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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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浜名湖DC 優勝戦私的回顧

辻、精密機械の節イチ逃げ!

12R 優勝戦    
①辻 栄蔵(広島)
②今村 豊(山口)
③渡邉英児(静岡)
④平石和男(埼玉)
⑤大賀広幸(山口)
⑥須藤博倫(埼玉)

R0012972 辻栄蔵は忍者だ。インから横綱相撲で圧勝した選手に、忍者の称号は失礼か。でもでも、やっぱり忍者だと思うのだよ。今節の忍法は、「ペラ分身の術」。出足よし伸びよしレース足よし。あんなペラ、そう簡単に作れるものではない。本人は「思いきって、新ペラを投入しました」と吐露したが、だったらなおのこと不思議なのである。
 もちろん、勝因はペラだけではない。レースを振り返ろう。進入は123/456の枠なり。スタート展示では渡邉英児が意表の前付けでインを奪ったが、本番はさすがに控えた。辻としては楽なイン戦。今村豊がたっぷりと横幅を開けて「敵は辻のみ、マイシロを取って自在に攻めまっせ」という姿勢を見せる。だが、今村にはスタートで辻より半艇身は先行しなければ、すでに勝機はなかったかもしれない。展示タイムは辻が6秒56!で今村が6秒63。「伸びは同じか今村の方が上」と踏んでいたのだが、これでは楽々と伸び返されてしまうではないか。
 そしてスリット。心臓にもじゃもじゃと毛が生えている辻は、コンマ14。キッチリ1艇身のトップSを決めた。歴戦の雄・今村もコンマ16で続く。外の4艇がこれより遅いときては、V争いは完全に2艇に絞られた。スリットからの伸びはほぼ一緒。マイシロを取った今村は、外には目もくれず早々に差しに構える。わずかでも辻がターンマークを外せば、音を立てて刺さる鋭さだ。
2007_0220__177  が、辻は1ミリたりともブイを外すことはなかった。豪快に逃げる辻、俊敏に差す今村。態勢は明らかに辻が有利だ。ここで仮説が生じる。
「もし辻が出足回り足を犠牲にしてまで伸びを尊重したのなら、回ってすぐのレース足で今村にも逆転のチャンスがあるのではないか」
 1マーク付近にへばり付いていた私は、この2艇の動きだけを見ていた。ターンの角度は今村に分があるが、引き波を1本超えるハンデもある。辻にはまっさらな水面を駆ける利があるが、流れる危険がつきまとう。2艇の引き波が交錯した。辻はまったく流れない。流れたのは今村の方だった。辻の引き波に乗った瞬間に、ズルリと艇が横滑りしたのだ。勝負あった。バック直線の差は2艇身。やはり伸びはほぼ一緒。今村が必死に食い下がるが、1マーク~バックを見ているだけで、「何周回ってもこの差が縮まることはない」という両者の宿命が手に取るように感じられた。つまり、今村はスリットから“辻のターンミスを待つ以外に勝機はなかった”のである。
2007_0221__161  辻はすべてのターンマークを完璧に支配してゴールを通過した。今村との差は1・8秒だから、12艇身ほどか。回るたびに2艇身……スタートからゴールまで、辻はノーミスで旋回しながら空恐ろしいパワーの命ずるまま精密機械のように差を広げていった。完全無欠の実力の勝利。これで今年に入ってから尼崎記念V、中国地区選準V、浜名湖DCVと、無敵の快進撃が続いていもいる。
 でも、やっぱり「辻は忍者だ!」と思ってしまうのだよ。思いきって新ペラを投入したら、出足も回り足も伸びもレース足も節イチ級。たまたま当たったと考えるより、忍術を使ったと考えた方が自然ではないか。秘技・ペラ分身の術。まあ私としては、ただただ羨ましいのだな。ペラ名人の辻栄蔵選手、私がこよなく愛する守田俊介に同期のよしみでそのペラをひとつ、ちっくりと分けてはくれますかいか。(Photo/中尾茂幸 +内池=1枚目、Text/畠山)


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強き求道者――優勝戦後半のピット

1r0012942 「気温は今よりも下がるかなあ」。
 8R後、優勝戦に出る選手たちはスタート練習を行なったが、その後に今村豊は辻栄蔵にそう訊いていた。「少しは下がるでしょうね」と辻が答えると、2人は互いの足についての感想を伝え合い、最後に今村が「少しは(気温が)下がってくれればね」と締めていた。

2r0012924  10R前には渡邉英児が「これからもっと暑くなってくると……」と平石和男に話しかけ、平石は回転数の調整の仕方についてのアドバイスを送っていた。この2人の会話は、今日の気温の変化についてではなく、「これから先」についてのものだったが、気候の変わり目に位置する難しい時期のシリーズだったとはいえるだろう。
 この6日間を通して選手たちは、普段以上に気温や湿度の変化に気を遣いながら調整作業を繰り返していたのである。

 そんな闘いの締め括りとなるレースが近づいていく午後の時間帯においては、「ピットの空気」が目に見えて変わっていくようだった。
3r0012952b  それはもちろん、気候のことではなくムードのことだ。最終日となる今日は、自分のレースが終わった選手から帰郷の準備を始めていくために、レースが進んでいくごとに人の数は減っていき、ピットは静寂に包まれていくのである。
 優出メンバーにしても、スタート練習のあとには、それぞれ微調整といった感じの作業しかしていなかったのだから、昨日までとのピットとは違う空気になっていることが余計に強調されているようだった。
 そんな中でも、10Rの締切3分前までペラ小屋にいたのが辻だった。
カンカンカンと、力強くハンマーを振るうようなことはあまりなかったが、何度も何度もペラを宙にかざして、常人には絶対にわからないだろう微妙なレベルの微調整を行なっていたようだったのだ。これは、SGなどでもよく見かけられる「辻スタイル」とでもいえる光景である。
 レース後に辻は「ペラの選択には迷わなかった」と話しているが、大胆な調整は必要のない段階に来ていても、最後の最後までペラと向かい合っているのが、いかにも辻らしいところだ。

4r0012959  また、やはり大掛かりな整備はしていなかったものの、展示航走のためにボートを下ろさなければならない直前になってまで、モーターのプラグプロテクタを開けて、中を見ていたのが平石だった。
 午前中から午後までを通して、もっともコンスタントに作業をしていたのが平石だったといえるかもしれない。
 今村との顔合わせは、他節ではめったに見られない4日連続のものとなり、昨日、一昨日と2連敗を喫していたのだから、機力向上のためにはできる限りのことはしておきたかったのだろう。今節に限らず、熱心に整備している姿がよく見かけられる選手なので、本人としては当たり前のことかもしれない。だが、優勝戦に向けてピットの緊張感が少しずつ高まっていることは、平石の作業ぶりを通してハッキリと伝わってきたものだった。

5r0012977  そして迎えた優勝戦――。
 勝ったのは1号艇の辻で、2着は2号艇の今村豊である。3着以降はかなりの混戦になっていて、展開ひとつで、いくらでも順位は変わっていたことだろう。
 3着に入った渡邉に対して、レース後、「納得の結果といえますか?」と尋ねてみると、ほんのわずかだけ迷ったあとに「納得ですね」と答えてくれている。「あの2人があの足ではかなわないです」とも続けていたが、そんな言葉がこの優勝戦のありようを象徴しているといえるだろう。
 1対1対4。機力とコースの関係でいえば、そんな様相を呈していたわけである。接戦の4着になった平石にしても、気持ちのうえでは渡邉と似たようなものだったんじゃないかと思う。

 辻や今村、そして残りの4人がレースから引き上げてきたときにも、ピット内には淡々とした空気が漂っていたような気もする。
 辻の後輩である山口剛が拍手で出迎え、浜名湖を地元とする静岡の選手たちも次々に「おめでとうございます」という声をかけていたが、残っていた選手たちが少なくなっていたこともあり、ピットが祝福ムードに包まれるようなことはなかったのだ。
6r0012986  辻にしても、これで、今年3戦をこなしたGⅠレースでは、優勝、優出2着、そしてまた優勝、という最高の結果を出しているのだから、レース後にも大きな表情の変化は見られなかった。競艇場のスタッフから表彰式用のジャンパーを渡されると、移動用の救助艇に乗って表彰式会場に行くために、静かにピットを離れていったのだ。
 その表彰式ではやはり、“理想のプロペラの追求”はどこまでも終わりがないようにも話していたが、そんな辻を止められる選手はこれから出てくるのだろうか。
 もちろん、これから年末の賞金王決定戦に向けて、選手たちの闘いが本格化していくのは間違いないことだ。だが、年末から続いていた浜名湖GⅠ三連発の締め括りにおいて、現在の辻の強さが改めて確認させられた気もする。
(PHOTO&TEXT/内池久貴)


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H記者の「元祖全速ターンで43V!」予想

 さあ行こう、優勝戦! 超抜パワーがずらり揃ってド迫力の1マーク~バックになるはず。伸びる今村がキーマンだと思います。山口2人、埼玉2人という配分も微妙に影響するかも?

12R 優勝戦    GI優勝
①辻 栄蔵(広島)  4V
②今村 豊(山口) 42V
③渡邉英児(静岡) 1V
④平石和男(埼玉) 6V
⑤大賀広幸(山口) 3V
⑥須藤博倫(埼玉) 0V

●パワー診断…それぞれ特長は違うが、総合力は今村、辻、平石、渡邉、大賀、博リンの順。出足は辻、伸びは今村、回り足は平石、レース足は辻と今村、バランスなら渡邉だ。
●進入…123/456または1234/56の枠なり。ただ今節の大賀はすべて1~3コースのスローに専念し、渡邉が「インかカドか」という戦法が多いので125/346という変則もありえる。スタ展では大賀の動きに注目してほしい。
●スリット…どの選手もスタート勘はバッチリ。特に辻、今村、平石が素晴らしい。6選手とも出足に不安はないので、大きく凹む艇は出ないだろう。コンマ12前後のほぼ横一線で、誰が全速で踏み込むか……? 伸びる今村か、地元の渡邉とみた。
●1マーク~バック…枠なりでスリット同体なら、逃げる辻と決め差し今村の一騎打ち。渡邉が握って平石が最内を差しても、節イチを争う内2艇には届かない。1=2決着。波乱があるとすれば
A/今村が覗いてまくる…辻は沈むが今村も相応のダメージを受けるはず。流れながら立て直す今村と、差す渡邉、二番差し平石のバック勝負。2マークではパワーが大きくモノを言う。
B/カドに引いた渡邉のS一撃…大賀を入れて125/346からカドの渡邉が一気にまくればパワー不問の展開型レースに。3=4のモロ筋決着になる可能性大だ。
●結論…断然人気の1=2には目を瞑って中穴を狙う。本命は初日から自力で攻め続けている今村。スリット同体でもそこから半艇身は覗くはずで、差しよりもツケマイを選択するかも。ならば1マークは上記Aタイプ。バックで外から伸び返す今村と内からジワジワ伸びる渡邉、平石のパワー勝負だ。個人的には3日連続で死闘を演じている今村-平石のマッチレースを見たいぞ。穴はアウトから無欲でまくり差す博リン。
勝負舟券☆2-4-全
押さえ☆2-6-全、4-2-全

 さあ、辻があっさりと逃げて今年2個目の栄冠を受けるか、今村が43回目の記念Vを成し遂げるのか、それとも平石穴を開けるのか……優勝戦まで、あと1時間です!!


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穏やかな朝――優勝戦前半のピット

1r0012906  午前中のピットは、レース後の引上げ作業を除けば、選手の姿は比較的少なく、静かな状態になっていた。
2r0012904  今村豊がボートの様子を見ていたり、平石和男が飯山泰と話しながらモーターをチェックしているところは見かけられたが、そうした作業も、長くは続けられてはいなかったのだ。
 1R前には2人とも控室のほうへと姿を消していき、レース後になると、引き上げの手伝いに出てくるといった感じだった。

3r0012919  ただし、整備室では須藤博倫が長い時間、モーター整備に取り組んでいた。昨日の時点では「整備をするなら外回りくらい」と話していたが、シリンダーケースあたりを熱心に見ている様子だったのだ。
 西田靖がそんな須藤に声を掛けていたが、辻栄蔵も長い間、話をしながら須藤の整備を見ていた。辻はその後、ペラ小屋に行き、自分のペラ調整にも臨んでいたが、そうして須藤の傍にいられたくらいなのだから、今日の作業には余裕を持てているのだろう。
 午後になって、どんな気温や湿度で優勝戦を迎えられるかのメドが立てば、ペラ調整に取り組む選手は増えてくるものと予想されるが、早い段階から精力的に動いているのは須藤くらいだったのだ。

4r0012915  昨日までは作業をしている時間が長かった渡邉英児にしても、昨日の準優後に「明日は慌てず騒がす」と話していたように、あくせくしている様子は見られなかった。
「今日はあまり何もしない感じですか?」とも確認してみたが、「そうですね」という返事だったのだ。
 そんなやり取りをした直後に渡邉は、ボートに付けられているモーターを見てプラグあたりをチェックしていたが、これも日常作業レベルのものだったと思われる。

5r0012914  また、昨日は孤独な様子が目立ったとも書いた大賀広幸は、今日は一転して“社交派”になっていた!?
 1Rの引き上げ作業のあとに馬袋義則と整備室で話し込んでいたかと思えば、その後は、ペラ調整に取り組んでいた同県の後輩、谷村一哉にアドバイスを送ったりもしていたのだ。
 優出メンバーは皆、動きの面でも精神面でもゆったり構えている印象だったが、とくに大賀は、昨日は見かけられなかった優しい笑みをよく浮かべており、いい感じでリラックスしていることが伝わってきたものである。

 なお、昨日の準優は残念な結果に終わった重野哲之に声をかけてみると、やはり悔しさを隠さず話してくれた。そして、今年に賭ける意気込みの強さを尋ねてみると、「今年は賞金王に出たいんです!」と、力強く言い切っている。
 ダイヤモンドカップの優勝戦が間近に迫っている一方、今年の戦いはこうして続いていくのである。
(PHOTO&TEXT/内池久貴)


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H記者の「艇王とともに復活フェニックス!」予想

『一度死んだ人間ほど、強い者はいない』(by故・H本記者)
 帰って参りました、本家本元・Hです。私、今節は三度死にましたからね。初日から3日目まで、しげ爺さんにボコられ、野中女史には陵辱され、K記者には更迭され、悔しくて悔しくて東京に帰ってから徹夜で特訓に励みましたですよ。1t5t10tの重しを背中に乗せての指立て伏せ&マチコ先生のスパルタ注射ですよ。本当は徳山に行くはずだったのですが、K記者に無理を言って鷲のように舞い戻ってきた次第です! しげ爺さん、野中女史、今日は回収率500%で大逆転の強ツケマイを喰らわせますぞ。三度死んだ男の怖さ強さ逞しさを思い知りなさい~~!!
 まずは優勝戦までの11レースでガッポリと儲けるとしましょう。

1R
未来のSG戦士②峰リュ~君が最後の最後に勝ちます。差せば①出畑の残り目もありますが、まくると見て相手は③馬袋と⑥鉄兵。
3連単2-36-全

2R
勝ちきれなかった①杉山ですが、伸びだけは上位級。強引にまくる選手は見当たらず、なんとか伸び一本で逃げきります。差す②古谷と中堅上位ある④新美へ。
3連単1-24-全

3R
平和島でドロドロ舟券オヤジが「柴田光はインでしか買えね~よ!」と叫んだとか(K記者談)。素直な私は①光クンが無類のイン巧者だと信じます。センターから攻める④間嶋と⑤平田へ。
3連単1-45-全

4R 勝負レース
⑤艇王が2コースを奪って意地の全速差し。昨日の仕上がりが一番良かったですね。相手はセンターから全速で握る③山本。②F2関口も応援しましょ。①幸哉は気落ちがありそうで押さえまで。
勝負舟券☆5-3-全
押さえ☆5-12-全

5R
④徳増⑥服部の地元準優勢に人気が集まりそうですが、こういう時こそ「人気薄のイン逃げ」です。⑤西田の前付けを抑えて①鉄兵の初勝利。スーパールーキー③山口君と徳増へ。
3連単1-34-全

6R
②大二はF2でよく頑張りましたね。ここは無理せずSも慎重に。パワーで逃げる①丸ちゃんと大二の凹みを利してまくり差す⑤憲吾の一騎打ち!
3連単1=5-全

7R
足は悪くなかった①井口が逃げて初勝利。相手は⑤重野だけで良さそうですが、最後に②石橋の意外性が炸裂するかも。
3連単1-25-全

8R
①金子のパワーには逆らえません。問題は相手探し。初日から追っかけた②飯山は私がいない間に連勝で大穴を開けており、悔しいので消し。センター筋から③田村と⑤古谷が襲いかかります。
3連単1-35-全

9R
③堤と④孝平が連動してウップン晴らしの全速戦。勝つのはまくり差す孝平です。穴は隠れパワー上位の⑤芝田君。3R9Rで芝田柴田を並べたのは番組さんの洒落なんでしょうね。確か、初日の1Rもそうだったような。
3連単4-35-全

10R B戦
「敗者戦のイン仲口」は知られざる鉄板セオリー(←勝手な思い込み)。逃げます。相手は差す②憲吾とアウトから握って攻める⑤井口。
3連単1-25-全

11R A戦
足は不完全でも①服部のプライドを信じましょう。お疲れ様でした。相手は2コースがとてもお上手な②艇王と最終日に荒稼ぎする⑤田村(←勝手な思い込みver2)。
3連単1-25-全

 凄まじいパワー自慢が揃った優勝戦は3時頃にアップします。ではでは、GOOD LUCK!


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最終日!

12007_0224__221  浜名湖ダイヤモンドカップもいよいよ最終日! 昨日ははっきりしない空模様でしたが、「本日は晴天なり」で、最高気温も14度くらいまで上がるように予報されています(ただし、現在のところ、強めの追い風が吹いてますので、ご注意を!)。
 最大の注目は12Rの優勝戦であるのは今さら書くまでもないことですが(※第7R発売中にはサンホールで優出者インタビューもあります)、11Rの選抜A戦なども、SGの準優や優勝戦であってもおかしくないほどのメンバーが顔を揃えており、実に興味深い一戦となっています。地元の雄・服部幸男も1号艇に入っていて、見逃せない戦いといえるでしょう。

22007_0222_01_460  また、1R一回乗りの峰竜太(2号艇)にも注目! 連日、熱心なペラ調整をしている成果も確実に出ていて、その足は充分、1着を狙えるところまで来ています。
 1R1号艇の出畑孝典も、なかかな足を出せずにいながら、苦心の調整を続けており、終わったばかりの『新鋭王座』を再現するような熱戦が期待されます。
 ……徳山競艇場からお送りする『女子王座決定戦』の前検リポートともに二元中継をお楽しみください。
(PHOTO/現在は徳山に移動した中尾茂幸)


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胸を張れ。――準優勝戦後半のピット

12007_0225__047 「たまにはこういうこともないと……」
 そう言って、笑みを浮かべながら引き上げてきたのは10Rを勝った渡邉英児である。スリット写真を見ながら「勘通りですね」と言葉をこぼして、もう一度笑みを浮かべた。
 ただ、そうはいっても、いかにも謙虚な様子で喜びを表現していたのが渡邉らしいところだ。
 レース後の共同会見においては、「コースだけは取らないといけないと思っていました。どんなに深くなっても主張しないといけないと思っていたんで」と語り、地元の優出に対する意地とプライドも示していたものだ。
 モーターに関しては「特徴がない、中の上」と、評価は辛口だったが、「バランスは取れていて、乗りやすさはある」とのこと。明日は「慌てず騒がず」過ごすつもりとも話していたのだから、納得がいくところまでは仕上げられているのだろう。
 会見後にはモーター格納をしたあと、丹念にプロペラを磨いていたが、いかにもな“職人気質”を持った選手であり、今節、大好きになった選手の一人である。

2r0012873  10Rの2着は須藤博倫だった。
 こちらは共同会見でも「今はレース後で舞い上がっているので」と話していたが、淡々と話しながらも、たしかに興奮気味に顔を紅潮させていた。
 だが、「足は良くなってきている」とも強調。「今日の雰囲気で、ちょっとした味付けを加えられれば……」と続けていたので、“第三・第四の男”としてではなく、それ以上の期待を寄せてもいいかもしれない。

32007_0225__327  11Rは1着が今村豊、2着が平石和男になっている。
 今日一日の動きでいえば、今村はどっしりと不動で構え、平石は“今節の恋人”今村に“からかわれたり”もしながら、整備を続けていたので、対照的な二人だといえるだろう。
 共同会見においても、今村が「なんにもしゃべることはありませ~ん」と登場すれば、平石の第一声は「どうぞ、なんでも訊いてください」だったのだから、なんとも気が利いたコントラストを醸し出していたのである。
 何も話すことはないと言っておきながらも、最近の好調の原因を訊かれた今村は、こう答えている。
42007_0225__085 「チャレンジカップの4日目から使っているペラができてから、乗り味がぜんぜん違ってきました。みんな、こんなに乗りやすいのを使っていたのか!と思いましたから」と。
 昨年までの今村は、乗りにくいのが当たり前で、他の選手もみんなそうだと思っていたというのだから、“当たりペラ”をつくりだした今村がかつての強さを取り戻したのは当然のことかもしれない。
 平石は、優勝戦が4号艇になることを訊かれ、「今節は得点が高すぎますよ。これだけ上(の選手たち)が点数を取りまくっているのは稀でしょ」と記者たちを笑わせていた。
 明日で“4日連続の顔合わせ”となる2人(今日までは今村の2勝1敗)が、どんな戦いを見せてくれるかが楽しみである。

5r0012890  今村と平石の足を考えたなら、6号艇で3着に入った植木通彦も“艇王としての存在感”を示した結果を出したものとはいえるだろう。艇王に対して、3着でそう書くのは失礼に当たるのは承知しているが、決して上位クラスとはいえないモーターでここまで戦ってきたのだから、そう言っていいのではないかと思う。
 今日一日もペラ小屋を中心に熱心な作業をしていたが、レース後にも再びペラ小屋に行き、短い時間ながらもペラ調整をしていたのである。今年の植木は去年とは違う活躍を見せてくれるものと改めて期待したい。
 また、このレースで重野哲之は4着に敗れたが、レース後にはかなり長い間、悔しそうな表情を見せていた。モーター格納も時間をかけて丁寧に行なっていたが、そういう様子を見ていても、“強くなる男”だというのが確信できる。

62007_0225__062_1   12Rでは、服部幸男が3着に敗れたことで、ピット内には重い空気が漂った気もした。
 レースから引き上げてきた服部も、控室に引き上げていく途中で足を止め、ピット内のモニターに映されていたリプレイに目をやったり、その後にもスリット写真を見つめたりしていたのだから、かなりの悔しさを噛みしめていたんじゃないかと思う。
 ただし、他の選手たちと一緒になると、「ぜんぜん差し場がなかった」と明るい表情で振り返っていたように、弱気な顔を人に見せないのは服部らしいところだ。
 植木と同様、服部にしても、今節は“機力”との勝負をしながら、よくここまでの戦いを見せてくれたものだと頭が下がる。

72007_0225__051  12Rの1着は辻栄蔵である。
 今日の辻もやはり、彼らしくペラ調整を中心に一日を過ごしていた。そんな合間合間に見られる飄々とした表情は、いかにも辻らしいものだった。
「いろいろペラをやりすぎておかしくなった」とは話していたが、また「元に戻せる」とも言っていた。そして、明日は気温がかなり上がるらしいという情報を聞くと、その場合は「もう一枚のペラ」に換える可能性も示唆していたのだから、その懐はじつに深いものがある。
 これまでのところ、今節のエース機は今村の29号機かとも思われていたが、今村や辻の会見を聞いている限りでは、2人のモーターがほぼ同等のところまで来ているようだ。
 会見の席で、今村機や平石機との比較を問われると「それはわかんないですけど……」と言葉を濁しながらも、「コースがいいんで、少々の差は埋められると思います」と言いながら、その差はないように付け加えていたのだ。1号艇に乗る明日の優勝戦では、中心的存在になるのは間違いないところである。

8r0012845  このレースの2着は大賀広幸だった。
 単なる偶然かもしれないが、今日はピットで見かけるたびに、他の選手とは離れた場所で、“ひとり”黙々と作業をしていたものだ。
 レース後にもほとんど顔に感情はあらすこともなく、ひとり静かに引き上げていたし、会見においても決して饒舌とはいえなかったのだから、これが大賀の個性といえるのかもしれない。
 会見では「今日に関しては納得しています」「気温は上がったほうがいい」とも話していたのだから、こういう選手は明日も怖い存在になってくることだろう。ひと言でいって、不気味な存在なのである。

 12R終了後、6着に敗れた井口佳典に対して、仲口博崇が「胸を張れ」と声をかけているところが見かけられた。
 12Rに関していえば、井口にしても、濱野谷憲吾にしても、田村隆信にしても、ギリギリの時間帯まで作業を続けていた選手たちが揃っていた。
 いや、このダイヤモンドカップにおいては、準優に進出していた選手に限らず、熱心な整備を続けている選手がやけに多いのだ。
 そんな選手たちは、誰もが胸を張ればいいのである。
(PHOTO/中尾茂幸 +内池=2・5・8枚目 TEXT/内池久貴)


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準優勝戦 私的回顧

10レース

2007_0225_10r_013  真っ先に優勝戦への切符を掴んだのは渡邉英児。一番の勝因はどこにあったかというと、やはりピット離れに尽きるのではないだろうか。
 たしかに、スタート展示でも進入は枠なりだった。だが、2号艇の金子は、昨日の記事に書いた『掏るようなピット離れ』をみせていた。ただ、小回り防止ブイに到達するまでに1コースが取れなかったので、回りこむまではせず、2コースに落ち着いた。いわば、「懐に手を突っ込んだが、危ない感じがしたので掏るのをヤメた」。そんな感じのスタート展示だったのだ。私はスタート展示を見た後も、金子がインを取ると想定していた。
 ファンファーレが響き渡る中、ピット離れ。金子のピット離れと、渡邉のピット離れは、ほぼ同体であった。「先輩といえども、絶対にインは渡たしません!」といわんばかりのピット離れ。さすがの金子もこれではどうしようもなく、レースの見所であった進入は、渡邉がインを死守して、枠なり進入に落ち着いた。

2007_0225_10r_006  インを守りきった渡邉は、風速3mのいかにもアウトが踏み込んできそうな水面状態で、トップスタートを決める。外からは誰も攻めてこない。1マークを丹念にターンして、優出一番乗りを決めた。 渡邉はこれでGⅠ優出8回目。もっと勝っているイメージがあったが、GⅠは98年浜名湖周年の初優出初優勝以降、一度もないのだ。それから9年。通算二度目の優勝に、明日、挑む。
 2着争いを制したのは須藤博倫。1マーク、5コースから「ここしかない!」という狭い間を突き抜けて、2番手に浮上する。
 バック水面で、外から仲口、内から野澤に迫られるが、2マークを握って回って2番手を確保。明日の優勝戦で、GⅠ初優勝に挑むこととなった。

 

 
11レース

 スタート展示は全艇スロー。誰もが虎視眈々と内を狙っていて、少しでもスキをみせると、自分のポジションを奪われてしまう。「剣豪が見合ったまま、動けない」、スタート展示からそんな緊張感が漂っていた。

2007_0225_11r_030  本番。ピット離れが同体だったので、「睨みあいのまま、枠なりでおさまるのか」と思いきや、このままでは6コース必至の植木が真っ先に艇をコースに向けた。
「こんなところで入って、深さは大丈夫なの?」という進入なのだが、4号艇の仲口、3号艇の重野、2号艇の平石、1号艇の今村、みんな植木に付き合った。4艇が入ってきたのを見た植木、「こんな深いスロー5コースじゃあ、メリットがまったくない」回りなおす。単騎ガマシ濃厚だった徳増が、植木の回りなおしを見た瞬間、腕を振って気合を入れなおした。

 推定105m地点に今村と平石、110m地点に重野と仲口が並んで、4対2の枠なりでレースははじまる。
 あとから成績表を見ると、スタートタイミングは、内から09、13、17、28、10、18。だが4コースの仲口がヘコんでいるのと、カドからほぼ全速のスタートが決まったのがあいまって、徳増が素晴らしいスタートを決めたようにみえた。
2007_0225_11r_003_1  スリットを通過した瞬間は、徳増が今日はじめてのまくりを決めると確信したのだが、内の今村と平石のエンジンは力強かった。インから伸び返して、そのまま1マークを押し切って、1号艇2号艇がワンツーフィニッシュを決めた。

 偶然にも、3日目、4日目、5日目と、「今村VS平石」のカードが毎日組まれていた。3日目は1着が平石で2着が今村。4日目は今村1着平石2着。そして今日の準優も今村1着平石2着。なんと3日連続でワンツーフィニッシュを決めているのだ。
 当然、準優でワンツーを決めたのだから、明日の優勝戦、四たびこのふたりが激突する。
 三度あることは四度ある……のかどうか?

  

 
12レース  + 《特別企画『服部幸男・GI3連覇への挑戦』》

2007_0225_12r_012  最後の切符を賭けた争いも、枠なり進入からイン逃げが決まった。2着も同じように、差した2号艇の大賀だ。
 競艇のもっとも強いレース。それは、1号艇が、トップスタートを切って、ほかの艇にからまれることなく、イン逃げを決めるレース。辻が準優でみせたレースは、まさにそれだった。こういう完璧なレースは、書き手として困ったりする。完璧すぎて、何ら引っ掛かりがなかったりするからだ。
 辻栄蔵は優勝戦1号艇を自力で手に入れた。進入がもつれそうなメンバーではないので、おそらくすんなりとインコースが取れるはず。明日も書き手を困らせてくれるのだろうか。
 

 そして、浜名湖GⅠ3連覇がかかっていた服部幸男。1マークで握って外を回ろうとしたが、機力が他とは違いすぎてまったく届かない。バック水面6番手。この瞬間、地元GⅠ3連覇の夢は潰えた。
2007_0225_12r_030  ところが服部は諦めない。2マーク手前、内に密集する5艇を見ながら、外にひらいて最内差し。外に2艇流れたので、これで4番手にポジションアップ。さらに2周1マークで、3番手を走る濱野谷の内を差して3番手に。準優の椅子争いにからむことはできなかったが、後方からの追撃をしのぎ3着でゴールした。

 エンジンに泣いたシリーズ、であった。あちこち整備をして、ペラも調整して、それでも出なかった。優勝戦へ進出することはできなかった。ただ、整備でも、レースでも、絶望的な場面でも、匙を投げることはなかった。
 このどうしようもなかった59号機で、エンジンが出ているメンバーがそろった準優戦、技と機力で凌いで3着に上がったのだ。やはり、強い服部は競艇ファンの前に帰ってきている。

2007_0225__074  浜名湖GⅠ3連覇の可能性は、本日0%になった。だが、2007年、服部が競艇界の主役となってくれる可能性は、ほぼ100%に近い数字である。こんなことを数字で表すのは失礼かもしれない。が、今日の準優のレース内容を見ていると、思わず書き記したくなったので、あえて書いておくことにした。

(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/姫園淀仁)


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優勝戦出場メンバー確定!

① 辻 栄蔵 (広島)
② 今村 豊 (山口)
③ 渡邉 英児(静岡)
④ 平石 和男(埼玉)
⑤ 大賀 広幸(山口)
⑥ 須藤 博倫(埼玉)

SGウイナーに、地元の期待を一手に背負いひさしぶりのGⅠ優勝を目指す選手に、GⅠ初優勝を虎視眈々と狙う若者。個性豊かなメンバー構成になりました。果たして、結果はいかに!?

(出走表は念のため主催者発表をご確認ください)


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H本の「降板が決定しました……」準優予想

 あぁ……。1レース果敢に③石田に◎を打って、ほとんど3連単ができていたのですが、なんと3着には唯一買っていなかった⑥が……。結局8レースまでノーホーラー(この原稿は9レース発売中に書いています)。野球ならもうコールドゲームですね。
 ここまで悪いと、逆に虚栄心などにとらわれていないピュアな予想ができるのはでは? と無理やり自分を励ましながら、準優予想に突入です。

10レース
【進入】213/456
 昨日みせた金子のピット離れならインが取れるのではないでしょうか。ただ小回り防止ブイまでに先に出れなれば、2コースで折り合って枠なりもあるかもしれません。基本線は金子のインコースで。
【スリット → 1マーク】インが渡邉だったとしても金子だったとしても、どちらもスタート勘はあっております。コンマ10あたりでスリットを通過します。3コースの原田も同じようなスタートで、4カドでフライング2本持ちの野澤がややヘコむ。
 このメンバーのなかで踏み込みそうなのは、5号艇の須藤。2日目後半レースから、01、09、09、08と、ゼロ台スタートを4本も入れてきています。落合は須藤マークですね。
 今日の風向きは昨日までと違い向かい風です。5コースから全速で握りこんだ須藤が、一気にまくっていきます。抵抗しようとする金子、差す渡邉、間を突こうとするのは原田。

【結論】◎⑤須藤 ○③原田 ▲①渡邉 ×②金子
 すんなり金子(or渡邉)の逃げ切りの可能性もありますが、ここは須藤の一撃に賭けます。

【3連単】5→123→123 3→5→12

11レース 勝負レース!
【進入】仲口がいいピット離れをみせれば内へ食指を動かしそうですが、ほぼ枠なりでしょう。

【スリット → 1マーク】植木以外はスタート勘をつかんでおります。極端な風が吹かないかぎりは、スリットは揃います。それなら節一の今村が楽逃げ。内から平石が差して、そのあとは2艇が後ろを突き放してマッチレースに。3日目を彷彿されるようなレースを見せてくれそうです。

【結論】◎①今村 ○②平石 ▲④仲口 ×⑤徳増
 今村と平石の折り返しで仕方ないでしょう。配当が安いので、3着は2点に絞ります。
【3連単】1=2→34

12レース
【進入】ひょっとしてピット離れがいい大賀の奇襲イン取りがあるかもしれませんが、おそらく枠なりでしょう。

【スリット → 1マーク】辻のインコースは安定感があります。問題ないスタートから、横綱相撲で押し切ることでしょう。問題は2着争い。大賀が差すので、服部は外を回ります。でもいまの機力では外を回すようでは厳しいと見ます。植木よりも機力が足りないようにみえる井口もいらないでしょう。

【結論】◎①辻 ○④濱野谷 ▲⑤田村 ×②大賀
 辻のアタマは不動。2着3着は上記3人をボックスで。
【3連単】1→245→245

 そうそう。クロちゃんからの連絡ですが、やはり降板の連絡でした。明日からの予想を務めるのは、なんと初日から3日目までを担当したH記者! いったん東京に戻ったH記者ですが、あの大惨敗が悔しかったようで、リベンジのため浜名湖に舞い戻ってくるそうです。

『一度死んだ人間ほど、強い者はいない』

 いま勝手に作った格言ですが(笑)、明日のH記者予想には期待をしたいところです。


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それぞれの動き――準優勝戦前半のピット

1r0012821  朝のスタート練習がひと段落ついたあと、ピットに入ると、最初に目に入ったのはモーター回りをチェックしてから、プロペラを外そうとしていた平石和男の姿だった。
 そこに通りかかった今村豊が、「へいちゃん、チルトでも換えてみれば」と余裕の声をかけると、平石は、いやいやといった感じで、苦笑い……。それでも作業の手は止めなかった平石は、すぐに整備室内の加工室へと行って、ペラ調整に取り組んでいる様子だった。

2r0012828  整備室内の修理室や工作室には他にも何人かの姿が見かけられたが、背中を向けている選手が多く、誰がそこにいるのかまではなかなか確認はできなかった。
 一方、この時点でペラ小屋にも5、6人の選手がいたが、準優メンバーでいえば、植木通彦と濱野谷憲吾の2人が、昨日に続いて熱心な調整に取り組んでいた。

3r0012831  そして迎えた1R――。いきなり、今日、追加配分されたばかりの石田章央が1着! 静岡勢がこれを迎えたが、笑みを見せている石田も比較的、淡々とした様子だった。
「プレッシャーはまったくなかったですね」と静岡勢に話したあと、野中文恵さんにハイタッチ! いちど控室に戻ったあとに、引き上げを手伝ってくれた選手たちへの挨拶回りをすると、すぐにペラ小屋に入って、作業を始めた。
 続く2Rに出走した追加配分の平野和明も2着に入っており、明日もこの2人からは目が離せなくなりそうだ。

4r0012829  準優の朝……、比較的、動きは少なかったが、ペラ小屋には徐々に選手が増えていった。1R後、石田の引き上げを手伝ったあと、ペラ小屋に入ったのは服部幸男と重野哲之の静岡勢2人だ。
 服部が鷹のような目をしてペラの具合を見ていれば、重野は濱野谷と話しながら、じつに気持ちのいい笑みを見せていた(もちろん、すぐに表情を引き締めてペラと向かい合っていた)。服部がいつもどおりであれば、重野はリラックスできている様子で、それぞれにいいムードになっていた。
“整備の鬼” 渡邉英児は、モーターのプラグあたりに手をつけていたあと、ペラ修理室へ移動。昨日に続いて、時間のムダは少しも作らず、機力アップに努め続けている様子だった。

5r0012834  原田幸哉のモーターは外されて整備室の中にぽつんと置かれていたが、当の原田の姿が見かけられるのは、TVインタビューを受けているところやレース後の手伝いに出てくるところだけだった。
 原田に限らずどのように過ごしているかが確認できなかった準優メンバーもいたのだが、焦りの中での作業が必要になっている選手はそれだけ少ないということなのだろう。
 それでも、2Rが終わったあとにはまた、新たに動き始める選手も出てきた。
 井口佳典が試運転に出て行くと、それを追うようにしてピット内を小走りしてきた田村隆信も試運転へ。さらに須藤博倫もそのあとに続いて、交互に足合わせをしている様子が見られた。
 また、2R頃まではあまり姿が見かけられなかった仲口博崇も、2R後にペラ小屋で調整を始めたかと思えば、その後すぐ工作室に作業の場所を移していた。
 そんな状況を見ていると、準優勝戦へ向けての興奮も自ずと高まってくるものだ。
(PHOTO&TEXT/内池久貴)


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H本の「クロちゃんから衝撃の一言が」予想 

 結局、昨日は112点買って的中が2本。回収率は82.5%という、よくいうと無難、悪くいうと何ら特徴がなく、予想原稿としてもおいしくない結果となりました。敗戦処理が2失点で、いよいよ敗色濃厚といったところです(泣)。
 ちなみに野中文恵女史 は8R⑤②③8750円を的中されておりました。「H本の予想なんてアテにならねぇ!」という方は、野中予想を参考にしてみてください(※上から3番目に書いてあるフォーカスが、イイ感じで入るんですよ……)。

1R
④西田が人気をするでしょうが、本日から追加で斡旋された③石田が面白い。早朝の足あわせをみていても、いい感じでした。気楽な立場で乗れるのも功を奏しそうです。
【3連単】3→245→1245

2R
昨日まで足あわせでボコボコだった⑤出畑ですが、今日はかなりイイ足をみせていました。展開あれば刺さります。相手はエンジン出ている①古谷と②毒島
【3連単】5→12→全

3R
ここは①新美のイン戦で大丈夫でしょう。2着候補は差してくる②山本浩次と、これも早朝の足あわせでよかった⑥福田。
【3連単】1→26→全

4R
②菊地のエンジンが今節は出ていません。足あわせでもボコボコにやられていました。それに対して良くなっているのは⑤峰。足あわせでは、節一の今村といい勝負になるような足をみせていました。①川添と、エンジン出ている③関口とのボックスで。
【3連単】135 BOX

5R
①長谷川が頼りないだけに波乱ありそう。一度惚れたら最後まで。このレースも③小畑に託します。相手は②久富、⑥堤、④馬袋。
【3連単】3→246→246

6R
②山口が助走距離充分の3コース、もしくは4カドあたりから一気にまくり切ります。相手は外にいそうな3艇
【3連単】2→456→456

7R
低調機に困った選手たちがそろった一戦。ここまでピンがなかった①飯山ですが、これなら逃げ切れるでしょう。
【3連単】1→256→256

8R勝負レース1
②出畑が嫌われそうですが、前述のように今日は出畑を狙っていきます。うまくいけば、1→2でも10倍以上あるんじゃないでしょうか。
【3連単】1=2→全

9R
機力があがってきているだけに③峰のまくりに期待。ピットでみせる感触も良好で、絶対に1着を取ってやるという気合を感じます。相手は①堤、②間嶋、④関口。
【3連単】3→124→124 124→3→124

 準優は15時すぎにアップ予定です。……と締めようと思ったら、クロちゃんから驚きの事実を告げられました。

「今日の内容次第では、あらたなリリーフを投入するから」

 え!? 敗戦処理の敗戦処理っスか!? いったい誰にスイッチするの?

 詳細が判明いたしましたら、また報告いたします。


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5日目!

2007_0224__068  準優勝戦が行なわれる本日から、「追加斡旋」の選手が2人、レースに参加します。帰郷者が3人出ているためのことですが、1Rに出走する石田章央と、2Rの平野和明がそうです。ともにA2の選手ですが、我らが野中文恵さん曰く、「ボートが水を吸ってない分、面白く、狙えるかも」とのこと。モーターなど、未知数の部分が多いのは確かですが、予想のうえではあっさり軽視してしまわないほうがいいかもしれません。
 この二人は昨日が前検扱いになっていたため、ピットで作業している様子も見かけられましたが、ともにきびきび動いており、好感が持てました。とくに石田は、一度、目にすれば、決して忘れられない“個性的な作業着”で、その存在感をバリバリに発揮! こうした服はどこで売っているのを訊いて、ぜひ一着欲しいところです。服も一着なら、着も一着!ということで、ひそかに応援してみようと思います。

 さて、話題は変わりますが、本日は笹川賞のファン投票の最終日(締切はPM 24:00)となっています。
↓インターネット投票のアドレスはこちら。
http://www.kyotei.or.jp/kn/07_sasakawa/

Xr0011807_1  今日の準優勝戦(11R)にも出走する重野哲之が、このNIFTY主宰者でありBOATBoy編集長である黒須田守ことクロちゃんに、「笹川賞に、ぜひ出たいんです。もしよろしければ、ぜひ投票していただけるよう、アピールしていただけませんか?」と言ってきたことはすでに記事にされていますが、締切目前ということもあり、ここでもう一度書いておいた次第です。
 重野といえば、昨年の賞金王シリーズの最終日に、自分のレースが終わったあとにも、誰もいないペラ小屋に残って、ひたすらペラを作り続けていた姿が忘れられません。
 それだけ“今年に賭ける意気込み”が強いわけです。その気持ちをファンに示すためにも、まずは今日、「優出」を決めてほしいところ!
 ……ということで、本日も張り切っていきましょう。
(PHOTO/中尾茂幸=1枚目 +内池=2枚目)


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特別企画「服部幸男、GI3連覇への挑戦」4日目

●今日の服部幸男

10R 2号艇2コース2着(コンマ11)

 インの西田に対して半艇身ほど遅れるスタート。しかし西田のスタートタイミングがコンマ04と速く、服部がコンマ11。つられることなく自分のスタートが切れていると考えることができるだろう。スタート勘は合っている。
2007_0223__066  しかし1マーク。逃げる西田のふところに、届きそうな角度、勢いで入ったのだが、そこから押す足がない。バック水面は4番手に落ちる。
 2マークを突っ込み気味に回って上手く3番手に浮上すると、2番手の須藤とのドッグファイトはゴールまでもつれ、最終的には2着で入線した。

●GⅠ3連覇の可能性 20%

 4番手から最終的には2着になる内容と聞くと、エンジンパワーが素晴らしいように思われるかもしれないが、やはり初日から書いているように足はいまいち。足の無さを腕でしのいで、ここまでやってきたという感じである。
 ただ、初日の最初のレースのような厳しい感じよりはかなりマシになったようにも思えるのが救いだろうか。
 なんとか準優までは進出した。予選突破順位の7位もなかなか立派な順位だ。そのことで可能性を5%ほどアップすることとした。しかし機力は18人の中ではかなり下の部類に入る。明日の出走は12レース。ここまでは操縦技術でなんとかなったが――。明日こそが正念場である。

 服部のレース後コメントは、
「エンジンパワーがないから出足がない。色々と整備してきたので、あとはペラしかない」
 そう述べると、そのままペラ小屋へむかった。

(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/姫園淀仁)


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混戦。 ――4日目後半のピット

1r0012787 「絶対落とさないと決めてたんだけど……、無理だった」
 8Rから引き上げてきた菊地孝平は、開口一番、そう言った。0.03というスタートタイミングを考えれば、これはスリット通過時のことだろう。準優出に向けての気持ちがよく伝わる言葉だ。
 結果は5着で準優進出はならず……。
 それでも菊地の表情は決して暗くはなかった。同じレースで、1着をとっている師匠格の金子良昭とともに、言葉を掛け合いながら引き上げていったのだ。
 いきなり勝負駆けの明暗がくっきりとあらわれたレースである。いかにも4日目のピットらしい光景だともいえるだろう。

 その後も、勝負駆けは続いていく――。

2r0012798  9Rでは、6点ボーダーでいえば4着条件の重野哲之が逃げ切り勝ちをおさめた。
 すでに当確を出していた渡邉英児が2着で、6点ボーダー5着条件の仲口博崇が3着という、順当な結果だ。
 レース後の勝利者インタビューでも重野は、今節に賭ける想いの強さをアピールしていたが、レースから引き上げてきた直後にも、ほっとしているのがよく伝わる笑顔を見せていた。
 それとは対照的に、仲口はいかにも淡々という風情を醸し出しており、これくらいのことでいちいち喜んだりはしていられないといった感じにさえ見えたものだ。

32007_0224__043_1   2着・渡邉が朝から本体に手をつけていたことは前半のピットリポートでも書いているが、このレースの結果だけでその成果に対する判断をするのは難しいところだ。レース後のコメントでは「上位とは差がある」とも語っていたが、直接、本人にも確認してみた。
「足というよりも……、力強さは出てきたと思います。その前は向かい風に負けていたのに、それがなくなった気がします」と渡邉。
 今朝、初めて声を掛けてみた筆者に対しても、実に誠実に答えてくれたが、ひとまず成果は出ているものと見ていいのだろう。さらなる上積みをはかって、明日はどういう作業をするかに注目したい。
 なお、重野、仲口、渡邉は、それぞれにレース後も明日に向けての作業を続けていた。上位級のモーターとは言いきれなくても、前向きな姿勢は決して失っていないのだ。

3b2007_0224__364  西田靖が勝った10レースでは、ゴールぎりぎりまで繰り広げられた服部幸男と須藤博倫の2着争いが見ものだった。
 ともに、そこまで無理はしなくても準優には進出できる条件下での闘いだったのだから、それぞれの気持ちは本当に熱かった! レース中、ずっと二番手を走っていたのは須藤だったが、土壇場で服部が逆転の2着!!
 譲らぬ勝負の中で、通じ合うものがあったように、レース後は、西田も加えた3人で、勝負どころの展開などを回顧していた。そのとき、3人の顔にはそれぞれ笑みがあったのだから、見ていて実に気持ちが良かったものだ。

42007_0224__439_1  服部は「ここまでいろいろ整備してきたので、あとはペラしかない」ともコメントしていたが、レースが終わったあとには、休息をとる間もなく、ペラ小屋へ直行!
 午前中は整備室とペラ小屋を行き来しながら作業していたので、ペラと向き合っている姿は直接見られなかったが、やはり服部はペラ小屋の“隅”がよく似合う。
 このマイポジションで作業をしている服部を見ていると、どこまでも上積みを望めるような気にさえなってくる。

52007_0224__448_1   10レースあたりから準優ボーダーがどこに引かれるかの読みが難しくなってきた。
 このレースで4着だった井口佳典は、6.00ジャストとなり、この時点では準優進出が難しいと見られていたのだ。
 ボーダーが引かれるのは、6.17か6.29あたりになるものとも考えられ、レース後の井口も沈んだ表情をしているようにも見えていた。
 ……12R前には、同期の田村隆信と並んで歩いているところを見かけたが(田村は、続く11Rの勝負駆けを成功し、3着で6.57となり準優出を確定させていた)、笑い合ってはいながらも、その2ショットには明暗がくっきり分かれているように見えたものだ。
 だが、12Rまで終わってみれば、結局、井口も準優に滑り込んでいる!
 それだけ予断を許されないギリギリの戦いが続いていたわけなのだ。

62007_0224__424 11Rでは、当確の大賀広幸が1着で、6点ボーダー4着条件の濱野谷憲吾が2着で、すでに書いたように5着条件の田村が3着。ボーダーが6点より上がることを想定すれば5着以上を取りたいところだった落合敬一が5着と、鎬を削った。
 午前中から予想されていたように、このレースは選手にとっては胃が痛い戦いになったはずだが、勝負駆けに挑んだ選手たちが、それぞれに結果を出したかたちだ。

72007_0224__458  12Rは当確組の今村豊がスタートが先頭に立ったが、そのあとを追う5人は混戦になった。
 ピットにいた記者はこの時点でボーダーの計算はしきれていなかったが、ボーダーが6.29付近になるのだとすれば、植木通彦は4着以上が欲しかった計算になる。その植木は、1周バックストレッチでは3番手だったが、勝負に行った1周2マークで引き波にはまり4番手まで下がり、その後に5着まで落ちてしまった。
 結果的に、植木は6.17。同じレースを走った関口智久が6着だったことで、ぎりぎりのところで準優進出は果たせたのだが、そうした計算が、植木の中でできていたのかどうなのか……。

82007_0224__509  レース後の植木は、サバサバした表情を見せており、後輩たちとすごくいい雰囲気で話していた。あれは、準優進出が果たせたとわかっていたからの笑みだったのか、結果はともかく、やるだけやったという笑みだったのか……。
 可能性としては前者のほうが高いのだろうが、後者であっても、素直に頷ける。
 午前中から長い時間、ペラ小屋で作業をしていた植木は、午後になってもその手をゆるめなかったのだ。今日一日を通していえば、もっともペラ小屋での作業を長く続けていた一人じゃないかと思う。
 ペラ調整を終えた植木が、待機ピットにボートを下ろしたのは10Rが間近に迫っていた頃だ。そして、入念に回転数の確認などをしていた植木は、なんだか楽しそうに作業をしているようにも見えていた。そんな植木を見ていると、こちらまでが嬉しくなってくる。

 準優メンバーの中に抜けた存在がいるのだとすれば、今村豊ということになるのだろう。だが、あとを追う17人は混戦ムードになっている……。どこからでも狙えそうな準優勝戦がどんな戦いになるのか目が離せない。
(PHOTO/中尾茂幸 +内池=1枚目、2枚目 TEXT/内池久貴)


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『MAN of the RACE』4日目

2007_0224__494  浜名湖ダイヤモンドC、4日目。
 最終的なボーダーラインは6.00(井口)で落ち着いたのだが、11レース終了時点で18位であった落合敬一の得点率は6.29、17位・須藤博倫は6.33。とてもハイレベルな争いが繰り広げられていたのだ。
 道中は、上にいる人間は落ちてこないし、下からは上がってくるしで、「ひょっとして6.29でも足りないんじゃないか?」と思うような場面もあった。

 

 こんなタイトな勝負駆けが繰り広げられた日に、特徴的な足に仕上げて活躍した選手がいる。地元の巨頭・金子良昭だ。

2007_0224__091  今日の金子は2回走り。3日までの得点が30点だったので、かなり楽な勝負駆けだ。
 4レース。金子は2号艇。内寄りのコースを好む金子だが、この枠なら無理にインを取りに行かず、折り合って2コースに入ることが多い。わざわざ説明するまでもないが、ヘンに深くなったら元も子もないためだ。
 だが今節の金子は違う。ムリにではなく、楽々とインが取れるピット離れなのだ。この4レースもピットを離れて5秒後には、すでに1号艇の前にいた。
 ここまでピット離れが良いと、進入が深くなることはない。楽なインコースからトップスタートを決めて、そのまま押し切り1着。悠々と予選突破を確定させた。まったく危なげない。

2007_0224__092  でも4レースは、井口がピット離れに苦しんでいる部分もあった。それをわかっていれば、ある程度想定できた進入だったともいえる。わたしのレース後の感想も「金子のピット離れはいいけど、井口もピット離れがよくないからなぁ」こんな感じであった。

 8レース。金子良昭は5号艇。正直なところ「インを取り切れるかどうかは半々くらいだろう」と考えていたのだが、まったくの間違いだったことに気づかされる。ピットから艇が飛び出して、たった8秒、位置的には小回り防止ブイのはるか前、2マークに到達するかどうかといった場所で、一気に内4艇を飲み込んで、インを取り切ってしまった。
「インを取ったらやることはひとつ」といわんばかりに、約一艇身余しの理想的なスタートから、そのまま逃げ切り。2回走りで2号艇と5号艇、1号艇がないにもかかわらず、どちらもイン逃げを決めて連勝である。

2007_0224__096  外の艇がインコースに入ったとき、「インを強奪する」という表現を使う。強引に回り込んだり、艇をネジ込むような感じでインを奪う姿に、この表現はしっくりくる。
 しかし金子が見せてくれたピット離れに「強奪」は似合わない。しいて言うなら「インを掏る」だ。悪い意味ではなく、注意していないと気づかないほど鮮やかだったということである。

 勝負駆けの成功や失敗。本日は選手ひとりひとりに悲喜こもごものドラマがあった。しかし今日のベストパフォーマンスは、金子の素晴らしいピット離れ2連発に贈りたい。

(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/姫園淀仁)
 


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準優戦出場メンバー発表!

10R
①渡邉英児 ②金子良昭 ③原田幸哉 ④野澤大二 ⑤須藤博倫 ⑥落合敬一

11R
①今村 豊 ②平石和男 ③重野哲之 ④仲口博崇 ⑤徳増秀樹 ⑥植木通彦

12R
①辻 栄蔵 ②大賀広幸 ③服部幸男 ④濱野谷憲吾 ⑤田村隆信 ⑥井口佳典

(念のため主催者発表をご確認ください)


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H本の「地道に負債を返済」予想

 前半は勝負レース(資金2倍)に指定した6レースの3連単4260円だけが的中。戦績は6戦1勝ですが、本日の回収率は137%(62点投資 8520円回収)。敗戦処理としては、うまくコースを投げ分けてしのいだという感じですね。

7R
脅威の足で準優1号艇が視野に入った⑥今村が安定味あふれるレースをみせます。たとえ展開がなくても道中でさばいて3着はハズさないのではないでしょうか。対抗は3レースで狙った(2着は押さえてなかったんだよねぇ……シミジミ)小畑をもう1回。
【3連単】4=6→125 12→4=6

8R
1レースの最終マークでミラクル大逆転をみせた菊地孝平の運にあやかります。8レースの出場6選手中、唯一の準優勝負駆けですし。【3連単】4→125→125

9R
枠なりで折り合えば、エンジン出ている①重野が文句なしに逃げ切ります。2着も③仲口④渡邉の東海勢。3着はすこし手広く。配当は安そうですが、まずかたいとみています。
【3連単】1→34→3456

10R
足はイマイチながら、予選突破の切符はすでに持っている服部。ここを勝っても準優1号艇にはとどかないので、(準優を見据えて)何か思い切ったセッティングに出るのではないでしょうか。たとえば違うペラを試すとか、チルトを変えるとか。それなら、思い切って消す舟券も面白いはず。アウト4艇のボックスで。
【3連単】3456BOX

11R
①濱野谷で鉄板です。相手も②大賀と④田村まで。3連単2点で取れるでしょう。
【3連単】1→2=4

12R
前のレースに引き続き、こちらも①今村で大丈夫でしょう。相手はいぶし銀の差しをみせる④植木と⑤辻。賞金王経験者3人で決まりです。
【3連単】1→4=5

(オマケ)転がし作戦

9R 2連単1→34
11R 2連単1→2
12R 2連単1→45


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ゆるめない男たち――4日目前半のピット

1r0012747  今日が「勝負駆けデー」であることが改めて実感されるレースがいきなり見られた。
 1R――。1周1マークを2番手で回った菊地孝平が、先頭を行く毒島誠を追走。ターンごとに食い下がっていき、決着がついたのは3周2マークのことだったのだ! 準優出のためには1着2本が条件付けられている菊地が、まず一本目を勝ちあがったのである。
 毒島と何かを話しながらピットにボートを上げた菊地を迎えたのは徳増秀樹、重野哲之の同県勢だ。菊地はレースを振り返って解説している様子だったが、その表情は引き締まったままだった。足早にインタビューに向かっていったが、2R前には再びピットに姿を見せて、少しのタイムラグもつくらずペラを外していた。
 その後、整備室に入って行ったので、ペラ修正室か工作室で作業をしていたものと思われる。ここに入ったということは、ペラ小屋に行くより大かがりな調整をすることを意味する。二度目の勝負駆けとなる8Rに向けて、菊地は少しも気持ちをゆるめてはいないわけである。

2r0012763  昨日からの気候条件の変化を受けて、1R前からピットのあちこちでは、作業に精を出す選手の姿が目立っていた。

 ペラ小屋にいた選手の名前を挙げていけばキリがないほどだが、かなり長い時間にわたって存在感を発揮していたのは植木通彦だ。準優に向けてはすでに当確となっていることもあるのか、表情にはまったく焦りは見られなかったが(レースのたびに笑顔で手伝いにも出ていた)、かなりの力強さでハンマーを振り下ろしてる姿なども見かけられた。昨日までピットリポートを担当していた黒須田記者の記事にもあるように、なんともいい雰囲気なのである。
 試運転ピットでも、選手たちの動きは慌しかった。たとえば、田村隆信と井口佳典は、いちど試運転から引き上げてきて、少しだけ互いの感触を話し合うと、少しの間も空けず再び足合わせに出て行くといった具合だ。
3r0012766  二人の話に混じっていた飯山泰も、ペラ小屋→試運転ピット→水面と、精力的に動き回って作業をしていた選手である。

 待機ピットでほかに目についたのは、芝田浩治と丸尾義孝といったところか。とくに芝田は、すぐに試運転に出て行くわけでもなければ、すぐ近くで他の選手たちが話をしていても、その輪には加わらず……。入念に回転数チェックをしながら、ひとり黙々と作業をしている姿に好感を持てたものだ。

4r0012779  植木がそうであるように、真剣な作業を続けているのは勝負駆けの選手たちだけとは限らない。やはりすでに当確は出していて、今日は9Rの一回乗りである渡邉英児は、2R前後にモーター本体を外して、整備室での作業を続けていた。
 シリンダーケースあたりを細かく見ていたようだったので、ボートにモーターを装着しているときに確認してみると、「リングを変えてみました」という。渡邉いわく、「着は取れているけど、足は良くないんで、このままでは準優では厳しいかと思いまして」とのこと。
 昨日の悪天候の中、大掛かりな整備に出るよりは、天候が落ち着いた今日を狙い、“明日に向けての本格整備”に着手したわけである。「今日、ダメだったら、明日また考えればいいんで」という渡邉の表情に焦りは少しも見られず、植木に劣らず、なんともいい感じなのである。

5r0012782_1  午前中、ピットに足を踏み入れた際、最初にすれ違って声を掛けたのは山口剛だった。以前、『BOATBoy』で取材をしている縁があるからだが、初日&2日目の苦戦についてを訊いてみると(3日目に初1着をとっている)、「記念では調整が遅れると、やっぱり通じないですね。でも、辻(栄蔵)さんにアドバイスをもらってから良くなりました」とのことだった。準優に向けては1・2着条件という厳しいところにあった中で、「勝負駆けなんで頑張ります」とも話していたが、3Rでは残念ながら4着……。
 ピットに引き上げてきたときは悔しさを噛みしめている顔にも見えたが、引き上げの手伝いに来てくれた辻に対してレースを回顧していた。話の内容までは聞き取れなかったが、辻は、ハハハハと笑っていたので、山口も気落ちしているわけではないのだろう。
 そうした場面を見ていると、勝負駆けに失敗した選手の二走目も楽しみになってくる。山口が出る11Rなどにしても、ボーダーラインと睨み合いになりながらの勝負駆け選手が揃っているので、その行方がどうなるかと、じつに興味深い。
(PHOTO&TEXT/内池久貴)


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H本の「負の遺産を解消します」予想

 どうもH本です。昨夜、H記者から遺言を受け取りました。

「頼む。野中女史にも、しげ爺さん にも、勝ってくれ……。トータルプラスに持っていってくれ! なんとかなるはずだ!」

 3日間で300点買って、払い戻しが6000円。回収率が約20%の現状でどうしろ!? と。

 でも、大先輩の言葉には逆らえません。立場は大炎上した先発ピッチャーのあとに出てきた敗戦処理ですが、敗戦処理が丹念に投げていればいつかは逆転の目が出てくるもの。3日で作った借金は3日で返済できると信じながら、後半戦を投げ抜いていきたいと思います。

1R
出走表の一番上を見た瞬間、「あれ? 1レースじゃなくて、11レースと間違えたかな?」と勘違いしてしまいました。ここで①菊地が負けるわけにはいきません。そして、負けるわけがありません。ピンピン予選突破を目指して、菊地が逃げます! 相手は⑤谷村と③重成。
【3連単】1→35→235

2R
出走表を見た瞬間、「あれ?……」ってしつこいですね。ここもSGウイナー・①山本のイン戦でかたいと思いきや、⑤川添に注目です。足は悪くないですし、勝負駆け。スタート速い選手ではないですが、踏み込んでくる可能性も。
【2連単】5→全 【3連単】12→5→全

3R
①山口は2走18点の勝負駆け。「一発狙ってやる」という気持ちが心の中に溢れていることでしょう。はたしてそれが吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る? 私は後者に張ります。③小畑予選突破の目はほぼありませんが、③小畑の足がいいような気がするんですよねぇ。
【3連単】3→456→2456

4R勝負レース1
「ココを獲って昼メシでも食べてくださいね」というような番組。①井口が逃げて②金子が差す。それ以外に何もありません。3着もマクリ差す⑤大賀か、道中でさばく⑥仲口のどちらかでしょう。
【3連単】1→2→56

5R
さっきとは一転して難解なレース。内を狙ってくる⑥西田に対し、インを死守しようとする①関口はF2。なんだかスロー艇が思いっきり遅れそうですよね。本命は③重野。相手は⑤濱野谷。それに④柴田、②平田で。
【3連単】3→245→245 5→3→24

6R勝負レース2
⑤徳増⑥原田は怖い。ですが、①芝田が逃げ切ります。1号艇とはいえ、おそらく配当はソコソコつくはず。相手は手広く。
【3連単】1→3456→3456

 後半戦は13時ごろアップ。待ってろ、野中女史!


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4日目!

2007_0221__560  浜名湖は昨日とはうってかわっての晴天! 水面に降り注ぐ日差しが眩いくらいになっているので、選手たちは調整に忙しくなるものと予想されます。また、風もそれなりに強いので、波乱の結果が生まれてくることも充分考えられます。
 そんな中で、本日の注目は、もちろん、「勝負駆け」の選手たち! ボーダーラインの変動を見ながらの微妙な争いになりそうなので、どのレースからも目を離せません。
 なかでも注目は、1Rで1号艇に乗る菊地孝平でしょう。本日は8Rとの2着乗りで、1・1着で6.17という厳しい条件のため、朝一番の1Rから“絶対に落とせない戦い”に臨まなければなりません。
 また、3R1号艇の山口剛は、11Rとの2回乗りで、1・1着で6.33、1・2着で6.00というギリギリの戦い!
 銀河系軍団の井口佳典は4R・10Rに乗り、3・3着で6.00。田村隆信は7R・11Rに乗り、やはり3・3着で6.00……。勝負駆けの選手は他にも多いので、それぞれの奮闘ぶりに期待したいところです。
(PHOTO/中尾茂幸)


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『MAN of the RACE』3日目

11R 平石和男
今季ナンバーワンの激闘を制す!

 ドリーム戦の前に、いきなり出現した死闘だった。3戦連続でまくりを決めている今村豊との丸々3周デッドヒート。見逃した方は、VTRで絶対に観なくてはならない。文句なしに今年一番のマッチレースだと思うぞ。
 最初に仕掛けたのは3コースの今村豊。やはり狙っていた。4連続まくり勝ち。コンマ03から差しても勝てそうな展開から、強引に絞った。2コースの堤(コンマ06)が飛びつきながら、差しに回った。今村の艇がその分、流れる。4コースから平凡なスタートだった平石がその紛争を横目に差し抜けてゆく。見た目には、立て直してぐんぐん伸びた今村が有利。が、平石も伸び返す。
2007_0223_11r_041  1周2マーク。先マイを打ったのは平石。今村は瞬時に差しに構えた。これでホーム同体。2周1マークは今村の先マイで平石の差し。再びバック併走(半艇身ほど今村有利)。2周2マーク、平石の先マイで今村の差し。3周ホームはまたまた同体。ここで平石はゴリゴリと今村の艇を内に押し付けて、マイシロを消した。スタート地点を過ぎてから、共倒れを回避して平石が艇を外に開く。老獪な戦法だ。内に押しやられた今村は、そのまま真っ直ぐ進んで窮屈な3周1マークを先取りした。これで流れれば平石の作戦勝ち。たっぷりとマイシロを取った平石が勇躍、差しに構える。が、今村のターン&29号機の回り足は完璧だった。流れるどころか、回った瞬間に加速していく。最終バック、差した平石とのアドバンテージはジャスト1艇身。平石の舳先がかかれば、またまた平石の先マイになる。入るか、振りきるか……!? 振りきった。平石の艇は無念という風情で艇を外に開いた。

2007_0223_11r_062  最終マーク、足首に巻きついた鎖を叩き割るように、今村が豪快に全速モンキーを繰り出した。平石との差は2艇身ほど。勝利を確信していたかもしれない。が、この全速旋回が致命傷になった。いや、今村を攻めるのは酷というものだ。大きく開いて差した平石の艇が、ありえないようなパワーで今村の引き波を突き抜けてしまったのだ。何というか、怪獣が引き波を肥やしにして巨大化したような、そんな加速だった。で、最終ホームはまたまたまたまた併走。全速で回った今村が伸び返したが、ゴールでは半艇身だけ平石が残していた。
 3-6、6-3、3-6、6-3……態勢が何度入れ替わったか、わからない。そして、2艇がこれだけガリガリやりあっているのに、後続はどんどん引き離されていた。空恐ろしいパワーマッチでもあった。
2007_0223_11r_065 「途中からは、負けたくない一心。それだけっす!」
 平石は息を切らしながら、こう言った。完全Vを狙っていた今村も同じ思いだったはず。パワーと、テクニックと、気合いと。両者のすべてのファクターが1ミリたりともぶれることなくシンクロした、比類なき名勝負。このレースを見ることができて、幸せだった。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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特別企画「服部幸男、GI3連覇への挑戦」3日目

●今日の服部幸男
7R 6号艇4コース3着(コンマ04)
 昼飯を喰っていると、ピットに張り付いている野中文恵さん(元69期)がやってきて「服部さん、本体をやってさらにアップしたみたい。関口君が『服部さん、ヤバイっす。ケタチン(桁違い)になってます!』って言ってた」とのマル得情報。確かに午前中の足合わせでは上位級の野澤大二を外からあおるほどのパワーを見せていた。
 7Rは鬼門ともいうべき6号艇。服部は前付けに出たが、5号艇の田村も連動して1256/34のスロー4コース。ここからコンマ04で絞りまくりに出たが、コンマ01と張り込んだ2コースの石橋道友にブロックされて後手を踏んだ。それでも自力で攻め、道中でしっかり捌いての3着は評価できる。
12Rドリーム 1号艇1コース3着(コンマ09)
2007_0223_12r_030  展示タイムは2番目に遅い6・91。7Rもボチボチだったので、やはり伸びに不安が残る。スタートはコンマ09。2コースの仲口が03のトップSから差しを選択したので、比較的楽に先マイすることができた。が、バックで仲口や憲吾、さらには最内からアウト差しの辻にもぐんぐん迫られ、2マークでは先マイを打った辻に煽られて4番手まで後退してしまった。不運ともいえる展開だったが、バックで逆転を許した足は完調には程遠い。湿度が上がって回転が合わなかったのか。とにかく昨日よりも伸びは落ちている。
 ただ、仲口をツケマイで沈めて3番手に浮上し、さらにははるか前方にいた憲吾を周回ごとに追い上げて最後は半艇身差。憲吾のパワーにも問題があるものの、回り足は上位級といえるだろう。あと1周あれば、2着を取りきっていたと思う。
●GI3連覇の可能性…15%
2007_0223_12r_054   ドリームも含めて3着3着。これは誤算だったはず。今日のパワー評価は出足A回り足S伸びB総合Aで、今村、平石、辻の「超抜トリオ」とはまだ大差だ。それを承知している服部はスタートから攻めたが、伸びがない分勝ちきるには至らなかった。これで節間成績は第8位。明日の2号艇で1着を取っても、準優は2号艇までだろう。これが些細なようでいて大きな問題だ。1号艇に立ちはだかりそうなのは「超抜トリオ」。これを外から攻めきるには多大なパワーと気合いを要する。
 まあ、とにもかくにも準優入りの当確ランプは点った。後はさらに整備&メンタル調整に努めて優勝戦へのステップアップを図るのみ。現状では8位という順位と不満の残る伸びを加味して、昨日から据え置きの15%とみたい。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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興奮!――3日目、後半のピット

2007_0223__003 「おぉぉぉぉぉっ!」
 整備室から歓声が沸き上がった。覗き込むと、選手たちがモニターを見上げているではないか。整備室にはモニターがあり、レースが始まればその前を整備室にいる選手たちが陣取る。11R、今村豊と平石和男のデッドヒート。右の写真は別のレースのものだが、こうしたモニターを取り囲んでいた選手たちが、歴史的熱戦にエキサイトしていたわけだ。菊地孝平、渡邉英児(英児スタイル中!)、新美恵一といったあたりの姿が確認できた(10人くらいはいました)。
 仲間をも唸らせる、超絶バトル。レース後、ピットのあちこちで「すげー」「面白いレースだった!」「これが競艇の醍醐味!」などという言葉が交わされる。我々報道陣の顔も、心なしか上気していた。皆が皆、笑顔で振り返りたくなる、そんなレース。今村や平石当人よりも、周囲のほうが興奮しているようだった。
2007_0221__573  レースを終えて、真っ先にカポック着脱場に戻ってきたのは、見事な逆転ターンを見せた平石和男。意外にも、表情は淡々としている。次に、堤昇と今村豊が並んで戻ってきた。今村は、開口一番「年の差で負けた!」。取り囲んだ人々は、思わず吹き出してしまう。「だって、最後は疲れてたもーん」とおどける今村の顔は、名勝負を紡ぎ出すことのできた充実感に溢れていた。今村の言葉にようやく笑顔がはじけた平石も、やはり心地いい披露を感じつつ、満足げな表情を見せていた。
 平石が勝利者インタビューに向かうと、今村は堤に「(Fを)切ったと思ったよー!」と、スタートが速かったことをまたまたおどけて語っていたが、遅れてやって来た須藤博倫がスリット写真を覗きこんで「Oh!」と欧米か!的なリアクションをとるほど、たしかに際どいスタートだった。コンマ03。しかしそれは、今村にとっては会心のスタートだったに違いない。スリットを確認すると、今村はにっこり笑った。
2007_0223__007  勝利者インタビューを終えた平石は、すぐに待ち構えていた報道陣に囲まれた。するとそこへ、着替えを済ませた今村が登場。「へーちゃんには、ぜんぜん勝てないよー」と、笑いかけた。「105戦105敗!」。マジかよ……って、おそらく適当に言ったんだろうと思われますが(笑)、最高の戦いを繰り広げた二人の間には、限りなく幸福な空気が漂っていた。その後も、なんだかんだと今村がジョークを飛ばし、平石がにこにこで応えていたが、まるで芸術作品のようなバトルをともに作り上げた連帯感のようなものを、お互いが感じていたのは間違いないと思う。真っ向から剣を交えたからこそ、そこに生まれる友情。勝った平石も負けた今村も、今日はいい夢を見られるはずだ。
 とにかく、これぞ名勝負! これぞ名勝負の後の兵(つわもの)たち!

Cimg2471  続く12Rドリーム戦も、スーパーバトルとなった。1周2マークでの辻栄蔵の逆転劇。それに続いた濱野谷憲吾。バックでは服部幸男と仲口博崇の争いかと思われたのに、瞬く間に二人を交わし去った辻と濱野谷。さらに、服部が道中、濱野谷を追いかけ続け、ゴールではほとんど並ぶところまで追い詰めている。これまたゴールまで目の離せない一戦となった12Rに、ピットは再び興奮のるつぼとなった。レース後、検査員室のモニターに映されるリプレイに見入る選手たち。1~11Rのこの時間帯は、エンジン吊りを終えた選手はそれぞれの作業に戻るし、選手たちも足早にカポック着脱場に行くため、覗き込んでいる選手はほとんどいないが、12Rは作業がすでに終了しているため、リプレイを確認する時間がある。ただ、こうやってリプレイに見入るのは、それだけが理由ではない。誰もがもう一度見たくなる戦いだったからこそ、選手は足を止めずにはいられなかったのだ。
2007_0223_12r_034  勝った辻は、2着の濱野谷とレースを振り返りながら、微笑を浮かべていた。決して大げさに歓喜を表現するわけではなく、喜びを噛み締めながら戦いを反芻しているという感じだ。一方、服部は充実感と悔しさが入り混じったような、複雑な表情でカポック着脱場までやって来た。辻と軽く挨拶を交わすと、すぐに仲口に話を向ける。「伸びるでしょう!?」「そうですね!」と、けっこうな大声でお互いの足色を比べ合っていた。その声の大きさと、あえて仲口とのバックでの攻防に触れようとしたあたりに、服部の悔しさがにじみ出ているように思えた。もちろん、明日以降に意識を切り替えていた部分もあっただろうが、決してそれだけとは思えなかったのである。
2007_0223__027  それは、仲口も同じだったかもしれない。服部と話しているときはヘルメットをかぶったままだった仲口は、メットを脱ぐと途端に思い詰めたような顔で、静かにカポックを脱ぎ出したのだ。今節の仲口は、いや、ピットで見る最近の仲口は、こうした表情でいることが多いような気がする。それが何を意味するのかはともかく、ひとつ言えることは、現状に彼が満足しているはずがなかろう、ということである。11Rの今村と同じ、コンマ03でスリットを攻めたことは、そしてバックで服部とのラップに持ち込んだことは、仲口に何かを吹っ切らせる結果をもたらすかもしれない、好兆だったように思う。しかし、結果的にそれは報われなかった。ドリームの点増しが彼を救ってはいるけれども、そんなものが気持ちを晴らすものになるわけがない。あの激しい名勝負の当事者でありながら、悔恨を抱く者もいる。スーパーバトルだからといって、幸福感ばかりが生まれいずるわけではない。

2007_0223__149  スーパーバトルといえば、1995年賞金王決定戦の植木通彦と中道善博さんを思い出す方も多かろう。その植木は、前半6Rで豪快なツケマイを決めて、勝利を収めている。これもまた、すごい走りだった。その植木は、実に気分良さそうにピットでの時間を過ごしている。ペラ室まで走って移動したりもしているが、それが焦燥感から来るダッシュにはとうてい見えないのだから、今節の植木は間違いなく絶好の精神状態にある。
 後半10Rはまさかの6着。さすがに首を捻る植木だった。しかし、それもまた、不調の際の植木の仕草とは違って見える。そのリベンジを、明日きっと果たしてくれそうな、そんな雰囲気なのだ。明日は12R1回乗り。このレースがまたすごい。平石vs今村の再戦。ドリームを逆転で制した辻。この3人に、植木通彦も加わるのだ。明日もスーパーバトルが出現する。そんな予感に心弾む、12Rになりそうだ。(PHOTO/中尾茂幸 モニターに見入る選手たち=黒須田 TEXT/黒須田守)

※明後日5日目より、石田章央と平野和明が追加斡旋で出場することが決定しています。


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浜名湖・明日の勝負駆け状況!

勝率トップはドリーム男・辻栄蔵!

 3日目が終わって、明日の勝負駆け条件が決まりました。推定ボーダーを6・00に設定すると、準優当確は辻、今村、渡邉、平石、徳増、服部、原田、植木の8選手。残りの10議席は34位の石渡鉄兵までチャンスがあるという激戦模様です。ボーダーが6・17に跳ね上がる可能性もありそうです。

節間成績と勝負駆け条件(推定ボーダー6・00、☆は当確)

1辻 栄蔵 ☆
2今村 豊 ☆
3渡邉英児 ☆
4平石和男 ☆
5大賀広幸 ⑤⑤
6金子良昭 ④⑤
7徳増秀樹 ☆
8服部幸男 ☆
9原田幸哉 ☆
10重野哲之 ③⑥
11植木通彦 ☆
12仲口博崇 ④④
13落合敬一 ⑤
14濱野谷憲吾③④
15須藤博倫 ④
16野澤大二 ④
17間嶋仁志 ①⑥
18関口智久 ①⑥
――以上ボーダー――
19芝田浩治 ③
20田村隆信 ③
21井口佳典 ③
22丸尾義孝 ②③
23川添英正 ②③
24柴田 光(①待ち)
25堤  昇(①待ち)
26久富政弘(①待ち)
27山口 剛 ①②
28峰 竜太 ―
29新美恵一 ①①
30西田 靖 ①①
31菊地孝平 ①①
32古谷 猛 ―
33飯山 泰 ①①
34石渡鉄兵 ①①


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クイズ第2問の答えとラストピットクイズ~

Cimg24572_1 どもども~。クイズの時間です。まずは、第2問クイズの正解発表から。右の写真、「ここは何置き場?」が問題でしたね。「○○○○○置き場」ってのが、ちょっとばかり惑わせてしまったようですね。えっと、そのまんま5文字が正解だったのですが、そっか、今までは○の数が正解の文字数とは限らなかったですもんね。失礼しました。それでも、基本的に5文字で回答いただいた方が多かったようです。あと、「今日は何も置かれていなかった」ということで、「この日が2日目である」ということを考慮に入れた回答も多かったですね。ズバリ、鋭いです。そう、2日目だからこそ、何も置かれていない。じゃあ、いつ置かれているかというと……というのが正解に近づく考えかたなわけです。いやー、皆さん、やっぱり鋭いわ。ということで、「選手の荷物系」の回答が多かったようですね。これまた鋭い!

Cimg2457_2ただし、ただの荷物置き場ではないんですね。……というか、ご存知の方、いらっしゃいましたか。はい、正解は「宅急便荷物置き場」でありました! ここは競技棟の入口にあるスペースなのですが、前検日に選手たちから宅急便で競艇場に送られた荷物がズラーリと並びます。かなりでっかいトランクケースが、選手の数×1.5くらいの数、ここに置かれているんですね。で、競艇場入りした選手たちは、ここで荷物をピックアップ。持参してきた荷物とあわせて、荷物検査を受けるわけです。吉川元浩選手のペラはここに届かなかった?というコメントがありましたが、要するにそういうことになりますね。最終日には、やはりここにズラーリと荷物が並べられ、業者がトラックで乗り付けて、次の競艇場あるいは自宅などに送るわけです。

で、今回は「宅配便置き場」でも正解とします。看板に書かれたのは「宅急便」ですが、意味はおんなじですからね(というか、宅急便ってある特定の運送業者のみが使う名称ですよね)。「選手の荷物」も間違いではないですが、意味が広すぎるし、「今日は何も置かれてない」を特定することになりませんので、今回は残念ながら不正解。ごめんちゃい。そんでもって、問題はプレゼント置き場。たしかに開会式が行なわれる初日、ここを選手へのプレゼント置き場にも使ってるんですよ。茨城バイオレットさんのおっしゃる通り、そのまんまなんですね。というわけで、この回答には20P、差し上げることにいたしましょう。ナイスボケは、中尾カメラマンが大ウケしていた「黒ちゃん丼置き場」で。20P! 記者席で丼モノは食いませんけどね。でも今節、場内の鰻丼は山ほど食ったなあ……。

Cimg24702 さて、ピットクイズは今日の問題でラストです。第3問はこちら。出走&展示ピットの後ろのほうに、水面からニョキっと棒状のものが出ているのを発見! なんだ、これ? と撮影いたしました。これ、何でしょうか? 今回はノーヒント! 正解者には70P差し上げます。締め切りは、あさって25日の午後12時! 服部GⅠ3連覇なるかクイズとあわせて、正解は最終日かその翌日に発表いたします。あ、服部クイズは締め切らせていただきますね。というのは、準優当確で④が消滅したからです。突然の締め切りで申し訳ございませんが、ご了承ください。

というわけで、今回もご回答、お待ちしてまーす。


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H記者の「回収率607%ってあんた!?」予想

「野中女史、前半でケリを付けまっせ~!」と叫んだのは、つい3時間前のこと。はい、逆に息の根を止められました。野中女史の予想ったら……
1R251的中3990円
3R162的中13820円!!
5R162的中1670円
6R621的中2370円
 …………3連単6点予想で4発的中。総配当は21850円で前半回収率はなんとなんと607%!!!!???? 仮に後半戦をすべてはずしたとしても300%以上が確定してしまったのです。しかも、3・5・6Rはすべて3周目での逆転的中。まさに神がかりの予想であります。
 え、私ですか……? はい、野中女史よりも点数が多いのに、的中はゼロ、かすりもしないハナタレ予想でした。こうなりゃ後半戦は強ツケマイ連発で一撃の大逆転を狙うしかないっすね。無理を承知の大穴勝負でアウトからまくりきってみせます!(K記者注/H記者は錯乱状態です。良い子の皆さんは絶対に参考にしないでくださいね!)

7R
進入は162/345か1625/34。内にF2選手がふたりもいて、④峰リュ~君に絶好の展開が生まれます。⑥服部が握ったところを21歳怖いものなしのまくり差しです。突き抜けろ峰リュ~。相手は服部としぶとい足の⑤田村。
3連単4-56-全

8R
進入は(14)2/365か。内が深くなればカド③栄蔵が握って攻める。栄蔵が握ればアウトから⑤毒島がまくり差す。この三段論法でアタマは毒島です。来るんだ毒島。相手は栄蔵と内水域で粘る④金子。
3連単5-34-全

9R
追っかけてきた①飯山を買いたいのですが、もはやそんな悠長な予想はしてられません。②徳増が握って飯山とやりあったところを③大賀のズブ差しです。差され大賀。相手は連動する④間嶋とアウトからぶん回す⑥光ちゃん。
3連単3-46-全

10R
①英児は伸びないので②艇王・植木がうっかり叩きに行っちゃいます。そうなれば横綱④コヤモ~先輩の57歳差し。こじ開けてね古谷先輩。相手は植木と何気に足のいい⑤新美。
3連単4-25-全

11R 勝負レース
③今村は4連続まくり勝ちを目指して握ります。で、①田村が渾身の飛びつき……ならばマークする④ヒロリンの絶倫まくり差し。世界を壊せヒロリン。相手は超抜⑥平石で、②堤の差し粘りも少々。
勝負舟券☆4-6-全
押さえ☆6-4-全、4-2-全

12R
①服部に④憲吾と⑤幸哉が襲いかかって⑥栄蔵の最内忍者差し。宇宙を変えろ栄蔵。相手は③井口と②仲口。
3連単6-23-全、2-6-全


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雨に笑えば――3日目、前半のピット

 突然の雨。気候の変化に、朝から選手たちは忙しい。ペラ室は満員御礼の様子で、金属音がひっきりなしに聞こえてくる。服部幸男は、いつもの定位置にもちろんいるし、整備室奥のペラ室では仲口博崇の黄色い乗艇着も見えた。乾燥気味だった昨日から、一気に上昇した湿度。選手たちの仕事を増やす、厄介な空気だ。
2007_0221__059  2R出走時間が迫った頃、ペラ室から濱野谷憲吾と須藤博倫が連れ立って出てきた。ん? なんか、お互いに爆笑しているではないか。何かのモノマネをしているようだが、何だろうか? そこに、飯山泰が追っかけてきて、「俺も仲間に入れてくれよー」とヒロリンに詰め寄っている。この3人は、ペラ室では輪になって、アドバイスをし合いながらペラを叩いている仲間たちだ。2007_0221__140 さらに笑い声が大きくなっていくうちに、2R出走メンバーが控室前に整列した。それに気付いた飯山が、「しー、しー」と人差し指を口にあてて、憲吾とヒロリンの爆笑を制す。全員で「しー、しー」とやりながら、食堂のほうへ消えていったのだった。いやはや、ご機嫌な関東三人衆である。

2007_0222_02_726  ご機嫌なのは、関東勢だけではない。1Rで今節初勝利をあげた山口剛を出迎えるのは、当然ながら同県の辻栄蔵。ボートリフトの水面際ギリギリに立って、戻ってきた後輩を見つめていた。そこに後ろから忍び寄ったのが、ミスター競艇、今村豊。そーっと近づいて、辻の背中をポン。水面に突き落とすフリをしている(笑)。何をやってるんでしょーか。気付いた辻は、ニヤリと笑って、再び水面に向き直す。今村は、再び辻の背後へ……と、気付いた辻が、今村をお姫様抱っこ! そして水面へ突き落とすフリ!……って、だから何をやってるんでしょーか(笑)。3連勝の今村に、オール2連対の辻は予選1、2位コンビ。気分が悪かろうはずがないわけで、いつも陽気な二人だから、こんな光景も自然に見えたのであった。今村も辻も、素敵な笑顔だったぞ。(左の写真は昨日のものですが、やっぱり笑ってますね)

2007_0220__077  その山口剛は、さすがにこぼれる笑顔を止められないようだった。同乗の先輩たちに、「ありがとうございました」と礼を言って回り、エンジン吊りを手伝ってくれた同地区の先輩たちにも、丁寧に頭を下げる。初々しく笑う山口は、フレッシュな空気を撒き散らしていた。2R出走の峰竜太が展示を終えて戻ってくると、「速いと思ったけど、そのまま行っちゃったー」と悪戯っぽく笑う。その言葉は、むしろ「何としても1着を獲る!」という闘志がたぎっていたことを感じさせるものだった。STはコンマ02。初々しさの奥に、鋭い気合。これも若者らしさ、だろうか。

2007_0222_01_087  山口が勝利選手インタビューに向かおうとしたところに、ボートの水分吸引などの作業を終えた、同レース6着の平田忠則が笑いかけた。「せっかく、いい展開を作ってもらったのにぃ」。笑顔は苦笑いへと変わる。山口が2コース、平田が3コース。S決めての山口のマクリは、平田に差し場を与えるものでもあったはずなのに、それを活かせなかったことを平田は悔いたのだった。「いえ、すみませーん」、山口が恐縮しながら返す。1着選手の他選手への「すみません」は、競艇選手の礼儀のようなものだ。平田は、さらに笑い返す。そんな平田にも初々しいものを感じたのは、気のせいだっただろうか。

2007_0221__385  初々しさを感じさせるのは、毒島誠も同じだ。2Rには同県勢や関東勢は出走していなかったが、“新兵”がエンジン吊りに出て行かないわけにはいかない。ということで、毒島は杉山正樹のヘルプをすることにしたようだった。その毒島に、愛知勢が声をかける。仲口博崇がからかうと、毒島は満面の笑顔に。ども、ども、といった感じで、頭をペコリと下げてもいた。そんな毒島を見ながら、他の愛知勢もニコニコニコ。普段は表情を変えるところをあまり見せない新美恵一も笑っていて、愛知の輪に闖入した群馬の若者を歓迎している様子だった。いい光景だった。

2007_0222_02_594  毒島に優しい笑顔を向けていた新美恵一は、ただ一人、整備室で本体整備を行なっていた。気候の急変に、まずはペラの調整をする選手が多かったなかで、新美は本体と向き合うことにしたようだった(朝、服部幸男が本体整備をしたという情報もアリ)。百戦錬磨の巧腕は、本体のほうに何かを感じ取ったのだろうか。そこでのたたずまいは、まさにいつもの新美恵一。淡々とした表情で、静かに粛々とした動き。どちらかといえば地味な雰囲気の新美だが、その実、誠実な仕事人の風情をまとっている、プロフェッショナルな男だ。この整備で、10Rにはどんな足色を見せてくれるだろうか。

2007_0222_02_643  雨に笑えば――そんなシーンが随所で見られた午前中のピットで、異彩を放っていたのは、原田幸哉だった。昨日の記事でも書いた、鋭い視線。今日の幸哉は、昨日とまるで変わらず、そんな厳しい表情を見せていたのだった。先述した、愛知勢と毒島の談笑。同じ輪の中にいながら、幸哉はまるで我関せずとばかりに、黙々と作業をしていたのだった。好青年である彼は、ピットで会うといつも挨拶をしてくれる。たいてい、にこやかに、丁寧な挨拶をしてくるのだが、今日は違った。言葉は柔らかく、穏やかながら、目が笑わない。そこには、今節に懸ける思いの深さが表われていた。一味違う、今節の幸哉。決して、目を離すわけにはいくまい。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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H記者の「打倒、元レーサー野中(さん)!」予想

 Hです。やらかしました、昨日の的中は1本オンリー(1690円)の大惨敗。か、か、回収率に至っては15%……2日間トータルでも33%と絶望的な状況です。新ペラ(新理論)を引っさげたしげ爺さんは5本も的中してプラス収支!! あの新ペラは相当ヤバイっすね。◎選手はほとんど勝っておりましたぞ。
 さて困った。第一走者の私は今日までで、明日からは後輩のH本(えっちぼん)記者にタスキを預けるのですが……このままではH本記者に合わせる顔もありませぬ。し、しかも、私の不調ぶりを嘲笑うように、「3日目の予想でガチンコ勝負しましょ!」と挑戦状を叩きつけてきた不届き者まで現れました。元「花の69期生」にして、現在は『BOATBOY』のコラムニスト、さらには「浜名湖に斡旋された女子レーサーのホステス役」として知られる野中文恵女史であります。予想はコチラ。浜名湖の水面を知り尽くした元女子レーサーと手負いのハナタレ犬のガチンコ勝負。はい、受けて立ちます! しげ爺さんの新ペラには惨敗しても、浜名湖のオーナーペラに負けるわけにはいきませぬ。1点100円換算で純粋な回収率勝負。絶対に勝ってみせます!!

1R
①デバッチが逃げて②スーパールーキー山口が差す。どう考えてもこれ以外の展開は浮かびません。安くても1-2。3連単で稼ぎたいところ。
勝負舟券☆1-2-5(200円換算)
押さえ☆1-2-346

2R
横綱②コヤモーがインを取りきって怒涛の逃げきりです。相手は地元の④徳増とピッチピチの⑤峰リュ~君でOK!
3連単2-34-全

3R
アタマを獲れるのは逃げる①久富か前付けからS勝負に出る⑤孝平。F2でもパワーある⑥大二がしぶとく捌いて3着に来るとみました。
3連単15-全-6

4R
①~③までそれぞれ勝ちきるだけのファクターがあります。で、この内3艇がゴチャついている間に⑥井口がこっそりと2着になるとみました。
3連単123-6-全

5R
逃げる①平石か差す②幸哉か……しかし1=2では取りガミは必至。幸哉が握ればどっちかが飛ぶかもしれないし。ここは両者をアタマにして⑤デバッチの3着付け。アウトから、ごまかしごまかし3着に来そうな気がするのです。
3連単12-全-5

6R
伸び抜群の①川添が逃げます。となると人気サイド。あれこれ手を広げずに、差す②芝田と前付けから捌く⑥艇王・植木に相手を絞っちゃいます。
3連単1-26-26

 以上、前半戦は43点。野中女史、前半でケリを付けまっせ!


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3日目!

おはようございます! 予選の胸突き八丁、3日目です。浜名湖はなんと、雨。昨日までの快晴とは打って変わって、悪天候となってしまいました。選手も調整に奔走しそうですね。我々も、舟券作戦の修正が必要になるかも……。H記者の予想にもご期待ください!

2007_0222_01_172 本日一発目は、昨日に続いて注目選手! 本日は9R1号艇の飯山泰です。飯山は、現在の出身は「神奈川」ですが、故郷は長野。私と同郷なのであります。彼が本栖研修所に81期生として在席していた頃に取材をしたことがあるのですが、競艇はもとより、ギャンブル不毛県の信州に生まれ育ちながら、この世界に足を踏み入れようとする決意は非常に強いものだったようです。あれから約10年、こうして記念の舞台で会えることは、個人的な話で恐縮ではありますが、めっちゃ嬉しいものなのであります。

足はそれほど悪くないと見ています。やや手薄なメンバーの9R、1号艇であれば確勝と思いたい。とにかくここを勝って、準優へのメドをしっかりと立ててもらいたいと思います。燃やせ、信州魂。頑張れ、飯山!

というわけで、雨にも負けず、本日も盛り上がってまいりましょう!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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『MAN of the RACE』2日目

5R&7R 今村豊(2日連続)
目指すは完全自力決着Vか!?

2007_0222_01_022  イン逃げ8本。昨日よりもさらにイン選手が幅を利かせた水面で、今日も敵に影さえ踏ませぬ豪快なまくりを連発した。
 5Rはスローの5コースからスリット前後の50mほどの間に軽く1艇身半は飛び出して、そのまま1マークに直進。インの間嶋仁志は飛びつくことさえできなかった。とにかくスリット付近でセカンドからサードに切り替わるパワーが半端じゃない。起こし自体のタイミングは、他の選手と大差はなかったのだ。それが、スローにも関わらず、ものの50mで1艇身半……。さらには、まくりきってからもキュキュンッとサイドが掛かってしまうのだから、手が付けられない。内の4艇が引き波に喘ぐ光景を、ただただ呆然と見つめるしかなかった。
 後半の10Rは枠なりの2コース。ワースト級の平田忠則がインからコンマ28と後手を踏んだ上を、コンマ16でひと叩きしてしまった。いわゆる「ナチュラルまくり」というヤツだが、これで勝ちきるのは意外と難しかったりする。外をブロックする間もなく1マークを先取りできてしまうため、内水域に広大な差し場が生まれるのだ。
2007_0222_01_127  実際、今村が握って回った瞬間に、濱野谷憲吾得意のまくり差しが深々と入ったように見えた。同体か、憲吾が有利か。そんな俊敏な割り差し。が、いざバック直線に向いてみると、今村が2艇身のリードを保っていた。瞬間移動、テレポートのような脅威の回り足!! テンよし中よし仕舞いよし。まだ接戦は一度もないけれど、今村29号機は間違いなく節イチのパワーだろう。
 これで昨日から3コースまくり、5コースまくり、2コースまくりで無傷の3連勝。こうなったらイン逃げ、4コースまくり、6コースまくりも決めて「全コース自力決着完全V」という偉業を達成してほしいものだが、さすがに6コースはないか。明日は3号艇の1回走り。コースはともかく、インの強い浜名湖水面でまくり決着による連勝を3から4に伸ばしてほしいぞ。
 嗚呼、それにしてもGI3連覇がかかる服部幸男は、どうすれば今節の今村に勝てるんだろう!?(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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特別企画「服部幸男、GI3連覇への挑戦」2日目

2007_0222_01_002  ●今日の服部幸男
 2日目。7R1回走りの服部幸男は、午前中から精力的に特訓に参加した。スタート練習では徹底してスロー進入。本番の5号艇を想定してか、やや深めのコース取りでスリット付近の行き足を測っているようだった。
 足合わせでは間嶋仁志や山口剛とお手合わせ。直線の伸びはほぼ一緒で、相手のパワーを考えれば不満はないところ。間嶋のモーターは地区選で服部自身がVを共にした32号機、山口の31号機も2連対率40%を超える上位機なのだ。

2007_0222_01_075 7R 5号艇3コース2着(コンマ11)
 さて本番。5号艇の服部は平凡なピット離れから、ぐるりと大きく回りこんで3コースを奪った。練習からの想定どおり。スリットはインの丸尾義孝が10、2コース久富政弘が11、服部も11。内3艇がきれいに揃って、ダッシュ勢は半艇身以上遅れている。完全な内寄りペースなのだが、同体の3コースは難しい。スリットから少し覗いた服部は、内の久富の動きを見ながら1マークに向かった。久富が差しに入った瞬間に、握るつもりだったかもしれない。が、イン丸尾の伸び返しが素晴らしく、これを左の視野に入れた服部は二番差しに構えた。久富と同じ場所を狙うのだから、差し場は窮屈だ。舳先が少しだけ久富の艇尾にかかったため、服部はさらに久富をやり過ごすまで我慢していた。
 遅い、惨敗するかも!?
 そう思わせるほど苦しい展開になったのだが、差してからの伸びは秀逸。久富を内から捕えて、しっかりと2着を確保した。

●3連覇の可能性……15%
2007_0222_01_086  昨日も書いたが、気力、スタート勘、リズムともに死角は見当たらない。課題は機力のみ。今日の収穫は①スリット同体から少しだけ覗いた②回ってすぐに引き波を超えるパワーがアップした③直線の伸びもほんの少しだが上昇した。こう書くと良いことずくめだが、トップ級、特に今村豊のスリット足にははるかに及ばない。現状は上位に毛が生えた程度で「スリットで半艇身覗けば自力で勝てる」という感じだろう。
 今後はさらなる整備でパワーアップを図りつつ、同時に節間成績も上げて準優での好枠をゲットする。これに尽きる。幸運にも明日のドリームは1号艇。ここで勝てば12点をもぎ取ることができる。7Rの6号艇でも着をまとめれば、現状の節間成績8位からベスト3も夢ではない。まあ、それはまだ未知数なので、3連覇の可能性は機力がアップした分に比例して15%程度としておこう。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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走る男たち――2日目、後半のピット

2007_0222_02_543  ごしごしごし。一心不乱にボートを磨く。遠目には、まさに彼らしいというべき、淡々とした風情。ごしごしごし。静かにボートを磨き続ける。山本浩次の胸には、どんな思いが去来していたのか。6着、5着と最悪の序盤を、9Rの3着で何とか少しだけ巻き返した。しかし、明日からも厳しい勝負駆けを強いられる。そのことが頭にあったのか、なかったのか。とにかく、ともに戦うボートをぴかぴかに磨き上げようとしている山本浩次。時刻にして、午後4時頃だっただろうか。静寂に包まれ始めたピットで、山本の姿はじんわりと目立っていた。

2007_0222_01_437 「埼玉勢は頑張っているから、明日は1、2はないわよー」
 佐藤正子さんが、須藤博倫と関口智久に声をかけた。装着場で立ち話をしていた埼玉83期組。軽く会釈をしてから、佐藤さんに近寄っていった。ただ、二人とも「1、2」の意味がわかっていなかったようだ。佐藤さんは、「明日の1Rと2Rに、埼玉勢の出走はない」という意味で話しかけたのだったが、序盤2レースというのは、成績的にやや苦戦中の選手が組み込まれる傾向にある。つまりは、佐藤さんは埼玉勢の頑張りを称えたのだ。
 それを知って、須藤も関口も頬が緩んだ。先輩である平石和男も、2日目を終えて、予選12位と健闘中。3人揃っての準優出も、可能性は十二分にある。佐藤さんにさらに激励された二人は、さらに嬉しそうに笑って、整備室へと向かった。関口が、小声で、自らに言い聞かせるように、「よーし、がんばろ」と呟いたのが聞こえた。

2007_0222_01_187  12R出走直前には、さらに静けさを増すピット。ぱたぱたぱた。誰かが走ると、足音が響く。何度も何度も、控室と整備室を往復していたのは、飯山泰だった。8Rに今日のレースを終えていたのだから、取り立てて急いで作業をする必要はないはずで、だからこそなぜ走っているのかは、よくわからなかった。今節、走っているところをよく見かけるのは服部幸男。彼は、時間ギリギリまでペラや整備に時間を割き、ダッシュでカポックなどを取りに行って、大急ぎでボートを水面に降ろす、という繰り返しだったから、まあ走っている理由はなんとなくわかる。すげえなあ、と唸ることはあっても、首をひねる必要はない。飯山のボートはすでにモーターを取り外された状態で、装着場に並べられていたのだから、試運転に出るわけもないのだが……。あ、また飯山が走っている! 追いかけて話を聞こうとしたが、追いつくまでもなく、飯山は控室に消えていった。ぱたぱたぱた、と足音を残して。

2007_0222_02_634  あ、艇王も走っている! 11Rを堂々たるイン逃げで制した植木通彦は、レース後、とにかくニコニコと笑っていた。2着に入った大賀広幸と並んで歩きながら、満足げな笑顔を浮かべ続けていたのだ。大賀もコースを取り切っての2着だから、植木の笑顔に笑顔で応えていた。
 勝利者インタビューを受け、いったん控室に戻った植木は、その後、モーター格納のために整備室へ。これは悠然たる足取りで歩いていったものだったが、その後の植木の動きは機敏だった。ペラ室に駆け込み、控室に走って戻り、着替えを終えると再びペラ室に駆け込み、さらに整備室へと小走りで入っていった。レース前の植木には、あまり見られない動きだ。風格たっぷりの雰囲気で、まさに悠然としか言いようのない歩みを見せている、それが(特に好調な際の)植木である。ところが、レース後の作業では素早い動作でテキパキと動く。このメリハリこそ、強さの秘密のひとつなのか。そんな思いにとらわれながら、唸りつつ、植木を眺めるしかなかった(ちなみに、鳥飼眞が12Rで転覆した際、一番最初に救助艇のほうに駆け出したのも、植木だった)。

2007_0222_02_745  静かなピット、と書いたが、音がまったくないわけではない。カンカンカン。ペラを叩く音は、ほとんど途切れることなく聞こえてきてはいる。ペラ室を覗くと、最後の最後まで叩いていた一人が、平田忠則である。今日は6・6着。機力は、ハッキリ言って苦しい部類に入るだろう。朝の1R後には、本体を外しているところを見かけている。そして、10R後は、片付けを終えてひたすらペラ叩き。もはやピンを並べるしかない状況にあって、しかし決して諦めたり投げ出したりすることなく、やるべきことをやり続ける。その姿勢さえ捨てなければ、必ず成果が現われる瞬間がある。きっと、あるはずだ。

2007_0222_01_414  気がつけば、と言ったら失礼だろうか。実は、記者席に戻ってきて、資料を眺めていて気付いた。予選3位に渡邉英児。オール2連対で好位置につけていて、ちょっと驚いたのだ。いや、今日の3Rをマクって勝ち、レース後に爽快に笑っているところは見かけていたし、10Rなんて2着づけで舟券を買ってたはずなのだが(英児は2着に入ったのに外れたけど)、なんだか予選上位を突っ走っている気がしなかったのだ。理由はすぐに思い当たる。整備室でモーターと格闘している姿を何度も見ているからだ。
2007_0222_02_713  こうした姿は、多くの場合、思うように着を上げることのできない選手によく見られるものである。そうでなければ、今垣光太郎のように、ひたすら整備を続けるタイプだ。英児の“整備の鬼”っぷりは、ここ何度かのSGでもなんとなくは気付いていたが、ここに至っては、ハッキリと認識しなければなるまい。この英児スタイルこそが、彼の安定感あふれるターンを可能にしているのだ。
 幸運は、為すべきことを為す者に降り注ぐ。真理かどうかはわからないが、それを体現している者は、競艇場のピットに確かにいる。それは本当に感動的なことだと思う。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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クイズ第1弾の答えと第2弾!

Cimg2448どもです~。ピットクイズ、正解発表の時間がやってまいりました。まずは問題をおさらいしましょう。右に見えるドア、いったい何のドア?でしたね。

回答で多かったのは、報道陣の控室、ってあたりでしょうか。なるほど、装着場のすぐ横、ここからだと取材にもすぐ行けますよね。これは不正解でして、実際の報道陣控室は、写真に見えている通路の奥、突き当りのドアのところの左手に「ミーティングルーム」という部屋があって、ここを使わせてもらっています。本来は選手たちがミーティングをする部屋で、そしてモーター抽選なども行なわれる部屋なんですよ。

ほかには、モーター格納庫という回答もありましたが、これも不正解。モーター格納庫はどこの場でも、整備室内からしか入れないようになっています。言うまでもなく、不正防止ですね。もちろん、選手や関係者やマスコミに、格納庫に忍び込むような不届きモノなどおりませんが、公正を守るために万全を期しているわけですね。あと、選手控室は、競技棟内にあります。

Cimg2459 さて、正解にいきましょう。実は、報道陣控室は、ちょっとだけカスってるんです。ここは「メディアルーム2」という部屋です。“メディア”ですからね。報道陣というのは、あながち間違ってはいませんわね。しかし、そうではないんですね。というのは、我々はまず足を踏み入れることのない部屋なんですよ。実はここ、テレビ関係の「メディアルーム」なんです。今節は、JLCの勝利選手インタビューを行なうスタジオであり、また放送スタッフの方々の控室でもあり。普段は、野中文恵さんが行なっている場内で放送するピットレポートの控室にもなっています。Cimg2462おちょこさん、鋭いっす! BOATBoyの野中さんのコラム、覚えてらっしゃったんですね。そのおちょこさんと、全速差しさんが大正解! 60P、獲得~! おめでとう! あ、中の様子をこっそり撮影しました。こんな感じっス~。

ナイスボケはおっさんさんの「懺悔の部屋」に。古いかもしれないけど、私、ジャストミートの世代です。20P差し上げまーす。

Cimg24572 さあ、それでは第2問、行きましょう! 競技棟の入口を入ると、少し広いスペースがあります。左の写真、中尾カメラマンの後姿が写ってますが、まさに前の問題で写っていた通路を中尾カメラマンは歩いているんですね。で、このスペースは「○○○○○」置き場。問題はコレ!「ここ、何置き場?」。難しいっすかねえ。

ヒントは、競技棟の入口ということと、今日は何も置かれていなかった、ということかなあ? これもヒントになっていない可能性はありますが……。今回は正解者に50P! 締切は、明日の午後2時とさせていただきます。今回もたくさんのご回答、よろしくっす!


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女子王座決定戦壮行会!

27日から徳山競艇場で開催される女子王座決定戦。そういえば、昨年はここ、浜名湖で行なわれたんですよね。去年は静岡支部からは4名が地元女子王座に参戦しましたが、躍進・静岡を象徴するかのように、今年は6人! 昨年優出の徳増宏美、定野久恵、倉田郁美、池田明美、池田浩美、長嶋万記のラインナップで徳山に向かいます。池田姉妹に長嶋と、フレッシュな若手も出場するわけで、これは楽しみですね。

Cimg2464その壮行会が、本日の6、7、8R発売中に行なわれました。登場したのは、徳増、倉田、明美、長嶋。定野と浩美は大村に出場中で欠席でありました。女子王座への意気込みはもちろん、徳山の水面特性なども語られて、特に後者はなかなか勉強になりましたねえ。ここでの主役は徳増で、理路整然とした説明は実にわかりやすい。また、「浜名湖は回転が上がらないスタンダードの場で、回転の上がる減音の場と似ているそうです」なんていう豆知識も披露してくれましたよ。聡明な女は美しい! 比較的クールだったのは倉田、池田で、長嶋は若手らしくハキハキと。池田が意気込みを述べたときに、客席から「優勝するって言えよー!」なんてヤジが飛んだのですが、次に振られた長嶋は見事にそれを受けて「優勝します!」とニッコリ。ヤジ将軍の喝采を浴びておりました。ハツラツとした女も美しい!

5日後には開幕する女子王座決定戦。これも何かの縁、静岡勢を応援しようじゃありませんか!(K)


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H記者の「豊さん、次は2着よろ~!」予想

 くうぅぅぅ、1R①金子アタマ、2R②重野アタマ、3R⑥ヒロリン2着付け、5R⑤今村アタマ。軸は当たっているのに、すべて抜け……しかも高配当続き。まあ、読み筋は正しいとみて、腐らず後半戦に臨みます。
 2Rあたりから向かい風が吹きはじめ、レースごとに強まっています。イン選手はよほどパワーがあるか、Sを張りこむか、どちらかがなければ勝ちにくい状況ですな。インからとダッシュからと、両面待ちで攻めます。

7R
⑤服部はS練習ですべてスロー発進。①丸尾のP離れ次第ではインまで狙ってくるでしょう。あとは気合いのSで連には絡むはず。お楽しみは⑥スーパールーキー山口クンの3着付け。
3連単5-全-6、全-5-6

8R
①~⑤まで上位パワーが揃って超難解な一戦。③F2持ち大二の外から④重野が攻めると、⑤横綱・古谷モーに展開が生まれます。2着付け。
3連単124-5-全

9R
⑥金子がガメて162/345。インでたまにドカる①仲口ですがS同体なら逃げきれる足。逆転ならカドから伸びる③川添で、この両者をアタマに金子の2着付け。
3連単13-6-全

10R
今村に2連続◎を打ち、期待通り2連勝したのに抜け抜け……相性が悪いっす。ここはアタマ人気になりそうなので、2着固定にします。①平田の足はワースト級で、勝つのはセンターから握る③憲吾か④毒島。
3連単34-2-全

11R
人気でも①植木の逃げで鉄板でしょう。相手は前付けでセンターまで来そうな⑤西田&⑥間嶋の外枠2艇。
3連単1-56-全

12R ドリームTR
枠なりか、田村が前付けに出ての126/345か。どちらにしても②孝平が外をブロックしている間に①栄蔵がまんまと逃げきりそうです。配当が安いので相手は②孝平に決め撃ちします!
3連単1-2-全


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さまざまな笑顔――2日目、前半のピット

2007_0222_01_397_1   1R、注目選手にあげた関口智久が2着。予選2戦をなかなかの成績で乗り切った。さすがに、表情は明るい。
 その関口、今節はF2L1という、事故が絶対に許されない状況で参戦している。だというのに、昨日は08、今日は10。好スタートを連発しているのだ。
「いやあ、今節は絶対に切れないっすからねえ。時計ばっか見てますよぉ! 内側がどうとかは、スリット超えてから。それまでは、時計ばーっか!」
 さらに関口は、「こーんなにして時計見てますよ」と目をかーっと見開いて、笑い飛ばした。F2だから、かえってSが決まっているという珍しいパターンに、関口もおかしくて仕方がなさそうだ。
 しかし、ここで注目すべきは、その集中力と度胸だろう。「F切れないから、Sを自重する」のではない。「F切れないから、時計だけに集中してSを行く」のだ。思い切った勝負は難しくとも、できるだけのことはする。その姿勢が素晴らしい。そしてSも決まっているのだから、たいしたものだ。足も悪くないし、このまま台風の目になれる男だぞ。

2007_0222_01_275  整備室に入っていった関口と入れ違うようにして、田村隆信と井口佳典が笑い合いながら整備室から出てきた。仲良し・85期の中枢を担う二人である。今節、同期は二人だけということもあって、一緒にいる場面を頻繁に見かける。いずれも、笑みを浮かべながら、楽しそうにしている場面ばかりだ。SGでは“新兵”であることの多い彼らも、今節は後輩が6人も参戦していて、雑用はぐっと減っている様子。それでも装着場や整備室で姿を目にすることが多く、SGのときのようにテキパキと動いている。彼らもまた、できるだけのことをやらねば気がすまない種類の男たちと見た。笑顔での会話も、ほとんどが仕事の話ばかりなのだろう。

2007_0222_01_027  2Rが終わると、いつものようにボートリフト周辺には人が集まる。道中3番手競りで敗れてしまった久富政弘を出迎えたのは、同じ九州地区の鳥飼眞らと、なぜか今村豊。装着場に引き上げて、モーターを取り囲んでなぜか談笑しているのだが、今村は盛んにモーター番号の書かれたプレートを指差している。何か異変が? 今村の大きな声は、展示航走のモーター音にかき消されて聞こえないが、今村も鳥飼も、そして久富も、笑顔がどんどんと弾けていくではないか。なんだなんだ?
 浜名湖では、2連対率上位のモーターのナンバープレートの色を変えている。通常は黒字なのだが、上位は赤い字なのだ。久富のモーター41号機は、2連対率約43%で堂々の赤い文字。今村が指差していたのは、コレだったんですね。展示が終わってモーター音が消えると、今村や鳥飼の「エース機やぞ、エース機」といった声が聞こえてきた。だはは、競り負けちゃった久富をからかってたわけですか。笑いながらも久富は、「まいったなあ」という感じだったんでしょう。これも、選手同士だからわかる、傷の癒し方なのかもしれないなあ、と思った。久富、その後、試運転に出ています。次は「さすがエース機!」といわせるために、頑張っているぞ。

2007_0222_01_168  エンジン吊りの作業が一通り終わると、整備室に入ったり、ペラ室にこもったり、控室に戻ったりで、装着場には選手の姿が少なくなる。そんななかで、一人ポツンとボートを磨いていたのは、原田幸哉だ。切れ長の目が、いっそう鋭さを増している。まさしく、アイ・オブ・ザ・タイガー。怖い幸哉が出現していた。昨日が3着1着、今日はドリームトライアル1回乗り。時間はたっぷりあるはずなのに、早くも勝負師モードに入っているのだ。「最近、幸哉くん、あんまり話しかけてこないのよねえ」は、野中文恵さんの証言。昨日はリラックスした表情も見かけているが、しかし幸哉のなかには別の何かが生まれているのかもしれない。2日目にして、この幸哉。一味違う幸哉がそこにいるぞ。

2007_0222_01_393  そんな幸哉を眺めていたら、3Rの出走メンバーが出走ピットへと向かった。乗艇して始動の合図を待つ。すると、濱野谷憲吾が出走ピットへと下っていく坂の手前を通りかかった。あ、憲吾だーっ、とのほほんと見ていたら、憲吾は手を2回、パチンパチンと鳴らした。それも、かなり大きな音で、ピットじゅうに響き渡るほどだ。ビクッとして、憲吾を見返すと、彼は出走ピットのほうを見下ろしていた。
 坂を下りるとそこには、6号艇の出走ピットがある。坂の上から、というか、少し離れたところからでも、坂下の6号艇は装着場から丸見え状態である。つまり、濱野谷は6号艇を見下ろす形だった。その6号艇は……須藤博倫だ。あのパチンパチンは、須藤の注意を向けるための手拍子。そして、きっと目で同地区の後輩に激励を飛ばしていたのだ。
 憲吾のゲキが利いたのか、須藤は見事2着。麗しき、先輩と後輩。頑張れ、関東勢。

2007_0222_01_319  3Rも終わり、ボートも片付けられ、再び静寂が戻る装着場。いちばん端っこで突っ立っていたら、試運転をいったん切り上げた菊地孝平が、うつむきながら歩いてきた。じっと一点を見据え、眉間にシワを寄せつつ、ゆっくりと歩いている菊地、明らかに何かを考え込んでいる様子である。
 実は昨日、菊地と少しだけ話す機会があった。東海地区選は準優1号艇と快調だった菊地、しかし準優の転覆でエースペラが壊れてしまったそうだ。今節は、ほぼ丸腰で臨まねばならない地元記念。昨日はひたすらペラを叩き、今日は試運転でその手応えを確かめて、ペラを選択したいと言っていた。おそらく菊地は、どのペラで行くか、そのペラをどう調整するか、あるいはレースをどう戦うかを考え込んでいたに違いない。
 菊地が僕の姿に気付いた。苦笑いが出る。「まだわからない……」。まだ、菊地のなかで正解が見出せていなかったようだ。5R6号艇。菊地はどんな選択をするのか。
 ……驚いた。スタート展示で、敢然たる前付けでイン奪取! 本番でも動いて、ここは間嶋仁志の抵抗にあったが、2コースを獲った。この手で来たか! 結果は3着だったが、テクと戦略でしのいだ3着は価値が大きい。今日は12Rドリームトライアルにも出走、後半の時間でさらに調整に励み、考え込むことになるだろう。12R後は、すっきりした笑顔を見たいぞ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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H記者の「今村豊でもう一丁!」予想

 Hです~。昨日は後半戦に入って3本的中しましたが、そのうち2本がガッチガチの3ケタ配当……全112点で総配当5510円也。回収率50%にも届かないダメダメ予想でありました。今日からは最強のライバル・しげ爺さんも新ペラとともに参戦したようですね。私の担当は明日3日目までなので、今日がメイチの勝負駆け。ともに頑張りましょう!
 今朝の浜名湖水面はほぼ無風。各選手のパワーが素直に反映されるコンディションです。前検~昨日で私のパワー診断もいくらか変化してますので、微調整を加えつつ予想していきます。前半の勝負レースは今村先生が外枠にいる5R。

1R
①金子は前検最初のパワーが影を潜めた感じがします。横綱とは言えませんね。でも、この1年1組は逃げきれるはず。相手は③天才・山口クンに決め撃ちし、パワーある④F2関口の3着付けも買います。⑤峰クンが早朝特訓で落水していましたが影響は……?
3連単1-3-全、1-全-4

2R
シゲシゲが並びましたが、パワーは断然②重野。S同体なら重成を回しての差し、覗けばツケマイ。どちらを選択してもバック突き抜けそう。⑤久富のパワーが不気味です。
3連単2-15-全

3R
①石橋のパワーは貧弱ですが、かといって強引に攻める選手も見当たらず。難解なレースです。ここは上々の気配を見せている⑥ヒロリンの2着付けが妙味です。アタマは逃げる石橋か差す②杉山。
3連単12-6-全

4R
④山本は⑥新美を入れての5カド? F持ち&パワーもひと息で攻めきるのは骨ですね。逃げる①毒島とアウトからでも勝ちきるパワーのある⑤飯山の一騎打ちです。
3連単1=5-全

5R 勝負レース
⑤今村でもう一丁。すごい回り足ですよ。②雅一のピット離れがムチャクチャ悪かったので、2コースを取りきって自在に攻めるはず。逃げる①馬袋とのバック勝負。中堅レベルだった⑥孝平が早朝特訓でソコソコのペラを見つけたみたいですよ~。
勝負舟券☆5-1-全(1点200円換算)
押さえ☆1-5-全、5-6-全

6R
①大賀が逃げきるか、パワー上位の③徳増④平石⑥憲吾が攻め潰すか……この二者択一なんですが、ハムレット級の難しさ。ここは視点を変えて、いちばんコースの遠い憲吾の2着付けで高配当を狙います。
3連単134-6-全

 以上、前半は60点予想。後半戦は後ほどアップします。ではでは、GOOD LUCK!


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2日目!

おはようございます。浜名湖ダイヤモンドカップ2日目です! 今日も浜名湖は快晴! いま、目の前で試運転が行なわれていますが……あ、峰竜太が落水! 救助艇の上で立っていますから、身体は大丈夫と思われますが、元気一杯でレースに出てきてくださいね!

2007_0221__268さて、本日の一発目は注目選手。今日は関口智久に期待します。昨日は6コースから思い切ったレースを見せていて、3着でしたが見せ場は作りました。競っても引かないあたりに勝負師根性も見ましたね。今日は1Rと11Rに出走、どちらも見どころはあると思います。1Rは4号艇、カドから昨日のような走りを見せればチャンスはあるでしょう。11Rは2号艇、インの植木通彦を相手にどこまで迫れるか、楽しみですね。右の写真はちょっとコワモテっぽい関口ですが(笑)、笹川賞のときに話した感じは、実に腰の低い好青年。もちろん内には闘争心がパンパンに詰まっているからこそ、真剣な顔はコワモテにも見えるのだろう、と思われるのですが。ともかく、今日も気合の入ったレースを見せてください!

それでは、本日も盛り上がっていきましょう!(PHOTO/中尾茂幸)


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ダイヤモンドの中のいぶし銀――初日、後半のピット

2007_0221__436  実に気持ちがいい。午後のピットは、いつまでもそこに留まりたくなる快適さで、快晴の空と青く輝く水面を見ていると、仕事など忘れてしまいそうになるほどだ。水面際に出て試運転を眺めていても、ボートを見ているのか、ただボーッとしているのか、自分でもわからなくなってくる。ふと横を見ると、大賀広幸も同じように水面のほうを見つめていた。気持ちいいっすもんね! いや、大賀は本当に試運転している仲間を見ていたのでしょうけどね。でも、気持ちいいっすよねえ……。

 気を引き締めて、水面をしっかりと注視する。走っているのは、重成一人、平田忠則、山口剛、毒島誠、峰竜太……やはり午後の遅い時間帯まで試運転に励むのは、若手たちである。すでにレースを終えてはいるが、決して一息つくことなく、腕を磨く。こうして、彼らは成長していくのだ。
2007_0221__104  その中に、驚くべき名前を見つけた。西田靖だ。すでにベテランの領域に突入した湘南のガッツマンが、若手に混じって水面を何周も何周もしている。実は、西田のこんなシーンを目撃するのは、これが初めてではない。一昨年のグラチャンやダービーなど、西田が出場していたSGでは、当たり前の光景なのだ。本当に頭が下がる。尊敬する。これこそが、今でも一線で戦い続けられる秘訣なのだと考えれば、後輩たちに対する“背中を見せる”というかたちでの指導でもあるのだろう。素晴らしきベテラン、それが西田だ。
2007_0221__387  もう一人、試運転を遅くまでしていたのが、金子良昭である。静岡の重鎮が、西田同様に若手に混じって、水面に出ていた。やはり、頭が下がるというものだ。金子の場合、地元ということで西田以上に気合も入っているのだろうが、それでもなかなかできることではあるまい。ピットに上がってきて、若手と話し合う姿に、良き先輩の姿を見た。取り逃してしまった東海ダービーの屈辱を晴らすためにも、頑張ってほしいと思わずにはいられない。

2007_0221__448  古谷猛の渋さは、午後も何ら変わることはなかった。後半8Rを終えた後は、比較的のんびり過ごしているようであったが、それでもしっかりやることはやる。ペラをチェックし、モーターを点検する姿には、余裕すら感じたものだ。また、小畑実成とペラを挟んで会話している姿は(アドバイスしているように見えた)、貫禄充分である。ダイヤモンドのなかで、凛々しく光るいぶし銀。古谷が優出したら楽しいだろうなあ、そんな夢想に浸って、本気で彼を応援したくなった。明日からも注目するぞ。

2007_0221__111  丸刈りが渋いのは、落合敬一だ。42歳という実年齢よりはかなり若くも見えるが、たたずまいは研鑽を積んできたベテランのもの。どっしりと落ち着いた歩き方、モーターと向き合う際の集中力に溢れた目つき、若者にはとても醸し出せない味わいが彼にはある。この人の笑顔が見たくなったなあ。今節、いちどもまだお目にかかっていないのだ。ピットで笑わないということではなく、僕が見ていないだけだろうが、きっとたくさんの経験をしてきたからこそ生じる渋みが、その笑みにはあるだろうと想像する次第だ。明日も1着を獲って、爽快に笑ってください!

2007_0221__170  一方、今村豊は渋みというものをあまり感じないベテランである。って、なんだか失礼な言い方だな。ようするに、この人、ひたすら若いのだ。ピットでもっとも大きな声を出しているのは、おそらく今村。選手の声が高々と響くとき、振り向けばたいてい、そこには今村豊がいる。
 10Rは3コースから見事なマクリを決めて1着。ピットに戻ってくると、田村隆信に向かって必死になって何かを話している。ヘルメットをかぶったままなので、さすがに声は届いてこないが、だからなんだか田村をお説教しているようにさえ見える。そこに小畑実成が挨拶にやって来て、今村はペコリとお辞儀。ずっと後輩の石橋道友にまで、ペコッと頭を下げて、その姿はなんだかかわいかった(失礼っすね、これも)。で、ヘルメットを脱ぐと、聞こえてきたのは大声。「はっえーだろー!」。どうやら、スタートのことを出走メンバーと話していたらしいのだ。あとで確認すると、コンマ04! たしかに早かった(笑)。今村はスリット写真を指差しながら、やっぱり大声でおどけて、勝利者インタビューに向かうのだった。いやあ、今村、サイコー!

2007_0221__011  なぜか、ベテランたちばかりに目が向いてしまった、ぽかぽか陽気の初日午後のピット。若者が絶対に彼らにかなわないのは、経験の量と修羅場の数だ。そしてその経験と修羅場が、ベテランたちをキラキラに輝かせるワックスとなる。その輝きは、時にダイヤモンドよりも眩しい。尊敬すべき先輩たちに、乾杯!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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特別企画『服部幸男・GI3連覇への挑戦』初日

 今節の主役は、誰が何を言おうと服部幸男だ。
2006年11月 浜名湖周年1115211①
   12月 鳴門MB大賞4111552⑤
   12月 住之江賞金王S3121411②
2007年1月 唐津周年記念1341221①
   2月 浜名湖地区選1511151①
 GI&SGで5連続優出3V。今節の浜名湖DCでは6連続優出と記念3連覇の記録がかかっているのだ。今日から服部の実戦、パワー、リズムを検証しつつ、リアルタイムで偉業達成の可能性を探っていくことにする。
●今日の服部幸男
2007_0220__012_1 5R 3号艇3コース4着(コンマ26)
 出足が悪いのか気合いが空回りしたか、服部だけが1艇身以上も遅れた致命的なスタート。勢い4コース辻栄蔵の餌食になったが、最内を小さく回ってバック3、4番手に付けたテクはさすが。1周2マーク、平石和男との3着争いは展開がなく4番手に後退した。ドカ遅れからの4着はそれなりに評価できるが、平石に比べると明らかに劣勢。本人も「引き波も超えられない状態」と吐露しており、課題を残したレースといえるだろう。
12RドリームTR 4号艇4コース1着(コンマ15)
 5Rで不甲斐ない敗戦を喫した服部は、昼過ぎからペラ小屋~水面を往復。ここで劇的な変化が起こった。飯山泰との足合わせで1艇身以上もやられてすごすごとピットに戻った服部は、10分後に再び水面に降りて飯山とのリベンジマッチ。今度も劣勢ではあったが、半艇身以内の微差になっていた。前半戦よりはるかにフィットするペラを見つけた(作った)のだろう。「この足なら勝負になるな」と思わせる気配だった。
2007_0220__121  案の定、12Rでペラを交換した服部は、枠なりの4カドを選択。3コースから握る植木を尻目に最内を差し回ったところ、しっかりと伸びて先頭の坪井に舳先がかかっていた。バックの伸びは坪井と一緒。艇がかかった以上は引かない服部だ。2マークを先取りし、差した坪井が転覆して同志の明暗が分かれた。もし坪井が青写真どおりに差したとしても、服部を捕えるだけのパワーはなかっただろう。
「前半よりはるかにマシになった。明日も1日中エンジンとニラメッコして頑張ります!」
 こう言い放った服部の顔には、あるレベルの答を見い出した安堵の色が感じられた。
●3連覇の可能性……10%
 現状のパワーは上位の下で、特に伸びに関してはまだ優勝できるレベルには至っていない。このままでは展開を作るより今日のように展開を突くしかなさそう(もちろんパワー不問のS一撃はありえるが)で、攻撃的な服部向きのセッティングには程遠いと思う。
 それでも前検~初日5Rの中堅上位から上位級の仲間入りを果たしたのは好材料。モーター59号機(2連対率34%)の底力はトップ級まで望めるものではないが、好調なペラとのセッティングでさらに何割かの上積みは期待できる。「1日中モーターとニラメッコ」と言う服部の気持ちもよくわかる。
2007_0220__136  正直な感想。現状では「過信は禁物、展開の助けがなければ勝ちきるのは難しいパワー」だと思う。気力はもちろん体力・怪我の後遺症も不安はなさそうなので、明日からは「どこまでパワーアップできるか」にかかっている。3連覇できる可能性は、10%程度とみた。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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『MAN of the RACE』初日

10R 今村豊(2992山口)
ただひとり、インを叩き潰した男。

2007_0220__257  イン逃げ7本、差し3本、まくり差し1本、そして……まくり1本。イン選手を叩ききれない今日の浜名湖水面で、ただひとり自力でまくりきったのがミスター競艇・今村豊だ。スリットは3コースからコンマ04! 2コースの田村隆信(コンマ10)が艇をぶつけるようにして抵抗したが、その上をインの小畑実成もろとも叩き潰した。しかも、流れない。
 そう、内の3艇がやり合ったたために、4コースの石橋道友と5コースの馬袋義則にも勝機が生まれたのである。しかし、回ってすぐにヒュンと加速した今村のレース足は、この後続艇を子ども扱いしてしまった。
「今日は先頭だったのでよくはわからないけど、引き波があっても乗りやすいはず。エンジンはいいと思う」
2007_0221__125  手応えを感じているモーターは「隠れエース機」と呼ばれている29号機だ。超抜のパワー、文句なしのスタート勘、昨年の暮れに大村DCを制してから鰻登りのリズム。そしてそして、艇界の誰もが認めるウルトラ超絶テクニック。一時期は持病が悪化して勝率を7点ちょいまで下げたが、8点近い今は体調面にも不安はなさそうだ。
 三拍子も四拍子も五拍子も揃ってしまった「元祖・全速ターン男」。デビュー通算43回目!のGI制覇へ、初日から必要十分条件はすべて整った。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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ピットレポート番外編・重野哲之に清き一票を!

ぽかぽか陽気のピットで、のひょひょ~んとしていたら、野中文恵さんが現われました。「重野くんが、話があるって」。な、な、な、何でしょうか、話って。私、重野選手に粗相でもしたかしら……ふむむむ、とビビっていた私でありますが、そこに登場した重野選手。ぱっと顔をほころばせて、「よろしくお願いします!」。にこやかに笑ったのでありました。

2007_0220__116_1 「笹川賞に、ぜひ出たいんです。もしよろしければ、ぜひ投票していただけるよう、アピールしていただけませんか? そのためにも、今節は気合入ってます! せっかくドリームトライアルに乗れたので、まずはドリームに駒を進めたい。ほんとがんばりますので、よろしくお願いします!」

中間発表で、重野選手は36位につけていました。このまま順調に票を伸ばせば、十分出場圏内ですよね。ダービーでも旋風を巻き起こしたように、勢いに乗ったときの彼は絶対にレースを面白くさせます。それにしても、これほどまでに笹川賞出場を待望しているなんて、まさにファン冥利に尽きるというものではありませんか。笹川賞のファン投票締切は2月25日。そう、あと4日後に迫っているんですね。投票をされていない方は、インターネットなどでぜひ、3995重野哲之に清き一票を! 私も重野選手、応援しますぞ!(K)

 


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「ダイヤの原石」岡崎恭裕トークショー!

Cimg2451  7・8・9Rの発売中にアトリウム特設ステージにて『ダイヤの原石 イケメン“最年少記録”レーサー岡崎恭裕トークショー』が行われました。会場にはティーンズ~60代のおじいちゃんまで幅広い年代層のファンが100人以上も。はるか遠い福岡支部の新鋭だというのに、その資質と魅力と期待の大きさを感じさせる熱気がムンムンでありました。
 トークショーは競艇選手を目指した少年時代の回顧からスタート。
「両親はせめて高校くらいは出てほしいと思ってたみたいですけど、自分は一度決めたら絶対に曲げないんで、親も応援してくれるようになりました」
 やまと学校時代の思い出や、同期の古賀繁輝とのライバル秘話、さらにはプライベートへと話題は進展していきます。
Cimg2455 「休みの日は芋焼酎を飲んだり、先輩とダーツしたり、あ、新鋭王座の打ち上げの後、生まれてはじめてゴルフもやりました。ひどかったっス。空振りを数えないで230も叩いちゃいましたから(笑)。貸しクラブも1本折ったし。なんか黒い物が飛んでったな~と思ったら、クラブのヘッドでした」
 と水面以外でも大物ぶり(?)を如何なく発揮している岡崎クン。この20歳の「ダイヤの原石」には服部幸男のSG最年少V記録を超える時間がまだまだたっぷり残されています。
「新鋭王座は連勝発進してから気負いが出ちゃって……悔しかったです!」
 1レース1レースが反省と学びの繰り返し。この若者なら、と思わせる熱く巨大なオーラを全身から発しておりました。


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H記者の「飯山の足はヤバイっす~!」予想

 はあぁぁ……「1-全-全コロガシ作戦」は3Rの①谷村がインを死守できず、あえなく玉砕。死守とかゆ~以前に、スタ展で6コースになるなっつ~の!! でもって本チャン予想もいいところなしの6連敗。ロケットダッシュどころか、まだスタート地点で寝転がっているような状態なのであります。後半は怒涛の6連勝で区間新記録を狙いますぞ!!

7R
見立てどおり⑤大二のパワーは上位級ですね。F2で外枠は厳しそうですが、捌いての2着はありそう。アタマは逃げる①落合か握ってぶん回す③孝平。
3連単13-5-全

8R 勝負レース
①徳増は前半3着でしたが強烈なパワーをアピールしました。このイン戦は負けようがありません。相手も2コースから外をブロックして差す②井口で堅そうですが、横綱⑥古谷が前付けから差して粘るかも。57歳だからと馬鹿にしちゃいけませんよ!
勝負舟券☆1-6-全
押さえ☆1-2-全、1-全-6

9R
攻め厳しい②栄蔵③山本はF持ち。両者のSが慎重なら①芝田がこっそりと逃げます。⑥堤の前付けがありそうですが、勝ち負けは無理。
3連単1-23-全

10R
前検大関の④今村がコースを詰めて2コース奪取。素晴らしい回り足でバック差し抜けます。相手は握って攻める③田村と逃げ粘る①実成。
3連単4-13-全

11R
①幸哉が一本かぶりの人気でしょうね。ただパワーは平凡で取りこぼしも考えられますぞ。波乱の主は大関パワーの④飯山。今日の特訓でも服部を半艇身ほどやっつけて、横綱審議委員会にかけたくなるほどの鬼足なんです。幸哉&②平石とのボックスも押さえます。
3連単4-12-全、124BOX

12R ドリームTR
目移りするメンバーですが、逆に強豪が揃ったからこそ内有利。逃げる①坪井と差す②憲吾の一騎打ち。繰り上がりでこのレースに乗った強運⑥重野の3着も少々買っておきましょう。
3連単1=2-全、1-全-6


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あまりにも忙しい朝――初日前半のピット

 気温の上昇が選手に急な調整を強いるのは、気候によってモーターの動きが変わる競艇らしさである。最高気温が18℃と予想されている今日、午前中から調整→試運転に駆け回る選手たちで、ピットは慌しい雰囲気をかもし出していた。ただでさえ、初日というのはもっとも選手の動きが激しい日なのだ。本格的な調整に取り組める最初の日であり、実際にレースを走ってみての手応えを得ることができる日である初日に、選手たちは機力アップの方向性を掴もうと、忙しい時間を過ごす。そのうえ、この異常気象に選手たちの仕事がさらに増やされている。ピットの片隅で見守っていることさえ申し訳ないような気がするほど、選手たちの表情は真剣だ。
2007_0220__188  3Rで3着の徳増秀樹は、道中で激しい追い上げを見せて2着の西田靖に迫っている。足の具合は決して悪く見えなかったのだが、レース後にピットへ引き上げてきた徳増は、ボートの水分取りを手伝っていた後輩がボートを移動しようとしているところに、「あ、こっちに動かしてくださーい。ギアケースやるから」と声をかけて、整備室入口の近くにいざなっていた。まだまだ調整が足りない! レースでの感触は、そういうものだったのだろう。彼のこの動きが、今日の選手たちの思いを象徴している。

2007_0220__282  エンジン吊りに向かった今村豊を、後ろから走って追いかけたのは、植木通彦だ。今村の横に追いつくと、おそらく情報交換であろう、真剣な表情で話し合い始めた。うおっ、スーパースターが会話している!……などと興奮している場合ではない。植木も今村も、その顔つきは仕事人のものだった。基本的に、植木はリラックスしている様子ではある。今村は元気一杯だ。しかし、いざ仕事の話を始めれば、特に今日のような日は自然とプロフェッショナルの表情となる。このあと、二人とも忙しくするんだろうなあ、と思っていたら、ほら、今村も植木も試運転に出て行ったぞ。

2007_0220__245  きっと、こうした気候の変化など、何度も何度も経験してきただろうな、と思わせるのが、いぶし銀・古谷猛。1Rは見事に逃げ切ってみせたが、2回乗りの今日は、これでホッと一息つくわけにはいかない。この後、さらに上昇するであろう気温に対処すべく、また、絶好のピン発進を今後につなげるべく、古谷は作業に励んでいた。その横顔には、いやあ、年輪を感じずにはいられませんね。ペラを見つめる目つきなど、震えの来るような厳しさと幼な子を見つめるかのような優しさを併せもっているのだ。ペラ室での指定席は、東海地区選の記事で触れられていた“服部ポジション”のすぐ隣。時折、服部と笑顔で話している場面も見かけました。うん、ほんと、いい顔でしたよ。

 1回乗りで、今日はすでにレースを終えた選手たちは、今日の気温に対してはそれほど神経質になる必要はないけれども、それでも仕事をやめるわけにはいかないのが初日である。たとえば、1R2着の渡邉英児は、整備室にこもった。彼はいわゆる“整備の鬼”の部類に入るほど、整備室で姿を見かけることが多く、今日もさっそく本体に手を入れている。これが英児スタイル、なのだろう。2007_0220__075 また、2R4着の久富政弘も、レース内容への不満もあるのか、やや思いつめた表情で歩いていた。この後、明日を見据えての機力向上に励む午後を過ごすのだろう。今日はレースがもうないのだから、時間はタップリある。明日の気候がどうであれ、一変した足色を見せるために、彼らは時間を費やしていく。

2007_0220__178  そんな慌しさのなか、驚くのは原田幸哉の余裕だ。たまたま幸哉のボートのそばでぼけーっと突っ立っていたら、声をかけられた。
「横西って、総理杯は来るんですか?」
 同期である横西奏恵が総理杯に出られるかどうかを質問されたわけだ。現在のところ、横西の名前は出場選手の中にはない。女子王座決定戦を勝つことが、総理杯行きの条件だ。
「やっぱり、あいつがいたら面白いですからねえ」
 まったくですよねえ……などと、まあいわゆる世間話に興じた後、幸哉はボートを水面に降ろしに向かった。それが、3R締切8分前くらい。幸哉は……4R出走!? ということは、あとちょっとで展示じゃないか! しかしまったく慌てることもなく、淡々とレースの準備にかかった幸哉。もちろん、余裕で間に合っているわけですが、この落ち着きぶりは、やっぱりタダモノではない。この物腰柔らかい幸哉が、レースでは途端に勝負師に変貌するのだから、改めて驚くしかない。このメリハリが、彼の魅力なのかもしれませんね。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守) 


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開会式&ドリームTRインタビュー!

 SG・GⅠの初日恒例、開会式! 毎度、選手たちがファンの前に登場し、さまざまなコメントで楽しませてくれるわけですが、ここ浜名湖はさらに趣向を凝らしています。それは、「ファンからの質問に選手が答える」というもの。質問募集に応募されたもののなかからひとつ、司会の荻野滋夫さんが読み上げ、その場で選手が答えるんですね。自分の質問に選手が答えてくれるというのは、ファンにとってはたまらないもの。今後の募集に、ぜひぜひご注目ください。
 というわけで、今回はその中からいくつかご紹介しましょう。

峰竜太
2007_0221__008 Q・いつも開会式で力自慢を見せていますが、上瀧和則選手と腕相撲したらどちらが強いですか?
A・自分のほうが強いです……あ、ウソです。“かっちかちやぞー”は芸人さんのネタなので、本当は力はそんなに強くないです。
※今回も「かっちかちやぞー」やってましたね。でも、ジョー親分にはかないませんか、やっぱり。

重野哲之
Q・師匠である片山友多加さんとの出会いを教えてください。
A・掛川の居酒屋で会ったんですが、2時間正座しっぱなしでした。
※なかなか厳しいお師匠さんですな。でも、そこで絆が生まれたんでしょうね。

徳増秀樹
Q・去年は最多勝獲得、今年の目標は?
A・電撃入籍!
※うがっ! おめでたいニュース期待してますよ。俺もそれ、目標にしよっと……。

辻栄蔵
  Q・賞金王を勝ったときのガッツポーズは、考えていたものですか?
A・いついかなるときでも対応できるように、ガッツポーズは100パターンくらい常に考えています!
※ダハハハハハ、ほんまかいな。さすが、サービス精神旺盛な辻選手らしい答えですね。

服部幸男
2007_0221__136Q・奥さんの作る料理で美味しいのは?
A・(照笑)……えーっと……えー、すべてなんですが……特に麻婆春雨です。
※おおっ、僕にもいちど食べさせてくださーい!

2007_0221__162今村豊
Q・2000勝おめでとうございます。いちばん嬉しかった勝利は?
A・ここ浜名湖での笹川賞を初めて勝ったときと、ダービーを初めて勝ったときです。走っている最中から、涙が出ました。
※今節はぜひとも、浜名湖・笹川賞の再現を!

 うーむ、なんか私も応募したくなってきましたな。質問に答えた選手の皆さんもお疲れ様でした。

 さて、開会式後には本日12Rドリームトライアルの出場選手インタビューも行なわれました。こちらも、開会式同様、ファンの方の質問が選手に投げかけられるのですが、こちらはなんと! ファンがステージに上がり、選手に直接、質問するのであります! ファンの方には一生の記念ですね!

①坪井康晴
Q・今節、優勝する自信がありますか?
A・あります!

②濱野谷憲吾
Q・モデルになった『モンキーターン』の波多野憲二との共通点はありますか?
A・…………負けず嫌いかな?

③植木通彦
2007_0221__146 Q・スランプ脱出法を教えてください。
A・……常にスランプなんで(笑)。家族以外からも声援をもらって、それが力になります。あと、美味しいものを食べて、よく寝ること!

④服部幸男
Q・好きなレース場は?
A・浜名湖です。スタッフや整備に顔見知りが多いので、リラックスして走れますしね。

⑤仲口博崇
Q・ファンからのプレゼントはどうしてますか?
A・花は控室に飾ってもらってます。モノは持ち帰って、服とかは普段着てます。

2007_0221__052 ⑥重野哲之
Q・尊敬する人は?
A・もちろん師匠の片山さんです!

 質問者は女性が多かったのですが、植木&服部は男性ファン。服部に質問した方は「女性でなくてすみません」だって。服部、にっこりと相好を崩してました。いやあ、これ、いいイベントっすね! 次回浜名湖の記念に期待しましょう!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の「57歳が逃げちゃうぞ~!」予想

 どもども、Hです。今節も東海ダービーに続いて、今回も「浜名湖予想駅伝」であります。前回は「山の神」ならぬ「湖の神」K記者のゴボー抜きで大幅プラス決算ゴール。この勢いを、第一走者の私が止めるわけにはいきませぬ。スタミナ配分なんぞは無視して、初日から節間プラスを目指しますぞ~~!
 今朝の浜名湖水面は快晴、緩~い追い風、ぽかぽか陽気という絶好のコンディション。ただ18度まで上がるという気温に、選手たちは苦労しそうですね。さらに、今日の1号艇は平均36歳というベテラン揃いなんですよ。若手の猛攻をイブシ銀のテクで耐えることができるか……前半から難解なレースが続きます。
 あ、今日も本予想とは別に「1-全-全コロガシ作戦」を敢行します。11Rの①幸哉や12Rの①坪井では妙味がないので、やはりベテラン狙い。
1R①古谷-全-全
    ↓
3R①谷村-全-全
    ↓
9R①芝田-全-全
 これがすべて転がったら、大変なことになりそうな気が……!?

1R
前検横綱に指名した①古谷モーのこっそり逃げ。1-全-全を買いつつ、古谷から絞りましょう。②英児がイマイチなので、気配いい③杉山と「里江ちゃん56号機パワー」④雅一の2着争いです。
3連単1-34-全

2R
①堤はワースト級と思っているので消し。ただ、パワーある②大二がF2だったり⑤井口の枠が遠かったりで、アタマが難しい。④久富を加えた3選手のボックスで攻めます。
3連単245BOX

3R
超新星④山口に食指が動きますが、F持ちの緒戦は割引材料。②西田を壁にして①谷村がまんまと逃げきりそうです。相手は山口と地元の⑥徳増。
3連単1-46-全

4R
東海ダービーV機を引いた①間嶋ですが、気配はいまひとつ。ここは底力を生かして2着になりそうな気がします。勝つのはセンターから攻める④幸哉か、散々だった東海ダービーの借りを返したい⑤坪井。
3連単45-1-全

5R
GI3連覇を目指す③服部と伸び~る④栄蔵がセンターから攻めれば、エース50号機⑤平石に絶好の差し場が生まれますぞ。バックであれよあれよの先頭です。
3連単5-34-全

6R
前検横綱③金子が差してバック突き抜けます(前検からペラ交換するような気が……)。相手はやはり気配いい②田村と妙にリラックスしている⑤艇王へ。
3連単3-25-全

 後半戦は後ほど。ではでは、GOOD LUCK!


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初日です!

おはようございます。浜名湖ダイヤモンドカップ、いよいよ開幕です! 今日は全国的に温かい1日となりそうですが、浜名湖も快晴、気温上昇は確実といった感じであります。選手たちは調整に苦心しそうですねえ……。

さて、本日一発目は選手到着のフォトアルバム。昨日の記事で掲載し切れなかった分を……。

2007_0220__018 今節キリリと光る最ベテラン。いぶし銀の魅力を発揮することを期待します。古谷猛、頑張れ!

2007_0220__035 祝A1復帰! やはりこの人が記念にいると嬉しいですね。西田靖です。

2007_0220__021 SG準優Fで、しばらく記念戦線から遠ざかっていた山本浩次。この人も、大きい舞台には欠かせない一人です。

2007_0220__030 関東地区のファンにとって“江戸川鉄兵”は特別な名前です。浜名湖でも大暴れを、石渡鉄兵!

2007_0220__049 重成一人はいつ見ても男前っすね。爽やかなレースで、旋風を!

2007_0220__070 新鋭王座は残念でした。これからは、SGや記念での活躍を期待したいぞ、出畑孝典!

競艇はっぴー、ダイヤモンドカップの火蓋が切って落とされます。ベテランも中堅も若手も、みんな頑張れ!(PHOTO/中尾茂幸)


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ダイヤモンドカップでもクイズっす~

ども! すっかり恒例となりましたクイズ企画。この浜名湖ダイヤモンドカップでもやりますよ~! どしどし、ご回答をお願いしますね! まずピットクイズは、3問を予定しております。もうひとつ、節間通してのクイズを1問。その両方のポイントを合計して、上位の方におみやげをプレゼントします!

さっそく、いきましょう! まずは節間通してのクイズから。今回は「頑張れ服部幸男、目指せGⅠ3連覇!」クイズです。次の選択肢から、今節の服部の成績を予想して、ご投票ください。

2007_0220__012 ①おめでとう! 見事にGⅠ3連覇
――応援の意味も込めて150P
②優勝戦進出!(記念以上6連続優出)……でも残念!敗退
――70P
③準優勝戦進出!……あぁ神様、準優で散る
――50P
④う、うそだろ……予選でまさかの敗退
――40P
⑤そんなバカな……何らかの理由で途中帰郷
――30P

普通なら、もっともありえそうな選択肢のオッズが低くなるわけですが、今回は私の希望をポイントの基準とさせていただきました。ということは、①に投票殺到ですかな。それも良し!じゃありませんか。もちろん服部以外も応援はしておりますが、服部の強烈な走りをぜひとも目に焼き付けたいですからね。というわけで、投票よろしくお願いします。

Cimg2448 続いて、ピットクイズ! 右の写真をご覧ください。右側に開いているドアがありますよね。これ、どんな部屋のドアでしょうか? ヒントになるかどうかわかりませんが、左にボートが写っていますよね。つまり、装着場に接している部屋であります。奥に見える一本道は、競技棟入口から装着場につながる通路。競技棟とガラス張りになっているところの境目あたりに、選手食堂があります。うーむ、ヒントになってないかなあ……。

というわけで、この問題の正解者には60P! 締切は22日(2日目)の午後12時とさせていただきます。締切までいつもより時間がありますので、ゆっくり考えてくださいね。それでは、ご回答お待ちしてまーす。


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H記者の「浜名湖DC前検を斬る!」

横綱は金子良昭と古谷猛ですぞっ!!

 Hです。今節のパワー診断には、強力な“助っ人”がおります。そう、つい2節前に行われたGI東海地区選ですな。もちろん選手とペラが変わればパワーも変わる。それは百も承知しつつ、参考にしない手はありませぬ。前検での足合わせと地区選の記憶を照らし合わせて、実戦の前からより確かな診断を下したいと思います。
 で、地区選で活躍したモーターに対する私の前検評価は……

モーター 地区選操者  今回操者  前検の評価
32号機  服部幸男 → 間嶋仁志  B・中堅まで
56号機  谷川里江 → 福田雅一  B・中堅まで
50号機  松下一也 → 平石和男  A・超抜気配
61号機  横澤剛治 → 落合敬一   ???
54号機  佐々木康幸→ 野澤大二  A・上位か超抜
41号機  柳沢 一 →  久富政弘  B・中堅上位まで
29号機  後藤孝義 →  今村 豊   S・節イチ候補
26号機  赤岩善生 → 大賀広幸  A・上位の下か
27号機  笠原 亮 → 濱野谷憲吾 S?少サンプルも強力
55号機  池田浩二 → 辻 栄蔵    ???

2007_0220__252  さすが素性機だけあってボコボコにやられる選手はいませんでしたが、間嶋や福田は期待したほどの気配ではありませんでしたね。この10機の中でのトップ見立ては今村豊26号機。回り足、伸びともに力強く、スリット同体のイン戦なら負けようのない仕上がりだと思います。憲吾も渡邉英児を苦もなくひねり潰していましたが、足合わせは2本のみで確約はできません。
 で、冒頭の話とやや矛盾するようですが、馬鹿によく見えた選手はこの10機以外が圧倒的に多かったのですよ。古谷猛、金子良昭、飯山泰、田村隆信……底力には課題があるのかもしれませんが、パワー番付ではいつものように私自身の目を信じることにします!

●独断のパワー番付

        東         西
横綱  金子良昭  古谷 猛
大関  今村 豊   飯山 泰
関脇  田村隆信  濱野谷憲吾
小結  平石和男  野澤大二
前頭  重野哲之  大賀広幸
同2   菊地孝平  杉山正樹
同3   植木通彦  服部幸男

2007_0220__349  こんな感じです。金子の横綱はかなりの冒険かもしれません。金子は2回水面に出てきたのですが、1回目はウルトラ超抜で2回目は平凡だったのです。でも、これはエースペラ&試しペラの差と見て、「エースペラ金子」に期待します!
 逆にこのままでは苦戦必至なワースト候補は丸尾義孝、渡邉英児、堤昇の3人と見ました。あ、前検タイムが上がりました。

●前検時計ベスト10
①平石和男 6・57
②辻  栄蔵 6・58
  堤  昇
④坪井康晴 6・59
⑤古谷  猛 6・60
  須藤博倫
⑦毒島  誠 6・61
⑧井口佳典 6・62
  川添英正
⑩間嶋仁志 6・63
  関口智久

2007_0220__068  うむむ、平石と古谷は健闘しましたが、番付とはかなり違いますね。ワースト候補に指名した堤が2位。でもって東の横綱・金子良昭は6・76でケツから数えた方が早いし……でも、前検タイムとレース足は別物なんです。きっと金子は試しペラのまま前検に臨んだのです。きっとそうです。明日のレースで、どちらが正しいかがハッキリするはずです!

 最後に、タイムの遅かった選手もアップしておきましょう。
●前検ワースト8
①山本浩次 6・79
  長谷川充
  石橋道友
④仲口博崇 6・78
  菊地孝平
  鳥飼  眞
  小畑実成
  杉山正樹

 やはり私の見立てとは筋違いなようですが、さてさて、どうなりますことやら……(Photo/中尾茂幸)


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注目の32号機は間嶋の手に!!

2007_0220__005_1  東海地区選で服部幸男と強力タッグを組んだ32号機は誰の手に……? 12時10分、競技棟でモーター抽選が行われた。トップバッターでガラポン抽選機を回したのが、GI3連覇がかかる服部本人。またまた32号機を引いたらドラマチックだったのだが、ポトリと落ちた白玉には「59」の数字が。59号機の2連率は34%とまったくの中堅で、GI3連覇に早くも黄信号が……?
 

 で、32号機を引いたのはベテランの間嶋仁志(写真右下)。引いた瞬間は無表情だったが、席に戻って井口佳典と顔を合わせた瞬間に「引いた~!」とニンマリ。井口も我が事のように喜んでいる。やはり選手間でもNo.32は垂涎の目玉モーターなのだ。
 このところモーター抽選運の悪い植木通彦は、服部の耳元で何事かを囁いてから笑顔でガラガラ。笑ったまま、落ちた玉に一瞥もくれずに背を向けた。引いた49号機は2連対率38%の上位級。余裕のある表情と相まって、今節の植木は最後までV争いを演じるとみた。
2007_0220__016_1  さてさて、いつものように注目機&引き当てた選手をピックアップしてみよう(丸数字は左が勝率、右が2連対率の順位)。
32号機(①③服部が地区選V)…間嶋仁志
56号機(⑦⑧地区選で谷川里江が大活躍)…福田雅一
50号機(②①去年まで圧倒的なエース機)…平石和男
61号機(⑨⑨地区選で横澤が出色の動き)…落合敬一
54号機(④②地区選で佐々木康幸が6勝)…野澤大二
41号機(③④地区選で柳沢一が活躍)…久富政弘
29号機(⑥⑤赤丸急上昇の隠れ超抜)…今村豊

2007_0220__008  29号機はペラとマッチさえすればヤバイほど出るので、今村豊の動向には初日からチェックが必要だぞ。

 この他、機歴はイマイチだが地区選で上々の気配を見せていた26号機は大賀広幸、27号機は濱野谷憲吾、55号機は辻栄蔵の手に渡った。以上が現時点でのベスト10だと勝手に思ってるのだが、どうだろうか。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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浜名湖に選手到着!

2007_0220__027  競技本部の入口で選手到着を取材していて、「なんか、つい最近会ったよなあ……」という顔が次から次へとやって来ることに不思議な感覚を抱いてしまった。そう、東海地区選から中一節で迎えたGⅠダイヤモンドカップ。地元勢や愛知や三重の東海勢とは、本当についこの間、会ったばかりなんですよね。またお会いできて、光栄っす! おぉ、その東海地区選で優勝した服部幸男がにこやかに現われたぞ。挨拶を交わすと、微笑を浮かべた瞳がキラリン☆ GⅠ3連覇、期待していますよ!
2007_0220__031  東海地区選では無念の途中帰郷となってしまった坪井康晴も、柔和な表情で登場だ。転覆、1着、フライング、落水という、ある意味ド派手な戦績を残してしまった屈辱を晴らす機会が、こんなにも早くやって来た。身体のほうはもちろん問題なさそう、精神面もすっかり吹っ切れた感じで、これはおおいに暴れてくれそうですぞ。
2007_0220__055  準優勝戦での転覆で、坪井同様に帰郷の憂き目にあった菊地孝平も、元気マンマンでやってまいりました。レースが始まっても、ピットで朗らかに振舞っている菊地ですが、前検日も変わらぬ笑顔で、我々に挨拶を投げかけてきます。予選を快調に飛ばしていながら、優勝戦の手前で涙を呑んだ東海地区選。こちらもリベンジ走に注目しましょう。

2007_0220__003  本日の一番乗りは、地元の重野哲之。地元の若手が真っ先に競艇場入りというのは、どの節でも変わらぬ法則であります。その次に現われたのが、平成18年の最優秀新人、峰竜太! 唐津周年、新鋭王座、そして今回と(ついでに一昨日の優秀選手表彰)、すっかりおなじみの顔になりましたな。いつでもどこでも元気一杯、本当に気持ちのいい若者であります。その峰を送ってきたのが、地元の木村沙友希。95期の同期生であります。うむー、沙友希ちゃん、かわいいっ!……てなことはともかく、「ありがとっ!」と爽やかに声をかけて競技棟に入っていく峰は、ますます逞しさを増しているように見えました。
2007_0220__015  同期といえば、福田雅一を送ってきたのは、野中文恵さん。69期の同期生であります。野中さんには開口一番「これはこれは、ガラの悪い人」と言われた私ですが、福田選手はしっかり挨拶してくれましたよ。思えば、福田とこうして取材で出会うのは初めて。私、けっこう舟券の相性がいいんですよ。ピットでの彼がどんな表情を見せてくれるのか、楽しみにしたいと思う次第であります。

2007_0220__050  ほとんどの選手は、自家用車やタクシーで競技棟の入口まで乗り付けるのですが、通用門のほうからスタスタと歩いてきたのが、辻栄蔵&山口剛の広島勢。ファンの方たちが入り待ちをする通用門から競技棟までは、そうですねえ、3~400mくらいあるのですが、二人はおそらく通用門で降りて、その場でファンの方々と触れ合って、ここまで歩いてきたのでしょう。何はともあれ、まずはファンと交流を持とうとする姿勢には、頭が下がります。今年は尼崎周年を優勝し、中国地区選では優出2着、好調をキープしている辻は、実にゴキゲンな表情です。2007_0220__052 そして、広島支部の次代の大物、山口もGⅠへの気後れなどまるで感じさせない素振りで、堂々たる競艇場入り。いやあ、雰囲気のある若者っすね。たった二人の広島勢が旋風を巻き起こす可能性は、充分にあると見ましたぞ。

2007_0220__045  今年初めてお会いする、我らがミスター競艇、今村豊。丸亀での通算2000勝達成のセレモニーは、実に感動的でした。今年はぜひとも賞金王決定戦でその勇姿を見たいと思っている私ですが、そのためにも序盤戦をどう戦うかはけっこう重要なはず。ここ浜名湖は、初のSGタイトル(1984年笹川賞)を獲った思い出の水面。爽快なレースを期待したいものであります。
2007_0220__073  もう一人、艇王・植木通彦とも今年初遭遇であります。心なしか、SG時よりもリラックスしているように見えるのですが、気のせいでしょうか。にこやかな表情でこちらを一瞥すると、おはよーっすと優しい声で一言。いやはや、艇王に声をかけられると、思わず直立不動になってしまいますな。それにしても、まだ2月だというのに、今村&植木の超大物の揃い踏みを見れるとは、実に贅沢。なんだか幸せな気分に浸りつつ、記者席に戻ってきた私でありました。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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浜名湖です!

おはようございます。2週間ぶりに浜名湖に戻ってまいりました! 今回は、浜名湖ダイヤモンドカップ! 明日から26日まで開催のGⅠであります。今回も、今日の前検から最終日まで、現地より取材・更新してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。あ、出場予定だった別府昌樹選手が欠場となり、柴田光選手が追加斡旋となりました。

Cimg2447 現在の浜名湖は薄曇。水面では、地元の若手選手が操縦訓練に励んでおりますよ。早く地元GⅠに出場できるよう、頑張ってくださいね! もちろん、我々も取材に更新に頑張ります! それでは、今節もどうぞよろしくお願いいたします。


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