているような錯覚に陥った。立ちすくんだのはそういうわけだ。
2011_0119_0930  仕方なく、僕はその場所を避けるように、ぐるり大回りして、出入口へと向かうことに。ふぅ、なんて安堵の息をつきながら歩いていたら、ぐわっ、ペラを装着するため座り込んでいる三嶌誠司が! 死角になっていたため、ぜんぜん気付かんかった。大慌てで挨拶しながら、結局は三嶌さんをひざまずかせているような態勢になっていることに気づく。す、すみませ~んと逃げだすようにその場を離れて、今この原稿を書いている次第なのであります。何をしてるんでしょうか、ワタシ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”徳山クラウン争奪戦3日目

おはようございます。Kです。いや~、昨日はボロボロだったな~。抜きが多いというのも、1マークの展開を立体的に読もうとする“新概念データ”には向いていないのかも。いや、それ以前の外れってのも多いからな~。というわけで、今日はそのあたりも考慮のうえ、頑張りますです。

1R
1コース想定=田村 まくられ率7.3% 差され率24.4%
2コース想定=北川 逃がし率38.5%
田村ががっちりと逃げ切る。ヒモ妙味は黒崎。
◎田村 ○黒崎 ▲清水 △近藤
3連単1-653-全

2R 
1コース想定=飯山 まくられ率1.7% 差され率30.0%
2コース想定=原田 逃がし率33.3%
飯山がS決めて先マイ。辻がカドから迫る。
◎飯山 ○辻 ▲江夏 △濱崎
3連単1-435-全

3R 
1コース想定=平田 まくられ率19.6% 差され率19.6%
2コース想定=佐藤 逃がし率37.3%
強攻派が少なく、平田が先マイ逃走。坪井の捌きにも注目。
◎平田 ○坪井 ▲丸岡 △中尾
3連単1-654-全

4R 
1コース想定=後藤 まくられ率29.5% 差され率13.6%
2コース想定=重成 逃がし率48.9%
後藤はまくられ率高く、センター勢の強攻狙いたい。仲口を本命抜擢。
◎仲口 ○石田 ▲寺田 △後藤
3連単4-561-全 

5R 
1コース想定=北川 まくられ率10.9% 差され率27.3%
2コース想定=柏野 逃がし率51.1%
白井の3コースまくり差しが強烈に突き刺さる。
◎白井 ○山下 ▲柏野 △北川 
3連単3-421-全

6R  
1コース想定=松田 まくられ率29.4% 差され率32.4%
2コース想定=飯山 逃がし率50.0%
西島の3コースはまくり多く、それに乗る松井の捌き期待。
◎松井 ○西島 ▲飯山 △松田 
3連単4-321-全

後半は後ほどアップします。


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GⅠ徳山クラウン争奪戦 3日目です!

  前検日から厳しい寒さが続いていましたが、本日ただいまのピット内の温度は5℃! 今日はちょっと暖かいかなと徳山ボートに到着して思ったのですが、やっぱりいつもどおりの温度でした……体がこの寒さに慣れてきたってことですね。

2011_0119_0934   さあ、それでは今日もはりきって参りましょう!
  シリーズは予選の折り返しとなる3日目。本日より勝負駆けとなる選手もいるだけに、朝イチのレースからまったく目が離せません。興奮するレースに期待しましょう。

※ここまで(121)とオール2連対好調の深川真二。今日は外枠もあり、進入から楽しませてくれそうです。


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3日目のイベント情報

3日目(20日)のイベント情報

【ラッキー舟券デー】
舟券の裏に「ラッキー舟券」と記入されていた方には、「勝栗」をプレゼント!
商品の交換:インフォメーション及び指定席受付
※賞品の交換は当日限りとなります。

そのほかのファンサービス情報、場外発売所情報は、

GⅠ 徳山クラウン争奪戦 開設57周年記念競走 特設サイト

で、ご確認ください。


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本日の決まり手&私的もろもろ回顧

 まずは復習になっちゃいますが、初日の決まり手を今一度ご確認いただきましょう。
【逃げ3本、差し0本、まくり差し1本、まくり1本、抜き7本】
2011_0119_0971 まぁ~とにかく終日目立っていたのが「抜き」だったわけですよ。朝の2Rにその流れは突然始まり、後半10~12Rにいたってはトリプル“抜き”締め。観戦しながら舟券をギュギュ~と握りしめていた方も多かったのではないでしょうか。その大きな原因は、予想だにしなかった「風」。突風というより風向ですね、追い風―向かい風―追い風―向かい風のてれこに、時々横風もあったりで、レースごとにとにかく徳山レースコースの顔が豹変していたのです。スタ展と本番での風向も変わっていたのでしょう。池田浩二もドリームインタビューで「とにかく初日は風が一定してなくって、スタートが難しかった」と振り返っていました。苦労したのは池田ばかりではなかったでしょう。

さあ、そこで2日目はどうだったのか、皆さんも気になりますよね。結果は、
【逃げ4本、差し1本、まくり差し2本、まくり2本、抜き3本】
どうですか。「抜き」が激減しましたよ、って、これがまぁ普通というか平均的な数字(まだ多2011_0119_0118 いかな)なので驚くこともないのですが。つまり、これで初日がいかに不可思議な1日だったのかがわかりますよね。ただし、実は逃げがさほど増えていない! 抜きが減った分は、まくりやまくり差しに吸収されたってことで、今シリーズの徳山水面は、いやはや一筋縄ではいかないのではと暗雲を感じ取ったわけですよ。予選2日間24レースで逃げが7本(29・2%)は、記念戦としてはやはり少ないでしょう。
ま、穴党のH記者にとっては棚からぼた餅、こんな展開待ってた!的なシリーズ。そう、だから早く仕事終わらせてこっちに来なさいってば(笑)。

ではこの徳山水面、いったいどう攻略していけばいいのか? 時間待ったなしでズバリ言っちゃいますが、今シリーズ勝利への近道は「前付け野郎を狙え!」だ。

2011_0119_0287 前付けと聞くと、まず誰もが名前を挙げたくなるのがイン屋・西島義則ですな。今節、西島は初日インから逃げではなく「抜き」で1着、そして今日の前半5号艇となれば、ここは当然の前付けで2コーススタート。F2の身であいかわらずスタートは行けず、スリットでへこんでしまうのだが、いやいやしかし、実は道中のレース足がかなりいいのではないかと睨んでいる一人。道中4~5番手に一度沈んでから、コーナーごとに抜いて抜いての3着浮上でゴールを切った。

そして後半11Rは6号艇から有無を言わさぬ前付け! 2コース(今シリーズ、西島が1号艇以外の時の定位置はここになりそうですな)から、1周バックで逃げた白井英治に喰らいついて2番手に上がっていた(ただ2マークで石橋道友に弾かれ4着にぶっとんでしまいましたが……涙)。いやいや、負けはしましたがあの気合いですよ、「オレは、前から行くよ」という気概、その精神がここ、天の邪鬼・徳山には必要なんじゃないかって、あの西島の敗戦を見て気付かされたわけです。というか、ここで僕は今節は徹底的に「前付け野郎を狙ってやろう(そして儲けてやろう、テヘ)」と決断しましたね。はい、西島とともに行くとこまで行ってやろう、って。

 と、決断すると、今日のレースは僕にはこんなふう(以下)に見えるわけです。
3Rでは6号艇・山下和彦が4コースに前付けに動き、まくり差しての2万舟決着。※ゴメン2011_0119_0455 ナサイ、スタ展では枠なりだったので、これは後付けでの前付け対象となります、ご勘弁を! でもそれだけ、動いたモン勝ちってことなんじゃないかと、はい。

2011_0119_0752 5Rでは、王者・松井繁が5号艇から4コースに動いた。かなり個人的には注目して見ていたのだが、レースは残念ながら1マーク回った直後に振り込んでしまい、ここは6着と大きく後退してしまった。それでもあれは、あくまでも攻め切った末の結果だったので、ここは前付け失敗とはせずに対象外としましょうか、テヘ。明日以降も松井にはどんどん前付けしてほしいところですな。

 7Rの深川真二は本日一番の、会心の前付けだったな、うん。今節のイン屋二大巨2011_0119_0655 頭である西島と深川。西島のこれまでの果敢な前付けに刺激されたわけではないだろうが、当然、この佐賀のイン屋・深川も動く動く! 6号艇だったことも動く理由となったであろうが、本番もスタ展どおりに3コースに座ると、1マーク、イン仲口博崇と2コース地元のエース・白井英治をまとめてズッポリ差し一閃! よく見ると、白井がまくりに行ってくれたことが勝因の半分を占めていたかもしれないが、だがしかし、そこに深川が動いていなければ、このチャンスは巡ってこなかったということでもある。前付け、バンザイ!

そういえば、初日オープニング1レースでも、スタ展で4コースに動いた仲口博崇が、本番は5コースも、まくり差してオープニング万舟を派手に決めてくれたのだった。その時点でこの作戦に気付いていれば、どんだけ儲けられたのか……。ぶくぶくに太った自分の財布を想像したら、ちょっと胃が痛くなってきた。

ということで、まぁ多分に自分に都合よく前付けが功を奏したように綴ってきたが、思いは通ずる精神で(笑)、3日目はスタ展で動きを見せた選手、そして本番では間違いなく動いてくるであろう選手(西島と深川は必須)を、狙い打っていきたいとここに決意表明する次第であります、はい。

付録:この選手、いいかもよ!
最後に、ここまでの2日間、じっくりしっとり24レースを見てきたなかで、自分なりに判断した機力上位メンバーを記しておきたい。
<S級>
2011_0119_0127 濱崎誠→今日1Rで4カドからまくり一発で今節初勝利、というか、A1選手になってこれが初のGⅠ初勝利でめでたく水神祭。伸びは目を見張るものがあり、本人も「楽しみがある」と太鼓判。ご祝儀込みで指名しまっす。
田村隆信→初日ドリームでメイチゼロ台スタート決めるも不発に終わったが、実は行き足がよくてスタートも行けている感が。結果、本日は2着1着と巻き返し、これはまだまだ出ますよ!
大峯豊→地元山口勢では間違いなくトップ級の足の持ち主。今日は6着大敗も、これは忘れていい。
秋山直之→個人的に一番今節楽しみなのが、この秋山の2010_0118_0120 キレまくっている回り足。ターンごとにじわじわと前の艇に追いつく足はまさに鬼足。外枠でこそ狙いたい!

<A級>
松本博昭 →秋山の回り足にも匹敵するパワーの持ち主。初日4Rのまくり一発はぜひともリプレイで見ておきたい、ここまでのベストレースだ。
池田浩二→本人はまだまだ機力には納得していないが、ここまでの2着1着1着という結果はやはり無視できない。中堅クラスだがバランスはいい。
西島義則→F2の身でスタート行けないのを度外視しても、買いたくなる足色。秀逸の出足型。ターンのかかりもグッド!

<特注>
松田憲幸 →今日から追加斡旋となった松田だが、これが本人にとってはうれしい初GⅠ出場。5Rで吉村正明と地元同士で3着争いを繰り広げたが、明らかに格上の足だったのが松田。めざせ、水神祭!

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・黒沢)


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THEピット――叫ぶ

「しげ~っ! しげ~っ! しげ~っ!」
 白井英治は何回そう叫んだだろうか。かなりの大声で叫んでいるのだが、ちょうど展示航走が行なわれていてエンジン音が鳴り響いているからか、“しげ”の耳には届かない。
「しげ~っ! しげっ!」
2011_0119_0142  白井がさらに大声をあげて、呼びに行ったほうがいいだろうか……と歩み出したら、たまたま近くにいた後藤浩もそう思ってしまったらしく、白井の顔と“しげ”の背中を交互に見やっていた。
「しげっ!」
 それを聞きつけたしげ野哲之が大慌てでピットにあらわれ、中尾しげ幸カメラマンは記者席から駆けつけ、松井しげるもそそくさとピットにやってきた……というのは大ウソだが、重野も松井も「俺?」と勘違いしてもおかしくないくらい、白井の声は大音響だった。
「しげなり~っ!」
 ついに呼称ではなく苗字そのものを投げかける。そして、それでも気付かない重成一人(笑)。白井は仕方なく重成のほうにつつつーっと駆け寄りながら、完全な怒鳴り声で「しげなりっ!」ともう1回叫んだ。
2011_0119_0624  おめでとう、白井英治。重成が気づいたよーーーーっ! ま、これだけ何度も叫ぶんだったら、走って追いかけていればすぐに追いついていたと思うけど。で、用件はといえば、「スタート練習の申し込み、俺の分もしといてーーーっ!」。うん、最初から自分で申し込みに行っていたら、もっと早く用件は済んでいたでしょう(笑)。ともあれ、話がついて良かった、うん。
 ようするに、重成はそれほどまでに考え込み、その脳内に浮かぶ思考に集中していたというわけである。選手は時にピットで自分の世界に没入し、孤独の中でメンタルを作り上げていく。

2011_0119_0792  その重成が10Rで魅せてくれた。1マークでまくり差しをこじ入れた松井繁が重成と併走に持ち込んだバックストレッチ。内有利に2マーク先取りか、と思われたのだが、その瞬間に重成がツケマイ一閃! 松井は2着に敗れている。記者席でレースを見ていた僕は、速攻でピットへと馳せ参じたのだが……。
 松井、大笑い。ありゃりゃ。エンジン吊りのため出迎えた石田政吾に声をかけられると、松井は苦笑い含みの破顔一笑を見せたのだから驚いた。エンジン吊りの間も、ダハハと歯を見せて笑っていて、こんな松井、見たことあったかしらん。
 重成のツケマイは、敗れた松井に「やられちまった」という笑顔を生じさせるほど鮮やかだったのだ! お見事。アッパレ。松井が、こりゃ仕方ない、とでも言うべき笑いを見せるなんて、そうそうない。もともとターンセンスには定評のある重成、そのテクニックを遺憾なく発揮したレースということだろう。
 で、松井とは対照的に、淡々としていた重成。もっともっとニコニコかと思ったのだが、そうではなかった。案外、そういうものなのかもしれない。

2011_0119_0898 「だいすけーっ!」
 エンジン吊りが終わり、選手たちが控室へと引き上げていくなか、怒気を含んだような声が聞こえてきた。僕はだいすけではないが、ついビクッとして振り返ってしまう。そこには佐藤大介。佐藤もやっぱり、後ろを振り返っていた。
「お前っ! ◎●&%×$#▼◆!」
 まるで親の仇に出会ったかのように怒鳴りつける……仲口博崇。な、何があったというのか……。
2010_0118_0332  あら、佐藤大ちゃん、大笑い。ようするに仲口が後輩にじゃれついた、ということらしい。その後も仲口、柔道のように佐藤に組みついたり、総合格闘技のパウンドのように小刻みなパンチを打つ素振りを見せたり、盛んにじゃれついている。ときどきこちらがいる方向を指さしたりするので、あいつをこうしてやっつけてやるんだと言っているような妄想にもとらわれるわけだが、とにかくなんだか楽しそうな仲口博崇なのである。ま、気分がいいのはレースにおいてもプラス要素。明日は勝ってはしゃぐ仲口と大ちゃんを見たいぞ。

2011_0119_0885  その佐藤は、後半は本体整備に集中している様子だった。午後は整備室がわりと混み合っていて、ほかにも胡本悟志、濱崎誠、そして辻栄蔵らの姿も長く見かけた。辻は今日、3着1着。成績的には決して悪くないのだが、しかしかなり長く本体と向き合う時間を過ごしていた。とことん作業をするのは辻のルーティンではあるが、それでも少し奇異に映ったのもたしか。同時に、成績うんぬんではなく、納得できるまで妥協することなく整備を続ける姿に改めて感じ入った次第だ。ファンの前ではエンターテイナーとなり、ピットではどこか飄々としている辻だが、実は胸の内に炎をたぎらせるアツい男なのである。
2011_0119_0827  また、かなり長い時間ペラ調整をしていたのは、北川潤二に清水敦揮。ともにやや苦戦気味であり、パワーを上向かせるために必死になっているわけである。そうそう、大峯豊の姿も整備室やペラ調整場、さらには装着場などでよく見かけたぞ。2011_0119_0058 2連対スタートだった初日に対して、今日は6着。調整をやり直して、明日に臨もうとしているのだろう。それにしても、この人、会うたびに風格が増していくなあ……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の水神祭! 濱崎誠だ!

2011_0119_1040  皆様、徳山は寒いです。ピットに立っているだけで震えがきます。ピットから見下ろす水面は本当に冷たそう……。
 そんな本日、水神祭が行なわれました!
 こんなに寒いのにご愁傷様…………? いえいえ、やはり水神祭は嬉しい儀式。主役の濱崎誠もニコニコとその輪に飛び込んでいってましたよ~。

2011_0119_1056  濱崎誠は、本日1Rで1着。実は07年新鋭王座決定戦でGⅠ初1着はあげているのですが、周年などのいわゆる記念レースではこれが初1着。ホンモノの記念レーサーの仲間入り!ということで、水神祭が執り行なわれた次第であります。
 先輩の松井繁、丸岡正典のレースが終わってから、ということで行なわれたのは12R発売中。夕暮れの水面は、それはそれは冷たそうに光っていて……「いや、昨日に比べればマシだから」と石田政吾は優しい一言をかけたのですが、マシだろうが何だろうが冷たいものは冷たい……。
2011_0119_1064  折しも潮が低い時間帯とあって、儀式会場のボートリフトから水面までは相当に高い。王者は水位なども気にしつつ、艇運の方にリフトを下げるよう頼み込んでいたのですが……ものの1秒で「はいOK!」。いや~、本当に後輩に優しい王者であります(笑)。実際はそれよりさらに下げて、危険のない高さからの水神祭。参加したのは王者、丸岡、石田に同期の石橋道友でありました。
2011_0119_1072  それでは行きましょう、水神祭。ウルトラマンスタイルで持ち上げられた濱崎は、1、2の3でドッボーーーーーン! う~~~~~~~、見てるだけで寒いっす! でもおめでとう、濱崎誠。ずぶ濡れになった濱崎は先輩方に挨拶に回り、王者も嬉しそうに後輩を祝福しておりました。
 これをきっかけに、ぜひとも記念常連に! また大舞台のピットで会えるのを楽しみにしております。おめでとう!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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がんばれ地元勢!①

4264 長尾章平 93期 26歳

2010_0118_0487  ぴょーん、ぴょーん、ぴょーん。
 軽快にボート運搬架台の列を飛び越えていく長尾章平。10R発売中に試運転を切り上げた原田篤志のエンジン吊りのため、控室からボートリフトに向かう際のワンシーンだ。11R出走の長尾は展示準備をしながら、原田の試運転終了に気がついた。猛ダッシュ! 控室からリフトへの途上にはボート架台が並べられており、選手はおおむね架台を避けてリフトへと向かう。しかし長尾はぴょーん、ぴょーん、ぴょーん。軽快です! レースでもその軽快さを見せてほしい!
 で、エンジン吊りを終えた原田が同じ場所を通る際、架台を避けて歩いていたら、艇運係の方に「ぴょーん、ぴょーんと飛び越えなきゃ!」と叱られて(?)困ってました(笑)。艇運係の方も長尾のぴょーんを目撃していたんでしょうね。とばっちりか?(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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2日目ドリーム選手インタビュー

2011_0119_0536 ①池田浩二
モーターは普通くらいですね、まだ自分の納得のいく足ではありません。いま一番ほしいのは行き足ですね。これからの作業としてはペラ調整、ギアケースを見ていきたいと思います。今日はいいレースができるようにがんばります。応援よろしくお願いします。

②菊地孝平 2011_0119_0544
モーターは手ごたえがあって力強いですよ。回った時の手ごたえも悪くありません。あとの調整はペラを合わせていくだけ、ですね。スタートは自分なりにわかりかけています。がんばります。

2011_0119_0547 ③飯山泰
前検、初日とモーターはあまり良くなかったのですが、初日に整備をしてやや上向きになってきました。ターンの後のバックでの足が初日は良くなかったので、そこをこれからの調整でアップさせていきたいと思います。スタートしっかり決めて、精一杯がんばります。

④寺田祥 2011_0119_0552
初日はまだ調整が合いきっていなかったのですが、その後、調整を加えて今日は全部の足がかなりいい状態になってきています。ドリーム戦では、昨日の分(3着3着)を取り返しに行きますので、応援よろしくお願いします!

2011_0119_0557 ⑤井口佳典
正直、まだモーターには納得いっておりません。レースでは直線で下がっていく気がします。これから調整を加えて試運転に出て、納得いく足に持っていきたいです。ここはダッシュで。メンバーで一番若手ですので、思いっきり行くだけです。

⑥平田忠則 2011_0119_0558
初日乗った感じでは、乗りやすさはありますね。ただ出足も伸びもまだ足りていません。ペラ調整に専念してやっていますが、まだあまり良くはなってはいません。繰り上がりで出走できるのはとてもうれしいです。あとは精一杯やるだけです。なんとか着順に絡められるようにがんばります。


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“本紙予想”徳山クラウン争奪戦2日目後半

7R 
1コース想定=仲口 まくられ率10.3% 差され率22.4%
2コース想定=白井 逃がし率22.6%
白井が2コースから渾身の走り。
◎白井 ○仲口 ▲深川 △胡本 
3連単2-165-全

8R 
1コース想定=赤坂 まくられ率12.0% 差され率18.0%
2コース想定=秋山 逃がし率42.5%
赤坂がインからきっちり逃げる。
◎赤坂 ○秋山 ▲江夏 △坪井
3連単1-253-全

9R 
1コース想定=中尾 まくられ率14.6% 差され率25.0%
2コース想定=田村 逃がし率34.4%
中尾がイン先マイから後続を突き放す。
◎中尾 ○石田 ▲田村
3連単1-42-全

10R 
1コース想定=重成 まくられ率9.5% 差され率19.0%
2コース想定=松本 逃がし率41.7%
松井が3コースから格の違いを見せる。
◎松井 ○谷村 ▲黒崎 △重成
3連単3-651-全

11R 
1コース想定=白井 まくられ率9.7% 差され率9.7%
2コース想定=西島 逃がし率37.0%
白井が盤石の逃げ。ヒモ妙味は柏野。
◎白井 ○柏野 ▲西島 △丸岡 
3連単1-563-全

12R ドリーム戦
1コース想定=池田 まくられ率9.3% 差され率14.8%
2コース想定=菊地 逃がし率44.2%
池田が菊地を壁にして揺るぎない逃げ切り。寺田が差して猛追。
◎池田 ○寺田 ▲井口 △飯山
3連単1-453-全 


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THEピット――再会

 本日より現地参戦であります。思えば、年明け一発目は若手選手たちとの出会いというのが例年のパターンであって、いきなりSGクラス、記念クラスの選手たちと顔を合わせるのは4年ぶり(07年唐津・全日本王者決定戦)。なんだか妙に緊張してピット入りしたものでありました。
2010_0118_0192  でも、こんな感覚もいいよな~。菊地孝平や井口佳典、白井英治など、SGでしょっちゅう顔を合わせている選手たちとは「あけましておめでとうございます」なんてご挨拶を交わすわけで、こうした機会はめったにない。平田忠則など、トレードマークのニット帽をわざわざ脱いでご挨拶をしてくれたりして。艇界のベストスマイル賞こと平田の好青年ぶりは、2011年も健在であります。
2010_0118_0355  で、こうした記念レースで嬉しいのは、久しぶりの再会があること。今節そうした選手の筆頭はなんといっても三嶌誠司で、昨年はついに一度も顔を合わせることがなかったのが残念だった。06、07年と賞金王にも出場し、SGのピットで会うのが当たり前だった三嶌は、毎度毎度、クロちゃんクロちゃんと声をかけてきて、笑顔を向けてくれたものだった。2Rを終え、後半レースの準備のためにピットにあらわれた三嶌は、こちらの姿に気づいてニコニコニコリ。そうそう、その笑顔を見たかったんですよ! と、こちらも思わず頬が緩む。
「お久しぶりですね」
「本当に。今年はもっとたくさん、お会いしたいです」
「ははは。頑張りますよ~。オヤジ狩りに合わないように(笑)」
「だはは。僕も同い年ですからね~」
「そうですよね。厄も終わった」
「そうそう、今年は厄明けですよ!」
「ここから頑張らないとね!」
 そう言って右手で拳を作ってグッと持ち上げた三嶌の笑顔はやっぱりサイコーだ! というわけで、今節は勝手に肩入れさせていただきます、はい。
2010_0118_0599  久しぶりなのは、三嶌だけではない。たとえば清水敦揮。絶対にどこかで顔を合わせていたよなあ、と記憶をたどると、06年の唐津・新鋭王座決定戦! 5年ぶりである。清水といえば85期だが、まだ銀河系軍団が新鋭世代だった頃ですよ。いやあ、光陰矢のごとし。たしか唐津のピットでは、岡山支部の後輩を引っ張る頼もしい先輩ぶりを見せていたはずだ。あの頃は、ワタシもまだ30代……。
2011_0117_0458  1Rを鮮やかに制した濱崎誠も久しぶりの一人で、こちらは07年の大村・新鋭王座決定戦以来。実は濱崎の87期というのは、卒業記念を本栖で見ているのでありまして、大村ではずいぶんたくましくなったものだと感慨深く思ったものだった。そして今期はついにA1級に上り詰めて、この徳山クラウン争奪戦ではついに1着! 男子三日会わざれば刮目して見よ、という格言を思い知らされたぞ。
2010_0118_0760  そうそう、その濱崎と松井繁が話し込んでいる様子には、ほほほぉ~と唸った。もちろんこの組み合わせは初めて見るわけだが、同県のスーパー先輩とこうして記念レースのピットでともに過ごせることは、濱崎にとっては夢のようなことに違いない。そして、そんな濱崎に優しい笑顔を向けている松井の姿は2011年も神々しい。16日、東京でBOATBoy主催の湯川浩司トークショーを開催したのだが、湯川は「松井さんは後輩に本当に優しい」と言っていたものだ。その実証風景をいきなり目撃して、王者のふところの深さというものを改めて痛感した次第だ。

2010_0118_0621  再会話で終わるのもナニなので、2日目朝の選手の動きも。昨日の初日で1~2走したことで手応えを得始めた選手たちが大きな整備を始めることも少なくないのが2日目朝。整備室には本体整備に取り組む選手が、早い時間帯から見かけられた。今日はドリーム1回乗りの井口佳典もその一人で、決して表情は暗くないものの、目つきは真剣だ。1R出走後の北川潤二も本体整備に取り掛かっており、こちらはやや表情に冴えがない。機力に不安を抱えている様子、と言うしかない。2R後には、柳沢一も本体を取り外して整備室に駆け込んでおり、こちらも大きな整備になるかも。江夏満も整備室の奥で作業をしており、平田忠則が心配そうに歩み寄ったりもしていた。
2010_0118_0577  ペラを叩く選手も多い。整備室の隅にある調整場には、さまざまな選手が次から次へとやってきている。装着場の隅に設けられている屋外調整場は、酷寒の朝だからなのか、さすがにそれほど人の姿はないが、角谷健吾、池田浩二らが寒さに負けずにペラを叩いている。おっと、松井繁の姿もあるぞ。屋外ペラ調整場といえば浜名湖にもあるが、王者はいつも屋外にいるな。不思議といえば不思議な光景だ。
 動きが目立ったのは、そんなところだろうか。基本的には、やや閑散とした印象も受ける2日目朝の徳山ピット。予選もあっという間に折り返し地点を迎えてしまう2日目だけに、ここから選手たちの動きは慌ただしくなっていくのかもしれない。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”徳山クラウン争奪戦2日目

おはようございます。Kです。まずは、トラブルにより予想のアップが遅れてしまい、申し訳ありませんでした。アップするはずだった1~3R、すでに結果は出ておりますが、これもアップしておきます。うむむ、2Rは当たってるけど……。ともあれ、本日も頑張ります。

1R
1コース想定=辻 まくられ率3.4% 差され率23.7%
2コース想定=後藤 逃がし率31.4%
後藤の2コース差しに賭けてみたい。
◎後藤 ○辻 ▲濱崎
3連単2-13-全

2R 
1コース想定=長尾 まくられ率12.2% 差され率29.3%
2コース想定=三嶌 逃がし率48.3%
長尾が地元のイン戦をきっちり逃げる。
◎長尾 ○三嶌 ▲柳沢 △石田
3連単1-236-全

3R 
1コース想定=原田 まくられ率10.3% 差され率22.4%
2コース想定=重野 逃がし率37.5%
原田が踏み込んで逃げ切る。
◎原田 ○谷村 ▲田村 △佐藤
3連単1-345-全

4R 
1コース想定=角谷 まくられ率7.0% 差され率39.5%
2コース想定=西島 逃がし率37.0%
深くなっても角谷が先マイ逃走。
◎角谷 ○坪井 ▲西島 △清水
3連単1-256-全 

5R 
1コース想定=川﨑 まくられ率6.1% 差され率24.5%
2コース想定=近藤 逃がし率25.0%
松井が自在に捌いて抜け出す。石橋も面白そう。
◎松井 ○石橋 ▲川﨑 △近藤 
3連単5-321-全

6R  
1コース想定=飯島 まくられ率9.5% 差され率21.4%
2コース想定=辻 逃がし率43.6%
飯島が辻を壁にして逃走。
◎飯島 ○辻 ▲原田 
3連単1-24-全


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GⅠ徳山クラウン争奪戦 2日目です!

 今日の徳山は快晴といっていいボート日和! 前検、初日と寒さ厳しい日が続いていましたが、今日は気持ちポカポカといい感じですよ。お近くの方は是非本場へ!

2010_0118_0080  今年初めての記念戦始動となった参加メンバーたち。初日に幸先のいいスタートを切った選手もいれば、予期せぬ後手を踏んでしまった選手も中にはいるでしょう。しかし、まだまだシリーズを巻き返せる今日は2日目。戦いはさらにヒートアップしていくこと間違いありません。熱戦におおいに期待しましょう!

※本日12Rドリーム戦1号艇で登場となる池田浩二選手。初日は好ダッシュを決めているだけに、ここも期待大!


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お詫び

本日、管理画面にログインできないトラブルが発生し、今まで更新ができませんでした。ご覧いただいている皆様、またボートレース徳山関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。


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2日目のイベント情報

2日目(19日)のイベント情報

【2日目ドリーム戦出場選手インタビュー】
第6レース発売中 東スタンド特設ステージ

初日ドリーム戦は2コースから鮮やかな差し一閃を決めた石田政吾が「がんばりました!」と快勝! 今シリーズは2日続けてドリームの興奮が楽しめるのは嬉しい限り。登場する6戦士のコメントに耳を傾け、舟券作戦に役立ててください。

【ラッキー舟券デー】
舟券の裏に「ラッキー舟券」と記入されていた方には、「クオカード」をプレゼント!
商品の交換:インフォメーション及び指定席受付
※賞品の交換は当日限りとなります。

そのほかのファンサービス情報、場外発売所情報は、

GⅠ 徳山クラウン争奪戦 開設57周年記念競走 特設サイト

で、ご確認ください。


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THEピット――明日のために

2010_0118_0750   初日もあっという間に後半戦に突入となった。10R直前にピットに入ると、大きな声がペラ調整場から聞こえてきた。見ると田村隆信と井口佳典の銀河系コンビではないか。「さぶっ!」と言い合いながら一緒に並んでペラ調整中。室内にもペラを叩く場所はあるのだが、この時間は室内が込み合い中、そこで2人だけが外での作業となったのだ。12R前には、ピットで作業する選手はほぼいなくなるだけに、ここが本日最後の調整時間となるのだろう。
 整備室に入ると、目の前では東京支部の飯山泰がモーター本体を整備しようと、土台2010_0118_0117 となる机に置こうとしているのだが、台座がぐらついてちょっと困った様子。そこに現われたのが、地元山口の白井英治だった。「それじゃ危ないね、こっちの台座を使ったらいいよ」と、すぐさまアドバイスを送っていた。地区が違っても気にかけているんだなぁと思ったのだが、そうか! 今シリーズの選手班長はこの白井だった。この後、大事なドリーム戦を控えていながらも、白井は整備室をくまなく歩いて全体に目を配っていたのだ。それも班長の仕事なのだな。さっそく台座を変えて整備に入った飯山だった。さあ残り少な2010_0118_0742 い初日の整備時間のなか、整備室では中尾誠、石橋道友、柏野幸二、三嶌誠司の顔も。明日のために今日できることを、皆精一杯時間を使って作業を続けていた。
 10Rは池田浩二が道中抜きで1着を獲り、戦い終えてリフトから上がってくる。迎えた同地区のメンバーも笑顔だったが、それ以上に池田がかなり感触を掴んだかのよう2010_0118_0502 に満面の笑みを見せていた。前半6Rは2着だったことで初日はオール2連対、気分が悪かろうはずがない。幸先のいいスタート切ったという笑顔だったのだな。
 時刻も夕方4時近くになり、おのおの整備・調整作業をしていた選手たちも、ぼちぼちと作業を終える方向に向かいだした。僕はちょっとお邪魔かなと思い、外に出て誰もいない閑散とした水面際のリフト場に立ち、試運転も終わった静かな徳山水面を改めて見回してみた。と、この時間になってやっと日差しがピット内に入りだした。ま、この時間帯ですから日差しというより夕日なんですけどね。でも、それでも何か体がポカポカしてきて心地いい。徳山のピットで始めて気持ちがいいなと思った瞬間だった。
 ここ徳山は1マーク後方にそびえる山が、そのままバック水面あたりまで連なっているのが特徴的で、それがなんとも風光明媚な雰囲気を醸し出しているレース場なのだ。海・山・ボートの絶妙なコラボレーション、まだ来たことのないボートファンの方は、是非とも一度(と言わず何度でも)訪れてボートを、海の幸を代表とする地元名産を楽しんでいただきたい。と、やや親善大使的な話(笑)になったが、言いたかったのは次のこと。一人で気持ちよ~く、この絶景シーンを眺めていたら、同じように水面を2010_0118_0239 じっと見つめる姿がもうひとつ。目をやると、11レースを控えている阿波勝哉ではないか!! 僕と同じくこの景色を眺めて気持ちをリラックスさせているのかと最初は思ったが、アワカツの視線の先をよく見ると、そうではなかった。2マーク後方の位置、つまりコースで言えば大外6コースの延長線上に立ち、これから自分が走るラインを厳しい眼差しで確認していたのだ。イメトレとでも言うのだろうか、夕日を反射させる金髪(銀髪?)の阿波の姿が、なんともカッコいい! レースはまだグイッとスリットから伸びていく足は見られず6着に終わったが、今節必ずやまくり一発を見せてくれると信じたい。
 明日のために……おそらく試運転最後のトリなったであろう重野哲之が、ドリーム戦前の閑散とした整備室で、今節の相棒であるモーターを一生懸命に布で水を拭き取る作業、というか手入れをしていた。ふと、イチローが「道具を愛さない(手入れをしない)選手に上達はない」と言っていたことを思い出した。目の前で重野がグローブに油を塗2010_0118_0503 っているかのような錯覚までも! こういった手入れ(メンテナンス)をする行為、相棒を愛する精神は自分も見習はなくては! 僕のパソコン、ところどころのキーボードボタンに醤油やビールがこぼれていて所々ちょっとネバネバ。はい、拭けばいいんですよね……。
 と、反省している間に12Rドリーム戦がスタート。結果はご存知の通りなのだが、レースが終わりドリームメンバーが帰っていくなかで、ただ一人、松井だけがピット内のモニターをじっと見詰め、リプレイでレースの内容をじ~~っと確認していた。2011年GⅠ戦を2着スタートとなった王者は何を思ったのか、その答えは、シリーズが日を増すごとにわかってくるのだろう。
 
最後に、初日を終えた時点で帰郷者が2人となったことでご報告を。山崎智也(群馬)が負傷にて、また飯山晃三(長崎)が病欠での帰郷となった。また明日の2日目から、追加斡旋者が2名登場。胡本悟志(山口)、松田憲幸(山口)の地元の2選手となります。地元ファンの方は応援を!

2010_0118_0164 2010_0118_0167
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒沢)


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本日の決まり手&私的レース回顧

 本日の決まり手は、

逃げ3本 差し0本、ま差し1本、まくり1本 抜き7本

2010_0118_0236  2レースの深川真二を筆頭に、今日は抜きが出るわ出るわ。終わってみると「抜き」が7本。「抜き」が最多決まり手になるのはかなり珍しい。

 抜きが頻出した原因のひとつは風である。今日の徳山は風速も風向きもころころと変わる難しい水面。スリットでのへこみや、ターンマークでのキャビテーション、風に煽られて艇が浮く場面も何度か見られた。配当面でも3連単マンシュウが4本も出現。うち2本は300倍以上の高配当の波乱日となった。

 明日もこの天候が続くようであれば、波乱のレースが続くかも。
 今の徳山はH記者向きなので、早く仕事を終わらせて徳山に駆けつけてくださいな(笑)。

本日のインプレッションレース3

第4レース
『F2のハンデも何のその。名人西島がいぶし銀の走り』

2011_0117_0245  昨春この徳山の地で名人位を戴冠した西島義則。今回の徳山周年記念はある意味で凱旋レースといえるのだろうが、フライング2本持ちでの参戦となってしまった。

 西島は開会式の選手挨拶で、
「スタート行けませんけど、できるすべてを出し切って走ります」
 と宣言していた。ただし、そうは言ったものの、スタートで勝負の大半が決するのがボートレース。はたしてどこまでやれるだろうかというのが、私の正直な気持ちだった。

 むかえた朝の4レース。西島義則は1号艇なので、コースはイン。1コースはスタートで遅れれば一巻の終わりとなるコース。しかも2号艇には2コース時にまくりを打つことの多い山崎智也、3コースには徳山でのエンジン出しには定評のある原田篤志が入っていた。

2011_0117_0619  有言実行というべきなのかどうかはわからないが、西島はスタートを行かなかった。タイミングはコンマ22の5番手スタート。しかもスタートライン手前で少しアジャストした。スタートタイミングとアジャストの影響で、1マークに到達するまでに2コースの山崎智也に出切られる。1マーク手前で山崎は絞りまくりを敢行。この形でインが生き残るケースは十に一つもない。

 ところが、山崎智也が1マークで外に流れてしまう。まくられたとみた西島は1マークを小回り。この小回りが絶妙なターンで、いったんまくられる寸前だったはずの西島が、原田篤志と並んで先頭に立つことになる。

 有利だったのは内にいた原田。ジワジワと伸びているのも原田。これならば、原田が2マークを先取りすれば勝負は決する。はずだったのだが、原田が2マークを余裕十分に先取りしようとした瞬間、平田がその内懐に切り込んでくる。隙を突かれた原田は外へと流れ、その展開をじっとみていた西島が単独トップへと躍り出た。
 今日の西島のレースは、まさに「スタート行けないが、できるすべてを出し切って」勝ち得た1着。スリット、1マーク、2マークと、すべて先制されながら、終わってみれば先頭を走っている。これは名人位の称号にふさわしい円熟味あふれるレースではなかろうか。
 レースが終わって驚いたのは、「西島→山崎」の舟券が1番人気だったこと。たとえフライング2本持ちでも、西島なら何とかしてくれると多くのファンが信頼していたのである。明日以降も西島名人のレースから目が離せない。

第9レース
『67号機が本領発揮! 豪快な二段まくりで1着ゲット』

2010_0118_0395  人気は奇数艇に集まっていた。1号艇がベテラン柏野幸二。3号艇が“新婚のプリンス”山崎智也、5号艇が仲口博崇と、記念常連組がそろったからだ。それに対して偶数艇は、4000番台の選手が3人。この人気もわかる話だ。

 ところが、9レースのスリットは内から「34、21、26、17、23、23」。1番人気の1コース柏野が1艇身ほどへこむ波乱の幕開けである。2コースの大峯に絶好の展開が転がり込んできた。大峯は柏野をすぐには料理しない。1艇身の差があるのだから無理に絞る必要はない。艇を寄せず、マイシロを十分にとったまま、1マークも安全に回る。

2010_0118_0574  大峯が勝ったと思った瞬間、外から一枚も二枚も上のスピードで飛んできたのが松本博昭。柏野がスタートで遅れたとはいえ、ただでさえまくりが決まりにくい記念戦線で、豪快な二段まくりはレアだ。

 結果は、1着が松本で、2着が大峯、3着に中尾が入線。人気のなかった4000番台の偶数3艇が上位を独占し、3連単は3万円の高配当。

 松本博昭が引いた67号機は2連対率2位の上位モーター。優出をコンスタントに果たし6着が少ないのが持ち味だった。
 前半2レースに出走したときは、展開がなったのもあるにしろ、まったく見せ場なし。今節はダメなのかと思いきや、突如、9レースで噴き出した。
 現在の得点率は6.00。だが、あの足ならば久しぶりのGⅠ予選突破も夢ではない。

 

第12レース・ドリーム戦
『松井、ドリーム戦1号艇で敗れる!』

2010_0118_r12_0770  進入は枠なり3対3。田村隆信がコンマ07のトップスタートを決めたものの、さすがに6コースでは遠い。4カドの白井も一瞬伸びそうな気配をみせるも、内が伸び返して攻めきれず。1マーク手前では、松井の逃げ切り濃厚の隊列となっていた。
 白井に行かせるわけにはいかない辻栄蔵が、一発狙いのまくりを打つ。松井がそれを軽くブロックして、王者の逃げ切りが完成するところだったのだろうが、今回はやや外へと流れてしまう。

2010_0118_r12_0771  間隙を見逃さずに突いたのが石田政吾。引き波をうまく交わしながら差しハンドルを入れると、バック水面で松井とのラップ状態へと持ち込む。
 石田は2マークを先マイ。松井は渾身の逆転差しハンドルを入れるも、刺さらずに差は1艇身に。石田に離されず追いすがるものの、逆転のチャンスはおとずれなかった。

2010_0118_r12_0788  昨年9月から松井はSG・GⅠのドリーム戦1号艇で6連勝中だったが、連勝は途切れた。松井の敗因は、今日の舞っている風と、乗り慣れていない水面にありそう。今日のレースをふまえた上で、明日は修正をかけてくるだろう。
 一方、勝った石田政吾はおそらく05年12月の三国以来のSG・GⅠドリーム戦の1着。今回のドリーム戦は、賞金王決定戦へむけての第一歩とも呼べるレースなので、最高のスタートを切ったといえる。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)


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本日のイベントリポート

Dscf1234_r  本日6・9レース発売中、東スタンド特設ステージにてロッキィ大道芸ショーが開催!
 で、失礼ながら「ロッキィって誰?」という話になるのですが、調べてみると各地のストリートアートイベントで優勝している実力の持ち主。さらにプロフィールを調べてみると、レスリングでのインターハイ出場経験もあるアスリートの模様。

 ロッキーのテーマに乗って繰り広げられていくジャグリング。ときおりくすぐりを入れながら、観客の心を掴んでいき、最後の大技を決めた後は、まさにロッキーのラストシーンのような会場総立ちのステンディングオベーション!(というのはちょっと大げさですが……)。1ラウンドから舟券で打たれて続けてダウン寸前だった心も、ロッキィのジャグリングに力をもらい少し回復しました。


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THEピット――2011年始動

今朝8時の気温は2℃! 今日は寒いなぁ、というか、今日「も」でしたね。施設の方と話2010_0118_0255_2 をしていたら、昨日は徳山に十何年ぶりかで雪が降ったそうです。そりゃ寒いわけですよ。1Rが始まるころには6℃まで上がりましたが、体感的にはそんなに差も感じられず、ここはひとつ! これから始まる選手たちの白熱したレースでぽかぽかさせてほしいところです(財布もぽかぽかしたい……)。
 そして始まった1R。地元の寺田祥が1号艇という豪華なオープニングレースでしたが、 結果は4カド角谷健吾のまくりに乗った5コース仲口博崇の鮮やかなまくり差し決着。中へこみスリットとなった影響も多大に大きかったと思うが、3着に敗れた寺田がリフトで上がってきた時の表情がなんとも沈痛で、見ていられなかった。エンジン吊りに集まった山口勢の若手たちの表情も一同かたい……。大峯豊が最後まで寺田のそばで声をかけていたのが印象的だった。
レース後、戦った6選手はもちろんのこと、エンジン吊りに集まった選手たちも、皆一様に壁に張り出された当レースのスリット写真を一度足を止めて確認、そしてまたそれぞれの持ち場に散っていくのだ。これが選手たちにとっては当たり前の行動。すると、コンマ48ともっとも遅れた3号艇・2010_0118_0282 飯山晃三とコンマ26の5号艇・近藤稔也がその写真の前で顔を合わせて「えっ!」と絶句。その顔を見れば、自分の勘どおりではなかったという「えっ!」だったことはもちろんわかる。この写真を見ることで、後半レースで軌道修正をしてくるのだろう。敗れた寺田は、2R直後にすぐピットに入ってひとり黙々とペラ調整を始めていた。
 1R直後に、山下和彦、三嶌誠司、佐藤大介、西島義則、坪井康晴、平田忠則、吉村正明らが水面に試運転に飛び出す。一方、ペラ調整室では菊地孝平、赤坂俊輔、柏野幸二、重成一人、中尾誠、清水敦揮、そして試運転を終えた佐藤、吉村らも集まりゲージを当てては叩く作業の切り返し。徐々に人が集まりだした初日のピット。
 ふと整備室に目をやると、なんと最終ドリーム戦1号艇で2010_0118_0379 今シリーズ始動する松井繁が、早くも姿を見せていたのに驚く。整備室の手前のスペースには辻栄蔵の姿も確認。ドリームメンバーではペラ調整している坪井と合わせ、この3人だけでしたね、ピットにいるのは。気になる松井はペラも手にしてはいたが、一番時間をかけていたのがギアケース全般の調整作業。整備員さんに積極的に問いかけ、アドバイスを受けてと本当に長い間(1時間はあったかも)つきっきりで調整に励んでいた。その成果はドリーム戦で要確認ですね。
2010_0118_0528  モーター整備をする辻は、ボートが置かれている外と整備室を何度も行き来していたが、外に出るたび「う~さぶ!」と肩をすぼめる仕草を連発。確かにちょうど午前中の徳山ピットは、屋根で日陰となる時間帯。温度計がさす6℃以上に、寒さが身に染みるのだ。ここから1マーク寄りの観客席が見えるのだが、お日様がいい具合に当たっていてちょっと羨ましかったなぁ。その辻の仕草を見たからなのか、笑いながら佐藤大介が何やらしばし話をしていたが、辻が「えっ、あかんかったの?」と佐藤に茶目っ気たっぷりに突っ込んでいた。何があかんかったかは聞こえませんでした、悪しからず……。レースとは関係ないかもですね。2010_0118_0461
 と、目の前で3Rが只今終わりました。1R後、3着に敗れた寺田に最後まで付き添っていた大峯が、ここは1号艇で登場。ペラ調整をしていた寺田はレースが始まると整備室にあるモニターで後輩・大峯の走りを見守る。僕はそのすぐ後ろで見ていたのだが、大峯は道中やや苦戦するも先頭でゴール。その瞬間、目の前の寺田が小さく「うん」と頷いたように見えた。そしてすぐさま大峯のエンジン吊りにダッシュで向かう。先輩に迎えられた大嶺の大きく崩れた笑顔がなんとも清清しく映り、刺激をもらった寺田の今後のレースも楽しみになってきた。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒沢)


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“本紙予想”徳山クラウン争奪戦初日後半

7R 
1コース想定=佐藤 まくられ率14.9% 差され率16.4%
2コース想定=石橋 逃がし率34.1%
菊地がスタート決めてまくり差し。
◎菊地 ○佐藤 ▲石橋 △川﨑 
3連単4-125-全

8R 
1コース想定=井口 まくられ率16.7% 差され率18.8%
2コース想定=谷村 逃がし率36.1%
谷村は2コースから握るタイプ。これを井口が張れば、三嶌に展開あり。
◎三嶌 ○井口 ▲北川 △飯山
3連単3-145-全

9R 
1コース想定=柏野 まくられ率0.0% 差され率29.3%
2コース想定=大峯 逃がし率25.0%
大峯も2コースから強攻あるが、柏野はまくられ率0%。山崎に展開向く。
◎山崎 ○柏野 ▲松本 △大峯
3連単3-142-全

10R 
1コース想定=深川 まくられ率9.7% 差され率19.4%
2コース想定=清水 逃がし率39.0%
深川がしっかりと逃げ切る。ヒモ妙味は赤坂。
◎深川 ○赤坂 ▲池田 △秋山
3連単1-543-全

11R 
1コース想定=丸岡 まくられ率15.6% 差され率33.3%
2コース想定=山下 逃がし率40.5%
丸岡がインから先マイ逃走。ヒモ本線は菊地。
◎丸岡 ○菊地 ▲黒崎 △平田 
3連単1-643-全

12R ドリーム戦
1コース想定=松井 まくられ率9.1% 差され率18.2%
2コース想定=石田 逃がし率29.2%
松井のイン信頼度は高いが、石田の2コース逃がし率も低く、どちらを取るか。松井を本命にするが、白井からも少し買ってみたい。
◎松井 ○白井 ▲辻
3連単1-43-全 4-13-全 


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初日ドリーム選手インタビュー

2010_0118_0097 ①松井繁
 いつも最高潮で来ているんで、(今節も)いつもどおり走ります。ペラは新ペラを作ってきました、そのへんを合わせながらいきたいです。エンジンは乗った感じは悪くないが、勝率ほどは動いていない。もう少し上積みを狙っていきます。朝のスタート練習は勘が合っていました。徳山は久々なので新人のつもりでがんばります。

 

2010_0118_0101 ②石田政吾
 ペラは毎節一生懸命合わせている状態。リズムはあまり良くないです。今回のエンジンも良くもなく悪くもなくといった感じ、ちょっと伸びが弱いかなという気がします。徳山は結果が出ているので相性は悪くないと思います。

 

2010_0118_0105 ③辻栄蔵
 今年の目標はケガなく元気に走りぬくこと。エンジンは勝率ないが、みんなと一緒くらい行けているんで、普通の感じでした。レースにいって勝率どおりなのか、パワーがあるのかを確かめたい。GⅠ初優出は徳山、ここは相性のいい地だと思います。

 

2010_0118_0106 ④白井英治
 下関で優勝して最高のスタートが切れたと思います。エンジンはいい。全体的に伸びの方が良さそうです。あまりあわてることなく、細かいところを煮詰めていきたいです。

 

2010_0118_0108 ⑤坪井康晴
 徳山との相性は抜群だと思います。徳山はいつも合って、よく出るんで。今回もとりあえず普通にはしっかり動いていると思う。特徴はまだわからないですけど、掴んでいきたいです。スタート難しいイメージはあるが、しっかりと時計を確認して。ドリーム戦は6コースにはなりたくないです。

 

2010_0118_0111 ⑥田村隆信
 ペラは昨年末くらいから手ごたえを感じています。今回のエンジンも、ペラを合わせていこうという手ごたえでした。徳山は嫌いではない。どちらかといえば好きな水面です。コースはあいているところから行きます。


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開会式&選手紹介

 9時30分から開会式が開幕。
 出場選手は、これが2011年一発目のGⅠレースということもあり、凛々しく引き締まった顔をしている選手が多かったように感じました。

2010_0118_0003 大峯豊
「がんばっていきます」
 大峯は昨年12月に中国地区選を豪快な4カドまくりで制し、タイトルウィナーに仲間入りしました。中国チャンプの名にふさわしい走りを、ファンは楽しみにしています。

 

2010_0118_0008 江夏満
「正月、さっそくいいお年玉をもらいました。がんばります」
 正月のお年玉とは、福岡お正月シリーズの優勝。博多ん大将・藤丸光一らを、6コースから差し抜けての優勝で、3連単はマンシュウ決着。今節はお年玉に続き、ボーナスを狙いにいきます。

 

2010_0118_0015 柳沢一
「寒いですけど、レース場まで足を運んでください」
 心頭滅却すれば火もまた涼し。ましてやスタンドの中で観戦できるのですから、選手に比べればファンははるかに暖かい。お近くの方、ぜひ本場に来場しましょう。柳沢には、ファンが「寒い」という感覚を忘れてしまうようなアツい走りをみせてもらいたいです。

 

重成一人
「次、すごくがんばってるのが出てきます」 

で、重成の次に出てきたのは。

2010_0118_0039 飯山晃三
「1回やってみたかったです」
早いよ! 1レースは残念ながら負けてしまいましたが、まだまだチャンスはあります。それを持ち上げる確率は、47分の1(明日以降の追加斡旋で人数は増えますが)はあるわけですから。がんばってください!

 

2010_0118_0067 西島義則
「おはようございます。スタートは行けませんけど、できるすべてを出し切って走ります」
 昨年の4月にここ徳山で名人戦を制した西島ですが、今回はフライング2本持ちの状態での参戦。かなり厳しい条件ですが、西島の「できるすべて」ならば、けっこういい勝負に持ち込めるような気もします。

 

 登録番号順の挨拶が終わり、続いて登場したのはドリーム組。

 

2010_0118_0073 山崎智也
「かみさんと入れ違いになったので伝言いいですか。26日予約取れたので」
 山崎智也は1月2日から7日まで桐生のお正月シリーズを走り、横西奏恵は1月5日から10日まで尼崎に出走し1月13日から19日まで鳴戸でレース。ほんと、結婚してもA1レーサー同士となると会うヒマがほとんどないですよね。26日の予約が何なのかは知りませんが、レース後楽しめるようにいい走りをみせてください。

 

2010_0118_0076 飯山泰
「ここに立てなかった須藤君のためにもがんばります。扁桃腺を切るそうです」
 今節斡旋予定だった須藤博倫は病気のため欠場。飯山のコメントによれば手術予定だったみたいですね。手術成功を祈った関東勢の走りも要注目!

 

2010_0118_0081 田村隆信
「最終日が息子の誕生日です。誕生日プレゼントを持って帰ります」
 750万円の誕生日プレゼント。子供は大喜び……いや、子供よりも家人の方が喜ぶか。

 

2010_0118_0090 石田誠吾
「がんばります」
 定番挨拶もありました。これを聞くと、いよいよレースが始まるなという気持ちになってきます。ただ、いつもよりもダンディーな声、麒麟で言うところ「エエ声」に聞こえたのは気のせいでしょうか。
 紹介し忘れましたが、定番挨拶といえば山下和彦の「おはようございます。明るく、楽しく、元気よく、がんばります」もありました。

 

2010_0118_0092 松井繁
「最終日まで全力を尽くしてがんばります」 これも定番といえば定番。松井のこの言葉で、ファンの気持ちもグッと高まります。

 

では、いざ徳山四十七士たちよ、水面競走へ!


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本日の“本紙予想”徳山クラウン争奪戦初日

 大変遅ればせながらではありますが、あけましておめでとうございます。Kです。緊急参戦の徳山クラウン争奪戦、今節も予想を披露させていただきます。今年に入ってからはまだ電投でしか舟券を買っていないのですが、堂々のプラスキープなのであります、ワタクシ。今節も勝つぞ~。

1R
1コース想定=寺田 まくられ率8.0% 差され率24.0%
2コース想定=山一 逃がし率43.2%
寺田が逃げて地元GⅠのオープニングを飾る。
◎寺田 ○角谷 ▲飯山 △仲口
3連単1-436-全

2R 
1コース想定=江夏 まくられ率11.8% 差され率21.6%
2コース想定=丸岡 逃がし率28.9%
飯山のカド攻め狙い。まくり切れば、松本連動を本線に。
◎飯山 ○松本 ▲江夏 △丸岡
3連単4-512-全

3R 
1コース想定=大峯 まくられ率7.5% 差され率15.0%
2コース想定=柳沢 逃がし率43.2%
大峯が外の攻めを制して逃げ切る。井口が相手本線。
◎大峯 ○井口 ▲川﨑 △秋山
3連単1-346-全

4R 
1コース想定=西島 まくられ率11.7% 差され率26.2%
2コース想定=山崎 逃がし率30.4%
内に攻め手多く、イン西島は苦戦か。山崎の自在攻め狙い。
◎山崎 ○原田 ▲西島 △飯島
3連単2-314-全 

5R 
1コース想定=山下 まくられ率15.2% 差され率23.9%
2コース想定=寺田 逃がし率28.6%
寺田が強烈な2コース差し見せる。
◎寺田 ○重成 ▲山下 
3連単2-41-全

6R  
1コース想定=吉村 まくられ率19.6% 差され率13.0%
2コース想定=江夏 逃がし率31.7%
阿波に期待したいが、ひとまず静観。重野の強攻を狙う。
◎重野 ○池田 ▲吉村 
3連単3-61-全

後半は後ほど。


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GⅠ徳山クラウン争奪戦 初日です!

2011_0117_0309  本日の天気は青空の見える曇り。気温は昨日同様に肌寒いものの、現在は風がない分だけすごしやすく感じます。

 取材班は徳山駅前のホテルに投宿しているのですが、7時ごろに窓の外に目をやると、冬晴れの淡い空に日の出のオレンジが映えた美しい朝が目に飛び込んできました。なんとも清清しい朝でした。

 徳山周年記念は本日よりいよいよ開幕。
 冬晴れの空の下、今朝の太陽のような、美しく観る人を魅了するレースを繰り広げてほしいと思っております。

※今節の選手代表は白井英治。地元勢を引っ張る走りを楽しみにしています。


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初日(18日)のイベント情報

2011_0117_0421 【選手紹介 初日ドリーム戦出場選手インタビュー】
9:30~ 東スタンド特設ステージ

やはり初日のイベントといえばコレ! 姫園の友人に開会式での選手の表情で初日の舟券を買う人間がいますが、意外に成績がいい。みなさんも朝イチから来場して試してみてください。

【バックツアー(ピット)見学実施】
開会式終了後10:00~
※参加者多数の場合抽選となります。参加ご希望の方は東インフォメーション前まで

しかも朝イチに来場すれば、日ごろは見ることのできないピット見学イベントまで行われているとは。今までピットに入ったことがない方、一度見ておくと面白いですよ。

【ロッキィ ジャグリングショー】
第6・第9レース発売中/東スタンド特設ステージ

子供から大人まで楽しめる。あまり気負わずに見られる。ジャグリングは野外イベントの鉄板です。

【テレガール トークショー&撮影会】
第7R発売中/東スタンド特設ステージ

【オリジナルグッズ販売コーナー】
開門~14:00/東スタンドすなっちホール下

そのほかのファンサービス情報、場外発売所情報は、

GⅠ 徳山クラウン争奪戦 開設57周年記念競走 特設サイト

で、ご確認ください。


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THEピット――極寒の船出

 寒っ!! タクシーで徳山ボートに降り立った瞬間に顔を突き刺す突風。いやいや今日は日本列島が極寒に覆われた1日だったのではないだろうか。東京発の新幹線に乗って徳山 2011_0117_0012_2 に向かう途中、名古屋のものすごい大雪の影響で、現地到着が2時間近くも遅れてしまった。中尾カメラマン、姫園っちに怒られながら着いたその足で早速ピットに向かうと、早くもスタート練習がまさに行われようとしている最中。手を擦りながらピット内の温度計を見ると6℃。しかし、しばらくぶりに記念戦のピット一面を見渡すと、モーターをボートに装着する選手たち、ペラを叩く選手たち、もろもろの準備に駆け出す若手選手など、いつもと変わらぬ風景がそこにあった。
 今日が最終日となる尼崎で2011年のGⅠ戦がスタートしたが、ここ徳山に集まった選手47人(須藤博倫、齊藤寛人、福田雅一の3人は欠場)にとっては、今シリーズが正真正銘2011年記念戦の船出となるのだ。最初は「今年もよろしく!」と談笑を交わす選手たちの姿もあったが、時間が進むにつれ、皆一様にキリリと引き締まっていくのがわかる。その選手たちの表情を見て「ああ、今年も始まるな」と気づかされ、次第にこちらも気が引き締まっていく。2011_0117_0331_3 
 そんな中、スタート練習を終えた選手のボート吊りに同地区の選手がゾロゾロと集まってきていたのだが、遠くからひとり、もの凄い勢いでダッシュを見せたのが菊地孝平だった。 ひととおり作業を終えたあとに、ボートボーイ連載時に担当を組んでいた僕を見つけると、満面の笑みでこちらをニコリ。いつ会っても好青年な菊ちゃんなのだが、それが「今年もよろしく」の笑みだったのか、あるいは「今年はやりますよ!」の決意の笑顔だったのか。暮れの賞金王12人、最後のイスを勝ち取るも結果を残せなかったことは本人も考えるところはあるだろう。たった数秒間の会釈だったが、その余韻に今年の気合を見た気がしたのだ。今シリーズに注目せずにはいられない。
2011_0117_0220  そして不意に、もの凄いオーラの塊とすれ違った。ドキッ! 振り向かずともその正体はすぐにわかる。オーラの持ち主は王者・松井繁だ。午後1時55分、松井はゲージを手にペラ調整に座る。徳山ピットのペラ調整所は室内と室外に隣接してあるのだが、室内では石橋道友、江夏満、赤坂俊輔という九州勢が黙々と叩く姿が見えた。しかし松井はひとり凍える寒さの外で、ゆっくりとじっくりと自分の時間を過ごしていた。そこに座っているだけでビンビンとオーラ が伝わってくるだけに、僕がもし若手選手だったら絶対隣じゃ叩けないなぁ、などとどうでもいいことを考えていた。すると、ひょいと松井の隣に座る選手が。王者とはまったく異質でありながらも、誰も同じオーラを放つことがない山崎智也だ。昨年後半は、2011_0117_0292 公私ともども艇界の話題を独占した智也、今年は賞金王を視野に一年間を疾走してくれるはずで、今シリーズも目が離せない存在だ。このツーショットがどうにも眩しく、しばしその一点から目が離せなくなってしまった。もちろん王者の2011 年の船出もおおいに楽しみである。
 しかし今シリーズ、主役に立たなくてはならないのは地元2011_0117_0305_2 山口勢。仲間のボート吊り集まる白井英治、寺田祥、谷村一哉、原田篤志、吉村正明、大峯豊、長尾章平という7人のサムライたちの姿は、並ぶだけでかなり力強く映ったなぁ。地元の記者さんたちも、白井や寺田らが整備室で作業を始めると、一極集中で写真&コメント取りへと大移動。それだけ地元のエース格にかける大きな期待がうかがえた。いきなり初日1R1号艇に寺田が組まれているのもなかなか面白い番組で、オープニング1R&最終ドリーム白井で地元エース2人が派手に船出を決めるか、これ は注目だ。
 また個性派の参戦も今シリーズの楽しみとなっている。い2011_0117_0619 つものように先陣を切ってピットに降り立った名人・西島義則のイン戦は、進入からワクワクさせてくれること間違いなしで、ニコニコと地元勢と語りあうシーンを見るかぎり、今シリーズもやってくれそうな予感が。そして西島と対極に存在するアウトロー阿波勝哉の参戦が、実は一番楽しみだったりして。この1月から新期A1昇級を決め、久しぶりのGⅠ参戦となる阿波の気合は計り知れない。今日はスタート練習を終えるや、すぐさま整備室に入り浸り! ギアケースを丹念に、入念に整備していた姿が印象的だった。ずっと整備室で阿波と並んで整備を続けていた東京支部の飯山泰も伸び型だけに、関東2人のお江戸まくり花火が連日ドドーンと打ちあがることを期待しよう。
 ギアケースといえば、仲口博崇、黒崎竜也という東海勢も洗浄、そして調整と時間をたっぷりかけて行なっていた。このギアケース調整は、前検日によく見られるシーンとして有名だ。数名の選手が次々に洗浄をしている姿を見ると、またしても「ああ、やっぱり始まるんだな」とうれしくなってきてしまった。2011_0117_0590 
 さて初日となる明日も、この厳しい寒さは続くのかもしれない。いやきっとそうなのだろう。例年は暑い夏の時期に開催されることで、“夏の風物詩”とも呼称され親しまれているGⅠ徳山クラウン争奪戦。しかし極寒の中の今年も、全国の猛者47戦士たちのバトルで徳山ボートは灼熱と化すはず。見逃せない初日が、いよいよ明日船出となる。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒沢)


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GⅠ徳山クラウン争奪戦 前検診断

2011_0117_0294_2  今回の徳山の記者席は、競技棟のそばにある建物の会議室の中にあり水面が見えない。モーター抽選の原稿を書き終えて、スタート練習の様子を見るために外に出る。まぁ、寒いこと寒いこと。気温は5度くらいあるのだが、ときおり風速10m前後の突風が吹き荒れて、手や頬が凍りつくように寒い。

2011_0117_0191  足併せに出てきた選手は心なしか少なく感じた。原因は寒いから? いやいや、水面が荒れ気味だったのであまり参考にならないと思ったからではないだろうか。実際、寺田祥と大峯豊が足併せをしていたとき、1マークで突風に煽られて、あわや2艇ともに転覆寸前という場面もみられた。
 なので、申し訳ないが「これが節イチ」と予言できるほどの材料はない。とりあえず、順列をつけずに、良さそうに見えた選手を何人かあげていきたい。

2011_0117_0573  足併せ、スタート展示ともに感触が良かったのは、地元の寺田祥。原田篤志を突き放した足併せが印象的だった。スタート練習での行き足も鋭く、レースがしやすそうな気配が漂っている。寺田の21号機は2連対率こそ29%だが、9節連続でB級選手が使っているモーター。一変の可能性はある。
 いま出走表が手元に入ったのだが、明日の寺田は1Rと5Rの2回走り。1Rは寺田が1号艇で、「朝一特賞」のおもむきがあるレース。本命党は朝イチから大勝負できそうだ。

2011_0117_0653  同じく、地元山口の選手で、しかも最若手の長尾章平も楽しみ。スタート練習での動きは強め。足併せでもエース級のモーターを引いた松本に競り勝っていた。前検タイムの6.56もトップタイ。長尾練習時にわりと強い風が吹いていたことを考慮すると、これは抜けた一番時計である可能性まである。
 明日の長尾は2Rと7Rに登場。2Rが6号艇で7Rが3号艇。どちらも人気はなさそうなので、地元のホープを応援する意味もこめて、少し狙ってみてほしい。

2011_0117_0637  坪井康晴も良く見えた。足併せでは田村隆信に圧勝。その田村が、(スタート展示で気配が良かった)井口に足併せで勝っていたことを考えると、「坪井>田村>井口」の式が成立しないか?
 材料が1回の足あわせだけで判断するのは難しいが、明日の坪井はドリーム戦の5号艇。松井が1号艇なのでアタマは厳しいかもしれないが、ヒモ穴候補で。

2011_0117_0444  穴っぽいところでは、柳沢一は足併せが強め。北川潤二は回った後の一瞬の足が鋭い。明日の6R1号艇1回走りで登場する吉村正明も狙い目。

 逆に、「かなり悪いのでは?」と感じた選手は2人。

2011_0117_0329  ひとりは菊地孝平。
 好モーターを引いたはずなのに、足併せで吉村に離され、重野に置かれ、井口には敗れ、江夏にもやや負けと、いいところがまったく見られなかった。
 とくにターンを回った後の加速が重い。おそらく、本日一番多く試運転をしたレーサーが菊地。納得のいく機力ならば何度も試運転をする必要はないわけで、おそらく本人も納得いっていないのではないだろうか。
 艇界で一二のスタート力を持つ菊地だが、この足だと明日のレースはかなり厳しい戦いを強いられそう。7R、11Rともに、菊地を切って勝負をかけるつもりだ。

2011_0117_0604  もうひとりは阿波勝哉。阿波の場合は、前検タイムと調子が直結しやすい。今回の前検タイムは6.63と平凡。やはりチルト2度しか使えない徳山に戸惑っているのか。
 エンジン平凡でフライング2本持ち。ひさしぶりにGⅠでの6コースからの大活躍がみたいものの、さすがに今節はキツイか。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)


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徳山周年記念 モーター抽選

2011_0117_0175  徳山のモーターは2010年4月末が初おろし。すでに8カ月以上が経過し相場は固まりつつあると考えていい。けっこうな期間が経っているものの、2連対率40%オーバーのモーターは11機もある。

46号機 46.3
67号機 46.1
16号機 46.0
23号機 45.2
47号機 44.5
66号機 43.1
26号機 42.9
69号機 42.7
43号機 41.1
24号機 41.0
39号機 40.3

2011_0117_0173 で、これらのモーターを誰が引いたのかというと、

46号機 赤坂俊輔
2連対率上位の46号機を引いたのは赤坂俊輔。ただし46号機は昨年8月を最後に優出ゼロ。エンジンのポテンシャルは高いのか、それとも今が落ち目なのか。初日から赤坂の動きには注目したい。

67号機 松本博昭
登録番号4000番の伏兵・松本がエース級のモーターをゲット。優勝は昨年5月に1回あげたきりだが、優出はコンスタントにある。6着を取ることが少ないモーターで安定感抜群。前節では津田裕絵が乗り、男性レーサーを撃破しているモーターだ。

16号機 中尾誠
松本の隣の登番4008の中尾誠が16号機。11月に松本勝也が操り強力な足を誇ったのがこのモーター。ただし、過去3節は1着が2回だけ、5着6着の回数も多く調子は下がり目かも。

23号機 清水敦揮
A1レーサーが一節しか使っていないのに、2連対率が40%を超えているのがこのモーター。12月の一般戦でも優出しており期待は大きい。清水はGⅠ戦線ではあまり人気になりそうになうので、人気薄での一発が楽しみだ。

2011_0117_0166 47号機 松井繁
王者・松井繁が47号機を引き当てた。このモーターは12月の一般戦で宮地秀祈が乗りオール3連対で優勝したモーター。1月の住之江お正月戦で優勝した松井が二場所連続優勝を果たすか。

66号機 菊地孝平
賞金王決定戦戦士の菊地孝平も好モーターを得た。12月末の徳山一般戦での66号機の成績は「1112」。このときの調子を維持していれば、連勝街道を爆走するかも。

2011_0117_0178 26号機 重成一人
4優出3優勝と、優出すれば4分の3の確率で優勝を成し遂げているのがこのモーター。しかもA1レーサーが乗ったときも、ほとんどの場合がすばらしい節間成績で優勝を遂げている。近3節のうちの2節で女子選手が乗ったため26号機のポテンシャルを引き出せなかったが、重成ならば抜けた足に仕上げられそう。

以下のモーターはごらんの選手。

69号機……秋山直之
43号機……石橋道友
24号機……柏野幸二
39号機……黒崎竜也

どちらかというと若手選手の抽選運が良かった感じ。
では、今からスタンドに出て各選手の足をチェックしてまいります。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)


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波乱!?の選手入り

2011_0117_0150_2   ボートレース徳山に到着するやいなや、選手入りを撮影している中尾茂幸カメラマンのもとへ飛んでいく。時間は11時すぎ。選手入りはおおかた終わっているかと思いきや、

「まだ到着していない選手が10人以上いるよ」

 徳山の職員の方に尋ねると、新幹線の遅れの影響でけっこうな数の選手がたどり着いていないのだとういう。

 そうこうしていると、岡山勢の川﨑、柏野らがタクシーで入場。

 新幹線、どれくらい遅れています?
「ウチらは岡山からやから15分くらい。大阪よりも向こうは90分とか遅れているみたい」
 と柏野が教えてくれた。

 普段は12時から行われるモーター抽選も、今回は時間が遅れる可能性がありそう。というわけで、とりあえず記者席に戻って選手の入り写真をアップすることにしました。

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徳山到着いたしました!

 ボートレース徳山に到着いたしました!
 本日から7日間、徳山周年記念のリポートをお伝えしていきます!
 新年一発目のリポート、ぜひともご期待ください!!!!

 と「!」を並べて景気よく行きたかったのですが、最初にご報告があります。
 今回の前半戦はnifty初登場の黒沢と姫園という異色コンビでお送りする予定だったのですが、新幹線が雪の影響で大幅に遅れており、黒沢がまだ到着しておりません。原稿の更新等が遅れることもあるかもしれませんが、なにとぞご了承くださいませ。


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緊急参戦! GⅠ徳山クラウン争奪戦!

当コーナーの2011年一発目は、宮島・新鋭王座決定戦の予定でしたが、その前にGⅠに参戦することが緊急決定しました!

GⅠ徳山クラウン争奪戦

1月18~23日にボートレース徳山で開催される記念レースで現地より取材・更新をしていくことになりました。もちろん前検日の17日から優勝戦まで、初春のGⅠ戦線を熱くお伝えしてまいります。新鋭王座の前検が24日ですから、17日~30日と2週間ぶっ通しの参戦となります!

徳山クラウン争奪戦に登場する予定の選手たちは、松井繁、山崎智也、石田政吾、辻栄蔵、飯山泰、池田浩二、坪井康晴、菊地孝平、秋山直之、井口佳典、田村隆信ら。地元からは白井英治、寺田祥ら。阿波勝哉も登場しますよ!

というわけで、来週からの徳山GⅠもどうぞよろしくお願いします!


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