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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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THE ピット――「努力」と「絆」

_u5w4183_2  「やったあ! 嬉しい!!」
 ウィニングランからピットに戻ってきた重野哲之は、仲間たちに囲まれ、まずはそうやって大声は発した。
 同期の齊藤仁から「シゲ~! やっとヒゲ、剃れるなあ。おめでとう!!」と声を掛けられた直後の言葉だったが、何の飾り気もないその言葉がすべてを物語る。
 そう言った重野は、勝利の喜びを心から噛みしめているような顔になっていた。
 このときのピットはまだ37度ほどあったと思うが、その顔を見ていて、こちらの鳥肌が立ったくらいだ。
 そこにたどり着くまでの道が長くて険しいものだった時にだけ、人はこれほど嬉しそうな顔をできるのだろう。

2011_0810_r12_1058  重野といえば思い出されるのは2006年の賞金王シリーズだ。最終日の決定戦ファイナルが近づいていた時間帯……、すでに自分のレースを終えていながら、他には誰もいなくなっていたペラ小屋でひとりプロペラを叩き続けていた光景は忘れられない。
 その翌年、重野が、賞金王決定戦に出ることを目標にしているので、そのためにも笹川賞に出場できるように応援してほしいと話しているということも伝え聞かれた。
 マラソンマンとしての一面ばかりが取り上げられがちだが、重野はずっと、そうして目標をぶれさせず、コツコツ、コツコツと努力を続けてきたわけだ。少し不器用なくらい、ひたむきな男だといえるだろう。

_u5w4354  表彰式後の記者会見で、重野が何度も繰り返して口にしていたのは、「自分はもともと、SGを獲れるようなレーサーではなかった」ということだ。たしかにデビュー当時の成績は優等生といえるようなものではなかった。デビュー節などはひたすら6着を並べているのだ
 また、10年近く前に父親が病気で倒れて、生死の境をさまようようになっていたこともあるそうだ。そのとき重野はまだA1にもなっていなかったが、「生きているあいだにSGを獲ってくれ」とも言われていたので、「それが叶えられてよかった」という気持ちも告白している。
「自分は弱い選手だったけど、ある人から“努力は裏切らない”ということを教わり、ここまで来られた」とも言っていた。
 この優勝戦はまさに、そんな努力の日々をいかに結実させられるかが問われた1日だったのだ。

_u5w3802   今日1日を通しても、重野は戦い続けていた。
 5R後、優出選手の公開インタビューが行なわれたが、ピットに戻ってきてすぐに作業を再開したのも重野だった。
 ボートをチェックしていたかと思えば、整備室に移ってすぐにプロペラを磨き始めた。優出した選手などにはよく見られることだが、やはり何かをしていないと落ち着かない状態になっているのだろうとも思われた。
 ただ、先に管理解除となる同期の沖島広和(1Rの一回乗り)が、そんな重野の肩をポンポンと叩き、「頑張れよ」というような声をかけると、重野の表情もすぐにゆるんだ。昨日にしても似た場面があったわけだか(同期の齊藤仁が同じ場所で重野に声をかけていた)、やはり同期の絆は強いのだろう。
 また、10Rが終わったあとにもペラ小屋で作業をしていたのは重野と中島孝平の2人だけだった。そして重野が、最後にプロペラの仕上がり具合を確認するように、ペラをかざして見ていると、中島はその緊張をやわらげようとするように、やはり肩をポンポンと叩いて、笑顔で声をかけていた。中島は重野よりも1期後輩になるが、そうされたあとの重野は、ニコニコ笑いながらペラ小屋を出て、自分のボートのもとへと駆けていった。

_u5w4406  表彰式で重野は「松井(繁)さんに、いつも通りでいけばいいと言われたのが心強かった」「佐々木(康幸)さんや、同じレースに出た菊地(孝平)さんにもいろいろ気遣ってもらった」とも話していたが、そうした“人の絆”や“仲間の助け”というものを誰より強く感じているのも重野なのだろう。
 そんな重野が優勝したということは、この「東日本復興支援競走」においても大きな意味を持つ。
 今日1日を振り返れば……、この優勝戦だけを考えても、長岡茂一、池田浩二、菊地孝平、篠崎元志、今垣光太郎という選手たちが、38度以上にもなる暑さの中でそれぞれの戦いを続けていたのは間違いないが、今日のところはやはり、とにかく重野を祝福したい。

_u5w4441  ウィニングラン、表彰式、記者会見、TVインタビューとこなしたあとに、重野は仲間に囲まれ、水神祭を迎えた。
 本人いわく「泳げない」ということだが(まったく泳げないわけではないようだった)、少しも怖がることなく、終始、満面の笑みを浮かべて、仲間たちに“いいようにされていた”。
 もう一度書くが、これだけ幸せそうな男の顔はそうそう見られない。
 そして重野は、そんな顔をするのが許されるだけのことをやってのけたのだ。
 おめでとう、重野哲之!
 本人にも直接言ったが、何度そう言っても言い足りないような感動の優勝劇だった。

(PHOTO/中尾茂幸=ウィニングラン、池上一摩=その他   TEXT/内池)


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優勝戦私的回顧

2011_0810_r12_0897_2   リニアモーターカーの走りだった。他5艇には水の抵抗に伸び悩む中、重野にだけは抵抗がないかのよう。
 1周1マークを少しハズし、池田を牽制気味に旋回すると、1艇だけスーッ伸びてあっという間に後続に4艇身の差をつける。その後も後続との差は開いていき、最終的に2着につけた差は2秒。圧勝劇で重野哲之がSG東日本復興支援競走を制し、SG初戴冠を成し遂げた。

 重野の機力が抜けているのは明らかだった。 が、決して楽な戦いでもなかった。

2011_0810_r12_0994_2    昨日の戸田は逃げが9レース連続で決まるイン水面だったが、本日はうって変わってまくり天国。朝一からまくりが4連チャンし、その後もまくりが頻出していた。風向きや風速もコロコロと変わる。それに加えて、今垣光太郎の「進入で動く」宣言。一本かぶりのオッズも重野を圧迫したはず。優勝選手インタビューで「息苦しかった」と語っていたように、少なからずプレッシャーは感じていただろう。
 レースも想定外の展開になった。ピット離れで菊地孝平が遅れて、6号艇の今垣光太郎が労せずに5コースをゲット。「内に入る」と宣言していた今垣だが、「ダッシュ5コースなら勝負になる」と考えたのか動かない。ファンの誰もが、おそらく選手たちも想像しなかった「123/564」の進入になる。深い起こしを覚悟していた重野にとって、逆に驚く進入となったはずだ。
2011_0810_r12_0885  スタートタイミングはコンマ09の好スタート。ただし、3コースの池田浩二がコンマ05、ダッシュ3艇がコンマ02~03のタイミングで踏み込んできた。しかも、2コースの長岡茂一はコンマ13とややヘコんでいる。隊形的には望ましいスリットでもなかった。
 そもそもSG東日本復興支援競走の出走権も、昨年末の浜名湖地区選を制し、選考期間ギリギリで手にしたもの。しかも総理杯は中止になり、場合によっては出走権が不意になる可能性すらあった。細い糸を手繰り寄せるようにして、この舞台に駒を進め、大きなタイトルを射止めたのである。
 単にモーターが連れていってくれた優勝ではない。環境や状況の変化に動じず、少ないチャンスをモノにし、プレッシャーに打ち克った優勝であったのだ。

2011_0810_r12_0981  今回のタイトルは、重野の夢であった賞金王決定戦の出場権を手繰り寄せる。
「努力は裏切らない」
 優勝選手インタビューで重野は言った。
 実際のところ、努力は必ず実るわけではない。ただ、チャンスが訪れたとき、それをモノに出来るか否かは日々の努力にあるようにも思う。「努力は裏切らない」と信じ、努力をし続けることができたのが、重野の勝因だったのだろう。
 重野のゴールはまだ先にある。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園)


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痔MEN記者の『最後は戸田名物アウトセット!!』予想

さあ行こう、優勝戦!!

12R
①重野哲之
②長岡茂一
③池田浩二
④菊地孝平
⑤篠崎元志
⑥今垣光太郎

進入126/345??

 イン想定・重野に初SG制覇の重圧、長岡には超久々SGファイナルの重圧があります。そこにSGの魔術師・今垣が前付けに来て冷静に対処できるか。できたら拍手するとして、私の狙いはそれ以外の3艇です。特に池田VS菊地の3戦連続マッチアップが興味深く、「池田がまくって菊地のマーク差し、またまた2マーク勝負」という展開になると見ました。このウラオモに、記念ファイナリストの常連になった篠崎の応援ボックスも付け加えましょう。

3連単★3=4-全、345BOX

 ではでは、今節は痔MENとしてほとんど出番のなかった私ですが、福岡では大暴れしますぞ~!!!!


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“本紙予想”東日本復興支援競走優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=重野 まくられ率5.7% 差され率15.7%
2コース想定①=長岡 逃がし率41.9%
2コース想定②=今垣 逃がし率27.6%
展開のカギ①池田4コース時まくり/差し=12/7
展開のカギ②菊地5コース時まくり/差し=1/3
今垣の進入が大きなポイント。長岡が主張するか、それとも入れるか。もうひとつのポイントは池田の4コース。最近の池田はカドならまくり基本。これが重野を捉えられるか否かが勝負の行方を左右する。今垣3コースなら、重野の逃げ切り。池田が握って追走か、今垣の差し追走。今垣2コースになって深くなれば、重野が池田を張って今垣の差し入るか、池田が重野を振り切って突き抜ける。
◎重野 ○今垣 ▲池田 △菊地 
3連単1=6-全 1-3-全 3-4-全


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優出インタビュー!

2011_0810_0571 1号艇 重野哲之(静岡)
「1走1走集中して走ってきました。最近調子が悪かったので、準優だけには乗りたかったんです。スタートは気持ちが入っていますね。機力はこのなかに入ってもズバ抜けていい。すべての足がいいです(場内拍手)。東日本支援に少しでも多く回せるよう、がんばります」

2011_0810_0575 2号艇 長岡茂一(東京)
「予選は緊張もなく、初日1着獲れてリズムもよくここまで来れましたので、これを優勝戦にまでつなげたいですね。自分でもびっくりするほどの、最高の出足です。これを活かして頑張りたい。スタートが今節の課題ですが、何とか置いていかれないようにしたいですね」

2011_0810_0594 3号艇 池田浩二(愛知)
「戸田はあんまりよくわからないです。イメージが沸かない。でも整備して多少は良くなっている。乗り心地もギアケースをやってよくなった。コースは……え? 動く人がいる?(6号艇が……)ああ。僕はどっちでもいいです」

2011_0810_0600 4号艇 菊地孝平(静岡)
「戸田は好きになりました。(以前は24番目の得意と言っていたが)今何位かは考え中です(笑)。仕上がりはいいですね。行き足から伸びにかけて。スタートしてから出られることはないです。でも、この中に入ると目立たないですけど。数少ない東北出身のボートレーサーとして、復興支援のために全力で頑張ります。

2011_0810_0606 5号艇 篠崎元志(福岡)
「バランスがとれてまずますです。昨日の12Rに使ったペラを調整していきたいと思います。出足はいいですね。スタートは自分なりに行けています。コースは自分でもわからないです。出たとこ勝負で。一発狙ってます」

2011_0810_0617 6号艇 今垣光太郎(石川)
「昨日がいちばんよかったですね。出足型で伸びは弱いです。コースの理想は(場内から「イン!」)そりゃあインか4カドです。でもそれは獲れない(笑)。思い切って動きたいと思います。引っ張っても伸びる感じはないので、深くても同じこと。まくられる確率は半分以上かもしれませんが(笑)」

※余裕を感じたのは池田と今垣。重野も悪くはないが……。(PHOTO/中尾茂幸)


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THE ピット――優勝戦の朝

2011_0809_0351  午前10時頃、ピットに行くと、まず目に入ったのは篠崎元志の姿だ。テレビ関係者用に入口近くに設置されたモニターの前で正座をするように座り込み、じっと昨日の準優リプレイを見つめていたのだ。
 その周りを人が動いてもほとんど視線を動かさず、表情を変えない集中力はすごかった。
 その後、テレビ関係者から声を掛けられると、作業の邪魔になっていると勘違いしたのか、「あっ、すみません」とモニターの前を離れていったが(実際はそういう意味で声を掛けられたわけではなかった)、その様子も、あまりにさわやかだった!
 雰囲気だけでいえば、やはり節イチ級といえるものを持っている。

2011_0807_0310  朝のスタート特訓が終わって、1Rの展示航走を待つこの時間帯はピット内もガランとしているが、装着場でしばらく作業をしていたあと、ボートを水面に下ろしていたのは山室展弘だ。
 この山室は、1R後のエンジン吊りに出てきたときは、「♪モワァ、モワァ、モワァ」と、作詞作曲=自分としか思えない鼻歌を唄い、「今日は涼しいなァ」と呟いていた。
 その直後に出てきた石田政吾は「すっごいね、これは(この暑さは)」と空を見上げながら口にしていたが、石田のほうが普通の感覚であるのは言うまでもない。
 なにせ、この時間帯にはすでにピット内の温度計は35度を指していたのだ。
「♪モワァ、モワァ、モワァ」という即興の歌は、もわっとした暑さを表現したものだったのか!?
 山室展弘……。やはり、いついかなる時でもその動向からは目が離せない。おそるべき男だ。

2011_0809_0126  1R前の静寂の時間帯。
 駆け足で待機ピットに留めてある自分のボートのもとへ行き、回転数をチェックしていたのは松井繁だ。
 また、誰もいないかと思っていた整備室の奥にあるプロペラ加工室の中に閉じこもり、ひとり作業をしていたのは濱野谷憲吾だった。
 そのキャリアからいえば、不本意といえるはずのSG前半戦となってる2人がこうして作業をしていることが持つ意味は大きい。
 後半戦のSGでは間違いなく2人の逆襲が見られることだろう。

2011_0809_0306   それぞれ待機ピットの目に入りにくい場所で作業をしていたようだったのは、長岡茂一と今垣光太郎の優出組だ。
 それぞれ1R前に一度、ボートを装着場に引き上げて、モーターやボートを拭く作業をしていた。
 たまたま隣り合わせになっていて、しばらくは2人とも無言で作業をしていたが、やがて今垣のほうから、ぽつりぽつりと話しかけている。
 その内容をすべて聞き取れたわけではなかったが、「この時期、……はどうですか?」「新品に替えると足落ちする気がして」などと整備に関する話をしていた。やがて今垣は、自分はどうやってボートを拭いているかといったことまで解説しはじめ、どんどんと和やかな雰囲気になっていた。

2011_0808_0234_2  朝のスタート特訓で今垣は、「前付け→スロースタート」で行くことを主張する動きを見せていたというが、となれば長岡にしても、その進入にどう対処するかが問われることになるわけだ。
 そんな選手2人が、こうした時間を過ごしていることが、少しだけ不思議に思われた。ピットにおいては珍しい光景でないのは確かだが、さすがは百戦錬磨のプロフェッショナルたちだ。

Sn3_5051  1Rの展示航走が始まる少し前、整備室内の洗い場で熱心に雑巾を洗っている重野哲之の姿が見かけられた。
 その雑巾で重野は、装着場に停めてあるボートを拭きだしたので、「今日は緊張せずに過ごせそうですか?」と聞いてみた。
 すると重野は「昨日、ずいぶん緊張したんで、それでもう充分でしょ」とニコリ。
 その笑顔には無理をしている感じもなかったので、とにかくこの段階においては、いい精神状態が保たれてはいたのだろう。
 優勝戦が近づくにつれて、また新たな緊張感が生まれてくるのは間違いないが、重野であれば、その緊張感ともうまく折り合えるのかもしれない。
(PHOTO/中尾茂幸  TEXT/内池)


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本日の“本紙予想”東日本復興支援競走最終日

おはようございます。Kです。本日も非常に暑い。最終日に夏バテしないよう、ガンバリマス。皆様もお気をつけて!

1R
1コース想定=三角 まくられ率19.0% 差され率22,4%
2コース想定=勝野 逃がし率24.1%
勝野の差しきりを狙う。
◎勝野 ○三角 ▲深川 
3連単2-13-全

2R
1コース想定=田口 まくられ率15.9% 差され率15.9%
2コース想定=大嶋 逃がし率36.3%
中野がセンターから一気に攻める。
◎中野 ○赤坂 ▲山口 △田口 
3連単3-451-全

3R
1コース想定=後藤 まくられ率25.0% 差され率14.6%
2コース想定=秋山 逃がし率=36.1%
飯山が伸びて一撃決める。
◎飯山 ○石田 ▲後藤 △佐々木
3連単4-531-全

4R
1コース想定=中里 まくられ率18.5% 差され率7.4%
2コース想定=石野 逃がし率48.4%
中里が石野をカベにして逃走。
◎中里 ○中澤 ▲寺田 △岡崎
3連単1-543-全

5R
1コース想定=吉田 まくられ率5.7% 差され率22.6%
2コース想定=太田 逃がし率44.4%
吉田がスタート決めて逃げ切る。
◎吉田 ○太田 ▲今井 △興津
3連単1-246-全

6R
1コース想定=中島 まくられ率8.5% 差され率15.3%
2コース想定=石渡 逃がし率52.9%
中島が意地の先マイ逃走。
◎中島 ○赤坂 ▲山口
3連単1-34-全

7R
1コース想定=飯山 まくられ率5.8% 差され率32.7%
2コース想定=瓜生 逃がし率16.7%
瓜生が差して突き抜ける。
◎瓜生 ○飯山 ▲田口 △山崎
3連単2-136-全

8R
1コース想定=今坂 まくられ率14.1% 差され率14.1%
2コース想定=鎌田 逃がし率39.3%
今坂がガッツ逃げでラスト走飾る。
◎今坂 ○鎌田 ▲松井 
3連単1-23-全

9R ウインビー選抜戦
1コース想定=齊藤 まくられ率16.3% 差され率18.4%
2コース想定=湯川 逃がし率43.8%
齊藤が渾身の逃げ切りだ。
◎齊藤 ○坂口 ▲魚谷 △湯川  
3連単1-352-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=林 まくられ率16.4% 差され率23.6%
2コース想定=木村 逃がし率41.2%
今井、岡崎のセンター福岡勢連動を狙いたい。
◎今井 ○岡崎 ▲林 △瓜生
3連単3-415-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=山崎 まくられ率8.2% 差され率20.4%
2コース想定=中澤 逃がし率29.5%
寺田が戸田巧者ぶり見せつける快走。
◎寺田 ○中澤 ▲山崎 △松井
3連単3-214-全 

優勝戦はのちほどアップします。


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最終日!

おはようございます。はやいもので東日本復興支援競走も最終日となりました。戸田水面で繰り広げられた熱闘も優勝戦で幕を閉じます。SG初優勝を狙う重野哲之、篠崎元志。11年半ぶりのSG優出を果たした長岡茂一。前回戸田SGの覇者である今垣光太郎。賞金ランク1位の池田浩二。そして東北在住経験のある菊地孝平。それぞれにトピックの豊富な選手による優勝戦となりました。誰が勝っても感動的なフィナーレとなりそうですね。

2011_0809_0585 それにしても昨日はインが強かった。戸田でイン9連勝とは……。準優もすべて1-2だったわけですが、まさか戸田でねえ……。というわけで、本日1R1号艇は三角哲男。イン10連勝なるか!?(PHOTO/中尾茂幸)


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THE ピット――悲喜こもごもの準優勝戦

_u5w3197  一日を通して、その動きが気になったのはやはり重野哲之だ。今日を勝てば、明日の優勝戦はポールポジション……。その重圧と、どう戦うかが気になっていたのだ。
 午前中からペラ小屋にこもっている時間が長く、その表情を見る機会はあまりなかったが、作業をしている背中を見ている限り、緊張と闘っているようにも感じられていた。
 9R前だったろうか、ピット内を歩いている重野は、一人の記者に声をかけられ、ニコニコと笑顔を返していた。それを見たときも、重野の精神状態がギリギリのところにあるのだろうと思われた。一見、リラックスしているようにも見える笑顔だったが、あまりにもニコヤカだったことで、逆に無理があるように感じられたのだ。実際、レース後、重野は「今日一日を緊張の中で過ごしていた」ことも告白している。
 ただ、10Rが近づいていた頃、ペラ小屋を出た重野は、最後にペラを磨くために整備室へと入っていったが、そこで気持ちが落ち着いた部分も大きかったのではないかと思う。
 ペラを持つ重野がテーブルに近づくと、先に座っていた同期の齊藤仁が、重野のためにすっと椅子を引く気遣いを見せたのだ。
 そのあと、並んで作業をしながらも、多くの会話があったわけではなかった。というよりも、重野が椅子に座った直後に、ひと言ふた言、齊藤が声を掛けただけだった。ただ、そうして同期の隣りで作業をしていることによって、重野は強い安心感を得られているようにも見えていた。少し前とは比べられないほど表情がやわらいでいただけでなく、偶然かもしれないが、その体までが齊藤のほうへと斜めに傾いていたのだ。

_u5w3153  準優勝戦最初の10Rでは、池田浩二が勝って、菊地孝平が2着に入った。
 ボートリフトの傍の係留場にいた重野は、水上の菊地に向かって、小さくVサイン。
 周りに対する遠慮だったのか、自分の体の横に手をつけたまま、肘だけ曲げてのVサインだったので、バルタン星人のようにもなっていた。
 レース後の共同記者会見において、池田は「ペラを替えてダッシュにいくこともあり得る」という気になる言葉も残している。

_u5w3171  ただ、10R後の会見では、終始、記者陣を笑わせ会場を盛り上げた菊地のほうが目立っていたのは確かだろう。
 以前から戸田は「全国で24番目に好きなレース場」と言っていた菊地だが、「戸田は大好きだと言うようにも言われたんで、そう書いておいください」と前言撤回!?
 また、岩手県で少年時代を過ごしたことがあるだけに、「予選は自分のことに集中してましたが、東北出身者として中澤(和志)と2人で準優に乗れたし、できればナッカーにも優勝戦に乗ってもらいたい」とも語っていた。

_u5w3205  その中澤は12Rで本当に惜しいレースで3着に敗れた。
 レース後、本人の言葉を直接聞くことはできなかったが、ここに懸ける気持ちがよく伝わってくるレースだったのは言うまでもない。
 レースの1時間ほど前の時間帯には、待機ピットで作業をしているところが見かけられたが、俯き加減だった中澤の周りの空気は明らかに重かった。抱えているものの大きさを改めて知らされた気がしたほどだった。

_u5w2929  準優11Rでは長岡茂一が勝ち、篠崎元志が2着。こちらも共にレース前からその様子が気になっていた選手たちだ。
 篠崎はひと言でいって、今節、最も雰囲気のいい選手の一人だ。
 レース後の会見では「伸びなどは、準優、優勝戦に入ればいいといえる部類ではない」と話していたように、篠崎にとって今回は絶対的なチャンスだとはいえないのかもしれない。
 それでも1日の過ごし方を見ていると、とにかく落ち着いていて、そろそろSGを獲っても然るべきレーサーであるようにも感じられるのだ。
「前節GⅠを獲り逃したんで(徳山周年=優勝戦1号艇4着)、SGを獲れるように頑張ります」と会見を締めていたが、前節の悔しさによって、一皮剥けた部分もあるのだろう。

_u5w3268  長岡に関していえば、レースが近づいていたあと、整備室で入念にストレッチをしていたのが印象深かった。
 それも、ストレッチを終えて、整備室を出かかったあと、踵を返してクーラーの前に行くと、その冷気を体に貯め込むように両手を広げて深呼吸をしていたのだ。それは『ドラゴンボール』の悟空が元気玉のためにエネルギーを集めているところにも似ていて、見ていてちょっとおかしかった。
 レース後の会見で「今日は緊張してましたが、気を引き締めてレースに行きました」とも語っていたが、もしかしたならあれがその瞬間だったのだろうか!?
 長岡の人柄について、多くの関係者が絶賛しているが、実際に話してみても、それはよくわかる。
 レースや会見が終わってひと段落したあと、「今回のレースが東日本復興支援競走と銘打たれていることはどうですか?」と質問してみると、「急にそう聞かれてもうまく答えられませんが……」と言ったあと、「もともと(総理杯に)出る権利はなかったんですが、この時期に行なわれることで繰り上がりで出られたこともありますし……。ここでの一走一走によって少しでも何かを感じてもらえるようなレースをしたいですね。いま走れていることにも本当に感謝しています」と、ものすごく丁寧に答えてくれた。
 そんな長岡は、その人柄を知れば知るほど応援したくなる選手の一人だ。

_u5w3365  12Rでは、重野が勝って、今垣光太郎が2着に入った。
 レース後の重野はさすがにホッとした気持ちが思いきり顔に出ていた。
 師匠同士のつながりで縁の深い松井繁に「おめでとう」と握手をされていたときも、本当に嬉しそうだった。

_u5w3285  一方の今垣は、会見中も、とにかく興奮をおさえきれないような感じだった。
 会見場に入ってすぐ馴染みの記者から声をかけられたこともあるが、代表記者からの質問をされる前から……、「ツキがありますね! エンジンも出足はバッチリです!! 伸びは足りないけど、出足は二重丸です」と大きな声で自分から解説を始めたくらいだったのだ。
 そして「明日はたぶん6コースからは行かないと思います。3コースの100か、2コースの100を越えたところか」と、前付け宣言までしてみせた。

 今垣のあとに会見を受けた重野は、その言葉を伝え聞いても「来るなら来てくださいって感じですね。インは譲れないです」と力強く言い切った。
「伸び、かかり、出足と、文句のつけようがない状態」に仕上がっていると言い、「今日は緊張しましたが、明日はリラックスしていけそうです」と言うのだから、明日の重野の戦いぶりが楽しみだ。
(PHOTO/池上一摩 TEXT/内池)


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準優勝戦私的回顧

準優10レース

2011_0809_r10_0885  神のイタズラ。と書くと、かなり大袈裟になってしまうが、準優10Rは4日目11Rを焼き写したかのようなメンバー構成になった。1号艇に池田浩二、2号艇に菊地孝平、そして6号艇には寺田祥。この三者が準優10Rと4日目11Rのどちらにも出走しており、しかも枠番までが同じであったのだ。
 昨日のレースを受けて、三者がどのようなレースをするのか。4日目11Rは、1コース池田と2コース菊地がともにコンマ06のトップスタートを切り、1マークでは池田が逃げた。スリット裏では池田が菊地を1艇身リードしていたのだが、1周2マークで池田がやや流れた隙に内に切り込み、2周1マークで菊地が逆転していた。

2011_0809_r10_0897  準優10Rも昨日と同様枠なりにおさまる。ところが、スタートが昨日とは違った。池田はコンマ09の好タイミングでスリットを通過したのだが、それを上回るコンマ03のトップスタートを菊地が決めたのだ。
 菊地が半艇身ほど先制しながら1マークへと近づいていく。位置的にはジカツケマイも可能だ。だが、池田が張る姿勢を見せると、菊地は瞬時に差しへと切り替えた。
2011_0809_r10_0910  池田が流れて菊池が差し切るかと思いきや、池田のターン技術は凄まじい。ほとんど外へ流れることなく、ターンマークを軸にしてしっかりと旋回して先頭に立つ。
 差しに回った菊地は2番手。昨日はここから菊地が逆転をしたが、本日は池田が隙を与えずに完全勝利。昨日のレースのリベンジを果たすこととなった。
 明日、3日連続で顔を合わせる池田と菊地。しかも枠も3日連続で隣合わせになる。

 

準優11レース

2011_0809_r11_1034  展示から波乱の気配が漂っていた。
 練習でスローとダッシュ両方を練習していた木村光宏が、コースを奪おうと回りこむ。しかし、他の選手もまったく譲らず全艇スローの枠なりとなった。展示のスタートも、外3艇が抜けたスタートを決めていた(木村はF)。はたして、本番も全艇スローになるのか、誰かが引いて単騎になるのか、それともまったく違う隊形になるのか。センター・アウト筋がスタートを決めるのか。ピット離れから目が離せないレースになりそうな予感がした。
2011_0809_r11_1054  ところが、本番は淡白なレースになる。
 展示で動く素振りを見せていた木村がまったく動かず、あっさりと枠なり3対3に落ち着く。スリットもコンマ15前後で6艇が並ぶお手本のようなスタート。これでは外の選手に攻める余地はなく、インコースの長岡茂一が1マーク到達前に外へ外へと艇を持ち出してあっさりと逃げ切った。
 2着争いは熾烈を極める。篠崎元志、石渡鉄兵、山崎智也の3艇が入り乱れて争うが、軍配は若い篠崎に上がった。

 

準優12レース

2011_0809_r12_1196  化け物じみた足だった。
 中澤を除く5艇がスリットで10前後にそろった瞬間、重野哲之の逃げ切りは確信できた。重野が負けるとすれば、自身が立ち遅れるか、スリットが大きく崩れて誰かが攻めてきたときくらいしか考えられなかったからだ。
 大方の想像どおりに重野は1マークを先に回ると、そこからグングン伸びて、スリット裏までの150mの間に後続につけた差は5艇身。1艇だけワープ航法をしているような走りは、節一エンジンの証だといえる。

 重野のはるか後ろでは、激しい2着争いが繰り広げられる。
 1周目バック水面では今垣光太郎と松井繁が激しく艇をブツけてツバ競り合い。今垣が松井を外に出そうとすると、松井はそれに抵抗し今垣を内へと押し込めようとする。
 2艇が争っている間隙を上手く突いたのが、4番手を走っていた中澤和志。1周2マークで二人がゴチャつく間に、大外をぶん回して2着争いにからんでくる。
 その瞬間、ボートレース戸田のスタンドが沸いた。
2011_0809_r12_1212  中澤の舟券を持っていたファンはもちろん、すでにハズレているであろうファンも、中澤に声援を送っている。みんな、被災地在住、ひさしぶりのSG出場となる地元選手を応援しているのだ。
 声援に後押しされるかのように、2周目ホームでは一瞬2番手に立った。しかし伸び比べでは今垣にかなわず、2周2マークを今垣が再逆転。あと一歩で優出には届かなかった。

 今日の準優3箇レースはイン逃げ3連発。しかもすべて2連単①②で決着した。インが弱い戸田とは思わない結末となった。
 明日の優勝戦は2回目のSG優出で1号艇を掴んだ重野が最有力。しかし、今垣が進入で動くとも宣言している。準優に引き続き、イン逃げが決まるのか。それとも波乱となるのか。真夏のSGの結末やいかに。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園)


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優勝戦メンバー確定!

①重野哲之(静岡)
②長岡茂一(東京)
③池田浩二(愛知)
④菊地孝平(静岡)
⑤篠崎元志(福岡)
⑥今垣光太郎(石川)

優勝戦のポールポジションを手に入れたのは、予選トップ通過の重野哲之。重野があの強力無比の足で戸田SGを逃げ切るのか!? それともベテラン長岡の復権!? 賞金ランクトップの池田が強さを見せつけるか!? カド菊地のスタート、若武者篠崎の戴冠、今垣が6号艇でどんな動きをみせるのか!? 

楽しみな優勝戦になりそうです。

(念のため出走表は主催者発表をご確認ください)


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“本紙予想”東日本復興支援競走準優勝戦

H記者、酒盛りは下痢にも痔にもよくないっすよ……。

10R 準優勝戦
1コース想定=池田 まくられ率5.4% 差され率10.7%
2コース想定=菊地 逃がし率32.4%
菊地の逃がし率は急下降中。しかも2コース時はまくって勝つことのほうが多い。順当決着の可能性はあるが、共倒れの可能性もあると見て、太田の差し切りを狙う。
◎太田 ○寺田 ▲岡崎 △池田
3連単3-641-全

11R 準優勝戦
1コース想定=長岡 まくられ率15.2% 差され率32.6%
2コース想定=篠崎 逃がし率42.9%
木村の進入がどうなるか気になる。いずれにしても、石渡と山崎のセンター枠2人が強攻体質。山崎の突き抜けを狙ってみたい。
◎山崎 ○篠崎 ▲長岡 △石野
3連単4-215-全 

12R 準優勝戦
1コース想定=重野 まくられ率5.8% 差され率15.9%
2コース想定=今垣 逃がし率25.0%
重野のパワーは認めるが、今垣の逃がし率の低さが気になる。ここは今垣本命の折り返し本線。中澤の5コースからの攻めも。
◎今垣 ○重野 ▲中澤 
3連単2=1-全 12-5-全


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THEピット――白いカポック

2011_0808_0552  今朝、もっとも気になっていたのは、重野哲之だ。
 予選1位だから当たり前? そりゃそうだけど、気になっていたのは、その表情。重野は昨年の東海地区選でも予選1位で準優に進出していた。その準優の日、重野はまるで近寄りがたい、憤怒とも表現したくなるほどの、恐ろしい顔つきで一日を過ごしていたのだ。それは、記念初制覇に懸ける気迫の表情。準優を逃げ切れば優勝戦も1号艇、悲願のGⅠ初優勝がぐっと近づくのだ。重野があの一日に懸ける思いというのは、好漢を阿修羅のごとく見せるほど巨大なものだったのである。
 では、SG初制覇に懸ける気迫はどうなのか。重野はかねがね「賞金王が目標」と言い続けている。24場をマラソンで踏破した2年前、当時の重野は決してSG常連というわけではなかったが、平和島から多摩川へ向かう途中で捕まえたこちらに、重野は暮れの住之江への強い決意を熱く語ったものだった。SGを制するということは、その夢を引き寄せるもの。今日逃げ切れば明日はポールポジションという状況を、さらに一段高いSGの舞台で迎えた今日の重野は、果たしてどんな顔で猛暑のピットを闊歩しているのか。それが大森の棲家を出るときから気になって気になって仕方がなかった。
 一言でいえば、浜名湖地区選に比べれば、表情はずっとやわらかかった。伝わる闘志にそれほどの違いはないが、浜名湖のときのように寄らば斬るぞの殺気はない。それがどう出るのかは何とも言えないが……。1R終了後あたりから準備に取り掛かっていたが、その表情もあくまで淡々としたものであった。個人的好みを言わせてもらえば、あの浜名湖の鬼のような顔も見てみたかったんだけどな……。

2011_0808_0321  1Rのエンジン吊りが終わって、長岡茂一が淡々と係留所への坂道を降りて行っていた。百戦錬磨のベテランだけに、準優1号艇に今さら震えることなどないだろう。淡々とした表情の下に緊張感が隠れていることは多々あるものだが、長岡の場合はそのまま淡々と受け取っておきたい。
 その長岡が、試運転可能な時間帯を外して、係留所の周辺でボートをゆっくり流している姿があった。あまり頻繁に見かける光景ではないが、これはスローの利きを調整しているもの。戸田だからこそ、できるだけ助走をつけてスタートしたいし、だから舳先を向けたあとにできるだけ前へ進みたくない、というわけだ。2Rが始まる前には切り上げて係留所からの坂道を上ってきた長岡。表情は変わらず淡々であった。
2011_0808_0711  あと、もう一人の1号艇、池田浩二はいつもとまったく変わった様子はありませんでした。笑顔も見えるし、緊張感もほとんど見えない。まあ、すでに準優1号艇→優勝戦1号艇をつい2カ月前に経験して、そのまま優勝してますからな、池田浩二は。もっとも平常心でのぞめる準優ポールポジションかもしれない。

2011_0808_0267  1Rのエンジン吊りの場面に戻る。早くも着水して調整をしていた今垣光太郎は、係留所からゆっくりゆっくりと坂を上ってきた。「おはようございますっ!」。新人のように元気いっぱい、丁寧に挨拶する光ちゃん。モーターに不安がないときの光ちゃんである。
 ボートリフトの前で平石和男と出会うと、今垣は足を止めて話し込みだしている。今垣も平石も笑顔が見え、実に和やかでリラックスした雰囲気。二人ともベテランだから、最前列で仲間を待つのは後輩たちの役割である。選手たちの列の最後方に陣取って、談笑を続ける二人だった。
2011_0808_0282  光ちゃんは気づいていない。待つべき仲間、石田政吾はボートリフトには乗らず、そのまま係留所へとボートをつけようとしていたことを。
 最前列にいた中島孝平は気づいている。だから、艇旗艇番を手に、係留所へと駆け下りている。そのとき、光ちゃんは平石と話し込んでいる。だから気づいていない。石田の艇が係留所につき、中島がクリーナーで操縦席の水を吸い始めても、今垣は平石と笑い合っていたのだった。
 リフトから1R出走選手たちが姿をあらわす。その様子を感じた今垣もリフトのほうに歩み出す……のだが、あれ? あれ? 政吾がいない? キョロキョロして石田の姿を探す光ちゃん。え? なんで? あ、係留所! 駆け出そうとして、それでももういちどリフトを振り返る。光ちゃん、石田選手は係留所です!
 というわけで、大慌てで係留所へと駆け下りていった今垣光太郎。バツが悪そうにアタフタする光ちゃんが最高にかわいかったぞ(笑)。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『完全生命体ナオキモリヤン誕生!!』予想

 初日の夜中、激しい下痢&血便に見舞われ、戸田そっちのけで金曜・精密検査&月曜・大腸の内視鏡検査を受けたHです(肛門から長いクダぶち込み、イタ気持ち悪かった~><)。で、検査後に医師が下した診断は……
医師「うむ、検査の数値は、採血・採尿・検便ともにすべて少年のような完全健康体です」
私「で、では、なぜあのような下血が……??」
医師「そう、これは内視鏡検査でわかったのですが、この写真を見てください。ここにヒダみたいなモノがあるでしょう。あなたは……」
私「わ、わたしは……????」
医師「内痔核ですね。つまり、肛門の出口付近にできる痔です。頻繁に下痢をしたので、このヒダが傷ついて大量の血が出たのです。まあ、下痢も夏バテでしょうね。痔だけが問題の、ものすごい軽症ってことです」
私「は、はあ……」
 かなり安堵しつつ、どこか情けない心持ちになった昨日でありました。
 さあ、元気いっぱいに準優予想です!

10R
◎①池田浩二
○②菊地孝平
 ③太田和美
 ④岡崎恭裕
 ⑤林  美憲
☆⑥寺田  祥

進入123/456

 今節の菊地は久々に伸び~~る仕様ですね。S力も含め、チョモランマ級の壁になるでしょう。文句なしに池田の逃げきり。昨日は2マークで菊地に逆転されましたが、同じ過ちを2度続けて犯す選手ではありませんぞ。1-2でOK。逆に怖いのは、菊地が伸びすぎて差しハンドルが遅れたとき。そんなときは、展開的に誰が来てもおかしくないので人気薄の寺ショーを狙っちゃいましょう。

3連単★1-26-全

11R
 ①長岡茂一
 ②篠崎元志
 ③石渡鉄兵
 ④山崎智也
◎⑤石野貴之
☆⑥木村光宏

進入123/456か162/345

 ここは穴狙い。昨日の石野の足はかな~りヤバかった。6コースまくり差しだけでなく、2マークぶん回して一人旅に持ち込んだ足も不気味でしたね。あの足があれば、100%握って攻めそうな智也マークで軽々とバック突き抜けるでしょう。もうひとり不気味パワーの木村の2・3着付けで戸田モード全開舟券といきましょう!!

3連単★5-6-全、5-全-6

12R
◎①重野哲之
 ②今垣光太郎
 ③松井  繁
 ④瓜生正義
☆⑤中澤和志
穴⑥今井 貴
進入123/456

 節イチ重野はじめ、パワー相場がやたらと高いレース。さらに実力も加味すれば1-234も十分ですが、このレースはパワーだけでは決まらない。地元の中澤が2段でも3段でも4段でも銘柄SGレーサーを上から叩き潰しに行くからです。それが戸田ファンを超越した日本国民の総意です。もとより「アウトまくり」は和志のトレードマークですからな。どんだけ攻めるか、しかと見届けるとしましょう。ほぼ気持ちは1-5一本書きも、「和志が玉砕したときの今井2着付け狙い」がスケベ舟券師の哀しいサガ。

3連単★1-56-全

 さてさて、もしも私の予想通りの決着なら、明日の優勝戦は①重野②池田③石野④菊地⑤中澤⑥木村ってなことになるのですが、いかに??
 さ、少年級完全健康体without痔オトコは、昼間から酒盛り準優観戦と洒落こみましょうかな、ムフ。


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本日の“本紙予想”東日本復興支援競走5日目

おはようございます。Kです。準優勝戦です! その前の一般戦をまずは予想しますが、なかなか面白いメンバー構成ですなあ。準優の資金をしっかり作りましょう!

1R
1コース想定=大嶋 まくられ率11.1% 差され率22.2%
2コース想定=石田 逃がし率31.5%
S決まっている中里がのぞいて攻める。
◎中里 ○鎌田 ▲大嶋 △三角 
3連単3-416-全

2R
1コース想定=沖島 まくられ率13.6% 差され率18.2%
2コース想定=守田 逃がし率42.6%
中岡の攻めに乗って吉田が俊敏差し。
◎吉田 ○沖島 ▲中岡 △守田 
3連単4-132-全

3R
1コース想定=山室 まくられ率6.9% 差され率16.7%
2コース想定=三井所 逃がし率=37.7%
スタート切れている今坂に連動する勝野を狙う。
◎勝野 ○中野 ▲今坂 △山室
3連単4-531-全

4R
1コース想定=湯川 まくられ率16.3% 差され率27.9%
2コース想定=齊藤 逃がし率23.7%
次点に泣いた齊藤の差しきりを狙う。。
◎齊藤 ○湯川 ▲吉田 △魚谷
3連単2-134-全

5R
1コース想定=平尾 まくられ率5.3% 差され率21.1%
2コース想定=大嶋 逃がし率35.4%
予選落ちのうっぷんを晴らす濱野谷のまくり差し
◎濱野谷 ○平尾 ▲佐々木 △興津
3連単3-146-全

6R
1コース想定=坂口 まくられ率0.0% 差され率25.0%
2コース想定=中岡 逃がし率40.0%
坂口ががっちりと逃げ切る。
◎坂口 ○守田 ▲鎌田 △飯山
3連単1-356-全

7R
1コース想定=平石 まくられ率17.6% 差され率13.7%
2コース想定=沖島 逃がし率26.5%
中野のカド一撃を狙う。
◎中野 ○勝野 ▲平石
3連単4-51-全

8R
1コース想定=齊藤 まくられ率16.7% 差され率18.8%
2コース想定=山室 逃がし率37.3%
外の攻めを受け止めて齊藤が逃げ切る。
◎齊藤 ○山口 ▲湯川 △吉田 
3連単1-345-全

9R 
1コース想定=濱野谷 まくられ率8.9% 差され率22.2%
2コース想定=魚谷 逃がし率28.8%
魚谷が強烈な2コース差し決める。
◎魚谷 ○濱野谷 ▲三井所  
3連単2-13-全

準優勝戦はのちほどアップします!


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5日目!

おはようございます。東日本復興支援競走は5日目、準優勝戦の日を迎えました。今日も猛暑の一日となりそうです。体調にはくれぐれも注意して、SG準優勝戦をおおいに楽しんでください。火曜日の準優勝戦というのもなんだか不思議ですが、新鮮でもありますね。

2011_0806_1106 6.00に4人が並ぶなか、ただひとり、次点で予選突破ならなかったのが齊藤仁。無念! もちろん今日の一般戦では主役の一人です!(PHOTO/中尾茂幸)


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THE ピット――厳しい勝負駆け

_u5w0598  午前中、勝負駆けを成功させた中澤和志は、午後も試運転に出るなど、休まず作業を続けていた。
  試運転から引き揚げてきたあと、カメラマンたちに一斉に取り囲まれる場面なども見られたが、この東日本復興支援競走においてはやはり特別な存在になるからだろう。
 フラッシュのシャワーを浴びせられること自体には複雑な表情を見せていた気もするが、水面から引き揚げてきて、後藤浩に迎えられたときなどには、ニコリとやわらかい笑顔を見せていた。
 その後、TVインタビューを受けているところを見ていても、口数は少なかったが、それも中澤の性格といえば性格だろう。後藤に見せていた表情などからいっても、アシ的にはそれなりの手応えを得ているのではないかと思う。

_u5w1994  6Rの敗退によって準優出を逃した平石和男は、午後にはペラ小屋での作業などをしていた。傍にいた長岡茂一と声を掛け合い、その表情は暗くはなかった。
 悔しい思いがあるには違いないが、それを引きずらずに明日以降に向けての調整に励んでいるところにも、地元選手のプライドが窺える。
 5Rの時点で準優出が厳しくなった後藤にしても、午後のピットでその姿がよく見かけられた選手の一人だ。
 2走目となる12Rの出走前までやれることをすべてやっていたのはもちろん、明日以降もその姿勢を崩さないことだろう。

_u5w2318  8Rでは、松井繁が1着で、準優出を決めている。これが今年初めてのSG予選突破だというのはあまりにも意外な事実だが、王者・松井もさすがにホッとした部分はあるのだろう。レース後には鎌田義と静かにハイタッチ。その後も自身のリズムアップを実感しているように明るい表情でいるところを何度か見かけた。
 とはいえ、それでゆるめる王者ではないのはもちろんだ。
 レース後、松井はボートをピットに揚げず、試運転ピットに着けておくことを選択している。勝った直後にそれを決めていたわけだが、それほど間をあけずに試運転に出ていき、修正すべきところを修正していくための努力を続けていた。

_u5w2391  続く9Rでは、興津藍がフライングを切った瞬間にピット内に悲鳴があがった。
 6号艇・3着条件(6点ボーダー)で勝負に行ったが、コンマ04の勇み足……。
 他の選手より先にピットに戻ってきたときは、さすがにその表情もひきつっていたものだ。

2011_0808_0622  このレースで1着を取ったのは、得点率6点ジャストにするには1着条件だった今井貴士だ。レース後には、岡崎恭裕ら同支部の仲間たちに迎えられて、笑みを見せていた。
 それでも、先にピットに帰還していた興津に頭を下げられると、すぐに表情を引き締め、興津を追っていって、頭を下げ返していた。
 その後、脱衣場でカポックを脱ぐと、興津は競走本部へ向かい、今井は勝利者インタビューに向かった。そんな明暗がくっきりと分かれてしまうのもボートレースの怖いところだ。
 少しあとに今井に声をかけると、「(準優出は)相手待ちですね。もし乗れたとしても6号艇なんで、気楽に行きます」と落ち着いていたが、その後、12Rまで待って、準優出を決めている。「外向きのアシです」とも言っていたので楽しみだ。

_u5w2490  10R後、瓜生正義が、6号艇でも当たり前のように勝負駆け条件をクリアしたときは(6点ボーダー3着条件での2着)、福岡支部の後輩たちも、ちょっとあきれたような顔を見せていた。
 あきれたくらいの強さなわけだが、瓜生自身は今の自分をどう思っているのだろうか?
 レース後には普通のことをして普通に帰ってきたような顔をしているようにも見えていた。もちろん、悪い意味ではなく、いい意味で普通に見えたのだ。
 笑顔の寺田千恵に祝福の言葉をかけられて、返していた笑顔は本当に気持ちのいいものだった。

_u5w2005  準優出を決めた者がいれば、逃してしまう者もいるのが勝負駆けデーだ。
 瓜生と太田和美が準優出を決めた10Rでは、東都のエース・濱野谷憲吾が準優出を逃してしまった。レース後、悔しさをあらわにしていたわけではなかったが、いろいろな思いを噛みしめているのは間違いない厳しい表情を見せていた。
 12Rでは、平尾崇典が4着に敗れたことで今井が18番目の椅子を獲得したが、最後までもつれにもつれた勝負駆けデーだった。
(PHOTO/中尾茂幸=今井貴士のみ & 池上一摩=その他  TEXT/内池久貴)


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4日目勝負駆け回顧

今日の決まり手

逃げ   4本
まくり  4本
差し   0本
まくり差し2本
抜き   1本
恵まれ  1本

 まくり天国の戸田らしい1日。速いスタートを決めた選手がインならば逃げ、他のコースならばまくりが決まるというレース形態が多かった。
 本日は予選最終日だったが、勝負駆けを成功させた選手も、伸び型が目立ったように思う。

_u5w1799  本日一番に勝負駆けを成功させたのが中澤和志。「がんばろう!日本 燃やせ!東北魂」と銘打たれた2R、まさに東北魂を燃やすかのような力強い競走で2着を確保し、予選突破を早々と確定させた。
 6月の戸田G1では初日からモーターが噴いていた中澤だが、今節の立ち上がりはイマイチだった。ところが日を追うごとに脚色は上昇、3日目は好枠を生かして1着2着と成績も上げてきていた。
 中澤はとくに伸びが優秀。2Rの1マークでも、ターンマークからかなり離れた場所を回っている。内に差し場が見当たらなかったのもあるが、スピードを落とさずに外をブン回した方が好結果が出るという判断だったのだろう。実際、バックでは先頭に迫る勢いで伸びていた。
 この足ならば準優でも戦える。

2011_0808_0515  日本有数のインが弱い水面の戸田だが、じつは6コースの1着率は3.6%と高くない。そんな不利な6コースから1着をもぎ取り、2走目を待たずに勝負駆けを成功させたのが石野貴之だ。
 石野が勝った6Rは、スロー3艇のスタートタイミングがコンマ09~14で、ダッシュ3艇がコンマ20前後と、内寄りで決まりそうな態勢にあった。1マークを待たずして、菊地の逃げが決まったと見立てた人も多かっただろう。
 5コースの平石が差しに構えたので、石野はその外を回す。2コースの深川が少しキャビった幸運もあり、ガラ空きになったコースを速いスピードでまくり差して逃げる菊地に並びかけ抜き去った。
 菊地のモーターも悪くない。後の話になるが、後半11Rで池田浩二を抜いて勝利したのがそれを証明している。なのに、石野の伸びは菊地を上回っていた。石野の伸びの強さも、いかにも戸田向きの感じがする。

_u5w1698  圧巻だったのは7Rの重野哲之。インコースの三角のモーターが出ていないとはいえ、スリットほぼ同体からの強烈なジカツケマイでインを沈めた。
 重野は徹底的にまくるタイプの選手。2コースからでも握ることが多く、インか飛ぶか、自分が着外に沈むかのレースになることが多い。このレースは、2コース時の重野の典型的なレースだったといえる。2走7点の勝負駆けの1走目といえども、自分のレースを貫いた。重野の目には予選突破ではなく、予選トップ通過が見えていたのだろう。そして、後半12Rでは後続を突き放す逃げで、キッチリと予選トップ通過を決めてみせた。

2011_0808_0648  重野に続いて2コースまくりを決めたのが、8Rの松井繁。こちらは1コースの三井所が大きく立ち遅れたため、楽なまくりでの予選突破となった。
 松井は昨年の桐生・全日本選手権以来、SG優勝戦から遠ざかっていた。しかも、一度も準優に乗れずの予選敗退。このまくりは、久々のSG予選突破のランプを点灯させたのだ。
 わずか9カ月程度遠ざかっているだけで「久々」と書くのも失礼な話かもしれない。しかし、松井は長きにわたってスランプらしいスランプなく結果を出してきた選手だ。だからこそ、松井はファンの信頼が厚かった。
 今節は前検日から機力に自信を持っている気配がある。「久々」のSG準優勝戦で、どのような走りを見せてくれるか楽しみだ。

_u5w1545  怒涛の1着勝負駆けを成功させたのが9Rの今井貴士。
 5号艇5コースと1着勝負駆けにはかなり不利な条件。しかも6コースの興津がコンマ04のフライングから、内を絞りに来るという最悪の展開だった。
 しかし今井は斬りかかる興津を受け止めて、さらに自分自身で絞り捲りを敢行。今井のモーターは出足や行き足は一息だが、伸びは力強い。助走距離十分な位置から勢いづいた42号機は、1マーク手前で内4艇を撫で斬り。得点率を6.00に乗せ、同点相手待ちの状況に持ち込んだ。

 勝負駆けという観点からいけば、本日のメインレースにふさわしいのは10R。

①太田和美 3着条件
②坂口周  1着条件
③中島孝平 1着条件
④山室展弘 1着条件
⑤濱野谷憲吾3着条件
⑥瓜生正義 3着条件

 出場6選手が、すべて1着条件か3着条件の厳しい勝負駆けだったのだ。
 締まったレースになった。
2011_0808_0748  ピット離れで坂口が遅れると、その隙を見逃さずに中島が2コースを奪取。他の選手もコースを譲る気はなく、坂口は6コース回りを余儀なくされる。
 スリットもコンマ04~11と速いタイミングで並ぶ。3コースからイチかバチかのまくりを打つ山室を太田がブロックして、逃げ切り。2着にはコンマ04のトップスタートを放った瓜生が入線した。

2011_0808_0779  坂口と中島の3着争いも熾烈だった。どちらも1着条件なので3着に入線しても予選突破の目はまずない。しかし、何が起きるかわからないのもレース。ひとつでも上の着順を目指して、坂口と中島がぶつかり合う。予選突破はかなわなかった坂口と中島だが、明日以降の敗者戦は、この二人にも注目したい。

(PHOTO・中尾茂幸/池上一摩 TEXT・姫園)
 


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準優勝戦メンバー確定!

 SG東日本復興支援競走、準優勝戦メンバーが出揃いました!

準優勝戦10R
①池田浩二(愛知)
②菊地孝平(静岡)
③太田和美(奈良)
④岡崎恭裕(福岡)
⑤林 美憲(徳島)
⑥寺田 祥(山口)

準優勝戦11R
①長岡茂一(東京)
②篠崎元志(福岡)
③石渡鉄兵(千葉)
④山崎智也(群馬)
⑤石野貴之(大阪)
⑥木村光宏(香川)

準優勝戦12R
①重野哲之(静岡)
②今垣光太郎(石川)
③松井 繁(大阪)
④瓜生正義(福岡)
⑤中澤和志(宮城)
⑥今井貴士(福岡)

 今回の準優勝戦はバラエティーにとんだメンバー。ベテランあり、若手ありで、すべての地区から予選突破選手が出ました。予選トップ通過は伏兵・重野哲之です。

 準優勝戦で2着以内に入り、優勝戦に駒を進めるのはいったい誰なのか!? 明日のレースが楽しみです。


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“本紙予想”東日本復興支援競走4日目後半

7R
1コース想定=三角 まくられ率17.5% 差され率22.8%
2コース想定=重野 逃がし率43.9%
重野の2コースまくりが脅威。
◎重野 ○吉田 ▲岡崎
3連単2-35-全

8R
1コース想定=三井所 まくられ率6.3% 差され率29.7%
2コース想定=松井 逃がし率36.8%
松井の絶品2コース差し狙う。
◎松井 ○田口 ▲林 △三井所 
3連単2-451-全

9R 
1コース想定=魚谷 まくられ率18.6% 差され率18.6%
2コース想定=飯山 逃がし率41.9%
魚谷が渾身の逃げ切り見せる。
◎魚谷 ○湯川 ▲秋山 △今井 
3連単1-345-全

10R 
1コース想定=太田 まくられ率3.7% 差され率25.9%
2コース想定=坂口 逃がし率22.6%
山室の変幻自在の攻めに乗って濱野谷がまくり差す。
◎濱野谷 ○太田 ▲坂口 △瓜生
3連単5-126-全

11R 
1コース想定=池田 まくられ率5.5% 差され率10.9%
2コース想定=菊地 逃がし率33.3%
強攻派多く、池田には厳しい一戦か。山崎のカドまくり狙う。
◎山崎 ○篠崎 ▲寺田 △池田
3連単4-561-全 

12R 
1コース想定=重野 まくられ率5.9% 差され率16.2%
2コース想定=後藤 逃がし率39.5%
石野の5コースまくり差しが妙味か。
◎石野 ○今垣 ▲重野 △長岡 
3連単5-413-全


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THE ピット――勝負駆けの朝

_u5w2077  1Rの展示航走直前、ピットを駆けている平石和男の姿が見かけられた。
 ペラ小屋に入ってプロペラを手に取ると、すぐに展示ピットへと戻っていく。遠目にしか見ることはできなかったが、展示が始まる3分ほど前、他の5選手はすでに乗艇している隣りで、平石はわずかな期間、作業をしていた。この1Rで平石はプロペラ交換はしていないものの、直前まで選択に迷って、元のペラに戻していたのかもしれない。
 6号艇の平石は展示から動いていたが、本番でも3コースに入っている。準優出への勝負駆け条件は6点ノルマとして1着・2着と厳しいが、平石は当然、予選突破しか考えていないのだろう。
 レースは、2艇が転覆する波乱……。
 平石自身、1周2マークではあわや転覆の場面が見られたが、なんとか立て直して2着をキープした。2走目の6Rにも勝負駆けを続ける権利を獲得している。
 それでもレース直後の平石の表情はひたすら厳しいものだった。まだまだ状況は厳しいというだけではなく、レースがレースだっただけに、少しも喜べなかったのだろう。転覆した中里英夫の姿を見つけると、すぐに傍に駆けつけ、気遣っていた。
 その後も平石はすぐに次のレースに向けての調整を始めていた。地元SGに懸ける気持ちはハンパでないだけに、次走からも目が離せない。

_u5w2085  今朝の勝負駆けでもう一人、注目はもちろん、中澤和志だ。
 2Rは「がんばろう!日本 燃やせ!東北魂」と銘打たれていたが、宮城出身の中澤は6号艇で、6点ノルマで3着条件と、状況は厳しい。それでも中澤はコースを動かず真っ向勝負を挑み、ここを2着で切り抜けた。
 コースを動くのも男、動かないのも男。それぞれの「らしさ」が見られた1、2Rだったといえるだろう。
 レース後は同支部の平石、後藤浩に迎えられ、平石に声をかけられていたときは、メット越しに、ホッとした表情を浮かべていたようにも見えていた。
 しかし、装着場に上がってからは、ヘルメットを脱いでも、表情はゆるめなかった。この時点で準優出が100%確定したわけではないが(まず大丈夫だろうが)、中澤が東北魂を見せる戦いはまだまだ続く。

_u5w2107  準優出が当確であろうと……、厳しい勝負駆けクリアが求められようと……、すでに事実上無理になっていようとも……、選手たちは少しもゆるめることはない。
 たとえばすでに準優出が難しくなっている中野次郎は、朝のピットで動き回っていたところがよく目についた一人だ。
 今日は11Rの一回乗りだが、1Rの展示航走直後から、ひとり試運転に出て行っていた。こちらが声をかければ、にっこりと笑って挨拶を返してくれ、各レース後にはエンジン吊りの手伝いなどに走り回る。
 まさに好漢なのである。

_u4w0314  好漢といえば、九州の若者たちもそう。
 今日は1Rの展示航走前から篠崎元志が整備室でリードバルブ調整をやっていて、その横には岡崎恭裕や今井貴士の姿が常に見られた。
 その時点で作業をしているのは篠崎一人だったが、他の2人は黙ってその作業を見ていたり、篠崎にリードバルブを見せられるとアドバイスを送ったり……。そうしているうちに、1Rで赤坂俊輔が転覆すると、事故艇の引き上げに駆けつけ、赤坂を気遣った。
 ギスギスしたところが欠片もない切磋琢磨だ。
 どこの地方の選手たちもそうかもしれないが、いまのSGピットにおいては、やはり九州の若い選手たちの切磋琢磨がよく目立つ。

_u5w2206  2Rの出走直前、思わずほくそ笑んでしまったのが、長岡茂一の言葉だ。ピットのモニターを見ていた一人のレポーターに対してこう言ったのだ。
「中(整備室)のモニターで見たほうが涼しいですよ。ずっと外にいたらバテちゃうから」
 取材者としては、ただモニターを見るためだけに整備室に入ることはなかなかできないものだが、長岡に熱心に勧められれば、断ることもできずに、ついていくしかない。
 準優出は当確といえる長岡だけれども、その余裕から出た言葉ではなく、これが、その人柄であるのはいうまでもない。
 勝負駆けの朝にも、ピットにはさまざまな光景があるものだ。
(PHOTO/池上一摩 TEXT/内池)


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本日の“本紙予想”東日本復興支援競走4日目

ども~。Kです。昨日はマンシュウ2本ぶち当てましたぞ! 特に9Rは美味しかった。人気の石野がイン逃げを決めて、90期ワンツースリー決着でマンシュウだったわけですから。今節は1号艇のイン逃げから薄目……なんてあたりに妙味が転がっているような気がしますね。

1R
1コース想定=赤坂 まくられ率11.1% 差され率18.5%
2コース想定=中里 逃がし率48.0%
平石がコース動く可能性。それでも赤坂がインから押し切る。
◎赤坂 ○平石 ▲中里 △吉田 
3連単1-624-全

2R
1コース想定=深川 まくられ率10.0% 差され率18.3%
2コース想定=三角 逃がし率19.4%
中澤が東北魂燃やして突き抜ける。
◎中澤 ○三角 ▲深川 △田口 
3連単6-215-全

3R
1コース想定=鎌田 まくられ率9.5% 差され率27.4%
2コース想定=寺田 逃がし率=34.6%
木村の進入に注意。センターまで動けば攻め手になりそうで、寺田の差し怖い。
◎寺田 ○鎌田 ▲木村
3連単2-16-全

4R
1コース想定=飯山 まくられ率5.9% 差され率33.9%
2コース想定=太田 逃がし率44.4%
山口、寺田のアシいいが、太田をカベにして飯山が逃げ切りそう。
◎飯山 ○太田 ▲寺田
3連単1-24-全

5R
1コース想定=勝野 まくられ率6.3% 差され率12.7%
2コース想定=赤坂 逃がし率39.6%
勝野がインからしっかりと先マイ。
◎勝野 ○山崎 ▲後藤 △坂口
3連単1-346-全

6R
1コース想定=菊地 まくられ率6.4% 差され率12.8%
2コース想定=深川 逃がし率32.9%
菊地がスタート踏み込んで逃走。
◎菊地 ○齊藤 ▲平石 △石野
3連単1-356-全

後半は後ほどアップします。


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4日目!

おはようございます。東日本復興支援競走は4日目。予選最終日です。勝負駆け情報にも書きましたが、かなりの混戦模様。ボーダーのゆくえがおおいに気になる4日目であります。現在の戸田は快晴。今日も暑い1日ですが、夕方にまたカミナリが鳴りませんように……。

2011_0807_0894 一昨日の夜、「セッチャンセッチャン」と酔ってウダウダ言っていた担当G。昨日の田口節子は4着でしたね。これは担当Gらしい外れ方なのであります。1-2-4着とか、1-3-4着とか……。昨夜の担当Gは酩酊しながら「ジンジンジンジン……」と繰り返していました。齊藤仁が担当Gの魔に飲み込まれないことを祈るばかりですが、その担当Gは昨日で管理解除。現場にあの男がいないのは、仁ちゃんにとって心強い材料です(笑)。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――今日もカミナリ

2011_0807_0994  11Rの展示が終わった後にも、まだ6艇ほど、係留所にボートがあっただろうか。今日はわりと遅くまで、試運転を続けていた選手が多かったように思う。常連の木村光宏は11R出走だったので加わってはいなかったが、それ以外の選手があきらめずに走り続けたのだ。
_u5w0822   ざっと名前をあげると、鎌田義、勝野竜司、吉田俊彦、中野次郎、中岡正彦などなど。3日目を終えてみれば、予選突破の可能性が非常に低くなってしまった面々である。3日目4日目は、パワーに満足している得点率上位選手は水面に出ないし、予選突破が厳しくなろうとも残りのレースを投げ出すような選手はSGにはほとんどいないので、こうしたシーンはたびたび見かけることになる。偶然なのか、兵庫勢が多いぞ。2011_0807_0674  中岡は香川支部、木村イズムを今節叩き込まれたということなのだろうか。ちなみに、昨日も木村とともに遅くまで試運転をしていた。
2011_0807_0263  中野は試運転を終えたあとに、「いつもいいことを書いていただいているのに、活躍できなくてすみません」とこちらに声をかけてきている。とんでもない! そう言うしかないのだが、大レースで結果の出ない自分に焦燥感のようなものを覚えているのだろう。それを払拭するための、今日の試運転だったのかもしれないな。こうして身悶え、もがくことが、次郎をさらにさらに強くさせるのだろう。

_u5w1646_2  11R発売後、それほど時は経っていなかったと思う。係留所から、「やばい! やばい!」という叫び声が聞こえてきた。声の主はどうやらカマギー。何がやばいかといえば、今日もまた雷が鳴りだしたのだ。昨日もちょうど同じ時間帯だったな。雨はなかなか落ちてこなかったが、雷はもちろん危険。いつ豪雨が来てもおかしくない空模様だったこともあって、試運転組は一斉に引き上げることになっている。
2011_0807_0126  ボートリフト周辺は、まるでレース後のようににぎわい始めた。それぞれの同県同地区はもちろん、寺田千恵や篠崎元志なども駆けつけて、エンジン吊りが始まったのだ。薄暗いピットに、雷光と雷鳴がとどろいて、変な話だが、みんなのテンションが少し上がっているように思えた。そんななかで忘れられない一言は、カマギーの「勝野さん、仕上がったでしょ!」。緊急事態のなかでも感想戦は欠かせない。そして、緊急事態だからこそ、僕にもハッキリとそれが聞こえてきた。明日はこっそり勝野を狙ってみよう(笑)。
2011_0807_0314  その後のモーター架台準備も大変そうだった。試運転組が一気にピットに戻ってきたので、リフト近くに用意されていた架台が出払ってしまうことになったからだ。少し離れたところにある架台置き場にまず走ったのはテラッチ。それに篠崎が続いて、その後ろから山室展弘……山室!? 今節の登番トップスリーの一人が、若手に交じって架台準備をしているとは、まったく予期していなかったのでちょっと驚いた。先輩後輩関係なく協力し合って、というのが艇界の麗しき伝統とはいえ、この架台準備時に控室でゆっくりしていたって、誰も違和感をもたない存在である、山室は。ベテランだからどうこうなんてこだわりをもたないあたりは、艇界の良さであり、また山室の人柄ということになろうが、ともあれ午後のピットでもっとも驚かされたのは、このシーンだったな。
2011_0807_0390  雨が落ちてきたのは、11Rが締切となった直後である。雨音がポツポツ……ざざざーっと聞こえてきて、水面を確かめにいったらちょうど11R出走メンバーが出走ピットへと到着する頃だった。12Rの展示を待ちながら水面を見ていた山崎智也が、白いカポックを着たまま顔をしかめた。「あ~、来ちゃった~」。苦笑の先には王者・松井繁。松井は展示待機室の前の屋根下で正座をして、恨めしそうに空を見上げていた。昨日も松井の走るときに、雷雨があったんだよなあ、そういえば。
2011_0807_0090  結局、雨はそれほど強くなることもなく、11Rは終えられている。しかし雷は鳴っていたし、水面はやや薄暗くはなっていた。湯川浩司も、この気象状況を2日続けてレース時に体験しているんだよなあ……。いったんは2番手争いを演じながら4着に敗れてしまった湯川は、レース後に彼らしくないコワい顔つきで何度か首をうなだれていた。もっと水面状況が良好の時に走れば、また結果は違っただろうか。もっとも、それを言い訳にするような男でもないわけだが。

 11Rも12Rもイン逃げで決着しているし、雷が水面に波乱を起こしたなどということはありえない。あ、どっちも3連単1-2-3か。戸田にしては珍しい……けれども、まあ順当決着である。ただ、どんな気象条件でも、発走してしまえば逃げることもなく立ち向かう。雷が怖かろうと、渾身の走りを見せる。実はカミナリ大嫌いの僕からすれば、それだけでも敬意を抱いてしまう次第であった。明日もまたこんな天気になってしまうのかな……。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩=吉田、鎌田 TEXT/黒須田)


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明日の勝負駆け情報!

明日は早くも予選最終日。昨日までオール2連対だった選手が大敗や途中帰郷などで順位が混沌としてまいりました。3日目を終えて予選トップは山崎智也。06年笹川賞は予選トップ→優勝という流れでしたね。戸田と好相性の寺田祥も快調。この2人は出走回数の関係で当確にはなっていませんが、篠崎元志、長岡茂一、今垣光太郎、池田浩二の4人が当確です。ボーダー付近は6・00が6人! 17位の中澤和志から22位の三井所尊春までで、下のノルマ着順はボーダー6・00と想定してのものですが、実際のボーダーはどうなるか。6・00でも予選落ちというパターンが今回もあるかも、ですね。

1 山崎智也  5・5着
2 寺田祥   4・6着
3 篠崎元志  当確
4 長岡茂一  当確
5 林美憲   4・5着
6 今垣光太郎 当確
7 重野哲之  3・6着
8 池田浩二  当確
9 岡崎恭裕  4着
10 興津藍   3・4着
11 石野貴之  3・4着
12 坂口周   3・4着
13 菊地孝平  3・4着
14 松井繁   4着
15 中島孝平  1・6着
16 瓜生正義  3着
17 中澤和志  3着
18 守田俊介  3着
19 石渡鉄兵  3・3着
20 濱野谷憲吾 3着
21 齊藤仁   3着
22 三井所尊春 3着
23 太田和美  2・3着
24 山口剛   2着
25 湯川浩司  2着
26 木村光宏  2着
27 平尾崇典  2・3着
28 山室展弘  1着
29 後藤浩   2・2着
30 今井貴士  1着
31 佐々木康幸 (1着相手待ち)
32 深川真二  1・2着
32 飯山泰   1・2着
35 平石和男  1・2着

※1着で1点足らずまでを記載。それ以下は割愛。


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“本紙予想”東日本復興支援競走3日目後半

マンシュウ獲ったど~。本線で獲ったど~。

7R

1コース想定=瓜生 まくられ率3.0% 差され率16.7%
2コース想定=中島 逃がし率43.8%
瓜生が外を制してがっちりと逃げる。。
◎瓜生 ○松井 ▲中岡
3連単1-53-全

8R
1コース想定=石田 まくられ率5.9% 差され率15.7%
2コース想定=沖島 逃がし率27.1%
濱野谷が意地のまくり差しで抜け出す。
◎濱野谷 ○石田 ▲守田 △池田 
3連単3-145-全

9R やまと卒業生選抜バトル
1コース想定=石野 まくられ率5.7% 差され率14.3%
2コース想定=山口 逃がし率48.6%
石野がやまと最上級生の意地で逃げ切る。
◎石野 ○山口 ▲岡崎 △吉田 
3連単1-235-全

10R 
1コース想定=今垣 まくられ率11.9% 差され率16.7%
2コース想定=山室 逃がし率37.8%
寺田が強攻見せれば、興津に差し場。
◎興津 ○寺田 ▲今垣 △重野
3連単4-316-全

11R 
1コース想定=木村 まくられ率15.9% 差され率11.0%
2コース想定=佐々木 逃がし率44.9%
木村がインからS決めて逃げる。
◎木村 ○湯川 ▲魚谷
3連単1-56-全 

12R 
1コース想定=山崎 まくられ率8.3% 差され率20.8%
2コース想定=中澤 逃がし率27.9%
中澤が2コースからイン山崎を強襲。
◎中澤 ○松井 ▲濱野谷 △山崎 
3連単2-641-全


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THEピット――気合、笑い、そして欠場……

_u5w0736  う~~~、今日も暑い。ピットに突っ立っているだけで、汗だくになってしまうほどだ。気温計は32℃を指しているが、体感温度はもっともっと暑いような気がする。
 痩せちゃうな~。SGダイエット、ってやつかな~。たはは~。などとひとりごちながら出走表を眺めていたら、あることに気づいてしまった。
 濱野谷憲吾、51kg!
 ファンタジスタが一気に体重を減らしているではないか。前検時は55kgで、守田俊介と並んで最重量だったのをたまたまチェックしていた。濱野谷はトップレーサーのなかでも体重があるほうなので、前検時にこれくらいの体重であるのはそれほど不思議なことではなく、ふ~んと眺めていたにすぎなかったのだが……出走表に記されているのは51kg!(守田も52kgまで減ってます)出走表記載は前日体重なので、濱野谷は3日間で4kgも減らしたことになる。これは、とてつもないペースではないか。体重100kg弱(これでも少し減ったのです)のワタクシが4kg減らすのとはワケが違うのだ。ワタクシならば、3日で8kg減らしたようなものでしょう、憲吾の3日で4kg減は。ちなみに、今日計測の体重は50・7kg。なんと51kgを割っている。
2011_0806_0172 「そりゃあ、20年も選手やってれば、減量なんて当たり前っしょ。やらなきゃしょうがないもんねえ」
 憲吾はそう言葉を濁す。いやいや、それにしたって、今回はハイペースではないか。たとえば、笹川賞の優勝戦では51・9kg。憲吾の出走表記載体重で多いのは52kgくらいなのである。それが3日で51kg!?
「酒飲んでないから、減るのが早いんじゃない?」
 レース場入りしたら禁酒になるのは、それこそ20年間のルーティンではないか。
「(戸田の前に)石垣島に遊びに行ってたからね。それで肉もついてたんじゃない?」
 どうしても本音を語るつもりがないようだ。憲吾のインタビューといえば、こんな会話になることが多かったかもな……。
 もちろん、この暑さで汗は出やすく、減量をしやすい気候ではあるかもしれない。しかし、である。ここ数か月、憲吾の雰囲気がどこか違う、ということは何度か書いてきたが、この体重にその一端はあらわれていると思う。思う、じゃないな。あらわれていると断言してしまおう。やはり今の濱野谷憲吾は、一味違うのだ。

2011_0806_0703  整備室には中澤和志。ボートごと持ち込んで、モーター整備をしていた。モーターは装着されたままだったから、大きな本体整備というわけではなさそう。キャブレター付近を念入りに覗き込み、工具を使ってねじを締め、スターターロープを回してモーターを始動する部分を右手でくるりっと回す。2、3回くるりっを繰り返し、再び工具を使い始め、一段落するとまたくるりっ。
 以前、湯川浩司に聞いたことがある。このくるりっがスムースに回るか回らないか、は重要なのだそうだ。ここの回り方が軽ければモーターが出ている、ということではないが、ただし出ているモーターは例外なく軽いのだという。つまり、ここがスムースに回らないというか、回り方が重いモーターはパワーを引き出せない可能性が高いわけだ。選手ではない僕には理屈はわからないが、彼らの感覚としてはそういうものらしい。そして、そう言われてみれば多くの選手が、この回転をチェックしている。
 中澤もじっくりじっくり、何度も何度も、そうしていた。その回転の具合に、巻き返しの前兆は見えただろうか。

_u5w0769  戸田の他場との違いに、「レース後、ボートを陸に上げなくともOK」という点がある。
 ふつうは、レースを終えた全艇はいったんボートをリフトに乗っけて、陸に上げる。いわゆるエンジン吊りの光景である。モーターを外す選手、2走目を控えている選手、その日のレースは終わったけれども試運転をしようと考えている選手、陸に上げたあとの動きはさまざまだが、とにかく1回ボートを上げて、装着場で作業というのが通常のかたち。2着以下の選手は操縦席に水をもらっているのが普通なので、クリーナーで吸い出す作業もやはり陸上で行なわれるのだ。
 その点、戸田では2走目がある選手、試運転をしたい選手は、そのまま係留所につけてしまうことが許されているというわけ(クリーナーも係留所に用意されている)。それほど多く見かけるわけではないが、リフトに向かってこなかった選手の同県同地区の仲間たちが、リフトから係留所へ大移動するシーンはときどき見かけられるものだ。
2011_0806_0334  今日は2Rの石田政吾がそうだった。リフトには戻らず、まっしぐらに係留所へ。それを見た中島孝平がまず速攻で係留所に走り、今垣光太郎もそれに続いて小走りで向かった。さらに、湯川浩司もその後を追う。大阪の選手は出ていないが、同じ近畿地区である。その後ろを魚谷智之、勝野竜司もついていく。ん? 魚谷に勝野? 2人も同時に「ん?」と思ったようだ。
「あ、トシ!」
2011_0806_0917  そう、このレースには吉田俊彦が出走していて、真正面にまさにリフトに戻ろうとする緑のカポックが見えていたのだ。同地区どころか、同県の選手が出走している! 大慌てでリフトに戻ろうとする魚谷と勝野。あれ、トシって2走目があったんだっけ? あったとするなら何号艇!? パニクる魚谷と勝野は、出走表を探して右往左往。出走表のある場所といえば……あ、俺がもってるじゃないか! 魚谷さん、勝野さん、トシ選手は……と教えようとすると、リフトのほうから声が響いた。
「もう用意してますよ~~~!」
2011_0806_0640  魚谷と勝野のアタフタを見ていた石野貴之が両手を頭上で振りながら叫んでいた。石野は一足先に吉田トシの2走目の艇番(4号艇です)と青い艇旗を用意して、リフトの最前列で待ち構えていたのだ(石田の分も用意したのは石野だったかも)。トシを待ち構えるタカ……タカ&トシ……ってのはどうでもいいが、その素早い動きは若手の鏡! 魚谷と勝野は「ごめ~ん」と言いながら、石野のもとに駆け寄ったのだった。
 その二人を、満面の笑みで出迎えたのは、松井繁。
「お先にご用意させていただいておきました(笑)」
 ご用意したのは石野貴之だが、まあ、ウチの後輩が、という意味であろう。魚谷は爆笑しながら、王者に恐縮。松井も大笑いしていた。そんないきさつなどつゆ知らぬ吉田トシだけが、敗戦の悔しさをあらわにして笑みが少しもなかったってのも印象に残ったな。

_u5w0810  最後に。今村豊が途中帰郷となってしまった。持病のメニエル症候群ではなく、インフルエンザだそうだ。たまたま医務室に入っていく姿を目撃したが、表情には精気がまったくなかった。医務室でもベッドで寝込んでいたようだ。今村自身は何としても欠場は避けたいと病状回復を待っていたようだが、無念の途中帰郷となった。早く癒してモーターボート記念では元気な姿を見たい。そして読者の皆様も充分ご注意ください。なお、11R4号艇が欠場となっております(5艇立てになります)。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩=濱野谷1枚目、今村 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”東日本復興支援競走3日目

おはようございます。Kです。昨夜は担当Gにたっぷり奢ってもらいました。自慢話に2分ほど付き合って義理を果たすと、あとはおおいに飲んだくれた夜。今日は私がお返しをしなければなりませんね。本日も頑張りましょう!

1R
1コース想定=守田 まくられ率10.5% 差され率12.3%
2コース想定=瓜生 逃がし率14.6%
2コース最強・瓜生が1Rに登場。狙うしかない。
◎瓜生 ○守田 ▲三井所 △三角 
3連単2-145-全

2R
1コース想定=今井 まくられ率6.4% 差され率6.4%
2コース想定=石田 逃がし率32.1%
今井の1コース1着率は80%超。石田は逃がし率が低く、この一騎打ちだ。
◎今井 ○石田 
3連単1=2-全

3R
1コース想定=中岡 まくられ率4.2% 差され率36.1%
2コース想定=鎌田 逃がし率=40.0%
中野がカドから意地の強襲見せれば、太田に展開が生まれそうだ。
◎太田 ○中野 ▲中岡 △平石
3連単5-413-全

4R
1コース想定=山口 まくられ率9.6% 差され率25.0%
2コース想定=今垣 逃がし率25.9%
今垣が鋭い2コース差しで抜け出す。
◎今垣 ○山口 ▲菊地
3連単2-15-全

5R
1コース想定=佐々木 まくられ率2.1% 差され率14.9%
2コース想定=山崎 逃がし率45.5%
佐々木がインからS踏み込んでしっかり逃げる。
◎佐々木 ○山崎 ▲岡崎 △齊藤
3連単1-245-全

6R
1コース想定=中澤 まくられ率12.5% 差され率25.0%
2コース想定=大嶋 逃がし率34.6%
平尾のセンター攻めに乗って長岡がまくり差す。
◎長岡 ○平尾 ▲中澤 △大嶋
3連単4-312-全

後半はのちほどアップします。


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3日目!

お暑うございます。東日本復興支援競走は、3日目でございます。今朝、電車に乗ってスポーツ紙を開いて気づいたのですが、日曜日なのですね。曜日の感覚がまったく狂っておりました。爽快な日曜日、ぜひぜひ戸田本場またはお近くの場外へ! ボートピア習志野では植木通彦さんのイベントがありますよ。

_u5w0612 おとといの夜、担当Gが「ビッケンビッケン」と騒いで、林美憲は昨日12Rで3着。1着でないのが微妙ですが、担当Gはしっかり舟券を獲っておりました。昨夜、担当Gは「セッチャンセッチャン」と騒いでおりましたが、果たして……。女王・田口節子、がんばれ!(PHOTO/池上一摩)


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スタート! そして、気力&機力!

今日の決まり手

逃げ3本
まくり4本
差し 3本
まくり差し1本
抜き1本

2011_0806_0310  あらゆる決まり手がまんべんなく飛び出した戸田SGの2日目。昨日もお伝えした通り、スタートさえ決められればどこからでも勝負になる戸田らしい1日だったといえる。他場ならば「迷ったらイン」だが、戸田では「迷ったらスタートの速い選手」。10Rでは、今のところモーター的にさほど強めとも思えない瓜生正義が5コースからスタート一撃! 今日、最も戸田らしいレースだった。今後もスタート一撃にはいつでも警戒しておきたい。
2011_0806_0650  明日以降にオススメしたい舟券戦術としては、平均スタートタイミングに関係なしに、今節スタートタイミングだけを重視してアタマ勝負する作戦。これ、戸田で万シューを狙うときの必勝法のひとつである。今日までのところだと坂口周あたりが一発大穴の使者として推奨できる。明日の12R3号艇は、穴党ならばアタマ狙いも大アリだ。
 選手の「気合い」がレース結果に表れやすいのも戸田の特徴。先に挙げた瓜生や、12R篠崎元志の気合いマクリは、今後も引き続き狙える選手としてマークしておきたい。中でも今日のとっておきは、6Rで山口剛に2マーク強ツケマイを狙い、転覆を喫した中野次郎だ。
2011_0806_0189  中野次郎と言えば、一時、差しでの勝ち星ばかりが目立った時期がある。巧い選手の代表格とも呼べたのだが、正直、記念戦線では迫力不足だった。それがここのところ強攻策で結果が出てきている。そして、今日の無謀とも呼べるような積極策。難しい(選手は怖さすら感じるという)戸田の2マークで、あのチャレンジは気合いの証。転覆後、そして、準優進出絶望となる今後のレースで中野次郎がどう走るか、舟券取捨のためだけでなく注目しておこう。ちなみに中野次郎、本来行なわれるはずだった総理杯への出場権は、怒濤の連続優勝で勝ち得たことを忘れてはならない!

 さて、昨日から引き続き、モーター評価上位組の戦績を見ておこう。

2011_0806_0261 松井繁 1着
インから盤石の逃げ。トップスタートということもあって機力は不問だった。引き続き明日のレースを追いかけたい。

飯山泰 5着
5Rで隣の守田俊介をスリット横並びから半艇身しか覗けず惨敗。伸び重視派の飯山にしては正直、物足りない印象。これではモーター上位組からは降格させざるを得ない。

太田和美 4着
どうにも機力が成績に結びつかないのがこの太田。スタート練習で山﨑智也や今井貴士を1艇身覗く機力があるのだが、今日はスタートで失敗。明日は3R5号艇。アタマ勝負が穴党の勝負どころか!?

2011_0806_0012 重野哲之 2着
改めて書くまでもなく節イチ候補継続。明日の10R6号艇でも、アタマ勝負まで期待できる!

吉田拡郎 4着4着
伸びてはいる。だが、どうもカクロー好みの足ではなさそう。外をブン回すと対岸まで飛んでいき、戻ってくるのに一苦労。うーむ、これもモーター上位組からは降格だろう。

と、いうことで、飯山と吉田を降格させて、新たに注目選手として挙げておきたいのは……

2011_0805_0294 山口剛 2着4着
6Rで中野を出し抜いたバックの足。12Rで勝野竜司を交わし、林美憲を追い回した足。どちらも機力上位の迫力充分! 明日の1&2号艇は連勝注意!

林美憲 3着
個人的には万シュー獲らせてもらったご祝儀(笑)。でも、機力&気力で今節の台風の目になりそうなのがビッケンだ。明日の11R3号艇もヒモで狙い目!

(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/担当G)


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明日の企画レース!

この予選道中は毎日、企画レースが組まれていますが、明日は9R!「やまと卒業生選抜バトル」です。やまと世代が真っ向勝負だ!

2011_0805_1278①石野貴之(大阪)
②山口剛(広島)
③岡崎恭裕(福岡)
④篠崎元志(福岡)
⑤吉田拡郎(岡山)
⑥赤坂俊輔(長崎)


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THEピット――雷雨、山室、御三家!

2011_0806_0815  まずは今日の御三家。10R前、今井貴士が記者さんの前夜版を覗き込んで、左手になにかを書き込んでいた。明日の艇旗艇番の準備だ。今井はその置き場に向かい、福岡勢の明日の艇旗と艇番を用意し、それを抱えて各ボートを回り始めようとしていた。
2011_0806_0848  それを見つけたのは、ペラ室から出てきた篠崎元志。12R出走のための調整をしていて、最後の仕上げにペラ磨きをしようと、整備室へと向かう途中で今井と出会ったのだ。本来なら、それをするべきは後輩である自分。しかし自分はまだ調整が残っていて、今井はすでに艇旗艇番を抱えている。どうしよう……。
「大丈夫だよ。俺がやっておくけん」
 くぅ~、優しいぞ、カッコいいぞ、今井貴士! 「す、すみません! お願いします!」と篠崎は先輩に感謝の意を表して整備室へ。これもまた御三家の絆のなせる業だろうか。12Rの篠崎の豪快な1着は、今井の優しさもちょっぴり後押ししたものだったかも。
2011_0806_1029  で、今井の姿を見つけた岡崎恭裕は、さりげなく歩み寄って、何枚かの艇番を奪い取っている。ごく自然に仕事を分け合った二人は、ごく自然に明日の準備を始めたのだった。今日見たものは、御三家の信頼感、だったわけだな。

_u5w1113  出たぞ、山室ワールド! 9R、山室展弘が逃げ切った。4号艇なのに、逃げ切った。いや~、エキサイトしましたな。2号艇の平石和男がピット離れで置かれて、回り込んで内寄りのコースを目指す。5号艇、6号艇は抵抗のそぶりを見せたのだが、平石はその上を乗り越えてスロー水域へ。2コースか3コースあたりかな……って、青いカポックがインに入ってるじゃないか! 正直、まったくノーマークで、マジックを見せられたかのようでした。その時点で気分はハイになっているのだが、さらに逃げ切ってしまったのだから、逆毛が立ちましたね、ハゲなのに。記者席から猛ダッシュでピットに向かい、レース後の様子をチェックしたあとは公開インタビュー会場に猛ダッシュ。いや~、山室のおかげで1kgは痩せたな。まさに山室ダイエット。
_u5w1150  ピットに走ったのは、どんなに選手たちが盛り上がっているかを見たかったから。岡山勢や山口剛ら中国勢はニコニコと笑っていて、山室のレースに痛快なものを感じていたようだが、山室自身はそうでもなかった。ピットに上がると山室は、まっすぐ中里英夫のもとに走っているのだ。1号艇の選手からインを奪った。しかも勝った。この場合、まず「ごめん」と義を尽くすのが選手たちの礼儀のようなものだ。山室も、勝利の余韻に浸り、快パフォーマンスを誇る前にまず、中里を気遣った。そうか、盛り上がる前にまず、こうなるのは考えてみれば当然のことだった。
 もちろん、そのあとは山室ワールド。周囲の喧騒で完全には聞き取れなかったのだが、仲間に向かってひと吠えしている(「何コースでも勝ってたよ!」と聞こえましたが、果たして)。そんな山室にニコニコと嬉しそうに笑う後輩たち。やっぱりこの人はエンターテイナーだ! いや~、もっともっと見たいな~、山室ワールドを。明日からも期待してます!

2011_0806_0044  さて、10Rが終わってしばらく経つと、戸田の空には雷鳴が響き渡った。さらにはゲリラ豪雨! 天候が急変したのだ。
 雷がゴロゴロ鳴り始めて数分、雨がぽつぽつと落ちてくる。10Rを終えてモーター格納作業に向かおうとした池田浩二が「雨降ってきたんですか? うわぁ~」と顔をしかめているうちに、ザザザザザザザザザザザーーーーーーーーーーッ! 一気に機関銃で空から掃討射撃してるみたいな大雨となった。
 すでに11Rの展示は終わっており、出走ピットには6艇のボートが並んでいる。艇運の人たちは操縦席にかけるカバーを手に、出走ピットへと猛ダッシュ! その間にも、雷は鳴り続け、雨は水面とピットの屋根を激しく叩き続けていた。
2011_0806_1013 「うわ~、坂がビショビショや」
 ボートリフトのそばから雨の様子を眺めていると、誰かが耳元で呟いていた。ま、ま、松井繁! 11R1号艇の松井はやはり雨の様子を確認するため、リフトにあらわれて、その激しさにため息をついたのだった。坂、とは、出走ピットへの渡り橋である。ビショビショですぅ~、とオウム返しするしかできない自分が情けなく、しかも雷雨などものともせずに逃げ切った松井に痺れ……。ちなみに、11Rの出走時刻は1~2分遅れている。それくらい、激しい雷雨が戸田を襲っていたのだった。
 なお、12Rのマンシュウを、負けキングこと担当Gが的中させました。私はひそかに、この雷雨は担当Gのせいだと思っています。それでもがっちり逃げ切った王者、さすがだ……。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩=山室、中岡 TEXT/黒須田)

2011_0806_1134 今日も遅い時間帯まで試運転をしていた木村光宏。突如の豪雨が襲ったのは、まさに木村が試運転を切り上げ、リフトでボートを陸に上げた直後のこと。すごいタイミングだったなあ……。

_u5w0724 その木村よりもさらに遅くまで試運転を「しようとしていた」のが中岡正彦。最後まで試運転プレートをつけたボートを係留所に着けていたのはこの人でした。しかし、あの豪雨のなか、さすがに試運転に出ることはかなわず……。


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“本紙予想”東日本復興支援競走2日目後半

7R
1コース想定=坂口 まくられ率0.0% 差され率23.3%
2コース想定=湯川 逃がし率46.9%
坂口のイン戦を信頼。相手本線は平尾。
◎坂口 ○平尾 ▲佐々木 △鎌田
3連単1-435-全

8R
1コース想定=寺田 まくられ率13.5% 差され率15.4%
2コース想定=魚谷 逃がし率29.4%
寺田が今村の攻めを意識すれば、魚谷に絶好の差し場。
◎魚谷 ○山崎 ▲今村 △寺田 
3連単2-531-全

9R 
1コース想定=中里 まくられ率18.5% 差され率7.4%
2コース想定=平石 逃がし率35.6%
石野が3コースから豪快にまくり切る。
◎石野 ○山室 ▲平石 △中里 
3連単3-421-全

10R 
1コース想定=吉田 まくられ率3.8% 差され率23.1%
2コース想定=長岡 逃がし率42.9%
吉田がスタート決めて逃走。
◎吉田 ○池田 ▲今垣 △瓜生
3連単1-365-全

11R 
1コース想定=松井 まくられ率9.8% 差され率13.7%
2コース想定=今坂 逃がし率40.3%
松井が王道のイン逃げ決める。
◎松井 ○齊藤 ▲岡崎 △今坂
3連単1-462-全 

12R 
1コース想定=湯川 まくられ率14.3% 差され率28.6%
2コース想定=勝野 逃がし率24.6%
篠崎が攻めて湯川が張れば、林がまくり差しで突き刺さる。
◎林 ○重野 ▲湯川 △篠崎 
3連単4-513-全


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THEピット――レース直前

 レースを直後に控えた選手たちは、戦士の顔を見せるようになる。当然だが、緊張感は高まる。目つきが厳しくなる。展示から戻ってきた後からそうした雰囲気を身にまとい出し、集合合図がかかるころには(出走5分前)どの選手もレースへの高い集中力を感じさせるようになる。
2011_0804_0854  2Rの展示から戻り、工具類を整備室のそばに置きに行った寺田千恵が、そのまま出走待機室へと戻っていくときに、狭い装着場の真ん中ですれ違った。おととい、レース場入りした際には大笑いしながらお腹をスリスリしに来たテラッチである。昨日もニコニコと微笑みかけてきている。しかし、レースを直後に控えているテラッチは、こちらに一瞥もくれようとしない。気づいているかどうかさえ怪しい。女王の笑顔は消え、心なしか目が釣り上っているようにも思える。完全に、戦闘モードなのだ。
 ピットで選手たちのこうした表情を毎度毎度、毎日毎日、必ず見るから、僕は選手の出走レースに気を配るようになった。気楽に挨拶してしまい、それがレース直前ということにあとで気づいて後悔したり。選手も、挨拶されれば返さない道理はないから、レース前以外のときに挨拶を交わすときとはまったく違った表情で、心ここにあらずの挨拶をしてくれたりもする。しかし、その一瞬が選手の集中力を奪ってしまったのではないかと、反省してしまうのである。
 だから、テラッチが2R出走とわかっていれば、こちらも声をかけることはない。礼を失していると言われても、それが逆に戦士への礼儀だと信じるからである。
2011_0805_0230  とはいっても、もちろんテラッチのようなタイプの選手ばかりではない。2R1号艇の平石和男は、彼のほうから笑顔を向けてきて「ちぃっす」と会釈をくれた。こちらもあわてて、深々と頭を下げる。平石はふふふと微笑みながら、工具を整備室に置いて、待機室に向かった。
 同Rの寺田祥は、レース前でもそうでなくとも、あまり表情は変わらない。というより、いつも淡々とクールなのである。レースへの闘志は胸に秘められているはずだが、それをあまり感じさせないタイプだ。
2011_0804_0154  同じく、石田政吾は足取りが変わる。シャキシャキと軽快に歩くのだ。いや、もともと背筋を伸ばして、しっかりした歩様で歩いている石田ではある。しかし、待機室に向かう様子はシャキシャキ度がぐっと上がる。大股で、腕を力強く振って、けっこうなスピードで歩くのだ。たとえばテラッチは、スピードがぐっと遅くなる。というか、レース直前の選手の歩く速さを大雑把に二分割すれば、たいてい普通よりは遅くなっているように思える。闘志を高めながら、一歩一歩踏みしめて、じっくりと歩く感じなのだ。だから、石田はむしろ珍しいタイプ。飯山泰もどちらかといえばこっちタイプかな。

2011_0805_0340  そのレース後のこと。6人のなかで、もっとも笑顔が少なかった選手、もしくは陣営(エンジン吊りの軍団)は誰だと思われますか? 1着の寺田祥であった。今村豊と淡々とした表情で、レースの感想戦なのか、語り合っている。あの今村が、ちっともふざけようとせず、茶々を入れようともしていないのだ。たぶん、寺田が敗れていれば、その慰めも含めて、今村は笑顔を見せていたのだろう。
2011_0804_0464  もっとも笑顔が多かったのは、中野次郎陣営。濱野谷憲吾が、にこにこと話しかけ、飯山泰も笑顔でその様子を眺めている。もっとも、次郎に浮かぶのはどちらかといえば苦笑いであって、レースに敗れた悔しさが思い切りまぶされている表情であった。
 それよりも、そうした談笑が一通り済んだあと、次郎が思い切り顔をしかめ始めたのが印象的だった。口を大きく開いて、眉間にシワを寄せて、何度か首を傾げたりしていたのだ。こんなにも激しく悔しさをあらわにする次郎は初めて見たぞ。最近好調の次郎。それは成績にもあらわれるし、他の部分にも痕跡がたくさん見つかるだろう。だが、ここにもまた、強くなった次郎の証があったように思えた。好青年次郎の怖い顔は、魅力的だったぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”東日本復興支援競走2日目

こんにちは。Kです。初日を見ていて思ったこと。イン逃げがおいしい! 11Rはインが逃げ切ってマンシュウ。12Rは3コースが勝って6コースが絡んでるのに配当は半分。戸田はインが弱いという先入観がある分、イン狙いに妙味があるように思えましたね。新概念データでイン狙いと見たら、ゆるぎなく狙ってまいりましょう。

1R
1コース想定=後藤 まくられ率25.0% 差され率14.6%
2コース想定=木村 逃がし率41.2%
田口が3コースから強襲見せる。
◎田口 ○鎌田 ▲後藤 △大嶋 
3連単3-614-全

2R
1コース想定=平石 まくられ率16.0% 差され率14.0%
2コース想定=中野 逃がし率37.0%
中野をカベに平石が地元の意地逃げ。
◎平石 ○中野 ▲寺田千 △寺田祥 
3連単1-235-全

3R
1コース想定=今坂 まくられ率14.3% 差され率12.7%
2コース想定=池田 逃がし率=54.3%
今坂がインからガッツ見せる。
◎今坂 ○魚谷 ▲石野 △秋山
3連単1-345-全

4R
1コース想定=齊藤 まくられ率17.0% 差され率17.0%
2コース想定=今井 逃がし率33.3%
進入で動きありそうだが、今垣が鋭く攻め切る。
◎今垣 ○今井 ▲勝野 △齊藤
3連単5-231-全

5R
1コース想定=篠崎 まくられ率16.7% 差され率15.0%
2コース想定=吉田 逃がし率41.0%
篠崎が豪快に逃げ切る。
◎篠崎 ○吉田 ▲守田
3連単1-23-全

6R
1コース想定=中野 まくられ率4.2% 差され率7.0%
2コース想定=三井所 逃がし率38.3%
中野が踏み込んで逃走決める。
◎中野 ○後藤 ▲山口
3連単1-35-全


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2日目!

おはようございます。東日本復興支援競走は2日目をむかえました。いや~、本日も暑い! 外を歩くだけで汗が噴き出ますね。真夏のSGらしさが日々増してまいりました。

2011_0805_0076 昨日より当コーナーデビューを果たした担当Gは、BOATBoyでは負けキングとしておなじみです。昨日も抜け目裏目道中逆転の連発だったようで、本領発揮の初日だった様子。でも、一方で新概念データを考えたというか「こういうデータがほしい!」と言い出したのも担当Gなんですね。その担当Gが、ゆうべ酔っぱらって「ビッケン! ビッケン!」と叫んでおりました。どうやら今日の狙いは林美憲の様子。担当Gを信じるか、担当Gの負けキングぶりを信じて裏目を買うかはあなた次第……。(PHOTO/中尾茂幸)


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戸田にSGが帰ってきた!

 午前中のはっきりしない天候が、午後からは快晴の夏日和。汗ばむ日差しの中、熱いSGの真剣勝負を、戸田で眺める幸福に浸る。総理杯の中止発表から5カ月。ついに戸田にSGが帰ってきた。

2011_0805_0309_2  オープニングの第1Rから6号艇・長岡茂一が5コースからまくり差し勝利。2号艇・林美憲がインの田口節子をジカマクリしに行き、その間隙を突き抜けた戸田ならではのド派手な万シュー決着である。戸田では、スタートさえ決められたならば、どのコースからでもアタマ狙いが可能。初戦からそれが実証された格好だ。ちなみにここで負けた田口にしても、2回走りの8Rでは、2コースからインの吉田俊彦の上を叩きに行っている。結果はさらにその上を重野哲之に行かれての3着だったが、その気合いは充分に伝わってきた。林や田口のように、握って攻めた選手は節間通して追い続けたい。戸田では選手の「気合い」が、モーター勝率などよりも勝敗に直結するからだ。

2011_0805_0171  ほかにも今日のレースで「気合い」を見せた選手たちを紹介しておこう。5Rでは平尾崇典と今村豊が激しい1着争い。1マークでジカマクリを目指した平尾がバックストレッチで体勢有利も、2マークでは今村が切り返し気味に先マイ。結果は今村の2011_0805_0331「逃げ」となったが、「抜き」とも見えるような激しい先頭争いだった。このふたり、後半レースでともに1着(平尾10R1号艇、今村11R2号艇)しており、明日以降のセンターから外枠でも充分にアタマ勝負で狙える。ちなみに、明日の12R4号艇に組まれた林美憲は、絶好の狙い目と進言しておく。

 一方、モーターパワーが目立った選手たちに関しては、昨日の黒沢記者のレポートがかなり信頼できる。特に以下に挙げたS級評価の5選手は注目株として引き続き追いかけたい。

2011_0805_0478_2 松井繁 2着・3着

11Rで地元の中澤和志をグイグイ追い詰め、逆転3着した足は本物。ただ、ここのところ外枠でのアタマが少ない松井だけに、明日の11R1号艇で勝っておきたいところ。

飯山泰 6着・2着

今日のところは取捨微妙。とはいえ、4Rで岡崎に突っ張られた6着だけでは見限れない。8Rは展開が向いた面もあるので明日以降に注目。

2011_0805_0639 太田和美 2着・6着

10Rの6着は2周1マークでキャビったのが響いた。3Rで石渡鉄平を競り落とした足を見る限り、モーターは出ている!

重野哲之 1着・1着

うーん、出てる! 8Rで田口節子の上を行った足は、節イチ候補と呼べるはず。明日の12R5号艇が大注目!

吉田拡郎 6着

今日は6コースから行き場をなくす。展示タイムは出ているが明日以降に評価は持ち越したい。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/担当G)


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THEピット――若武者の夏!

2011_0805_0824   今節は峰竜太が参戦していないので、九州イケメン三銃士は成立していない。代わりに今井貴士がいるので、福岡ヤング御三家での参戦! 今井の好青年ぶりが思い切りあらわれているルックスって、いいですよね。ある女子選手だったか女性の関係者だったか、選手でお婿さんにするなら今井貴士、と言っていたというウワサも聞いたことあるしね。ともあれ、充実著しい福岡ヤング軍団を代表する3人がこの御三家。蒲郡での三銃士のようにきゃっきゃとはしゃいでいる姿は今日はなかったけれども、それぞれに大健闘中であります。今井は今日の午後は整備室にこもって、徹底的にモーターと向き合っていたぞ。
2011_0805_0497  篠崎元志は、かなり遅い時間帯まで試運転に励んでいた。6号艇で2着というのは、初日としては好発進とも思えるのだが、本人はこれに満足せずに調整と試運転に明け暮れていたというわけだ。暑いのにご苦労様です。で、根拠をあげろと言われると困っちゃうんだけど、なんか大仕事のムードが漂っているんだよなあ。24日の日曜日に芦屋ボートのイベントで会っているので、情が湧いている可能性は否定しないが、なんとなくこれまでのSGでの篠崎とは違う印象を抱いているのだ。明日以降、根拠のようなものが見つかれば、また記したいと思う。
2011_0805_0416  芦屋では、篠崎から「秘蔵の衝撃映像」を見せられている。それは岡崎恭裕がホニャララの場所でホニャララしている映像。ハッキリ言って、笑えました。
 狭いピットで身の置き場を探して突っ立っていると、たまたま岡崎のボートのそばだった。岡崎は操縦席に乗り込んで回転計を装着するなど、明日の準備にかかっていたのだが、ボートの置き場所にわずかな傾斜があるのか、岡崎が動くたびにボートを乗せている架台がぐらりと動く。おぉ、危ない危ない。岡崎と笑い合う。またぐらり。おぉ、またもや危ない。いや、大丈夫大丈夫。とまた笑い合う。まあ、こちらが若きSG覇者のバランス感覚を心配するなんて、おこがましいことこのうえないのであります。
 そこで、岡崎に見ましたよ~、例の映像、と振ってみた。ガハハハハハハハっ! 爆笑する岡崎。どこで見たんすか~、そりゃ篠崎さんに見せてもらいましたよ~、ガハハハハハ! ちなみに、その映像でも岡崎は素晴らしいバランス感覚を見せつけていたものでありました。
 今日はユニットとしての活動(?)はあまり見かけられなかったが、今節も追いかけましょう、この若武者たちを。戸田の狭い水面に旋風を巻き起こせ!

2011_0805_1020  九州御三家の次に登番が若いのは、山口剛。総理杯の前年度覇者として参戦している若武者である。そう、去年の総理杯で時代のトビラをこじ開けたのは、この山口なのであった。
 あれから、なのか、それとも最近から、なのか、自分の中ではっきりとした認識は難しいのだが、山口の雰囲気は明らかに以前とは違っている。何が違うかといえば、笑顔を見る機会がぐっと減った、のである。機嫌が悪いというわけではない。心を閉ざしているというわけでもない。顔を合わせれば、丁寧に会釈もしてくれる。しかし、山口は間違いなく脱皮しつつある。いわば、若手が風格を身につけていく過程をリアルタイムで見ている感覚である。
 このあたりを勝負が懸かっている段階で質問するのは難しい。勝負への執着心が強くなっており、つまりは集中力も高まっている可能性が大きいからだ。あるいは、意識的に自分をそうした精神状態に置こうとしている可能性もあるな。いずれにしても、山口はさらなる高みへと上り詰めるため、醸し出す雰囲気をも若者のそれから強者のそれへと変えているように思えてならないのだ。
 もちろん、山口が老成しようとしているなどとは思わない。先輩と話しているときなど、三銃士のように瑞々しい笑顔で声をあげていることも普通にある。しかし、それこそSGデビューからSG奪取、そして今に至るまで見続けていると、やはり情のようなものが生まれてくるのは当然。そのなかでこちらが感じる彼の変化は、一人の大物が強くなっていく物語を見せられているようで、実に爽快なのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_0805_1077 中澤和志のSG復帰戦は4着。ピットに戻るとヘルメットの奥で目を細めていたように見えたのだが、それは松井繁との3着争いに敗れての苦笑いだったのか、それとも……。


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ボートピア習志野で復興支援チャリティイベント!

 SG東日本復興支援競走が開催中ではありますが、あさって8月7日から8日まで、ボートピア習志野で東日本大震災の被災地支援に関するチャリティイベントが開催されます。“艇王”こと植木通彦元選手(日本モーターボート競走会執行役員)も会場に駆けつけ、オークションやトークショーを盛り上げます。
 オークションには、植木氏から提供された限定商品や現役時代の優勝トロフィー、プロペラなど一般には手に入れることができないものが出品されます。収益金は全額、日本財団を通じて被災地に寄付され、復興に役立てられます。
 当日、戸田で開催されている「SG東日本復興支援競走」にあわせて、植木氏によるレース解説「植木アカデミー」も開講します。頂点を極めた者だからこそわかるトップレーサー達の心理・技術分析を、実況中継を見ながらディープに解説します。

■東日本復興支援チャリティイベント
会 場:ボートピア習志野
日 時:8月7日(日)、8日(月)
7日(日)/13時18分~ トークショー
13時51分~ チャリティオークション
14時24分~ 植木アカデミー

植木通彦(元選手)
8日(日)/13時18分~ トークショー
13時35分~ チャリティオークション
15時35分~ 植木アカデミー

 ボートピア習志野はJR京葉線・新習志野駅から徒歩4分。JR津田沼駅、京成津田沼駅から無料バスで約20分。戸田まではお越しになれないというような方はぜひぜひBP習志野へ! 問い合わせはボートピア習志野(047-408-9501)または日本ボーターボート競走会 広報課(03-3454-5058)まで。


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“本紙予想”東日本復興支援競走後半

Show様、カクローの元ネタご指摘ありがとうございます。飲んだくれてばかりでTVとか見ないのがバレバレだな……。らる号艇様、いきなりご迷惑おかけしてませんでしょうか。あぁ……。H記者様、もし現場参戦だったら、みんなボロ負けのさびしい誕生日になっていたでしょうなあ……。

7R
1コース想定=石渡 まくられ率17.6% 差され率15.7%
2コース想定=興津 逃がし率30.3%
中岡がコース動くか。内深くなれば松井に攻め筋。
◎松井 ○石渡 ▲興津 △中岡
3連単4-126-全

8R
1コース想定=吉田 まくられ率19.0% 差され率14.38%
2コース想定=田口 逃がし率45.9%
センターにまくり屋2騎。重野の先まくりを狙う。
◎重野 ○飯山 ▲木村 △吉田 
3連単3-451-全

9R 
1コース想定=岡崎 まくられ率17.8% 差され率28.9%
2コース想定=寺田 逃がし率32.5%
菊地が快スリットから自在な攻め。
◎菊地 ○三角 ▲寺田 △岡崎 
3連単3-421-全

10R 
1コース想定=平尾 まくられ率5.4% 差され率21.4%
2コース想定=秋山 逃がし率34.3%
瓜生が3コースから攻めれば太田のまくり差しチャンス。
◎太田 ○平尾 ▲秋山 △瓜生
3連単4-123-全

11R 総理大臣杯歴代覇者バトル
1コース想定=濱野谷 まくられ率9.1% 差され率20.5%
2コース想定=今村 逃がし率35.0%
カドから山口が攻めれば中澤に展開ある。
◎中澤 ○山口 ▲濱野谷 △松井
3連単5-413-全 

12R ドリーム戦
1コース想定=中島 まくられ率8.6% 差され率13.8%
2コース想定=石野 逃がし率50.0%
中島ががっちりと逃げ切る。脅威は6コースの山崎。
◎中島 ○山崎 ▲湯川 
3連単1=6-全 1-4-全


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THEピット――赤坂の転覆艇をめぐって

Scimg5711  装着場のど真ん中。水際にはボートリフトがあり、その入り口にはモニターが釣り下がっている。今日はそこに扇風機もあり、さらにはボート運搬架台がスタンバイされていた。その架台に腰掛け、何やら話し込むのは吉田拡郎と石野貴之。同期の桜が何やら作戦会議か? あるいは扇風機のそばで涼みながらの雑談か。何はともあれ、90期台の絡みが普通に見られるようになってきたあたりに、時代の進行がなお続いていることを実感する。
Scimg5714  やがてそこには、赤坂俊輔が加わった。これまた同期生だ。これは2R発売中に見られたシーン。ということは、赤坂はその少し前に転覆を喫していたのであった。即座に着替えて装着場に姿をあらわした赤坂は、転覆したばかりの選手とは思えないほどに、淡々としている。髪の毛が少し濡れてはいたが、今日は多くの選手が汗だくで、髪も汗に濡れているから、赤坂の様子は特異性のあるものには見えないのだ。ようするに、体は無事ということである。平石和男が「おーい、大丈夫かぁ?」とその輪に一瞬だけ加わっているが、満面の笑みを浮かべていたことから、赤坂には心配な点はまったくないことが察せられたのだった。
2011_0804_0897  この輪には、三井所尊春も加わっている。三井所は1Rで3着。赤坂のひとつ外のコースから思い切って握って攻めていたから、転覆の瞬間は見ていなかったようだ。三井所は90期生にとっては少し上の先輩。赤坂は少し恐縮しているようにも見えたのだが、果たして。三井所は男っぽい笑顔で赤坂の話に耳を傾け、ふんふんと何度もうなずいていた。
2011_0804_0495  やがて、この周囲に人があふれ出す。瓜生正義、今井貴 士、岡崎恭裕……あ、そうか。彼らは赤坂の転覆艇が到着するのを待ち構えていたのだ。九州勢と同期生が一丸となって、赤坂のボートを引き上げ、モーターを整備場に送る。石野と拡郎も涼んでいたのではなくて、待機中だったということか……あ、いや、ボートが引き上げられたとたんに石野は姿を消してしまっていたけど(笑)。
2011_0804_0606 で、僕が注目したのは、ここに齊藤仁が加わったことなのだ。現住所・福岡ながら、所属は依然として東京支部。つまり期も“地区”も違う仁ちゃんは、お手伝いしなければならない義理はない。でも、彼は感じているのだろうな、同じ九州に居を構えるものとしての義理を。それが齊藤仁という人の人柄、人徳なのであろう。そういえば、前検で顔を合わせた“同支部”の濱野谷憲吾が実に嬉しそうに笑っていたものだ。仁ちゃん、戸田はあなたの地元地区だぞ。東京、福岡、両方からの援護を受けて、大仕事を期待します。

 というわけで、長州の地で50回目の誕生日を迎えた“H記者”、おめでとさん。優勝戦は下関あたりでお楽しみくださいませ。(PHOTO/中尾茂幸(最初の2枚以外) TEXT/黒須田)

2011_0804_0459 赤坂俊輔、とにかく無事で何よりであります。

2011_0804_0386 11R1回乗りの中澤和志が、早くも精力的に動いていたぞ。


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H記者の『知命・キモリヤン!!』予想

 長州の疎開先で区切りの誕生日を迎えたHです。だらだら本能に身を任せて野放図に生きてきた半世紀。天命を知る齢だそうですが、もちろんこんな莫迦に天命など見えるわけもなし。それどころか、なぜ日本国民にとってはるかに大切なナオキが34歳の若さで天に召され、生き恥さらしのナオキが半世紀以上も生き長らえるのか……昨夜は神の無情を考えながら日を跨ぎました。まだ、このゴミ溜めのごとき男にも天命があるとでも????
 あるとすれば、憲吾牢どのはじめ数少ない極選読者を大儲けさせること、ですかねw ならば、私の隠し子の出番でしょう!!

6R
 ①林  美憲
★②濱野谷憲吾
 ③深川真二
 ④瓜生正義
◎⑤守田俊介
 ⑥寺田千恵

進入123/456

 キモリヤン俊介を追っかけ続けて15年、抱腹絶倒ブログ『風雲きもり城!』がいきなり大ブレークして戸惑っている今日この頃。して、「類まれな才能の持ち主にして稀代の整備下手=SG制覇は厳しいか?」という評価もすっかり巷に定着しましたな。が、今節は奇跡がありえますぞ~! 私が現場にいないから。そして舟券も買わずに見守るつもりだから。そういう状況のときの俊介は、松井はもちろん野中や植木よりも強い、つまり『モンスター艇王者』なんです。今日もいきなり勝ってくれるでしょう。人気の瓜を蹴散らして、キモリヤンのS一撃ですっ!!!! で、フツーに東都のエース憲吾が2・3着に絡みます。

3連単★5-2-全、5-全-2


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開会式! 心をひとつに!

   東日本復興支援競走。選手たちは、出場52名はもちろん、おそらくそれ以外のすべての選手も、このタイトルに掲げられた思いを強く抱いていると思います。

2011_0805_0021 三井所尊春
少しでも被災地のためになるよう頑張ります。

 被災地から遠く離れた九州の選手でも、その思いは変わらない。総理杯の代替競走とか、急遽組まれた一戦だとか、いろいろと修飾語のようなものがつけられたりもしますが、選手たちにとってこの舞台に立てることは喜びに違いないし、レースに懸ける思いも強いものがあるわけです。

2011_0805_0008 山室展弘
被災地復興のために、みんなで競艇の底力を見せましょう。

 そうです、みなさん、競艇(ボートレース)の底力をここで見せようではありませんか!

2011_0805_0064 後藤浩
地元SG、楽しみにしていました。

 そう、この開催を待ちに待っていた選手たちもいる。彼らが走るレースがアツくならないはずがない!……などと、開会式をいちばん後ろの席から眺めながら、選手たちの言葉のひとつひとつにさまざまなことを考えたのでありました。
 というわけで、「がんばろう日本!」の言葉のもとで開催されるSG東日本復興支援競走。

2011_0805_0111 石田政吾
ガンバリマス。

 石田の決めゼリフがよりいっそう重く感じられる一節でありますね。我々も頑張りましょう!

 さてさて、金曜日の早朝から戸田のイベントホールを埋め尽くしたファンは、壇上に立つ選手たちに声援を飛ばして開会式を盛り上げていました。独断と偏見による声援ナンバーワンは……。

2011_0805_0014 ●声援ナンバーワン
中澤和志
リラックスして頑張りたいと思います。

2位 平石和男
3位 今垣光太郎
次点 山室展弘

 やっぱり中澤! 戸田のファンは彼の思いを知っている。そして中澤を後押ししようと願っている! 平ちゃんの人気もさすがでありました。光ちゃんもすごかったなー。そして山室! ファンは山室のエンターテイナーぶりを支持しているのでありますね。素晴らしい!
 この開会式では、各選手が客席に向けてカラーボールを投げ入れています。なかには思い切り遠方に投げ込む肩自慢の選手も何人かいて……。

2011_0805_0085●遠投ナンバーワン
菊地孝平
がんばりまーす。

2位 池田浩二
3位 林美憲

 もっとも遠くまで投げ込んだのは菊地でした。さすがの野球経験者であります。池田と林も2階席の最後方まで届いていましたよ。

 あとは駆け足で!

2011_0805_0002 大嶋一也
ピット離れいかないときは柔軟に。

 えーっ、柔軟じゃない大嶋さんが見たいんだけどなあ……。

2011_0805_0037 鎌田義
みなさん、実はね、閉所恐怖症なんですよ。裏は狭いわ、水面は狭いわ、たまりませんわ。

 やけに明るく閉所恐怖症を告白したカマギー。でも鎌田選手、僕も最近そうなんです……。

2011_0805_0092 興津藍
人生最後のSGだと思うんで応援してください。

 そんなことない!

2011_0805_0040 吉田拡郎
♪夏だ 戸田だ ちょっと強引だったですね~♪

 ベストパフォーマンスはカクロー! でも、私、元ネタがまったくわかりませんのです……。はぁ、なんか最近こういうの増えてきたな……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”東日本復興支援競走初日

おはようございます。Kです。今節も新概念データをもとに“本紙予想”を担当いたします。どうぞよろしく。戸田と言えば、全国一のイン最弱水面。そしてまくり水面であります。もちろんそれを考慮に入れますが、あまりとらわれすぎずに、データに基づいた予想をしてまいりましょう。実は、個人的には大好きな水面なのにもかかわらず相性はもうひとつなのですが……。

1R
1コース想定=田口 まくられ率15.6% 差され率13.3%
2コース想定=早し 逃がし率51.2%
オープニングは女王の逃げ切りと見た。
◎田口 ○沖島 ▲三井所 △林 
3連単1-352-全

2R
1コース想定=興津 まくられ率12.2% 差され率26.5%
2コース想定=吉田 逃がし率30.4%
三角が3コースから自在戦。
◎三角 ○深川 ▲興津 △篠崎 
3連単3-416-全

3R
1コース想定=寺田 まくられ率5.8% 差され率28.8%
2コース想定=石渡 逃がし率=52.9%
進入微妙も寺田がしっかり逃げ切る。
◎寺田 ○太田 ▲重野 △山室
3連単1-345-全

4R
1コース想定=秋山 まくられ率23.9% 差され率17.4%
2コース想定=岡崎 逃がし率46.3%
飯山がセンターから強烈な攻め。
◎飯山 ○平石 ▲秋山 △勝野
3連単3-415-全

5R
1コース想定=今村 まくられ率20.6% 差され率19.1%
2コース想定=平尾 逃がし率24.4%
鎌田のカド戦に期待したい。
◎鎌田 ○菊地 ▲今村 △大嶋
3連単3-415-全

6R
1コース想定=林 まくられ率16.7% 差され率24.1%
2コース想定=濱野谷 逃がし率47.8%
林の逃げ切りに妙味がありそう。
◎林 ○濱野谷 ▲瓜生 △守田
3連単1-245-全

後半は後ほど。


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初日!

おはようございます。本日、SG東日本復興支援競走がボートレース戸田にて開幕であります! 今日はまだ涼しめの気候ですが、これから夏の日差しが戻ってくるとか。真夏のSGをおおいに満喫しましょう!

2011_0804_0805 今回の出場選手は総理大臣杯に出場予定だったメンバー(+予備選手)です。前年度覇者として参戦しているのは山口剛。昨年の総理杯といえば、やまと世代初のSG覇者が誕生した、時代の変わり目でありました。今年もまたニュースターが誕生するのか、それとも。(PHOTO/中尾茂幸)


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黒沢記者の『戸田・東日本復興支援競走 前検を斬る!!』

Photo  朝はピーカンで陽光たっぷりだったが、昼前に突然の雨、午後も降ったり止んだりと、本日の戸田水面はちょっとご機嫌ななめなご様子。そんな悪天候のなかでしたが、無事に前検はただいま終了しました。と、みんながスタート練習、足合わせを終えたらまた青空がのぞいてきましたね。明日はしっかり快晴でよろしくお頼み申します!
 では早速まいりましょう。僕が雨の中、ジトっと足合わせを見てピックアップしたのは、以下のレーサーたちです!

Sランク

Photo_2 ★★松井繁…エース機だからだろ?って言われてもしょうがないですね。でもパワーは確かに他とは別格とわかるもので、スタ練も内よりとセンターを試していずれもアタマ出ていましたから。行き足やよし! コース不問に暴れてくれそう。

Photo_3 ★★飯山泰…近況の不調もここで一気に挽回してくれそうな、見ていてホント気持ちいいくらい伸びまくっていた。ターン出口もスムース、久しぶりに超飯山仕様が見られて嬉しい限りだった。スタ練はすべてセンターから外のみと、これも気合いの表われでしょう。まくりまっせ!

★★太田和美…エース機・松井と同じ班だったが、メンバーで唯一松井と互角だった太田。ターン周りも力強く、出足も軽快。太田もコース不問で狙ってみたくなる逸材だった。

Photo_4 ★★重野哲之…出足から行き足がかなり目立っていた。スリットからアタマのぞくのも好印象。さらにターン回り足もいいときて、言うことないっス! 波に乗ったら手がつけられない存在になりそう。

Photo_5 ★★吉田拡郎…4000番台が極めて快調に飛ばしていたなか、別格はこのカクロー。吉田俊彦、中野次郎と合わせても突き放したのは圧巻で、アウトで怖そうな鬼足。

Aランク

Photo_6 ★湯川浩司…戸田巧者だからだろ?って言われてもしょうがないな。敬意を表してでもあるけど、伸びが飯山クラスに出てましたねぇ。好感触の山崎智也にも伸びは勝っていた。初SG制覇となった戸田グラチャン再現もありそう。

Photo_7 ★山崎智也…戸田笹川賞を制した智也も戸田は好相性のひとり。スタ練でも、やや湯川にはやられたが、それでも水準以上は充分伸びていた。加えて回り足もよく、安定した走りを続けてくれそう。

Photo_8 ★鎌田義…カマギーのモーター49号機は今節2連率ナンバー4の好機。スタ練でも他に負けておらず、回り足もスムース。好バランスと言っておこう。

Photo_9 ★中野次郎…13号機は53%で、ナンバー5のこちらも好機。4000番台でカクローの次に出ているなと感じたのがジローでしたな。戸田はインが1マークに向けてななめに走る分、スタートで外に分があるように見えてしまうのだが、ジローはインから伸び返す力強さがあった。行き足もよし。

Photo_10 ★三井所尊春…山口剛と合わせて突き離すパワーは好感。伸びも楽しみはあったが、回り足もよく、バランス型。

 ちょっと心配だったのが、今年絶好調!と言っていい瓜生正義。スタ練も足合わせもイマイチよく見えてこない…。いつも前検では目立つタイプだけに、それを余計に感じてしまったところか。初日をじっくり見てみたいひとりですな。石野貴之もやや厳しそうに映った。

 おっと、ここで前検タイムが出ました!

前検時計BEST10

①三井所尊春★6・42
②重野 哲之★6・44
 齊藤  仁 6・44
④菊地 孝平 6・47
⑤山口  剛 6・48
⑥中澤 和志 6・49
⑦平尾 崇典 6・50
⑧深川 真二 6・51
 勝野 竜司 6・51
 佐々木康之 6・51

お、前検ファミリー(★印)からツートップが出てますな。やはり三井所は出ていたんですなぁ。重野もこの数字は当然ってとこでしょうか。それぐらい確かによく見えていた。

続いてワースト5

Photo_11 ①中島 孝平 6・71
②中岡 正彦 6・68
③石野 貴之 6・64
④吉田 俊彦 6・63
⑤大嶋 一也 6・62
 石田 政吾 6・62

トップ三井所とコンマ29差でワーストとなったのが、昨年賞金王の中島。確かに飯山に千切られ気味だったなぁ…。本番での挽回を期待することにしましょう。イン屋・大嶋はそこまで悪くは見えず、出足は良さげ。果敢な前付けからの“戸田逃走劇場”公開近し!(Photos/中尾茂幸、text/黒沢)


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THEピット――戸田の夏。SGの夏。

 節電の夏、である。電車に乗っても、デパート等に行っても、酒を飲みに行っても、冷房が抑えられているように感じられる。デヴの私には非常にしんどい夏だが、まあ仕方がない。被災地の方たちを思えば、汗だくになることくらいなんでもない。いや、痩せられるかもね、と発想を変えて、汗をかきかきビールを流し込んだりしている私であります。
2011_0804_0309  そんな時勢を象徴するかのように、戸田のピットには大型の扇風機が2台ほど置かれていた。タイマーによって時折り霧が噴出し、爽快な風を装着場に送っている。いや、そうか、装着場にはそもそも冷房装置などなくて当たり前なのだから、我々にとってはむしろ恵みの風か。いずれにしても、この蒸し暑い戸田のピットにおいて、選手たちにも恵みになるであろう扇風機。この前に立って涼んでいる選手は非常に多かったな。太田和美と山口剛が並んで話し込んでいたり。珍しい組み合わせだが、この暑さが共通の話題になりうるわけで、扇風機の前で話される内容は自然と決まってくる。池田浩二、寺田祥がふざけ合っている姿もあった。そこには最新SGチャンプの佐々木康幸の姿もあって、81期が扇風機の前で同期会、の図となっていたりもした。おぉっ、山室展弘が一人で霧を浴びているぞ。その姿を見ているだけで、なんだか幸せに浸れてしまった。

2011_0804_0626  8月上旬にSGが開催されるということがすでにある種の“異常事態”とも言えるわけだが、そのSGの中に起きている“異常事態”をひとつあげるとするなら、松井繁がドリーム戦に乗っていない、ということだろう。いったいいつ以来だろうとざっと調べてみたら、06年モーターボート記念以来。07年ダービーはF休みで当然不在なのだが、それを除けば実に約5年ぶりの「松井繁がいないSGドリーム戦」なのである。
 前検の班分けは、1班がドリーム戦の6人で、2班以降は登番順。普段は常に1班で前検を走る松井がそのエンジン吊りに顔を見せていたのが、まずはおおいなる違和感。もちろん、エンジン吊りを終えて係留所に走っていく松井がまた不思議。1班の前検航走が終了したあとに行なわれるドリーム戦出場選手共同会見では、終盤になるとつい「松井がまだ来ないなあ」なんて考えてしまったりして。松井自身よりも、こちらのほうがこの事態にアタフタしているのである。
 ちなみに松井は3班で、いつものSG前検より10数分だが、ボートを陸に上げ、モーター調整に入る時間は遅くなっている。だが、これも具体的にデータを取ったりしているわけではもちろんないが、いつものSG前検よりモーターを格納するのが早いように思えた。8班のエンジン吊りには“通勤着”に着替えていた=本日の作業を終了していたのだから、80%超の2連対率を誇るモーターに手応えを感じたのかも? 8班のエンジン吊りで通勤着だったのは松井を含めて2、3人だったのだから……。

2011_0804_0527  さて、ドリーム戦会見から。注目は、6月のダイヤモンドカップで優勝している湯川浩司なのだが……。
「ダイヤモンドカップと比べて? 2点ですね。10点満点で? いや、100点満点で」
 実は湯川の引いたモーターは評判の高いモーターなのだが、前節でベテランの白石桂三が乗っていて、湯川のセッティングとはまるで違うものになっていたのだ(前検ではタイム測定とスタート練習が終わるまではセッティングをいじれない)。そりゃあ2点でしょ、という感じではあります。もちろん、これは湯川一流のジョークであって、「明日になったら12点くらいになって、レース前には70点になってたら最高じゃないっすか」と報道陣を笑わせていた。真面目な質問にはあっさりと言い捨てておいて、報道陣を笑かすほうに全力を尽くしているというか。で、会見後はやはり、ギアケースの調整をしている湯川の姿があった。湯川が(お笑い以外で)本領を発揮するのはこれからだ。
2011_0804_0958  今垣光太郎がオーシャンカップの優出会見でテンション高かった、ということは記したが、今日もテンションこそは普通でも、実に饒舌な会見となった。なにしろ、前回の戸田SGは09年グラチャン、今垣がカドまくりで制した一戦である。「あのときは出足がなくて、伸びばかり。今節もチルト0にすれば伸びそうだし、出足とかを全部殺せば同じような伸びになりそう。でも、今回はバランスが良くて、今節のほうが好きですね」。あのグラチャンの伸びとまではいかなくても、似たようなアシにはなる雰囲気があり、さらに他の部分もいいというのだから、戸田SG2連覇も充分だろう。伸び関係の質問を受けて、明日は3カドにするかどうか(3号艇で出走)を真剣に考え始めるあたりは、生真面目・光ちゃんらしくて微笑ましかったけど。あと、会見室に入る際、会見を始める際と2度も「よろしくお願いします!」と直立不動で頭を下げたあたりも。湯川が「こんちゃーーーっす!」とえらく気さくに入ってきたのと比べれば、どっちが若手かわからんですな。
2011_0804_0648  それ以外で会見で気になったのは、中島孝平が「最近はどこに行っても納得のいく仕上がりにならない。自分の感性がアテにならなくなっている」と嘆いたことと、石野貴之があまりに久々の戸田出走で「何の記憶もないですね(笑)」と笑っていたこと。2005年5月以来6年3カ月ぶりの戸田参戦です。その頃、まだニフティ@ボートレース特集は始まってませんでした(直後にスタート)。
2011_0804_0659  で、気になる山崎智也もドリーム組。奥様絡みの質問にもしっかり答えているあたりがさすがだったが、ちょっと疲れ気味の苦笑いが浮かぶのは、実は本音に「またそれ?」が含まれているということか。まあ、今節はいませんしね、奥様。今節はひたすら山崎智也自体を満喫しようと決意した次第である。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_0804_0714 明日の11Rは「特別企画・総理大臣杯歴代覇者バトル」で、これがなかなかの豪華メンバー(王者も登場)。1号艇は濱野谷憲吾です!


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評判エース機52号機は松井繁がGET!!

1 がんばろう日本! がんばろう東北!
 戸田に集結した全52戦士が、それぞれの胸に同じ思いを込め、明日から6日間にわたり熱闘を繰り広げていくわけですな。そういう我々も同じ思いで、ドシドシ舟券を買っていこうではありませんか。
さて、その選手たちがまず前検日最初に“がんばる”ことといえば、モーター抽選だ。本日午後12時、競技棟で粛々と、今節の相棒を決める抽選会が行なわれましたぞ。しかしながら、ガラポンを回す手は誰もが、わりと淡々としていたように映りました。それもそうなんですよ、戸田のモーターは6月28日に初下ろしされたばっかり。ここまで5節終了しているが、どれも3~4節の使用しかされておらず、数字をどこまで信用していいのかが微妙…。その分、淡々と見えたわけですね。
2 そんな、わりと静かな流れで進行していく中、「3887鎌田義です!」と艇界のエンターテイナー、カマギーが元気いっぱい回すと、選手班長の平石和男が「49番」と読み上げた。すぐさま成績表を確認して席に戻ったカマギーは、満面に苦笑いを作り松井繁の前で両腕を大きくバッテン! 思わず松井も釣られて苦笑いしていたが、カマギーの49号機は2連率56%って…あれ? いいじゃないですか。どんな会話があったか不明だが、なんか今節はカマギーを応援したくなったぞ。
3 続いて久しぶりのSG戦となった地元の中澤和志が回すと、「36番」。それを聞いた同期の菊地孝平が、何かしら一言二言声をかけていた。中澤はその言葉でやっと緊張感がほどけたのか、優しい笑みをこぼしていたな。中澤も、今シリーズの主役のひとり。宮城出身として東北の方に最終日まで勇士を見せ続けてほしいぞ。この36号機も、現状ナンバー3の好機で、初下ろし開催で優勝を飾っているゲンのいい相棒。期待したくなるというものです。

4

で、後半に松井がガラポン前に登場。平石が「52番」と読み上げると、この時だけは周囲があきらかに沸いた! 次に回すテラッチこと寺田千恵も拍手。成績表を見ると、なんとこれが2連率80%超のマンモスエース機ではありませんか。席に戻ると、カマギーは苦笑いではなく今度は満面の笑みで王者を迎えていましたな。さあ、王者の大乱舞が今シリーズは見られそうだぞ!

ここで景気よく「記者、オススメ極選モーターはこれだ!」と声高に発信したいところだが、いかんせん戸田のモーターはまだ5節消化したばかり。なかなかこの中から超抜機を言い当てるのは難しいのですよ。そこで、まず過去5節分の優勝モーターとウイナー、今節の乗り手を紹介しておこう。
<過去5節の優勝モーター(2連率)>
7月03日:36号機(62%)・後藤正宗(静岡)まくり3発決め、10戦7勝V。トータル1着率51%はNO.1→中澤和志
7月10日:13号機(53%)・関口智久(埼玉)8戦4勝V。→中野次郎
7月18日:3号機(64%)・山崎義明(埼玉)後半6連勝圧巻V。→木村光宏
7月25日:38号機(31%)・渡邉英児(静岡)後半4連勝V。→今垣光太郎
8月02日:16号機(33%)・滝沢芳行(埼玉)9戦8勝準パーフェクトV。→三角哲男
現状33%と平凡ではあるけれど、特に波に乗っているのは、前節滝沢が準パーフェクトV決めた16号機となるか、まずは三角哲男の初日の動きを注目してほしい。
加えて僕の注目しているモーターもいくつかご紹介。
★★★52号機(80%)…松井繁/26走して1着9回、2着12回と安定感バツグンの現時点の超エース機。2優出してまだVはないが、最高タイム1分47秒2を記録している優れもの。
★★★32号機(53%)…守田 俊介/3連率75%を超えている、こちらも安定感たっぷりの優秀機、最高タイムも1分47秒3と、エース機を肉薄!
以下、50%超も一応列記すると、
★49号機(56%)…鎌田義
★21号機(50%)…赤坂俊輔
★62号機(50%)…瓜生正義
今年、絶好調の瓜生がまたまたやってくれるか!?

(Photos/中尾茂幸、text/黒沢)


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がんばろう! 選手入り!

 東日本復興支援競走は、ご存知の通り、総理大臣杯の出場メンバーがそのままスライドして行なわれる一戦。とはいえ、この期間がフライング休みと重なった選手は出場することができず(赤岩善生、山田哲也など)、予備選手数人が繰り上がりで参戦することとなった。
2011_0804_0003  そのうちの一人に、中澤和志の名前がある。現住所・宮城。東日本大震災の被災地に住まいを構える男。これもご存じの方が多いと思われるが、中澤はここ数年、SG、GⅠの大レースの出場を辞退してきた。その経緯についてはここには書かないが、これまたご存知の方も多いだろう。しかし、中澤はSGに帰ってきた! 地元・戸田で開催される東日本復興支援競走に、中澤はさまざまな思いを背負って出場する! 応援せずにはいられないってもんだろう。誰が何と言おうとも、今節の最注目選手は中澤和志! 東日本復興のため、渾身の走りを見せるであろう中澤に喝采を!
 というわけで、その中澤は今日、一番乗りで戸田にやって来た。その顔をこの場で見られたことは、ともかく感慨深い。さっそくペラゲージなどの準備に取り掛かるなど、戦闘態勢に入っている。その様子を眺めていると、中澤への、そしてこのSGへの期待感はますます高まってくる。
 
2011_0804_0022  繰り上がり選手の中には、この男も含まれている。山室展弘だ。2年連続名人戦に選出されながら、2年連続出場を辞退した山室。稀代のエンターテイナーである山室を大舞台で見たい! そう願い続けた2年間。その山室が、戸田にやってきた! 山室にもやはり、東日本復興への強い思いがあるのであろう。顔を見た瞬間、思わずガッツポーズしてしまいましたね、私。戸田はダービー制覇の水面でもあり、相性は抜群。この男が何を見せてくれるかと想像しただけで、期待感はさらに高まろうというものだ。
2011_0804_0053  残念ながら、山本寛久、そして横西奏恵がケガにより欠場となっており、さらに繰り上がり選手も増えている。沖島広和、そして大嶋一也だ。注目したいのは、やはり大嶋! 戸田はなんてったって、イン最弱水面。1コース1着率が40%超で当たり前というご時世に、戸田は依然として30%にも満たない1コース1着率なのである。そんな水面で行なわれるSGに、大嶋がいる! 進入がどうなるのか、それでもインから強烈な走りで若い練習をキリキリ舞いさせるのか、これまた本当に楽しみ! 
 もし、あの日がなければ、彼らはSGの舞台に名前を連ねなかった。それを考えれば、必ずしも幸福な事態とは言えないかもしれない。しかし、あの日は起こってしまい、我々は今、大きな悲しみを乗り越えてふたたび立ち上がろうとしている! その象徴とも言える東日本復興支援競走に、繰り上がりでやって来た選手たち。ここに名前が並んだことは、ある種、大きな意味のあることであろう。彼らがどんな走りを見せて、東日本に、いや、日本に力を与えてくれるのか。本当に楽しみだぞ、これは!

2011_0804_0129  で、欠場となってしまった選手の中で、おひとりだけ戸田に姿を見せてくれた選手が。横西奏恵です。もちろん、ダンナ様を送ってきたのであります。夏休みだからか、お子さんも! むふふ、物陰で山崎智也が“女神”2人を抱きしめているところ、見ちゃったもんねえ……。横西選手は三国で肋骨にヒビが入る転覆を喫してしまい、それが欠場の原因。でも、もう日常生活には支障のないくらいになっているそうだから、「博多で会いましょう!(MB記念)」と約束してくれましたよ。今節はケガを癒しつつ、山崎智也の激走に声援を送ってくださいまし。
2011_0804_0207  繰り上がり組ではないけれども、SGでは久々に顔を合わせたという選手も何人か。坂口周と会ったのはいつ以来だろう? 児島で顔を見た記憶があるから、08年の総理杯以来か。その坂口、競技棟の入り口に並べられた宅急便の一群に分け入りながら、怪訝な表情を見せている。あれ、あれれ、おかしいなあ……。荷物検査前、すなわち管理下に入る前なので、ご家族に電話。「荷物が届いてないんだけど……」と、トラブルを報告、相談していた。
「す、す、すみませーーーーーん! 坂口さーーーーん!」
2011_0804_0220  大慌てで競技棟から飛び出してきたのは今井貴士。その5分ほど前に到着していた今井が、間違えて坂口のスーツケースを持って行ってしまっていたのだ。検査前に荷物を開いてみて、異常に気付いた今井は、それが坂口のものだと知ってパニック! 今井が手にしていたスーツケース、そして今井自身のスーツケースは、確かにまったく同じ形、色でありました。坂口も安堵の表情で、今井の“失態”を笑っておりました。
2011_0804_0199  ほんの2週間前に感動を味わった男といえば佐々木康幸。SGチャンプとして、戸田に登場だ! その佐々木、競技棟前で一人の若者を発見し、思い切り顔をしかめた。「あ~~、やっちゃったな~」。2011_0804_0210 その若者は篠崎元志。ほんの2日前、徳山GⅠの優勝戦1号艇で、しかし……。佐々木もSGタイトルを手に入れるまでは、同様の無念をたくさん味わってきた。だから、篠崎の胸中もわかりすぎるほどわかるのだろう。佐々木のまるで他人事と感じていないような悔しがり方を見て、この人がSGタイトルを獲って本当によかった!と改めて感じたのでありました。
2011_0804_0214  その佐々木に近寄ったのは、今節の最注目の一人である平石和男。言うまでもなく、地元の重鎮であります。平石は佐々木の右手をとると、がっちりと握手! おめでとう、と頬を緩めている。この握手が、6日後には皆が自分を祝福してくれるものになりますように! がんばれ、平ちゃん!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_0804_0059 ピットの入口でばったり会った寺田千恵。もちろん、私のお腹を触っていきました! これでテラッチの活躍まちがいなし!


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戸田!

201108040935000 おはようございます。取材班、戸田に到着いたしました! 明日から開幕する東日本復興支援競走を、ここ戸田からリポートしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。もちろん、本日の前検の模様からお伝えいたしますよ~。SGでおおいに盛り上がることが復興支援になると信じ、この一節を「がんばろう日本!」の合言葉のもと、満喫しましょう! もちろん、がんばろうボートレース! がんばろうボートファン!

……あ、なんか急に雨が降ってきた……。このところ涼しい日々が続きますが、週末くらいからは暑くなるとの予報。またこうした突発的な雨なども考えられます。お出かけの際はもろもろお気をつけて! 


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真夏のSG@戸田!

8月に入りました。8月上旬と言えば、東日本復興支援競走! ボートレース戸田において、真夏のSGが開催されます。今回のSGは、その名の通り、東日本の復興を支援しましょう、というもの。売上の中から支援金も拠出されるということで、つまりは我々が買った舟券が東日本復興に役立てられるというわけです。おおいに盛り上げて、一日も早い復興に協力したいものですね。

というわけで、明日の前検から取材班は現地よりレポートしてまいりますので、今節もどうぞよろしくお願いいたします!


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